お宮参りの食事会完全ガイド!先輩ママのリアルな体験談【お店?自宅?】
祖父母も一緒にお宮参りをする場合、食事会を行うべきか迷いますよね。ここでは、お宮参りの食事会のお店選びのポイントや自宅で行う場合のアイデア、気になる費用の相場や誰が負担するべきか、挨拶の流れなど、お宮参りの食事会にまつわる疑問にまとめてお答えします。リアルな先輩ママの体験談もぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
お宮参りの食事会は必要?
お宮参りの食事会は必ずしも行う必要はありませんが、祖父母を招いて一緒にお参りを行う際はその流れで食事会を開くことが多いようです。ただし、ママや赤ちゃんの身体にとって長時間の外出が負担となってしまうようなら神社で解散にしても問題ありません。食事会をしない旨をあらかじめ祖父母に相談しておくと当日角が立たずに済みますよ。
お宮参りの食事会はいつ行う?
お宮参りは午前中に行うことが多いので、昼食を兼ねて食事会を行う家庭が多いようです。もちろん午後からお宮参りをしてはいけないという決まりはないので、夕食を兼ねた食事会を開く家庭もあります。
赤ちゃんに負担が少ない時間帯に設定するようにしましょう。ただし、赤ちゃんとの外出は予定通りにいかないこともあるので、お店での食事会を考えている場合は時間に余裕をもって予約しておくと安心ですよ。
行事はしっかりやりたいタイプの主人の実家の意向で、遠くの神社でお宮参り・戻ってきて写真撮影・食事会というフルコースを経験しました。それぞれの予約を時間にゆとりを持って組んでいたため、順調にこなすことができましたが、それでも帰るころにはぐったり。
夜間授乳があったこともあり翌日まで疲れを引きずりました。産後で体力も落ちているので、無理は禁物です。
お宮参りの食事会を外で行うケース
お宮参りの食事会を外で行う場合、準備や片付けの手間がかからないので、ママも気楽に食事を楽しむことができるかもしれませんね。ただし、赤ちゃんが泣いてしまったり授乳が必要だったりと大変なこともあるので、ママと赤ちゃんがくつろげるお店選びを心がけましょう。
予算
お宮参りの食事会の相場は、ランチならひとりあたり3,000円程度、ディナーなら5,000~1万円程度が一般的です。写真撮影がセットになっているお宮参りプランを利用する場合は、ランチでも5,000~1万円程度となることが多いようです。
店選びのポイント
お店によってはお宮参りプランが用意されているところもあります。赤ちゃんを寝かしておけるクーファンを貸してくれたり、記念写真を撮ってくれたりするサービスを行っているお店もあるのでチェックしてみましょう。お食い初めとお宮参りを一緒に行うなら、お食い初め膳があるお店を選んでみるのも良いですね。
食事会のお店を選ぶ際は以下の点を確認しておきましょう。
・授乳スペースの有無
・おむつ替えスペースの有無
・座敷席の有無
・個室の有無
ママが着物を着るのであればミルクを携帯するのがおすすめですが、母乳をあげようと考えているときは授乳スペースの確保が必須となります。赤ちゃんはおむつ替えも頻回なので、トイレにおむつ替えスペースが用意されているかを確認しておきましょう。
クーファンなどの貸し出しがない場合でも、座敷席ならば赤ちゃんを寝かしておくことが可能です。個室タイプの部屋を利用できれば、周囲の目を気にすることなく身内だけでゆっくりと過ごすことができるでしょう。
お宮参りの食事会は地元のお寿司屋さんで行いました。座敷タイプの席だったため、赤ちゃんを座布団の上に寝かすことができとても快適でした。泣いてしまうこともありましたが、個室ということもあり、落ち着いて過ごすことができました。
私は着物を着たので、粉ミルクとお湯を持参しました。そのため、授乳スペースはなくても問題ありませんでしたよ。
お宮参りの食事会を自宅で行うケース
自宅で食事会を行う場合、赤ちゃんもママものんびりできます。好きなタイミングで授乳やおむつ替えができるので、赤ちゃんの生活リズムを崩す心配もありません。ただし、お宮参りのあとに自宅に帰って手料理をふるまうのは大変なことです。そのため、祖父母の家で食事会を開く家庭もあるようです。
予算
お宮参りのあとに急いで料理を作るのは負担が大きいものです。そのため、料理をテイクアウトしたり、出前や仕出し弁当を利用したりすることをおすすめします。この場合、費用の相場は2,000~5,000円程度と外食するよりも手ごろなのも嬉しいですね。
おすすめのメニュー
お宮参り後の食事にこれといった決まりはありませんが、お祝いということで赤飯や「めでたい」といわれる鯛、曲がった腰から長寿を表すとされる海老など縁起物の食材を使ったメニューが出ることが多いようです。料亭などでお宮参り用の仕出し懐石が用意されていることもあるので、仕出し弁当を利用する場合は相談してみましょう。
お宮参りの食事会は誰が払う?
お宮参りの食事会の費用は誰が払うべきかという決まりはありません。パパとママが払ったり、祖父母が払ったりと家庭によってさまざまです。母方の祖父母が赤ちゃんの祝い着を用意している場合は父方の祖父母が食事代を払うといったように、両家でバランスを取ることもあります。
すでに祖父母からお祝いをもらっている場合は、内祝いという形でパパやママが支払うというケースもあります。家庭の都合や祖父母の考え方を踏まえたうえで、どうするべきか考えておきましょう。
お宮参りの食事会の費用は主人の両親が出すと申し出てくれました。お宮参りの着物は私の両親が用意してくれたからということだったので、ありがたく甘させてもらいました。
お宮参りの食事会の席順は?
本来食事会ということであればマナーに基づいて上座・下座を意識して決めるのが一般的です。ただし、お宮参りは赤ちゃんのことが第一なので、まずはママやパパがお世話のしやすい、おむつ替えなどに行きやすい席であるかを優先して良いでしょう。
席順については地域によって風習が異なることもあるので、もし料亭などで食事会をする場合はお店の人に相談しても良いですね。
お店の個室で食事会を行いました。お店の方のアドバイスもあり上座である奥の座席に主人の両親、私の両親が向かい合わせになるよう座ってもらい、その横に主人の兄弟、私の兄弟と順に座り、一番下座は主人と私、赤ちゃんという並びに。私としては出入り口から近い席のほうがおむつ替えに行きやすくて良かったです。結局はみんなで赤ちゃんを代わる代わる見てくれて、座席関係なく和やかに過ごしました。
お宮参りの食事会での挨拶例
挨拶というと難しく考えてしまいがちですが、まずはお宮参りに来てくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。赤ちゃんの成長を共に見守ってほしいというお願いや、親としての心構えなどを添えるとなお良いですね。難しい言葉は使わなくても、最後に今日は楽しんでほしいと結べば立派な挨拶になりますよ。
例)
本日はお忙しい中、長男○○のお宮参りにお越しいただきありがとうございます。おかげさまで○○は何事もなく成長し、つつがなくお宮参りを終えることができました。
まだ親として未熟ゆえ今後もいろいろお世話になると思いますが、ともに○○の成長を見守っていただけると幸いです。ささやかですがお祝い膳を用意させていただきましたので、お時間の許す限りごゆっくりお過ごしください。
食事会の形式より、感謝の気持ちが大切
お宮参りの食事会は赤ちゃんが無地にお宮参りをできたことをお祝いし、見守ってくれる親族へ感謝の気持ちを示す場です。食事会を行えばみんなにお礼も述べられたという満足感はありますが、何よりも大切なのは赤ちゃんとママの体調です。必ず行うべきものと決めつけず、産後の様子を見ながら臨機応変に決めましょう。
その上で食事会をすることに決めたら、お店か自宅かそれぞれのポイントを踏まえて夫婦の考えにふさわしいものを選んでくださいね。最近ではお店と自宅の良いところどりをした出張サービスなどもあるようです。形式にこだわらず柔軟に対応しましょう。