赤ちゃん、幼児の帽子のサイズ!選び方と嫌がるときの対処法
寒い日や、日差しが強い日など、赤ちゃんや幼児に帽子を被せるか迷う事ってありませんか?でも帽子のサイズは大人と違うので、サイズに迷ってまったり、いざ帽子を購入しても赤ちゃんや幼児が嫌がって被ってくれないなんて事もあるかもしれません。今回は赤ちゃんや幼児の帽子のサイズ選びから、嫌がったときの対処法などまとめました。
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目次
赤ちゃん、幼児の帽子のサイズ
帽子のサイズの測り方
赤ちゃんの帽子のサイズの測り方は、メジャーを使って、額の中央部から耳のつけ根(指2本分上あたり)を通り、後頭部の少し下がった位置を通った円周の長さを測ります。
帽子は、被ったときに締めつけがきつくならないよう、頭のサイズに1~2センチほど足したサイズを選ぶのがおすすめ。赤ちゃんや子供の頭の大きさには個人差があるので、サイズ表を参考にしながら、実際の頭のサイズも測っておきましょう。
ニット帽やキャップ系など、帽子の種類によっても仕様が異なります。ギリギリのサイズを買うとサイズアウトしてしいることも珍しくありません。一緒に外出できるときは試着して購入しましょう。
赤ちゃんの月齢別サイズ
新生児期から1歳あたりまでの赤ちゃんは、40センチをベースに、3ヶ月ごとに約2センチずつ大きくなるのが目安です。生後しばらくは寝てることが多いのであまり帽子を使うことはありませんが、出産後の退院や1ヶ月健診が冬場にあたる場合は、防寒対策として被せてあげると良いですね。
赤ちゃんの帽子の場合は、伸縮性の高い素材を使用しているものが多く、表記されているサイズも幅広い場合があります。お店ごとの規定に目を通してから購入しましょう。
幼児の年齢別サイズ
1歳を過ぎた子供の帽子のサイズは、48センチをベースに1年かけて約2センチずつ大きくなっていくのが目安です。
歩行が安定して、一緒に歩いて散歩することが増えたり、公園で日中遊ぶ機会が増えたりするので、日差しや気温の程度に合わせて被せてあげましょう。曇りの日でも紫外線は意外と強いもの。なるべく外遊びのときは帽子を被せてあげると良いですね。
月齢 | サイズ |
---|---|
0~3ヶ月児 | |
3~6ヶ月児 | 42~44cm |
6ヶ月~1歳児 | 44~46cm |
1歳~1歳半児 | 46~48cm |
1歳半~2歳 | 48~50cm |
2歳~4歳 | 50~52cm |
赤ちゃんや幼児に帽子が必要な理由
頭部の保護
赤ちゃんは頭部が柔らかく「ひよめき」という頭蓋骨の隙間みたいなものがあります。この部分は、強く抑えたり力が加わることで脳に直接衝撃がいき危険です。赤ちゃんの帽子には頭部保護の役割もあるのです。
体温調節
生まれて間もない赤ちゃんは、体温調節が上手くできません。頭から熱が冷めていくので、赤ちゃんは病院で与えられる帽子を使用していることがあります。
紫外線対策
子供が帽子を被ることは、体を守るために大切なことです。頭皮は顔の3倍も紫外線を浴びていて、日焼け止めをつけることもできず、ダメージを直に受けてしまいます。大人が思っているよりも子供の肌はとてもデリケート。特に赤ちゃんは直射日光に当たると刺激が強過ぎて、やけどや水ぶくれを引き起こしてしまうこともあります。
子供の頃に浴びた紫外線のダメージは蓄積され、10年後以降にシワやシミ、免疫力の低下、皮膚がんを引き起こす要因になるともいわれています。
防寒対策
冬の場合は紫外線対策ではなく、防寒対策として帽子を使うと、帽子が頭頂部の熱が逃げていくのを防いでくれます。春夏ほど必要にはならないかもしれませんが外出時にあるととても便利だと思います。
帽子選びのポイント
サイズ
赤ちゃんの頭囲に合わせたサイズの帽子を選びましょう。頭囲は耳の付け根から指2本上あたりの頭の一番大きい部分を計測します。成長することを考えて、実寸から3cmほど大きいサイズがおすすめです。また、紐等でサイズを調整出来る物もあり、この場合だと新生児から2~3歳頃まで長く使えるのもありますよ。
素材
肌触りの良いコットンを使っていたり、夏の水遊びにおすすめの、ウォータープルーフ素材でできていたりと様々な素材があるので、季節によって素材を変えてあげるのがおすすめです。
また、赤ちゃんはとても汗をかきやすいので、帽子を選ぶ際は通気性に優れた素材を選びましょう。合成繊維や化学繊維のものは避けたほうがよいでしょう。コットン100%の素材だと洗濯もでき清潔です。
洗濯できるもの
洗える素材のベビー帽子だと、いつでも清潔に保つことができるのでおすすめです。洗濯をしても型崩れしにくものや洗濯機でそのまま洗えるものもあるので、帽子を購入する際は気にしてみて下さいね。
季節別のおすすめ素材
春秋
赤ちゃんはこの季節でもたくさんの汗をかくので、通気性が良く刺激が少ない素材のベビー帽子を選びましょう。洗える素材のベビー帽子だと、いつでも清潔に保つことができて安心ですよ。春や秋でも紫外線は降り注いでいるので、ハットやキャップなど、ツバのあるタイプがおすすめです。
夏
紫外線や直射日光を避けるため、通気性のよい麦わら帽子やベビーハットが活躍します。紫外線は5~7月頃に一番多く降り注ぐので、UVカット機能がついたものやツバの大きいもの、首から肩にかけてカバーしてくれるものがおすすめです。
冬
防寒のために暖かいニット素材のベビー帽子が活躍します。肌に触れる面積が多いので、オーガニックコットンなどできるだけ肌に優しい素材を選ぶと安心です。肌触りの良いものを選んであげると、赤ちゃんも安心できそうですね。
子供が帽子を嫌がるときの予防法と対処法
ちょうどよいサイズを選ぶ
特に赤ちゃんの頃は嫌がりやすいので、工夫が必要になりますよね。まずは、優しく被せてあげましょう。サイズが小さくて締め付けがきついとすぐに嫌がるので、ちょうど良いサイズを事前に選んでおくのがコツですよ。
お揃いにする
ママが帽子をかぶって大げさに喜んでみせ、それを何回か繰り返していると、子どももかぶって喜ぶまねをしてくれたりします。子どもはまねっこ遊びが大好きなので、ママが帽子をかぶると一緒にかぶってくれるようになることもありますよ。
子どもに選ばせる
子どもと一緒にお店に行って、好きなデザインの帽子を選ばせてあげましょう。今まで帽子が嫌いだった子どもでも、自分で選んだ帽子なら喜んでかぶってくれるのではないでしょうか。
帽子の意味を説明する
2歳を過ぎて幼児期になると、なかなか被ってくれずにママやパパがイライラしてしまうこともありますが、怒るのは逆効果。夏場は「暑いと熱射病になるから、嫌だけどかぶろうね」と、説明してあげたりするのも効果的です。
褒める
帽子をかぶったときに、「かっこいい」「かわいい」「すてき」とほめてあげるのも効果的です。「帽子をかぶる行為=ママが喜ぶ」ということを認識してくれるようになると、子供からかぶってくれるようになりますよ。
お出かけの合図にする
子どもはお出かけが大好き。楽しいお出かけのときは必ず帽子をかぶる、かぶらなければお出かけできないというルールを作ると、帽子をかぶることも楽しいことと感じるようになることが期待できます。幼児期からこの習慣が身に付けば、大きくなってもそれが当たり前になるので、習慣づけは重要です。
子どもの帽子のサイズに関する体験談
筆者の息子も帽子が嫌いでした。周りのママさん達にきいても子どもはみんな大体は嫌がるみたいですね。そうはいっても、夏の紫外線対策や冬の防寒対策には帽子は欠かせないので、なんとか帽子を被ってもらおうと必死でしたが、何がきっかけかはわかりませんが、夏の麦わら帽子だけは被ってくれるようになりました。
お出かけする前には自ら、帽子を持って来る程に。相当気に入ったんでしょうね。しかし、冬になって、ニット帽を被せようとしたら全力で拒否され、さらに夏に被っていた麦わら帽子を被ろうとする始末で、この冬に限っては、まだお気に入りの帽子が見つからなそうです。
洋服についているフードを被ったりはするので、たぶんニット帽が嫌なんでしょうね。素材の問題なんでしょうか。筆者もまた、息子が気に入ってくれる帽子がみつかるまで頑張ろうと思います。
子どもの帽子は試行錯誤しながら
赤ちゃんや子供は、不快なものに対してはっきりと態度で示します。嫌がったときはまず何が不快なのか見極めてあげましょう。性格もありますが、サイズが違ったり、肌に合っていなかったりと、ママやパパが気づかないところで嫌がっていることもあるので、合ったものを選んであげられるといいですね。