妊婦の靴選びのポイントとおすすめ靴!お呼ばれにも使えるブランド靴やヒールなしの普段靴も
妊婦さんには、転倒防止のためにヒールの低い靴やフラットシューズがおすすめです。足のむくみで靴がきついように感じる妊婦さんも多いので、疲れにくい靴も何足か用意しておくと良いかもしれません。結婚式などのお呼ばれにも使えるおしゃれな靴や、普段使いできるおすすめ靴ブランドを紹介します。
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目次
靴のサイズが変わった?靴がきつい妊婦さんは多い
靴のサイズが変わったように感じる妊婦さんは少なくありません。妊娠前まで愛用していた靴が履けない、または毎日夕方ごろになると靴がきついように感じることが多くなったという妊婦さんもいるでしょう。
いつごろから靴のサイズが変わったように感じる?
妊娠中に靴がきついと感じるようになる時期には、個人差があります。むくみによって靴に足が入らないようになってしまうケースは、妊娠中期から妊娠後期の妊婦さんに多いです。臨月になると、履ける靴が限定されてしまう妊婦さんもいるようです。妊娠前の足のむくみ状況によっては、妊娠初期から靴がきついと感じる妊婦さんもいます。
靴のサイズが変わったように感じる原因は?
妊娠中は血液量が増え、むくみやすくなります。足のむくみで靴がきついと感じる妊婦さんは少なくありません。朝は靴がすんなり履けるのに夕方以降になると靴がきついという場合には、妊娠中のむくみが原因である可能性が高いでしょう。
滑り止め・ヒール・紐、妊婦さんの靴の選び方は?
妊婦さんが靴を選ぶ際には、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。
転びにくい靴
妊娠中は、貧血やめまいなどで急に身体のバランスを崩す可能性があります。安全面を考慮し、妊娠中は転びにくい靴を選びましょう。なかでもバランスを崩しやすい靴が、ハイヒールです。妊婦さんはお腹が大きくなるにつれて足元が見えにくくなるため、バランスを崩しやすいハイヒールは控えたほうが安全ですよ。
お腹が大きくなる前でも、安定感がある靴を選びましょう。ヒールがある靴を履きたい場合には、ピンヒールなどの細いヒールは避け、ヒール部分が太くて安定しているウェッジソールパンプスなどを選ぶと良いでしょう。ただし安全のために、どうしても必要なときを除いてはできるだけローヒール、もしくは足底のしっかりとしたヒールなしの靴を選んでくださいね。
滑りにくい靴
妊婦さんが靴を選ぶ際には、靴裏にも注目しましょう。ぺたんこ靴と呼ばれるヒールのない靴でも、靴裏がツルツルと滑りやすいものは注意が必要です。歩くときにすべらないように注意するだけでなく、なるべく滑りにくい靴底の靴を選ぶと安全性が高まりますよ。滑り止めスプレーや滑り止めクッションなどのグッズを活用するのも良いでしょう。
疲れを感じにくい靴
体重の増加や足のむくみなどで、足が疲れやすくなる妊婦さんもいます。クッション性の高いスニーカーなど疲れを感じにくい靴も、妊婦さんにはおすすめです。足がむくみやすくなる妊娠中期から後期を迎える前に、疲れにくく履きやすい靴を見つけておくと安心ですね。
脱ぎ履きしやすい靴
妊婦さんは、お腹が大きくなるにつれてしゃがむのがつらくなります。また妊婦健診では、内診や体重測定などで靴を脱ぐことも多いです。産後は赤ちゃんを抱っこしたまま、靴を履くことが多くなります。このため妊娠中から産後にかけては、脱ぎ履きしやすい靴が便利です。
紐のある靴よりも、ボタンやワンタッチテープなどで留められる靴のほうがおすすめです。スリッポンなどの紐やストラップのない靴も良いですね。
妊娠中の結婚式や入園式に使えるおすすめフォーマル靴
友人の結婚式といった冠婚葬祭や入園式などの行事の際には、ヒールがある靴を履いていったほうが良いかと悩む妊婦さんは多いようです。フォーマルな場面では3cm以上のヒールを履く人が多いですが、妊婦さんや足を痛めている人が無理することはありません。妊娠中は安全を優先したほうが良いでしょう。
ローヒールもしくはフラットシューズでも華やかな色やデザインのものを選べば、フォーマルなドレスやスーツでもコーディネートしやすくなります。楽天市場やAmazonなどの通販サイトを利用すれば、好みの色や価格帯の商品の中から探すことができるので便利ですよ。
Diary of love シルバーフラットシューズ
結婚式におすすめのフラットシューズです。ヒールなしの靴はカジュアルな印象になりやすいですが、華やかなラインストーンのデザインで結婚式のお呼ばれにもぴったりな靴に仕上がっています。ドレスとコーディネートしやすい爽やかなシルバーカラーが素敵ですね。
フラット バックリボン パンプス
可愛らしいコロンとしたラウンドトゥのフォルムが印象的なセレモニーパンプスです。2018年6月現在、22cmから26cmと幅広いサイズ展開をしているので、サイズ探しに苦労している妊婦さんにもおすすめですよ。
豊富なカラーバリエーションがあり、色によって素材がサテン・レース・エナメルと異なります。1cmヒールなので、妊婦さんも安心して履くことができますよ。
バニティービューティー ヒール
きちんとした印象のポインテッドトゥに華やかなラインストーンのキューブモチーフが目をひく靴です。淡いピンクは結婚式のお呼ばれに活躍しそうですね。清楚なライトグレーとシックなブラックは、入園式や卒園式といった行事でも活用できるでしょう。
1.5cmのヒール部分にはメタルパーツがはめこまれているので、後ろ姿もおしゃれです。
リボンスエードフラットパンプス
フォーマルな場所にも合うスエード地にゴールドの金具デザインが印象的なフラットシューズです。1.5cmのローヒールですが、大人っぽいデザインでカジュアルすぎないのが良いですね。履き口が広いので、脱いだり履いたりするのも楽でしょう。
妊婦さんが仕事でも使えるおすすめ靴
立ち仕事の接客業や営業に従事している人など、仕事の関係でスニーカーやスリッポンが履けない妊婦さんもいますよね。ヒールなしでもきちんと見えるデザインや色を選べば、会社に行くときの服装にも合わせやすいでしょう。ただし転倒防止のためにも、できる限り妊娠中はローヒールもしくはフラットシューズを履きたいことを職場に相談したほうが良いでしょう。
オフィス用であればカッターシューズやオペラシューズ、バレエシューズなどの靴がおすすめです。普段は楽な靴を履き、来客時など一時的にのみ履き替えられるようにしておくのも良いでしょう。きちんとしたデザインの折りたたみができるフラットシューズが便利ですよ。
カラフル12カラー サブリナ
シンプルなデザインながら豊富なカラーバリエーションが特徴のローファーです。黒やブラウンなどの定番の色を選べば、オフィスにもぴったりですね。
秋冬にぴったりのマスタード色や春に活躍しそうなミントグリーン色などを選べば、オフの日にも大活躍しそうです。シンプルなデザインのため、スーツやジャケットなどのオフィススタイルにも合わせやすいですね。
ポケッタブルシューズ
急な来客などの際に活躍しそうな折りたたみのフラットシューズです。落ち着いたデザインの靴を選んで会社に一足常備しておくと安心ですね。デザインやカラーバリエーションが多く値段も比較的安価なので、何足か購入してローテーションを楽しむこともできそうです。
ビットモチーフ アーモンドトゥ ローヒール パンプス
メンズライクなポインテッドトゥが職場にもぴったりな靴です。エナメルがベースになっているので、シンプルなデザインでもおしゃれを感じさせます。ゴールドのビットモチーフが華やかさをプラスしてくれていて良いですね。2.5cmのローヒールのため、比較的転びにくい靴といえるでしょう。
リーガル カッターシューズ ポインテッドトゥ
カラーバリエーションが豊富なモカシンローファーです。珍しい赤やネイビーなどの華やかな色でも、ローファーデザインであればフォーマルな印象になりますね。ローファーはかたい靴であるイメージが強い妊婦さんもいるかもしれませんが、この商品は歩きやすいソールになっています。ゴールドの金具がアクセントになり、シンプルながらもおしゃれです。
スリッポンやフラットシューズ、妊婦さんが普段使いできる靴
妊婦さんが普段使うなら、脱いだり履いたりするのが楽な靴がおすすめです。フラットシューズなら靴紐を毎回結ぶ必要がなく、赤ちゃんを抱っこしながら靴を履かなければいけない産後にも活躍しますよ。
妊婦さんの普段使い用の靴では、洋服とのコーディネートに悩むことが多いかもしれません。スリッポンやフラットシューズはカジュアルな印象のものが多いですが、素材やデザインによっては落ち着いた印象でスカートやワンピースに合う靴もありますよ。
バタフライツイスト 持ち運びに便利な折り畳み型コンパクト携帯シューズ
折りたためるポケッタブルシューズで話題のBUTTERFLY TWISTS(バタフライツイスト)のバレエシューズです。コンパクトに折りたためるので、通勤時などの履き替え用や入院用、旅行用に便利です。足が疲れにくい設計になっているので、ウォーキングにもぴったりですね。豊富なデザインとカラーで、普段使いできるかわいい靴から職場で使えるフォーマルデザインの靴まであります。
トムズ シューズ ストライプ ロープソール
TOMS(トムズ)の靴は、客が靴を一足買うごとに靴が買えない子どもたちに靴が一足プレゼントされるという活動で有名なブランドです。慈善活動だけでなく、どんな洋服にも合わせやすいシンプルなデザインも人気です。ストライプロープソールは、ナチュラルな色合いが落ち着いた印象を与えます。
ミネトンカ モカシン レディース
モカシンで有名な人気メーカーMINNETONKA(ミネトンカ)のモカシンです。珍しいパステルカラーのモカシンなので、可愛らしさを残しつつもカジュアルすぎない靴になっています。スエード素材ですが、季節を問わないカラー展開なのが嬉しいですね。
クロックス アット ワーク
クロックスといえばサンダルをイメージする人が多いかもしれませんが、フラットシューズも豊富に扱っているブランドです。サンダル同様に足に馴染んで履きやすいですよ。クロックスアットワークは、飲食店などで働く人向けに作られた靴です。滑りにくく疲れにくい構造になっているので、妊婦さんにもぴったりですね。
靴下が履けない?靴下の履き方に悩む妊婦さんも多い
靴下が履きにくくなったり靴紐が結びづらくなったりと、靴にまつわることで悩む妊婦さんは少なくありません。
靴下が履けない
お腹が大きくなってくるとしゃがみにくくなり、靴だけでなく靴下がなかなか履けないと悩む妊婦さんもいるようです。靴下をしゃがんで履くのがつらい妊婦さんには、低い椅子に座った状態で履く方法がおすすめです。また足を怪我した人などに便利な補助グッズもありますよ。
足が疲れやすくなった
妊娠してから足が疲れやすくなった妊婦さんには、妊娠中の足や腰の負担軽減について考慮された「マタニティインソール」がおすすめです。妊娠中はお腹が大きくなるにつれて姿勢が前のめりになり、腰に負担がかかることがあります。靴だけでカバーできない足の疲れには、専用のインソールを試してみるのも良いでしょう。
靴紐が結びにくい
お腹が大きくなった妊婦さんが、しゃがんで靴紐を結ぶのは大変です。可能な限り靴紐がないものを選んだほうが楽ですが、仕事で使うものが紐ありの靴である妊婦さんもいるでしょう。どうしても靴紐を結ぶ必要がある場合には、ゴムタイプの結ばずに履ける靴紐を活用すると便利ですよ。
夏や冬、時期によって特別な注意が必要なことも
季節や地域によっても、妊婦さんは注意しなければいけないことがあります。梅雨の時期には、滑りにくい靴を選んで履いたほうが安心です。夏に妊婦さんがサンダルを履く場合にも、転倒に注意が必要です。妊婦さんがサンダルを履くなら、脱げにくいタイプのサンダルを選びましょう。
また、雪が多い地域や雨が多い地域など天候に特徴がある地域に住む妊婦さんもいますよね。必要であれば、滑り止めスプレーや滑り止めソールなども活用すると良いかもしれませんね。
妊娠中の靴に関する体験談
妊娠するまでは、ずっと高めのピンヒールが大好きでした。妊娠中にヒールのない靴を履くことには抵抗があり、妊娠5ヶ月まではヒールを履いていたので、妊婦健診に行くたびにかかりつけの医師に注意されていました。
ヒールを諦めたのは「切迫早産になりかけている」と告げられたときでした。ヒールが原因で切迫になったとは限りませんが、母親としての自覚が少なかったと今では深く反省しています。
出産して1年以上経ちますが、今でもヒールは履いていません。たまに美容院へひとりで行く際に履きますが、とても疲れてしまいます。子育てが少し落ち着いたらヒールをまた履きこなしたいですが、それまでスニーカーとフラットシューズを存分に楽しもうと思います。
妊娠する前は、ハイカットのスニーカーを好んで履いていました。妊娠後期に入ってお腹が大きくなると靴紐を結ぶのが面倒になり、バレエシューズやスリッポンなどをメインに履くようになりました。産後に抱っこ紐をした状態のときにも活躍したので、妊娠中に何足か購入しておいて良かったです。
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妊婦さんが靴を選ぶなら産後のことも考えてみよう
妊婦さんの靴は、安全で履きやすいものが最適です。フラットシューズのデザインやカラーも豊富になってきているので、以前よりは好みの靴が見つけやすくなっているかもしれません。出産後には赤ちゃんを抱えた状態で靴を履くことが多くなるので、かんたんに履ける靴があると便利ですよ。安全面を考慮しながら、お気に入りの靴を見つけてみてくださいね。