体験談|いつから何枚必要?春夏秋冬別!赤ちゃんのパジャマの着せ方や洗濯頻度を紹介
助産師監修|赤ちゃんにパジャマを着せる必要はあるのか悩むママやパパは多いことでしょう。いつから赤ちゃんにパジャマは必要なのか、毎日洗うものなのかも迷うポイントですよね。ここでは、赤ちゃんのパジャマの選び方やパジャマの種類、必要枚数の目安について紹介します。
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目次
赤ちゃんのパジャマはいつから必要?
赤ちゃんにパジャマは必要?
大人でもパジャマではなくジャージやルームウェアで寝ることがあるように、赤ちゃんにも必ずパジャマを着せなければいけないものではありません。ただし、「パジャマを着たらねんねの時間、朝着替えたら遊ぶ時間」というように昼夜の区別をつければ、赤ちゃんに生活リズムが身についていきます。また、赤ちゃんも大人と同様に寝ているあいだに汗をかくため、朝起きたら着替えさせてあげたいものです。
そのため、夜寝るときにはパジャマを着せて、朝起きたら服に着替えさせると良いでしょう。
いつから赤ちゃんにパジャマを着せる?
家庭によって赤ちゃんにパジャマを着せ始める時期は異なります。しかし、夜中の授乳が少なくなり、まとめて寝るリズムが整ってくる生後3ヶ月~4ヶ月頃から赤ちゃんにパジャマを着せるママやパパが多いようです。赤ちゃんの服を着替えさせて生活にメリハリをつけてあげると、昼に活動して夜には眠るリズムが徐々についてきますよ。
夏生まれだったため、月齢の低いころは肌着のボディスーツやロンパースで過ごしていました。パジャマを着せるようになったのは、生後4ヶ月頃です。冬になり、寝るときの寒さ対策としてベストやスリーパーを着せるようになったので、パジャマに着替えさせようかなと思ったのがきっかけです。きちんとしたパジャマではなく、カバーオールをパジャマとして着せていました。
赤ちゃんのパジャマの種類は?
肌着ロンパースタイプ
■サイズ:60・70・80cm
■カラー:水色・ネイビーブルー
■素材:綿100%(フライス)
暖かい春夏には足の覆われていない、肌着としても使用可能なロンパースをパジャマにしてみましょう。上下がつながっているので、お腹が冷える心配もありませんよ。必要に応じて、ロンパースにスリーパーやベストを合わせて温度調節をしましょう。
カバーオールタイプ
■サイズ:新生児・~1ヶ月・~3ヶ月・3~6ヶ月・9~12ヶ月・12~18ヶ月
■素材:コットン100%
洋服として着用するカバーオールは、月齢の低い赤ちゃんのパジャマにも使えます。こちらのカバーオールは3枚パックなので、毎日清潔な服を着せてあげられますよ。秋冬の寒い時期には、足先まで覆う足付きのカバーオールもおすすめです。
上下ズボンのセパレートタイプ
■サイズ:70・80・90・95cm
■カラー:ピンク、ブルー、クリーム
■素材:綿100%(スムース)
こちらはセパレートタイプのパジャマです。お座りができるころになると、セパレートタイプのパジャマのほうが着替えさせやすくなってきますよ。セパレートタイプのパジャマを選ぶときは、はだけてお腹が出ないように上下をボタンで留められるものを選ぶと安心です。
腹巻付きタイプ
■サイズ:80・90・100・110cm
■素材:綿混
腹巻付きのパジャマなら、寒い時期にお腹を冷やしてしまう心配がありませんよ。こちらのパジャマは優しいカラーの4色展開ですよ。
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赤ちゃんのパジャマ選びのポイント
成長に合わせてパジャマを選ぼう
新生児期(ねんね期)には50〜60cmサイズの服を着ますが、このサイズのパジャマはあまり販売されていません。新生児期のパジャマは、ロンパースやカバーオールで代用するママやパパが多いようです。寝たままでも着替えさせやすい、前開きタイプがおすすめですよ。
おすわりやハイハイ、たっちができるようになる70~80cmくらいのサイズになると、パジャマとして販売されている商品が見つけやすくなるでしょう。たくさん手足を動かせるようになる時期なので、上下に分かれたセパレートタイプのほうが着替えさせやすいですよ。
赤ちゃんにおすすめのパジャマ生地・素材は?
赤ちゃんのパジャマは、肌触りのよい素材や汗をよく吸収する素材でできたものがおすすめです。定番のコットン素材(綿素材)やオーガニック素材でできたものが人気ですよ。フライス・スムース・ガーゼなどの生地は吸水性が優れています。夏はパイル生地、冬はワッフル生地のパジャマを選ぶママも多いようですよ。
お腹が出ないタイプのパジャマもおすすめ
赤ちゃんは寝相が悪いため、かけ布団から飛び出していたり、枕元と反対の方向を向いて寝ていたりすることがあります。低月齢の赤ちゃんや寒い秋冬などは、お腹の出ない作りのものがおすすめですよ。夏はクーラーで寝冷えしないようにボディスーツ、冬であれば厚手のロンパース・コンビ肌着やオールインワンなどが良いですね。
赤ちゃんのパジャマの洗濯頻度は?毎日洗う?
夏はもちろん、冬でも赤ちゃんはたくさん汗をかきます。特に夜は寝汗をかいていることが多いので、パジャマはこまめに洗濯したほうが衛生的です。洗濯せずに同じパジャマを何日も着ていると、雑菌が繁殖しやすくなります。
赤ちゃんの皮膚はデリケートなので、基本的には毎日洗うようにしましょう。洗濯物が乾かなかった場合を考えて、2〜3枚はパジャマを用意しておくと安心ですよ。
赤ちゃんのパジャマの春夏秋冬別の選び方は?何枚必要?
春の赤ちゃんのパジャマの着せ方
目安 | 組み合わせ例 |
---|---|
寝るときの気温が、10℃前後の寒い日 | 冬素材の肌着+冬用のパジャマ |
寝るときの気温が、15℃前後のわりと暖かい日 | 春素材の肌着+春物のパジャマ(長袖) |
寝るときの気温が、20℃以上の暖かい日 | 春素材の肌着+春物のパジャマ(七分~半袖) |
春は日によって気温差が激しいため、春用のパジャマと冬用のパジャマを用意してその日の気温に合ったものを着せてあげましょう。パジャマの素材は、「天竺(てんじく)」や「ミニ裏毛」などの肌触りが良いものがおすすめです。
春に準備するパジャマの枚数は冬用のパジャマが1~2枚、春用のパジャマが1~2枚あれば良いでしょう。
夏の赤ちゃんのパジャマの着せ方
夏はエアコンや扇風機を付けて寝る場合もあるため、寝冷えに注意しましょう。夏の赤ちゃんのパジャマの着せ方は「肌着+半袖のパジャマ」が基本です。洗い替えも含めて2~3枚あると安心ですね。
フライスや天竺などの通気性が良く、寝汗をしっかり吸収してくれる素材を選びましょう。寝ているあいだにかいた汗をそのままにしておかないためにも、朝の着替えは大切です。
秋の赤ちゃんのパジャマの着せ方
目安 | 組み合わせ例 |
---|---|
寝るときの気温が、10℃前後の寒い日 | 冬素材の肌着+冬用のパジャマ |
寝るときの気温が、15℃前後のわりと暖かい日 | 春素材の肌着+春物のパジャマ(長袖) |
寝るときの気温が、20℃以上の暖かい日 | 春素材の肌着+春物のパジャマ(七分~半袖) |
秋も春と同様、日によって気温差が激しいことが多いものです。どんなパジャマを着せれば良いか悩みますが、その日の気温を基準にして選びましょう。秋口は夜中から朝方に冷え込むため、朝方のことを考えて少し厚着をさせても良いかもしれませんね。住んでいる地域によって調節してください。
秋に準備するパジャマの枚数は、冬用のパジャマが1~2枚、春物のパジャマも1~2枚あれば良いでしょう。
冬の赤ちゃんのパジャマの着せ方
冬は厚着をさせれば大丈夫、というわけではありません。暖房で室内が暖かくなっているケースも多いため、厚着をさせすぎるとで汗をかいてしまうことがあります。「冬に裏起毛のパジャマを着せたら大量の汗をかき、あせもの治療をしなければいけなくなった」というケースもあるそうですよ。
冬の赤ちゃんのパジャマの着せ方は、「肌着+長袖のパジャマ」が基本です。洗い替えも含めて2~3枚あると安心ですね。素材はスムース生地のような肌触りが良く保温性の高い素材がおすすめです。寝相が悪くて寝冷えが心配な場合には、スリーパーを着せると良いでしょう。
春と秋は同じパジャマを使用しています。5℃ぐらいの寒い日であれば、冬用のパジャマの上にもう一枚ベスト型の服を着せたり、スリーパーを着せたりして、防寒対策をしています。夏はボディスーツ一枚のみを着せていました。夏や冬は必要に応じてエアコンを使っていますが、冷やし過ぎや暖め過ぎには注意しています。
半袖・長袖はどう選ぶ?
赤ちゃんのパジャマにも半袖と長袖があります。夏には半袖、冬には長袖のパジャマを着せておけば良いですが、気温が変動しやすい春と秋は半袖か長袖どちらを着せれば良いか迷ってしまいますよね。
赤ちゃんは寝ているあいだによく動くため、かけ布団を蹴飛ばしてしまうことがあります。長袖か半袖か迷った場合は、夜中や朝方に冷えることを考えて薄手の長袖のパジャマを着たほうが良いかもしれません。大人が暖かいと感じる日は、半袖のパジャマで問題ないでしょう。
パジャマを着せて生活リズムを整えよう
生まれたばかりの赤ちゃんには昼と夜の区別がありませんが、徐々に昼に活動して夜は眠るようになります。朝起きたら遊び用の服を着せ、夜寝るときにはパジャマを着せて生活リズムを整えていきましょう。
赤ちゃんのパジャマにはさまざまな素材やデザインがあります。赤ちゃんにやさしくやわらかなパジャマなら、赤ちゃんもリラックスすることができ、ぐっすりと眠ってくれるかもしれませんよ。季節や赤ちゃんの月齢に合わせてパジャマを選んであげましょう。