赤ちゃんの夏服は?月齢別に着せ方をご紹介!おでかけ・寝るときはどう着替える?
暑い夏の時期は、赤ちゃんにどのような服を着せれば良いか迷うママも多いでしょう。赤ちゃんは大人より体温が高く汗っかきなので、服装が合っていないとぐずったり肌トラブルを起こしたりします。ここでは、赤ちゃんの夏服の着せ方を月齢別やシーン別で紹介します。リネンやガーゼ素材など、夏に適した通販のアイテムもチェックしてくださいね。
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目次
赤ちゃんの夏服は何枚必要?
赤ちゃんの夏服を準備するとき、どのような種類の服を何枚用意したら良いかと迷う方が多いようです。夏といっても、住んでいる地域や生活環境などにより肌寒い初夏と真夏では気温や湿度が違うため、赤ちゃんが快適に過ごせる服装は異なります。
さらに夏の暑い時期は赤ちゃんが汗をかきやすく、風邪をひいたりあせもなどの肌トラブルを起こしたりするケースもあります。汗によるトラブルを防ぐためにも、赤ちゃんの衣類が湿っていたらこまめに着替えさせ、肌着は多めに用意しておくと安心でしょう。
赤ちゃんの夏服の着せ方は?
ここでは、赤ちゃんの夏服の着せ方や必要枚数の一例を月齢別に紹介します。赤ちゃんの夏服の着せ方には明確な決まりはないので、暑さ対策とクーラー(冷房)対策ができるように調節してあげてくださいね。
生後1ヶ月~3ヶ月の新生児用の夏服
■服や靴下のサイズ
生後1ヶ月~3ヶ月頃の新生児が着る服のサイズは、50~60cmが目安です。靴下は7~8cmが一般的でしょう。足や手を動かすことがあっても、身体全体を大きく動かすことはまだありません。生後3ヶ月くらいまではねんね時期といわれるように、1日の大半を寝て過ごすことがほとんどです。
■着るものの種類
生後1ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃんの服装は、大人と同じ枚数かプラス1枚の服を着せましょう。新生児はおむつを頻繁に交換するため、前開きで股部分にスナップが付いたドレスタイプの服がおすすめです。
■着せ方
新生児は体温調節機能が未熟なので、服や布団などで体温を調整してあげましょう。具体的にどのような着せ方が適しているのか、以下の新生児用夏服の着せ方(組み合わせ)を参考にしてみてください。
1.コンビ肌着1枚のみ(または短肌着1枚、ロンパース1枚)
2.短肌着(または、長肌着)+コンビ肌着
3.短肌着+2WAYオール(ベビードレス)
赤ちゃんの服装は、肌着の上に他のアイテムを着せるイメージがあるかもしれません。しかし真夏など暑い時期に室内で過ごす場合、メッシュやガーゼ素材の肌着1枚で過ごしても良いでしょう。
■用意したい服の目安枚数
生後1~3ヶ月頃の赤ちゃんに必要な夏服の目安は、以下の通りです。
用意したい服 | 枚数の目安 |
---|---|
短肌着 | 5~6枚 |
長肌着 | 1~2枚 |
コンビ肌着 | 6~7枚 |
2WAYオール | 1~2枚 |
カバーオール | 1~2枚 |
新生児ベスト | 1枚 |
カーディガン(冷蔵対策、紫外線対策) | 1~2枚 |
おくるみ(通気性の良いもの) | 1~2枚 |
帽子、靴下 | 成長や必要に応じて数枚 |
生後4ヶ月~8ヶ月の乳児用の夏服
■服のサイズ
生後4ヶ月~8ヶ月頃の乳児が着る夏服のサイズは、60~70cmが目安です。寝て過ごす時間よりおきている時間が徐々に長くなり、寝返りやおすわり、ハイハイをする赤ちゃんが増えます。
■着るものの種類
生後6月頃になると動きが活発になるので、新生児期に着ていた短肌着よりお腹が隠れるロンパースやボディスーツのほうがおすすめです。大人と同じか1枚少ない枚数の服を着せてあげましょう。
■着せ方
以下は着せ方(組み合わせ)の一例です。
1.コンビ肌着のみ1枚(またはロンパースのみ1枚)
2.ロンパース(または、短肌着)+2WAYオール
ハイハイする赤ちゃんの膝(ひざ)が出ている服装の場合、夏用レッグウォーマーなどで膝を保護してあげても良いですね。
■用意したい服の目安枚数
赤ちゃんの月齢や運動量によって、動きやすい服装のタイプが異なります。下記の用意したい服の枚数を参考にしながら、赤ちゃんに合った着せ方を選んであげましょう。
用意したい服 | 枚数の目安 |
---|---|
肌着(コンビ肌着やボディ肌着など) | 3~4枚 |
長袖、長袖トップス | 成長や必要に応じて数枚 |
ボトムス | 成長や必要に応じて数枚 |
ショートオール(2WAYオール) | 3~5枚 |
ベスト | 1~2枚 |
はおりもの(冷蔵対策、紫外線対策) | 1~2枚 |
おくるみ(通気性の良いもの) | 1~2枚 |
帽子、靴下 | 成長や必要に応じて数枚 |
生後9ヶ月以降の乳幼児用の夏服
■服のサイズ
生後9ヶ月以降の赤ちゃんが着る服のサイズは、70~90cmが目安です。成長に個人差がありますが、つかまり立ちや伝い歩きができるようになって活動範囲が広くなる赤ちゃんが増えるでしょう。
■着るものの種類
ハイハイやつかまり立ち、伝い歩きなど、さまざまな動きができるようになります。ロンパースなど一体型になっている服から、上下がわかれた服を着せると良いでしょう。動きが活発になるので、大人より1枚少ない枚数の服を着せるのがひとつの目安です。
■着せ方
以下は着せ方(組み合わせ)の一例です。
1.コンビ肌着のみ1枚(または、ロンパースのみ1枚)
2.ボディスーツ(かぶり型)+短パン(またはスカート)
3.ボディスーツ(かぶり型)+薄手のロンパース
■用意したい服の目安枚数
赤ちゃんの成長スピードにより、着やすい服のタイプが異なります。以下の用意したい服の目安枚数を参考にしながら、着替えさせやすく動きやすい素材のものを選んであげましょう。
用意したい服 | 枚数の目安 |
---|---|
肌着(コンビ肌着やボディ肌着など) | 3~4枚 |
ショートオール | 3枚 |
半袖、半袖トップス | 成長や必要に応じて数枚 |
ボトムス(パンツやスカート) | 成長や必要に応じて数枚 |
はおりもの(紫外線対策、冷房対策用) | 1~2枚 |
おくるみ(通気性の良いもの) | 1~2枚 |
スリーパーや腹巻き | 1~2枚 |
帽子、靴下、レッグウォーマー | 成長や必要に応じて数枚 |
赤ちゃんの夏服の選び方は?
赤ちゃんの夏服はサイズやデザイン、素材など、どのような点に注意して選ぶと良いのでしょうか。夏の暑い時期に着せたい、夏服の選び方のポイントを紹介します。
吸湿性の優れた素材
赤ちゃんの夏服は、汗で蒸れないよう通気性が良いものや汗をしっかりキャッチする吸水性に優れた素材を選びましょう。綿100%やガーゼ素材、天竺(てんじく)など、サラッとした着心地の素材がおすすめです。一方でポリエステル系の素材は熱がこもりやすく、夏に不向きな素材といえるでしょう。
特に夏におすすめの素材は、下記の通りです。
素材 | 特徴 |
---|---|
ガーゼ素材 | 通気性が良くサラッとした肌触り。吸湿性に優れている。 |
天竺(てんじく) | 生地自体が薄くサラッとした肌触り。通気性が良い。 |
フライス | 年中着ることができる素材。ソフトな肌触りで吸湿性や通気性に優れている。 |
重ね着で調整できるように薄手のものを
赤ちゃんの体感温度を知りたいときは、背中を触って確認する方法がおすすめです。背中が冷たいときは赤ちゃんが寒いサインです。1枚着せたりおくるみをかけてあげたりして対策しましょう。
一方で赤ちゃんの背中が汗ばんでいるときは、1枚脱がせて調整します。夏は薄手の衣類を数枚重ねて着るほうが、いざというときに体温調節しやすいですよ。
汗取りパッドなどを活用する
赤ちゃん用の汗取りパッドは、背中にいれるタイプ、ベビーカーに取り付けるタイプ、布団に敷くタイプなどさまざまな種類があります。なかでも赤ちゃんのあせも対策には、背中にいれて使用するコットンやガーゼ素材の汗取りパッドが便利です。背中にいれる汗取りパッドは、デリケートな赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、オーガニックや綿素材の肌に優しいものを選んであげましょう。
汗取りパッドは外出中や就寝時でも簡単に取り外せるので、赤ちゃんの肌を清潔に保つことができます。
洗濯への耐久性
赤ちゃんの汗で衣類が汚れやすい時期は、肌着などを洗濯する回数が増えます。できるだけ耐久性に優れた素材の肌着や服を選ぶようにしましょう。洗濯するときは、服に表示されている洗濯方法を確認してからお手入れすると良いですね。
おでかけのときの赤ちゃんの夏服は?
夏の服装ポイント
夏の時期のおでかけで気を付けたいポイントは、「冷房」と「紫外線」です。いくら真夏でも自宅で過ごすときのように、肌着1枚で外出するわけにはいきません。たとえば新生児期の赤ちゃんは、通気性が良いメッシュやガーゼ素材の薄手の肌着を着せて、その上にロンパースをはおる服装が基本です。月齢に合わせて適した服装を選んであげましょう。
冷房対策
夏におでかけする場合、店内や車内が冷房で冷えているケースがあります。冷房対策のために、簡単にはおれるカーディガンやガーゼ素材のおくるみなどを用意しておくと安心です。他にも、靴下や薄手のレッグウォーマーも冷房対策におすすめですよ。
紫外線対策
薄いタイプのおくるみやブランケットがあると、紫外線対策に役立ちます。チャイルドシートやベビーカーで移動するときは、UVカット加工が施されたおくるみやタオルを赤ちゃんにかけて使いましょう。
コンパクトにたためる薄手の素材を選ぶと荷物にならずに便利ですよ。紫外線や熱中症対策として、帽子も忘れずに着用しましょう。
生後6ヶ月以降の赤ちゃんの夏服
生後6ヶ月前後の赤ちゃんは、肌着とロンパースの組み合わせや、Tシャツにズボン・スカートを合わせると良いでしょう。
生後9ヶ月以降の赤ちゃんは活動範囲が広がるので、肌着とTシャツにズボンやスカートの組み合わせが基本です。立ったり歩いたりする赤ちゃんは動きを邪魔しないものなど、成長に合わせた服装を選びましょう。
寝るときの赤ちゃんの夏服は?
寝るときの夏服ポイント
寝るときの赤ちゃんの夏服は、室温や赤ちゃんの月齢などに合わせてパジャマや肌着で寝かせましょう。
寝返りができる赤ちゃんは、寝ているあいだに服やブランケットがはだけてしまう心配があります。そんなときはお腹が冷えるのを防ぐために、薄い腹巻きをして寝るのがおすすめです。しかし腹巻きは熱がこもって汗をかく場合があるので、赤ちゃんの額が汗ばんでいないかこまめにチェックしてあげると安心ですよ。
寝汗をかいたら着替えさせる
赤ちゃんが寝汗をかいたままにしておくと、身体が冷えて風邪をひいたりあせもなどの肌トラブルの原因になったりする恐れがあります。赤ちゃんが寝ているときでも、寝汗をかいていたら適度に着替えさせてあげましょう。
汗取りパッドを使用する
寝汗をかきやすい夜は、赤ちゃんの背中に汗取りパッドをいれたり吸収性が高いタオルパッドを敷いたりする方法があります。
汗取りパッドは濡れたら背中から引き抜くだけなので、肌着を着替える必要がありません。特に寝転がっている時間が長い月齢の赤ちゃんは、汗取りパッドを数枚用意しておくと良いでしょう。
赤ちゃんのおすすめ夏服4選
元気な赤ちゃんには、カラフルでキュートな夏服がよく似合います。おしゃれな服が通販で購入できますよ。デザインやカラー、素材など、赤ちゃんが快適に過ごせるアイテムを選んであげましょう。
1枚で着られるかわいいデザインの肌着セット
セット内容:短肌着(50cm)×3枚、コンビ肌着(50-60cm)×2枚
カラー:ピンク
素材:綿100%(フライス)
おなじみのペコちゃんが描かれたかわいい肌着のセットです。計5枚のセットなので洗い替えとして使用しても良いですね。汗をかきやすい夏は、通気性や吸湿性が優れた素材の肌着を選んであげましょう。
ギフトやプレゼントにも最適・ワンピース風ロンパース
セット内容: ロンパース
サイズ:0~18ヶ月
素材: ロンパース/綿100%
カーターズのワンピース風ロンパースは、暑い日の外出におすすめのデザインです。コットンで通気性が良く、汗をかきやすい背中も蒸れにくい素材といえるでしょう。カーターズの子ども服は、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが多いのでギフトやプレゼントにもおすすめです。
男女兼用で着られる韓国ブランド
■サイズ:66cm~90cm
■柄/色:カーキ、ベージュ、オレンジ
■素材:コットンリネン
リネンロンパースは、おしゃれを楽しみたい方におすすめの韓国の子ども服です。通気性が良いコットンリネンを使用しているので、夏に着回せる素材ですよ。同じデザインの前びらきタイプもあります。
カラーとデザインが豊富なバオバブキャップ
サイズ:SS(42-44cm)、S(46-48cm)
素材:綿、麻
カラー:14種類
日焼け対策として、広めのつばと日よけカバーが付いたカラフルなキャップです。日本製にこだわった素材と製法で、キュートなデザインと豊富なカラーバリエーションが特徴です。
あご紐が付いているため、帽子がズレたり落ちたりする心配がありません。裏地はUVカット素材なので、夏のおでかけも安心でしょう。
赤ちゃんの夏服を楽天・Amazonでチェック!
楽天・Amazonで赤ちゃんの夏用ベビー服を探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。お気に入りの夏服アイテムが見つかると良いですね。
暑い夏を快適に過ごそう
暑い夏を快適に過ごすためといっても、赤ちゃんの身体を冷やしすぎるのは良くありません。体温調節が未熟な赤ちゃんのために、服やおくるみを使って体温を調節してあげましょう。
汗をかきやすい赤ちゃんには、吸収性や通気性の良い素材の服がおすすめです。さらに月齢や成長によって動きやすい服装が異なるので、赤ちゃんに合った服を選べると良いですね。赤ちゃんが快適に過ごせる服装を選んで、暑い夏を乗り切りましょう。
※この記事は2024年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。