【月齢別】赤ちゃんの春・秋の服装は?部屋着はどうする?
「春」と「秋」は、夏や冬と比べて過ごしやすくおでかけしやすい季節ですよね。しかし、春や秋は寒暖差が激しく服装選びに悩みませんか。自分で体温調整ができない赤ちゃんが快適に過ごすためには、どのような服を選べば良いのでしょうか。赤ちゃんの月齢別に、春服や秋服の着せ方をご紹介します。
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目次
赤ちゃんの春・秋服の着せ方は?
春や秋は、暑い夏や寒い冬に比べると比較的過ごしやすい季節です。しかし、春や秋は寒暖差が大きいため大人でも服装選びに悩みますよね。
赤ちゃんの体温は、大人よりも平熱が高く汗っかきです。赤ちゃんが大人と同じ枚数の服を着ていると暑く、汗をかいて肌着が濡れて風邪をひいてしまう場合があります。そのため赤ちゃんの服の枚数は、大人よりも一枚少なくするのがひとつの目安です。
赤ちゃんの月齢によって、動きやすいベビー服のタイプが異なります。赤ちゃんの月齢を「生後1ヶ月~3ヶ月」「生後4ヶ月~生後8ヶ月」「生後9ヶ月~」の3つに分けて、用意したい服の枚数や服の着せ方をご紹介します。
基本的な服の着せ方は、肌着にアウターの組み合わせです。ここでは、室内のとき、おでかけ(外出時)のときの服の着せ方に分けてご紹介します。ただし、住んでいる地域や生活環境などによっても、赤ちゃんが快適に過ごせる服装が異なります。赤ちゃんに合わせて服を調節しましょう。
生後1~3ヶ月の赤ちゃんの春・秋服
生後1~3ヶ月の赤ちゃんは、1日の大半を寝て過ごすため「ねんね時期」とも呼ばれることがあります。この時期の赤ちゃんは、手や足を動かす程度で全身を動かすようなダイナミックな動きはありません。
また、この時期の赤ちゃんは頻繁におむつを交換するため、足の部分が簡単に開閉できるタイプのベビー服が便利ですよ。おすすめは、2WAYオールをスカートのようにしたドレスタイプで使用するとおむつ交換がらくに行えます。
生後1~3ヶ月の赤ちゃんの服のサイズは「50~60cm」程度で、靴下のサイズは「7~8cm」です。帽子のサイズは42~46cmが目安になります。生後1~3ヶ月の赤ちゃんに用意したい春服と秋服の目安枚数は、以下の通りです。
用意したい服の種類 | 目安枚数 |
---|---|
短肌着 | 5~6枚 |
長肌着 | 1枚~ |
コンビ肌着 | 4~5枚 |
2WAYオール | 2~3枚 |
カバーオール | 2~3枚 |
プレオール | 1~2枚 |
ベスト | 必要に応じて用意 |
カーディガン | 必要に応じて用意 |
帽子、靴下、レッグウォーマー | 必要に応じて用意 |
生後1ヶ月~生後3ヶ月の赤ちゃんの春服と秋服の着せ方は、以下の通りです。
室内での着せ方 | おでかけの着せ方 |
---|---|
短肌着+長肌着+2WAYオール(ドレスオール) | 短肌着+ドレスオール+靴下、帽子、おくるみ |
コンビ肌着+プレオール(+ベスト) | 短肌着+長肌着+ドレスオール+靴下、帽子、おくるみ |
前開きボディ+カバーオール(+ベスト) | コンビ肌着+プレオール+靴下、帽子、おくるみ |
短肌着+コンビ肌着+2WAYオール | 前開きボディ+カバーオール+靴下、ジャケット、帽子 |
生後4〜8ヶ月の赤ちゃんの春・秋服
生後4~8ヶ月の赤ちゃんは、ねんね時期に比べると動きが活発になってきます。この時期の赤ちゃんは、寝て過ごす時間が減り活動時間が増加します。赤ちゃんにより異なりますが、寝返り、お座り、ハイハイをするようになりますよ。赤ちゃんの動きを邪魔しない動きやすい服を選んであげましょう。
赤ちゃんの首がすわると、着せられる服のバリエーションが増えます。頭からかぶって着るタイプの服を着用できるようになりますよ。肌着は短肌着や長肌着のようなタイプよりも、頭からかぶって着る「ボディシャツ」が便利になってきます。
この時期は赤ちゃんの動きが活発になってくるため、足を動かしやすいベビー服がおすすめです。2WAYオールなどの赤ちゃんらしいベビー服から、足の部分が分かれた「カバーオール」や上下が分かれた服を着るようになります。カバーオールは、上下一体になっていて足の部分が分かれているベビー服です。
カバーオールの見た目は、セパレートタイプの服を着ているようなおしゃれなデザインが多いですよ。季節や気温によって長袖長ズボンのカバーオールを着たり、半袖のショートオールに重ね着をしたりして、ファッションを楽しみながら体温調節をしましょう。
生後4~8ヶ月の赤ちゃんの服のサイズは、「60~70cm」が目安です。生後4~8ヶ月の赤ちゃんに用意したい春服と秋服の目安枚数は、以下の通りです。
用意したい服の種類 | 目安枚数 |
---|---|
ボディシャツ | 3~4枚 |
カバーオール(またはショートオール) | 3~5枚 |
長袖Tシャツ | 1枚~ |
トレーナー | 1枚~ |
ボトムス | 1枚~ |
カバーオール(防寒用) | 1枚~ |
ベスト | 1~2枚 |
カーディガン(羽織るもの) | 1~2枚 |
レギンス、靴下、帽子、スリーパー | 必要に応じて用意 |
生後4ヶ月~生後8ヶ月の赤ちゃんの春服と秋服の着せ方は、以下の通りです。
室内での着せ方 | おでかけの着せ方 |
---|---|
ボディシャツ+カバーオールやボディオール (+ベスト) | ボディシャツ+カバーオール+靴下、帽子、ジャケット |
ボディシャツ+トップス+オーバーオール (+ベスト) | ボディシャツ+トップス+ボトムス+靴下、帽子、ジャケット |
ボディシャツ+トップス+ボトムス (+ベスト) |
生後9ヶ月〜の赤ちゃんの春・秋服
生後9ヶ月以降の赤ちゃんが着る服のサイズ目安は「70cm~」です。赤ちゃんによっては、今までよりもさらに行動範囲が広くなります。つかまり立ちをしたり歩き始めたりするため、上下が分かれているセパレートタイプの服だと動きやすいですよ。
上下が分かれている服のメリットは、汚れたアイテムのみを着替えることができることです。ただし、赤ちゃんによって成長のスピードが異なるため、赤ちゃんに合わせて着せやすく動きやすい服を選んであげましょう。
生後9ヶ月~の赤ちゃんに用意したい春服と秋服の目安枚数は、以下の通りです。
用意したい服の種類 | 目安枚数 |
---|---|
ボディシャツ、カバーオール肌着 | 3~4枚 |
カバーオール | 3枚 |
トレーナー | 1枚~ |
Tシャツ | 1枚~ |
パンツ(ボトムス) | 1枚~ |
カーディガン(羽織る服) | 1枚~ |
ベスト | 1枚 |
帽子、靴下、レッグウォーマー | 必要に応じて用意 |
生後9ヶ月以降の赤ちゃんの春服と秋服の着せ方は、以下の通りです。
室内での着せ方 | おでかけの着せ方 |
---|---|
ボディシャツ+トップスとオーバーオール (+ベスト) | ボディシャツ+トップス+ボトムス+靴下、帽子、ジャケット |
ボディシャツ+トップス+ボトムス (+ベスト) |
赤ちゃんの春・秋服の選び方は?
赤ちゃんの服はかわいいデザインのものが多く、何を基準に選べば良いか迷いますよね。ここでは、春服や秋服を選ぶときにチェックしたい服選びのポイントをご紹介します。秋服や春服選びの参考にしてみてくださいね。
気温の変化に対応できるように
1日ごとの気温差が大きい秋と1日の気温差が激しい春は、気温の変化に対応できる服を選ぶようにしましょう。寒いからといって厚手の服を着せるのではなく、薄手の服を重ね着したほうが調整しやすいですよ。
気温の変化には、暑かったらすぐに脱ぐことができて、寒かったらすぐに着ることができる「カーディガン」などで対応しましょう。カーディガンのほかに、ベスト、ポンチョ、ケープなどの羽織りものもおすすめアイテムです。
春・秋服向けの素材
赤ちゃんの服を選ぶとき、季節を問わずに選びたい服の素材は「綿100%」です。綿素材のものは通気性や肌触りが良く、デリケートな赤ちゃんの肌に優しい素材ですよ。綿素材は洗濯を繰り返しても丈夫なため、洗濯回数が多い赤ちゃん服でも安心して使えます。
また、伸縮性がある「フライス」や「天竺」のアイテムもおすすめです。
春・秋の赤ちゃんのおすすめ商品をご紹介
寒暖差が大きい春や秋の季節に重宝する赤ちゃんにおすすめのベビー服をご紹介します。カラーやデザインによっては、男の子でも女の子でも使用できますよ。
短肌着
短肌着は、生後すぐから着用する赤ちゃんの肌着です。長肌着に比べると裾が短い肌着になっています。短肌着はデリケートな赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、通気性が良く肌触りが良い綿素材がおすすめです。
肌着は、汗っかきな赤ちゃんの汗を吸収してくれる役目があります。短肌着などの肌着類は必ず着用しましょう。肌着は着替え用に、数枚用意しておくと便利ですよ。
■サイズ 50~60cm(ワンサイズ)
■カラー ピンク、水色、クリーム
■素材 ガーゼ 綿100%
水玉がかわいらしい短肌着です。Wガーゼなので、たくさん汗をかいてもしっかり吸収してくれます。タグは外側についているので、デリケートな赤ちゃんの肌を刺激しませんよ。
2WAYオール
2WAYオールとは、1枚でドレスタイプ、カバーオールと2パターンの着せ方ができる便利なベビー服です。ボタンの留め方で異なる着せ方ができますよ。ドレスタイプは、寝て過ごすことが多いねんね時期に適した着せ方です。
赤ちゃんが活発に動くようになってきたら、足を動かしやすいようにカバーオールタイプにして着用すると便利ですよ。
■サイズ 50~60cm(ワンサイズ)
■カラー ピンク、水色、クリーム
■素材 綿100%
ピンクはウサギ、水色はクマ、クリームにはヒヨコがデザインされた2WAYオールです。赤ちゃんの大きさにもよりますが、新生児から3ヶ月まで着ることができます。綿100%なので、一年中着ることができますよ。
ベスト
ベストは、前開きで袖がなく簡単に着ることができます。赤ちゃんの体温を調節するために便利なアイテムです。袖の部分がないため暑すぎません。ベストは「胴着」や「ベビーベスト」などと呼ばれることがあるようです。
ベストには紐で縛るタイプ、ボタンで留めるタイプなどの種類があります。ベストの生地は、着る季節に合わせて薄手タイプのベストから厚手タイプのものまでありますよ。
■サイズ 50~70cm
■カラー ボーダー柄
■素材 綿100%
ハリネズミのアップリケが付いているボーダー柄のショートベストです。柔らかく触り心地の良いオーガニックコットン(有機栽培綿)を使用しているので、肌がデリケートな赤ちゃんも安心ですよ。性別に関係なく使用できるデザインなので、プレゼントにもおすすめです。
カーディガン
カーディガンは、体温調節などに簡単に羽織れて持ち運びしやすい便利なアイテムです。服の上に羽織って使用するため、少し大きめのサイズのほうが赤ちゃんも着やすいですよ。サイズが大きい場合は、袖口を折り返して使用すれば長く着ることができます。
■サイズ 70cm、80cm、90cm
■カラー トラ、バタフライなど 全9デザイン
■素材 綿100%
「Mak the yak(マックザヤック)」は、アメリカ発のベビー服ブランドです。こちらのカーディガンはリバーシブルなので、2通りの着こなしができます。キュートな絵がプリントされている面と胸元にワンポイントが付いた面があり、袖を折り返して着用すると内側のデザインが見えておしゃれですよ。
スリーパー
赤ちゃんが寝ているときに掛け布団を蹴ってしまって、何も掛けずに寝ていて焦った経験はありませんか。またセパレートタイプのパジャマで寝ていると、赤ちゃんのお腹が出てしまうことがありますよね。
スリーパーは、長いベストのような形状で赤ちゃんの睡眠に便利なアイテムですよ。スリーパーの種類によっては、ベストのように部屋着として着用できます。
■サイズ ワンサイズ
■カラー 7色
■素材 日本製 綿100% 5重ガーゼ
こちらは、ボタンの留め方によってロンパースタイプとベストタイプの2通りの使い方ができるスリーパーです。赤ちゃんが成長して丈が短くなってきたら、ベストタイプにして部屋着としても着用できます。新生児から3歳くらいまで使用できるのもおすすめです。
春と秋は重ね着をして快適に過ごそう
赤ちゃんの平熱は、大人に比べるとやや高く37℃前後です。そのため大人が快適な温度でも、赤ちゃんにとっては暑い場合があります。ときどき赤ちゃんの背中が汗で濡れていないかチェックをして、必要に応じて服を着せたり脱がせたりして調節しましょう。
重ね着をすると、服のあいだに空気の層ができるため暖かくなりますよ。体温調節のために便利なカーディガンやベストなどを重ね着して、春や秋の時期を快適に過ごしましょう。