お宮参りのときの赤ちゃんの服装は?男女の違いは?着物・ベビードレスどちらが良いの?
生後30日頃に行うお宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を祈る大切な行事です。そんなお宮参りで悩むのが、赤ちゃんの服装ですよね。ここでは、そんなお宮参りの赤ちゃんの服装を紹介します。服装選びのポイントや、着物とベビードレスのメリット・デメリットを参考にしてみてはいかがでしょうか。
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目次
お宮参りとは?
お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を氏神様に報告し、健やかな成長を願う儀式です。生後30日頃を目安に行いますが、性別や地域などによって時期は異なります。ただし、必ずこの日までにしなくてはならないと明確に決まってはいないので、ママと赤ちゃんの体調を優先して日程を決めるようにしましょう。
また、寒さや暑さが厳しい季節がお宮参りの日取りにあたる場合は、過ごしやすくなる季節まで延期する家庭も少なくありません。祝詞をあげてもらう場合は、事前に予約が必要な場合があります。前もって神社に確認しておくようにしましょう。
お宮参りをするときの服装選びのポイントは?
ママ・パパや祖母・祖父の服装を確認する
お宮参りをするときは、赤ちゃんの服装だけでなく大人の服装にも気をつけましょう。赤ちゃんの服装にあわせ、スーツやワンピース、着物などのフォーマルな服装を選んでくださいね。また、大人の服装の格をあわせることも大切です。
パパやママがフォーマルな服装でも、祖父母がカジュアルな服装だとちぐはぐになってしまいます。事前にどのような服装でお参りをするのか、確認をしておきましょう。
普段使いできる服か豪華な服かを選ぶ
着物や華やかなベビードレスなど豪華な服を選ぶと、よりお宮参りらしい素敵な写真を撮ることができます。しきたりや記念にこだわりたいママには、豪華な衣装がおすすめです。ただし、お宮参り以外であまり着る機会がないので、購入をためらってしまうママも少なくありません。
普段使いできるベビードレスなら、お宮参りだけでなくおでかけのときにも活用することができます。ベビードレスは普通のベビー服と比べて高額なので、着る頻度にこだわりたいママには、普段使いできるものの方が良いかもしれません。
レンタルするか購入するかを選ぶ
お宮参りの衣装は、購入だけでなくレンタルすることもできます。高額な衣装も、レンタルならお得に利用することができるのがうれしいですね。また、写真館で写真を撮る場合、無料で参拝用の衣装をレンタルできるところも多いです。レンタルのみの利用の場合は、5,000~1万円程度が目安となります。
写真撮影と衣装のレンタルをともに検討しているなら、セットで利用できる写真館を探してみてはいかがでしょうか。赤ちゃんだけでなく、ママやパパの衣装もレンタルをすることができます。着物やスーツなど参拝用の服がないけれど、あまり着る機会がないという方は、レンタルを検討してみても良いですね。
男女の違いを考える
お宮参りの衣装を選ぶときは、赤ちゃんの性別を考慮するようにしましょう。特に着物は男女で異なるので、注意が必要です。購入する場合、地域によっては男の子の着物に家紋を入れるところがあります。ただし、女の子は、家紋を入れることはありません。
ベビードレスの場合は、ほとんどが男女兼用で使うことができます。そのため、下の子にお下がりしやすいのが魅力的です。男の子にレースやリボンがあしらわれたベビードレスを着せるのに抵抗があるときは、タキシードタイプなどを選んでみてはいかがでしょうか。
お宮参りをするときの赤ちゃんの服装のタイプは?
祝い着
お宮参りのときに赤ちゃんに着せる着物は「祝い着」または「産着」などと呼ばれます。母方の実家が用意するのが伝統ですが、現代では、レンタルにしたりパパやママが購入したりする家庭も少なくありません。男の子には兜や鷹などをモチーフにした熨斗目模様、女の子には花や手毬などをモチーフにした友禅模様が人気です。
購入するときの費用の相場は、3~5万円程度といわれています。伝統的なお宮参りの衣装なので、しきたりや風習にこだわりたいママにおすすめですよ。七五三の着物に仕立て直すことができるのもうれしいですね。
しかし、着物は管理の手間がかかってしまうことと、費用が高額になってしまうことから、敬遠するママも少なくありません。また、下の子の性別が違う場合、お下がりして着せることができないのが難点です。
ベビードレス
ベビードレスは、「セレモニードレス」とも呼ばれます。お宮参りだけでなく、産院からの退院時やお食い初めなどのときにも着用することができます。祝い着と比べ、赤ちゃんの時期に着用する機会が多いのがうれしいですね。また、着物と比べて赤ちゃんが動きやすいのも魅力のひとつです。
夏用・冬用など、季節にあわせて作られているものもあるので、赤ちゃんが快適に過ごすことができます。もちろんオールシーズン着られるものもあるので、着せるシーンや頻度を考慮して選ぶようにしましょう。
費用の相場は1~5万円程度ですが、安いものなら2,000~3,000円ほどで手に入れることができます。しかし、お宮参りの雰囲気にこだわりたいのであれば、ベビードレスよりも祝い着の方がおすすめです。また、ベビードレスは赤ちゃんの時期しか着せることができないため、七五三のときには新しい衣装を用意する必要があります。
筆者の体験談
筆者の娘のお宮参りでは、写真館の衣装をレンタルしました。購入も検討していたのですが、筆者が着物の管理をする自信がないことと費用が高額になってしまうことから、レンタルを選択することになったのです。
参拝の前に撮影の日を別で設け、娘にベビードレスと祝い着の両方を着せて写真を撮りました。初めは祝い着のみの撮影で良いと思っていましたが、ベビードレスの写真も素敵なものを撮ってもらったので、着せておいて良かったです。
当日は祝い着を無料でレンタルすることができたので、参拝前に写真館へ寄り、衣装を着せて神社へ向かいました。お宮参りは父方の祖父母も参加してくれて、パパと祖父と筆者はスーツ、祖母はアンサンブルという服装でした。
素敵な服装でお宮参りを楽しもう
お宮参りは、赤ちゃんにとって一生に一度の大切な行事です。だからこそ、赤ちゃんもパパもママも、お宮参りにふさわしい服装を選んでくださいね。
写真館などでプロのカメラマンに写真を撮ってもらう予定がなくても、スナップ写真を1枚でも残しておくと良い記念になるでしょう。また、直前になって慌てないよう、赤ちゃんのお宮参りの衣装は早めに用意しておくと安心です。