【編集部厳選】出産レポ漫画8選!リアルな体験談で陣痛や帝王切開、無痛分娩を予習しよう!
出産レポをまとめたマンガは、リアルな体験談を教えてくれます。陣痛の始まりやピーク、無痛分娩や帝王切開の体験記など、病院サイトや書籍などではあまり触れられていない内容についても経験者の生の声を知ることができますよ。気晴らしや予習にぴったりの出産レポ漫画を8作品紹介します。分娩への不安を少しでも払しょくしていきましょう。
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目次
出産が不安…出産レポートマンガで予習しよう!
ネットやSNSで情報があふれているのに、出産の話には「絶対的な情報」というものがありません。どれだけ考えても、体験しない限りは出産は未知の世界のまま。検索すればするほどネガティブな情報にばかり目がいって、不安がどんどんふくらんでしまうという声も聞かれます。
出産の体験談を知りたくても、文字ばかりで情報を追っていると妄想ばかりふくらんでしまうんです。なかには「閲覧注意」と書かれた記事もあって…。妊娠や出産の話が苦手な人もいるからそういう注意書きがあるとはわかっていても、それほど大変なのかと気がめいります。
たしかに、軽い口調で描かれた体験談とはいえ、文章のみでまとめられていると、ネガティブに受け止めてしまうこともありますね。そんなときは、出産をマンガでまとめた出産レポがおすすめです。
マンガで描かれていると、陣痛の波が迫ってくる様子もどこかコミカルですね。これなら、なんとか乗り越えられそうな気がします。会陰切開や帝王切開の痛みも気になりますが、マンガでは登場人物の気力が垣間見えて励まされます。
マンガの良いところは、出てくるキャラクターがお産の現場のリアルさをやわらげてくれるところです。それでいて、絵と文字で情報が伝わってくるので、イメージしやすいというメリットもあるのです。お産が不安だと感じたら、マンガで描かれた出産レポで、イメージトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。ままのて編集部のママがおすすめする以下の8のマンガをご紹介します。
タイトル |
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妄想育児 |
子育てしながら漫画ブログ |
脅える?子育て日記 |
むすメモ |
腐女医が行く!!~外科医でママで、こっそりオタク~ |
よーさんとわたしと |
SEパパの子育てブログ |
ぱんをたずねて2000里ちょい |
初産・会陰切開・痔など気になるテーマがたくさん!
妄想育児
普段のブログには長男りゅうくんと次男とらくんの育児の記録がまとめられていますが、それとは別のカテゴリーで1人目出産レポ、2人目出産レポ、育児ノイローゼの記事がまとめられています。前駆陣痛での自費入院、会陰切開やいぼ痔エピソードなど作者のゆきさんのせきららな体験談に、きれいごとではない出産のリアルを感じられますよ。
出産時の心の叫び、育児ノイローゼになったときの葛藤は胸に響くものばかり。ゆきさんのセリフが自分の気持ちを代弁してくれるようで、整理できない気持ちのモヤモヤがスッキリした気がします。出産や育児のつらさが夫になかなか伝わらずモヤモヤしてしまったときは、そっとこのマンガを夫に差し出すと良いかもしれません。
思わず爆笑の超スピード出産体験記!産後ダイエットも描く
子育てしながら漫画ブログ
出産レポは全6回とボリュームが少なめですが、その分、内容は濃いです。立ち合い出産のために駆けつけた夫の登場シーンや、突然の破水で1時間もかからずお産が進んだ話では、あまり聞かないような貴重な体験が描かれています。産後ダイエットも、母乳育児で体重が減りすぎて強制終了となるなど波乱万丈ですが、決して負けない作者の姿に励まされます。
「こんなこともあるよ」という作者の伝えたい気持ちが、出産レポ、産後レポ、子持ち就活レポなどに詰まっています。マンガを読んで感じることは千差万別ですが、なにか行動を起こしたくなるようなパワーがもらえますよ。
二人目、三人目の陣痛の違いにも注目のマンガ
脅える?子育て日記
三人の男の子を育てる作者の出産は、3回ともおしるしから始まっています。しかし、おしるしがあるタイミングも、おしるしの後の進行も同じにはなりません。きょうだいの出産を控えた人は、前回のお産を参考にしつつも、自分の現在の身体の状況をよく理解することが大切なのだと気付かせてくれますよ。
前駆陣痛だと思っていたものが本陣痛だったり、おしるしがあってからすぐ出産になるかと思えばそうでもなかったりと、予想外の出来事に作者が驚くシーンがたびたび登場します。経産婦でもなにが起こるのかわからないのが出産なのだと、改めて認識させられますよ。
陣痛「あるある」をユーモアたっぷりに表現!ゆるキャラにくすり
むすメモ
前後編で完結する出産レポと、作者いちおしの「出産の入院準備と陣痛のりきりアイテム」が役立つ子育てブログです。なぜか作者自身は一頭身のゆるキャラで描かれており、肩ひじ張らずに読み進められますよ。陣痛中に「赤ちゃんではなく陣痛の神がおりてきた」など、細かなボケが笑いを誘います。
朝の6時に始まった生理のときのような痛みから、夜の8時過ぎに分娩台に上るまでのお産の進行が一気に読める分量でまとまっています。トータルで見ると14時間以上かかっているお産も、ずっとMAXの痛みが続くわけではありません。陣痛の波が最大になるまでの過ごし方のイメージトレーニングになりますよ。
外科医の妊婦が帝王切開を冷静レポート!
腐女医が行く!!~外科医でママで、こっそりオタク~
「腐女医が行く!!」は、オタクで現役の外科医が描く出産レポです。一人目は経腟分娩、二人目、三人目は帝王切開で出産した体験が描かれています。ふつうは慌ててしまいそうな状況も、冷静に分析し解説してくれるのはさすが女医といったところ。ママ目線、医師目線、オタク目線がいきて、ママが疑問に思いそうなことが楽しく解説されています。
どのエピソードも読者の気持ちに寄り添うように描かれているのが印象的です。帝王切開レポにある、絶食の理由、麻酔の際に背中を丸める理由、術後に歩く理由はどれも説得力があります。手術中の気になるできごとも、その理由が一つひとつていねいに描かれているので、このマンガで予習すれば落ち着いてお産に臨めそうです。書籍は子育て話がメインですが、不育症について触れられています。
無痛分娩のリアルがわかる!
よーさんと私と
出産の選択肢として関心が高い「無痛分娩」について描かれた「よーさんと私と」は、病院を選んだ経緯、金額、無痛分娩のポイントがマンガだけでなくエッセイでもまとめられていて情報が満載です。無痛分娩がどのように進行するのかはもちろん、麻酔の効果や副作用、麻酔投与時の注意点など知りたい情報が詰まっています。
名前は知っていても、実際に体験談を聞く機会が少ない無痛分娩。出産レポを読んで概要がしっかり把握できました。6cmまで子宮口が開いているのに、痛みを感じない麻酔の効果に驚きつつ、必ずしもそれが一般的ではないことも教えてくれます。破水から出産にかけてはリンクがはずされていますが、それでも読んで損はない内容です(2018/8/20現在)。
パパが描く出産準備記事も必見!
SEパパの子育てブログ
ママがマンガで描く出産レポと、パパが写真付きでまとめた出産準備エッセイが読めるブログです。マンガ自体はコマ数が少なめでサクサク読み進められます。鉗子分娩の体験談やバースプランの事例が参考になりますよ。パパがまとめた出産準備エッセイには、ママがパパにやってほしいことがまとめられていて、ぜひとも夫婦で見てほしい記事です。
パパとママがふたりで投稿する夫婦ブログで、ふんわりとしたやさしい空気感がただよっています。マンガはママ担当。出産レポの1話から5話まで、後光がさした妊婦イラストが共通で登場します。なんでも、ママは陣痛の痛みで悟りを開き、パパは長時間におよぶ立ち合い出産を経て灰のようになってしまったのだそう。出産の境地が垣間見れる、コミカルさが笑えます。
ふくろうキャラのママが贈る情報たっぷりの出産レポ
ぱんをたずねて2000里ちょい
ドイツでの出産レポは、20話まで続く長編です。前駆陣痛やおりもの様子、破水の感覚などが詳しく描かれています。なかなか赤ちゃんが下りてこず、無痛分娩を経て帝王切開に切り替わりますが、作者自身がふくろうのキャラクターで描かれているため、深刻さを感じさせない展開です。出産の流れを全体的に把握できるので、予習にぴったりですよ。
陣痛ティーや分娩用のバスタブ、帝王切開後3日での退院など、要所要所にドイツと日本のお産の違いがみられて、海外レポとしても楽しめます。そしてなにより、夫がママにかける言葉の数々が思いやりにあふれていて、胸がキュンとします。ぜひとも口ベタといわれる日本のパパたちに参考にしてもらいたい内容です。
出産レポでなにが起こるかわからない不安を拭い去ろう!
これから先にどうなるかわからないことは、不安が生まれる一因となります。先輩ママの出産レポを読めば、わからないことが明瞭になったり、知らない情報に触れることができたりと、不安が払しょくできるかもしれません。
どんな体験談でも共通しているのは、不安だと思っていることや恥ずかしいと思っていることは、誰もが共通で感じているということです。それだけでも、少し気持ちが軽くなる気がしますね。自分ひとりでは気持ちが落ち込んでしまいそうなときは、夫、家族、助産師さん、先生に相談してみてくださいね。