【ママが全力でおすすめ】妊婦さんに読んでほしい本!妊娠ガイドからパパ向けまで
妊娠したら、胎児の成長や妊娠中のトラブルについて詳しく解説したガイド本が一冊あると安心です。妊娠・出産の体験を綴ったエッセイも「あるある!」と共感できて、ナーバスな気持ちが和らぎます。ここでは、妊婦さんにおすすめしたい本を厳選。先輩ママが読んで良かったと太鼓判を押す16冊です。
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目次
ママが妊娠中に読んで良かった本を紹介!
妊娠中の約10ヶ月は「わからない」の連続です。つらいつわりの対処法、妊娠中におすすめのレシピ、生まれてくる赤ちゃんのお世話の方法など、妊婦さんは知りたいことだらけではないでしょうか。また、出産や子育てに対する不安でいっぱいの人もいるでしょう。
そんな妊娠中の疑問や不安を解消したいときには、本の力を借りてみませんか。同じように悩んだ先輩ママたちが読んだ本の中から、本当におすすめしたいものだけを厳選。テーマ別にママの感想付きで紹介します。
仕事をやめて暇を持て余しているという妊婦さんは、先輩ママたちがイチオシの小説や絵本もチェックしてみてくださいね。
まずはこれ!妊娠・出産がまるわかりのガイド本
特に初めての妊娠の場合、妊娠・出産に関する基礎知識が詰まったガイド本をまずは一冊手に入れたいですね。妊娠中はどんな点に気をつければ良いのか、赤ちゃんはどういう風に成長していくのかといった疑問に丁寧に答えてくれて重宝します。
病院では聞けない最新情報まで全カバー! 妊娠・出産がぜんぶわかる本
出版社:KADOKAWA
著者/編集:重見 大介(著)
発売日:2023年7月
女性の身体にとって大きなイベントである「妊娠・出産」はもちろんのこと、閉経までの女性の身体について、最新の研究をもとにまとめたガイド本です。産後の心身のケアや自分の体をいたわることの大切さについて改めて気づかせてくれますよ。
はじめての妊娠・出産安心マタニティブック
出版社:永岡書店
著者:A.Christine Harris,竹内正人
アメリカで大ベストセラーの妊娠・出産ガイドの日本版です。この本の最大の特長は、月や週単位ではなく「日単位」で胎児の成長と母体の変化を解説していること。自由に書き込めるメモ欄もあり、赤ちゃんがどのように育っているか毎日確認しながら、自分の気持ちや体調を記録していけます。栄養などに関するアドバイスも充実していますよ。
目には見えない赤ちゃんの様子がよくわかり、つわりでつらい時期も安心できました。赤ちゃんの成長を夫婦で楽しみたかったので、夫にも読んでもらっていました。この本のおかげで、私の体調を気遣ってくれるようになりましたよ。
マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK
出版社:西東社
著者:成瀬瞳
発売日:2018年3月
妊娠が判明してから産後までの知っておきたいこと、やるべきことなどをユーモアたっぷりのマンガで紹介しています。つわりなどで活字を読むのがつらい妊婦さんでも、マンガなら楽しみながら読めそうですね。
妊婦生活の「あるある」に共感&笑える本
妊娠中は今までに未経験の変化が心身に起こり、驚いたり戸惑ったりすることばかりです。妊婦の日常を丹念に描写したエッセイを読むと、「わかる!」「あるある!」と共感し、ひとりで抱え込んでいた不安が和らぐかもしれません。ユーモアな視点から妊婦生活を見つめた作品なら、思わず笑えて元気も出ますよ。
そういうふうにできている
出版社:新潮社
著者:さくらももこ
「ちびまる子ちゃん」で有名な故・さくらももこさんの、妊娠判明から命名までをまとめたエッセイです。さくらももこさんならではの面白おかしい文章で、テンポよく読めますよ。自分は人見知りだから生まれてきた我が子のことも「急に愛せるわけがない」と記すなど、赤裸々な語り口で読者をぐいぐい惹き込んでいきます。
世の中を斜め上からみる独特のセンスに「なるほどね」と笑わせられ、良いストレス発散になりました。陣痛が怖くて仕方なかったのですが、「さくらももこ先生はこう感じたらしいけれど、自分ならどう感じるかな」と想像すると少し気が紛れました。
きみは赤ちゃん
出版社:文藝春秋
著者:川上未映子
芥川賞作家の川上未映子さんが、類まれな観察眼で自身の妊娠・出産をとことん見つめて、自然体な文章で綴っています。さすが小説家とあって、心の動きの描写がとても細やか。産後クライシスの鬱々とした感情も、その先にある信じられないくらいの幸福感も瑞々しく語っており、読者の笑いと涙を誘います。
川上さんがかつて小説内で、出産した女性の乳房を「靴下がぶら下がっている」ようだと表現したのですが、実際に川上さんが授乳を終えると靴下どころか「打ちひしがれたナン」だったそうです。このエピソードと語り口が面白すぎて、今でもときどき思い出しては笑っています。自分の気持ちを代弁してくれた大切な本です。
妊娠中の食事をサポート!栄養満点&お手軽なレシピ本
妊婦さんは体重管理に気を配りながら、栄養バランスの良い食生活を送る必要がありますが、具体的に何をどれくらい食べれば良いのか悩みますね。毎日献立を考えるのもひと苦労です。母子の健康をサポートする料理が手軽に作れるレシピ本を紹介します。
時期別・症状別に引ける!妊娠中のおいしい食事&栄養
出版社:ナツメ社
著者/編集:杉本充弘(監修), 新谷友里江(著)
発売日:2022年5月
妊娠初期~後期、そして産後にかけて、その時期に必要な栄養とレシピを盛りだくさんで紹介するレシピ本です。忙しい妊婦さん、体調に波がある妊婦さんにおすすめの時短レシピやつくりおきレシピも掲載されています。妊娠糖尿病予防や体重コントロールにも役立ちます。
妊娠・出産の不安やストレスを軽くしてくれる本
妊娠中は、お腹の中の小さな命を守るプレッシャーに押しつぶされそうになったり、自分にしっかりと子育てができるのかと怖くなったりすることもあるでしょう。そんなときは、妊婦さんの不安やストレスを軽くして、ママになる心の準備を助けてくれる本を手に取ってみましょう。
大丈夫やで ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし
出版社:産業編集センター
著者:坂本フジエ
日本最高齢の現役助産師で、4,000人近い赤ちゃんを取り上げてきた坂本フジエさんが、妊娠やお産に対する緊張を解きほぐしてくれる本。経験に裏打ちされたアドバイスはきびしくも温かく、頭でっかちにならず「気楽にやる」大切さに気付かされます。
シンプルだけど力強い言葉が胸に響き、とても安心できました。肩の力が抜けて、早く赤ちゃんに会いたくなったのを覚えています。産後の不安定な時期もこの本のおかげで乗り切れました。
れもん、うむもん! ―そして、ママになる―
出版社:新潮社
著者:はるな檸檬
「れもん、うむもん!」は、漫画家である作者が待望の赤ちゃんを授かったものの、ちっとも幸せを感じられずに苦しかったという日々を包み隠さずに描いたコミックエッセイです。作者の率直な言葉には「人に打ち明けられないような思いも否定しないでいいよ」と勇気づけるような不思議な力がありますよ。
妊娠中は「私に子育てができるのだろうか」と不安でたまりませんでした。世間の「妊婦さんは幸せいっぱい」というイメージと自分がかけ離れているようでつらかったのですが、この本のおかげで「私は孤独じゃないんだ」と思えて、とても救われました。
子育ての予習に読んでおきたい本
無事に出産を終えると、息つく暇もなく育児がスタートします。特に初産のママは新生児のお世話のコツがわからず、戸惑う場面が多いかもしれません。時間に余裕のある妊娠中に、子育ての予習をしておくと良いでしょう。
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
出版社:かんき出版
著者:清水悦子
産後、授乳や沐浴の指導は入院中に受けられますが、赤ちゃんの寝かしつけの方法は教えてもらう機会がほとんどありません。赤ちゃんがなかなか寝てくれずに困りはてるママも多いようです。
この本では、赤ちゃんの月齢別に安定した睡眠リズムを作る方法が解説されており、実践したママからは「夜中起きる回数が減った」といった声があがっています。本著の内容をマンガ化した書籍も販売されています。
生後2ヶ月頃、昼夜問わず赤ちゃんが泣き止まず、私自身がノイローゼに。わらにもすがる思いでこの本を読み、できることから始めたら睡眠時間が少しずつ改善しました。産後は本を読む暇もなくなるので、妊娠中に読んでおくことをおすすめします。
プレゼントにも!妊娠中に読んで良かった小説・絵本
産休に入って時間がたっぷりあるという妊婦さんには、時間を忘れて夢中で読める小説や、繰り返し何度も読みたくなる絵本も良いですね。プレゼントにもおすすめな作品を紹介します。
月の砂漠をさばさばと
出版社:新潮社
著者:北村薫
少女と作家の母親が送るやさしくも切ない日々を丁寧に紡いだ12の物語。親子のなにげない日常会話が心に染み、今ある幸せを大切にしたいという気持ちが生まれますよ。穏やかな気持ちになれるので、妊娠中にも安心して読めます。
芸人の又吉直樹さんがおすすめしていたのを知り、読んでみました。主人公の親子が対等でまるで「チーム」のようで、私もこんな親子関係を築きたいなと思いました。
博士の愛した数式
出版社:新潮社
著者:小川洋子
家政婦として働く主人公の女性が、事故で記憶力を失った老数学者の家に派遣されたところからストーリーは展開します。数学者とうまくコミュニケーションがとれない「私」ですが、「私」の10歳の息子と数学者が出会うことで、3人のあいだに温かい交流が生まれます。
80分しか記憶がもたない博士が主人公の息子に注ぐ深い愛情に感動しました。澄んだ泉のように静謐な小説で、読み終わってからもしばらく余韻に浸りました。
どんなにきみがすきだかあててごらん
出版社:評論社
著者:サム マクブラットニィ
デカウサギとチビウサギが、お互いにどれだけ相手のことが好きか伝え合おうとする物語です。お話はとてもシンプルですが、ウサギたちのやさしさ溢れるやりとりに心が温まりますよ。
胎教にも良いかなと思い、声に出しながら読んでいました。デカウサギのように生まれてくる赤ちゃんにたくさんの愛を与えたいと思ったのを覚えています。産後は子どもと一緒に読んでいますが、その時間も幸せです。
これを読めばイクメンに!?男性向けの本
女性は妊娠中、身体が刻々と変化していくので「ママになる」という実感が湧きやすいですが、男性は妊娠・出産について意識的に知ろうとしなければ「パパになる」ことがリアルに感じられないかもしれません。子育てを自分事化してもらうために男性に読んでほしい本を厳選しました。
嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本
出版社:講談社
著者:荻田和秀
産科医療がテーマの人気マンガ「コウノドリ」の主人公のモデルになった産婦人科医による、男性のための妊娠・出産ガイドです。妊娠中の妻にどう接したら良いかわからないという夫に対し、妊娠・出産とは何か、妻はどんな不安を抱えているかということを軽妙な関西弁で教えてくれます。
語り口が軽快で説教くさくないので、夫も一気に読めたようです。妻に家事や子育てを任せっきりでは愛想をつかされるよというメッセージを本から受け取ったようで、率先してやってくれるようになりました。
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
出版社:1万年堂出版
著者:明橋大二
パパが子育てをするうえで大切にしたいポイントをマンガを交えながら紹介する本です。「解決策より、『そうだね』の共感の言葉が大切」など、ママの気持ちを理解するためのヒントが詰まっています。「妻を支えなければ」と気付かされたという口コミが多数寄せられていますよ。
パパにとってすぐに実践できるようなアドバイスが多かったようです。なかなか行動は変わりませんが、私に感謝の気持ちを頻繁に伝えてくれるようになったので、本の効果があったのかなと思います。
子育ての悩み解消に役立つ本も探してみて
出産後は子育てで慌ただしくなるため、なかなか読書の時間がとれないものです。自分だけの時間を過ごしやすい妊娠中に、好きなテーマの本をじっくり読むのも良いかもしれませんね。
いざ子育てが始まって大きな壁にぶつかったら、プロの知恵や先輩ママのエピソードが詰まった本が味方になってくれるでしょう。育児中でもすらすらと読みやすく、ママの悩みを一緒に解決してくれる本がたくさんあるので、自分にぴったりな一冊を探してみてくださいね。
※この記事は2024年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。