エコー写真を手作りのアルバムに保存したい!作り方や表紙の書き方、素材について
エコー写真はアルバムに入れて大切に保存したいですね。アルバムを手作りすると、世界にひとつだけのオリジナルのエコー写真アルバムが完成しますよ。好きなテイストにまとめられるから、愛着もひとしおです。エコー写真の手作りアルバムにぴったりの、素材や表紙アイデア、作り方をご紹介します。フォトフレームや写真立てにも応用できますよ。
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目次
エコー写真のアルバムを手作りしてみよう
妊婦健診でもらえるエコー写真は、赤ちゃんがお腹の中にいたころの貴重な記録です。紛失や汚れを防ぎ、パパと妊娠経過を共有したり、後で見返したりするときのためにも、アルバムにまとめておきたいですね。
エコー写真をアルバムに保存するときは、撮影した日にちやママの気持ちをまとめておくと、妊娠中の思い出を色鮮やかに残せます。手作りのアルバムは、自分が残しておきたい内容を自分の好きなようにまとめられるのが魅力ですよ。
また、子どもが成長すると、ママのお腹の中にいたときのことを尋ねてくることがあります。エコー写真をアルバムにまとめておけば、お腹の中の様子を具体的に伝えることができますね。手作りアルバムで、ママの愛情も詰め込んでいきましょう。
エコーアルバムの作り方と表紙の書き方
1.テーマを決める
エコーアルバムは「妊娠の記録」「出生の記録」「1歳頃までの成長の記録」のどの部分を切り取るのかが、アルバムを手作りする際の大きなポイントとなります。エコーアルバムをどう使いたいのかイメージして、テーマを決めていきましょう。
「妊娠の記録」の場合、健診日、ママの気持ち、名前の候補、妊娠中のできごとなどを記入するスぺースを設けます。マタニティ期間に特化して、赤ちゃんとママの様子を残していきましょう。
「出生の記録」では、数枚のエコー写真と出生時の写真や命名書、足形などを入れます。家族の集合写真やマタニティフォトを入れるのも良いかもしれません。保存するエコー写真は、初めて胎嚢が見えた日や性別が判明した日など、特別なエコー写真を入れてみましょう。
「成長の記録」は妊娠中~1歳頃までの記念日を保存するアルバムです。1歳以降も成長の記録を残していくことを考えて、シリーズ化できる作り方をすると良いでしょう。
2.アルバムを選ぶ
アルバムには、透明なフィルムと台紙のあいだに写真を挟む「フリー台紙タイプ」、写真を入れる袋が付いた「ポケットアルバム」、写真やデコレーションパーツを自由に貼り付け、手描きで文字やイラストを描き込んでいく「クラフトタイプ」といった種類があります。
手軽なのは、写真を入れるだけで保存できるポケットアルバムです。エコー写真は、白地の部分をカットすればL版が入るポケットアルバムに収納可能です。カットせずに収納するなら、ポストカードサイズのアルバムが適しています。
フリー台紙タイプやクラフトタイプはデザインの自由度が高いという特徴があります。ページごとに作り込んでいきたいなら、こちらのタイプを選びましょう。最近では、100均でもフリー台紙やクラフトタイプのアルバムが販売されています。アルバムではなく、スケッチブック、自由帳、ノートでも代用が可能です。
3.デザインをイメージする
エコーアルバムをどのようなテイストで仕上げていきたいか、デザインのイメージをふくらませていきます。インターネットで手作りアルバムや、絵本、CDジャケット、スケジュール帳などの画像を検索して、デザインの参考にしてみましょう。
淡い色調のやさしいデザイン、鮮やかな色を散りばめた元気なデザイン、色調を抑えたおしゃれなデザイン、植物や動物の有機的なモチーフを組み合わせたデザインなど、デザインにもさまざまな方向性があります。飾り付けの素材を準備するうえで大きなポイントとなるので、こだわって決めていきたいですね。
デザインを考えるときは、表紙と写真ページでそれぞれのパターンを用意します。特に表紙はアルバムの顔となる部分です。ママの思いをギュッと詰め込んで、素敵に仕上げていきたいですね。
4.エコー写真を複製する
エコー写真は、感熱紙という素材にプリントされています。感熱紙は熱に弱く、時間の経過とともに劣化してしまうことがあります。
写真をきれいなまま保存したいなら、カメラで撮影してプリントアウトする方法がおすすめです。カメラで撮影する際は、スキャン機能のあるアプリを使うと、光の反射を抑えて写真をきれいに撮影できますよ。
こうして複製した写真を保存しておけば、子どもが大きくなっても色あせない記録を残すことができますね。
5.素材を集める
表紙や中面の素材をそろえます。エコー写真、中面に入れたいエコー写真以外の写真、イメージに合うようなデコレーションパーツ、アルバム本体を用意しましょう。
飾り付けにはマスキングテープ、シール、折り紙などの文具があると便利です。100均でもさまざまなアイテムが売られているので、デザインに合った素材を見つけてくださいね。
本格的なデコレーションパーツは、スクラップブッキングの売り場で手に入ります。手芸材料を扱っているクラフトショップでも、ビーズやフェルトのワッペンなど、飾り付けにぴったりのアイテムを扱っていますよ。
また、アルバムに残すことを意識して、産院や助産師さんの写真やマタニティフォトなどを妊娠期間中の思い出に撮りためておいてはいかがでしょうか。
6.表紙を作る
表紙にどのような素材を入れ込むか決めていきます。表紙のメイン素材としてよく使われるのが、赤ちゃんの写真、家族写真、ママやパパからのメッセージです。どういった素材をベースにするか決めたら、ベースになるものを中心にして全体のデザインを整えていきます。
写真をベースにしたいときは、写真が1枚なのか、複数枚なのかでレイアウトを考えます。選んだ写真は四角のまま使うのか、人物だけを切り出すのかで印象が大きく変わりますよ。
アルバムのタイトルを文字で入れるときは、ステンシル、スタンプ、シール、転写シートなどを活用するときれいにまとまります。ラベルシールを使い、パソコンから文字をプリントするのもお手軽です。
7.ページのレイアウトを決める
アルバムの中面を作るときも、表紙と同じように入れたい素材をピックアップします。素材が決まったら、全体の構図を考えます。まずは、メインのエコー写真の配置です。余白スペースを確認できたら、デコレーションパーツやメッセージスペースの配置を決めていきましょう。
写真の下に折り紙やデザインシートを敷いて台紙にしたいときは、レイアウトの時点で位置を調整します。ポケットアルバムでは、左ページにエコー写真、右ページにメッセージカードを配置すると見栄え良くデコレーションできますよ。
8.写真をデコレーションする
レイアウトが決まったら、のりやボンドで貼り付けていきます。写真はテープのりを使うと、よれずに貼り付けできます。写真のデコレーション方法はひとつではありません。集めた素材を組み合わせて、デコレーションを楽しんでくださいね。
手軽なのは、写真そのものにテープやシールを貼り付ける方法です。写真のふちをマスキングテープでぐるりと囲むと、写真が際立ちますよ。折り紙やデザインシートを台紙にしても、写真が引き立ちます。手でちぎったマスキングテープで、角を止めるだけでもアクセントになりおしゃれです。
マスキングテープは手でちぎるとニュアンスが出ます。細くちぎってライン状に使っても素敵ですよ。デコレーション素材は同系色のカラーでまとめると落ち着いた雰囲気に、反対色を使うとポップな雰囲気になります。
9.メッセージを書き込む
メッセージスペースにママのコメントを残しましょう。エコー写真を撮影した日付、胎児の大きさ、ママの腹囲や子宮底長を残すと記録が充実します。パパからのメッセージもあると、赤ちゃんが大きくなったときにうれしく感じるかもしれませんね。
100均は手作りエコーアルバムの材料の宝庫!
アルバム素材やクラフトノートが豊富
カメラやスクラップブッキングを楽しむ人が増えたからか、100均にはさまざまなタイプのアルバムがそろっています。表紙、台紙、綴じ糸がセットになったもの、台紙が増やせるリフィルタイプ、手作りアルバムにぴったりのクラフトノートなど、種類が豊富でどれにしようか迷ってしまうほどです。
写真を入れてフォトスタンドとしても使えるアイテムもあります。アイデア次第でいろいろな使い方が広がりそうですね。
華やかなペーパーアイテムを使おう
お菓子のラッピングで活躍するレースペーパーやギフトバッグ、テーブルコーディネートに欠かせないペーパーコースターは、写真を飾る台紙としても重宝します。ペーパーアイテムが1枚あるだけで、アルバムがぐっと華やかになりますよ。
キッチンアイテムのクッキングシート、ワックスペーパーもかわいいデザインのものが多く、アクセントになるアイテムです。
デコパージュペーパーや包装紙もチェック
100均では、テイストの違うデコパージュペーパーやラッピングペーパーもそろいます。手作り派が好むアイテムとあって、デザイン性にすぐれたものが多く、ぜひチェックしておきたいアイテムです。
100均で扱う折り紙も、ラッピング用紙かと思うほどのクオリティーの高いデザインです。薄手でやわらかい紙が多く、加工しやすいのもポイントです。
オールマイティーに使えるマスキングテープ
クラフトの定番ともいえるマスキングテープは、写真の貼り付け、デコレーション、下地作りとオールマイティーに活躍するアイテムです。選ぶポイントは柄のサイズや色使い。同じ柄で色違いやサイズ違いをそろえると、デザインがまとまりやすくなります。
また、マスキングテープは下地が透けて見えることから、色味を強く出したいときは重ね貼りをするか、全体が濃い色になっているテープを選ぶと良いでしょう。
ドット柄やストライプ柄の幾何学模様は使い勝手の良いデザインです。英字がプリントされているデザインなら、おしゃれに仕上げることができますよ。
写真をらくらく収納できるクリアポケット
L版以上のクリアポケットを用意すれば、ノート型のアルバムにも収納ポケットが作れます。ラミネートをするよりも手軽に、汚れから写真を守ってくれますよ。
メモスペースは付箋で対応
ノートやクラフト用紙にメッセージをそのまま描き込んでも良いのですが、付箋やメモ用紙を使うことでメッセージ欄がおしゃれになりますよ。書き損じても新しい用紙を使って書き直せる手軽さも魅力です。
デコレーションにはシールやフェルトワッペンを
文具、ラッピング、クラフトコーナーで扱われているシールは、サイズも素材もさまざまなものがそろっています。スマホケースなどのデザインに使えるシートタイプのシールは、そのまま貼り付けるだけでデザインが決まるので、センスに自信がない方でも手軽に手作りを楽しめますよ。
裁縫コーナーに置かれているフェルトのワッペン、スパンコールも装飾に取り入れたいアイテム。健診日や誕生日の記録には、数字やアルファベットのシールがおすすめです。
文字はステンシルやシールでかわいく
文字や数字は、ステンシルシートやシールを使うとおしゃれに描くことができます。小さな文字なら、スタンプが便利です。
100均のフォトシール用紙に、パソコンを使ってプリントするのも素敵です。好きなフォントでデザインでき、文字の大きさも調整できるので、どんなアルバムにも合わせられますよ。
手作りの写真立てやフォトフレームもかわいい
100均では木製、プラスチック製などのフォトフレームも手に入ります。貝殻や造花など立体的なモチーフを使ってデコレーションすると、エコー写真がおしゃれなインテリアになります。
インターネットで「イラスト、マタニティ、無料」と検索すると、お腹が大きいママのイラストやコウノトリのイラストがヒットします。ヒットした画像をプリントアウトし、お腹の部分を丸くくり抜いてから、エコー写真と組み合わせてみましょう。オリジナルのマタニティグッズの完成です。
先輩ママの手作りエコーアルバムは?
ここでは、先輩ママが実際に作った手作りエコーアルバムをご紹介します。
ご紹介するアルバムは、1ページに1枚エコー写真を貼り付け、ママの一言を添えています。ママの一言から、逆子になったり、予定日を過ぎたりと、いろいろなことがあったことがわかりますが、最後のページは無事に誕生した赤ちゃんの写真で締めくくられていて感動的です。
フリー台紙タイプのアルバムやデコレーションに使ったシールは、ロフトで購入しました。妊婦健診の回数+αくらいのページ数のアルバムを選びましたよ。
アルバムは妊婦健診でエコー写真を撮ってもらうごとにコツコツ作っていきました。アルバムを作りながら、赤ちゃんが少しずつ成長していくのが実感できてうれしかったですね。ただ、出産予定日を過ぎて健診が週2回になってからは毎回作らず、カットした写真もあります。結果的に最後のページが生まれた赤ちゃんの写真になりました。
アルバムのデザインは、インスタやピンタレストを見ながらイメージをふくらませました。スクラップブックの本を1冊持っているので、それを見返したりもしましたよ。
好きな素材で自分だけのエコーアルバムを作ろう
手作りアルバムの良いところは、自分で目次や内容が決められるところです。市販のアルバムでは「もう少しこうしたいな」という希望を叶えるのは難しいですが、手作りなら自由にカスタマイズできますよ。
母子手帳を入れるポケットを作っておいても良いですね。子どもが6歳を過ぎて母子手帳を使わなくなったとき、エコーアルバムと一緒にまとめておけば、とっておきのプレゼントになります。オリジナルの手作りエコーアルバムで、素敵な思い出を残してくださいね。