【新生児〜1歳】赤ちゃんの足のサイズ早見表!靴選びの8つのポイントとは?【助産師・保育士監修】
赤ちゃんが歩き始めると靴の用意しなければいけませんが、何を基準に赤ちゃんの靴を選べば良いか悩んでしまいますよね。まずは赤ちゃんの足の骨の成長をサポートする適切な靴を選んであげましょう。ここでは、赤ちゃんの靴を選ぶうえで大切な8つのポイントと、足のサイズの測り方や先輩ママの声などを助産師・保育士監修で解説します。
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この記事の監修
目次
【早見表】0~1歳の赤ちゃんの靴のサイズの目安
0~1歳の赤ちゃんの平均的な足のサイズ
赤ちゃんの靴を選ぶときにはサイズ選びが大切です。0~1歳頃の平均的な足のサイズは下記の通りです。個人差はありますが、靴を買うときの目安にしてみましょう。
月齢 | サイズ |
---|---|
新生児~生後6ヶ月 | 8~12cm |
生後6ヶ月~1歳 | 11~12cm |
1歳~1歳半 | 12~13cm |
赤ちゃんの足は1年間に1.5~2cmも大きくなる!
赤ちゃんの足は1年間で1.5~2cmも大きくなります。赤ちゃんが靴を履いて歩くようになったら、靴のサイズを小まめにチェックし買い替えるようにしてくださいね。
赤ちゃんが歩き出すタイミングは1歳前後です。赤ちゃんが歩く前にファーストシューズを購入したものの、歩き始めたころにはサイズアウトしていたということも珍しくないようです。
息子は10ヶ月で歩き出し、急いでファーストシューズを買いに行きました。うちの子はよく歩くほうだったので、ファーストシューズも毎日のように履かせました。
しかし、早く買った人はほとんど出番がないままサイズアウトということもあるようです。その後に飾る予定などがないなら、ファーストシューズの購入は歩き始めてからでも遅くないような気がします。
海外製の赤ちゃんの靴のサイズの目安
海外製の赤ちゃんの靴は日本製のサイズ表記と異なることがあります。購入する場合は以下の表を参考にしてみましょう。
ただし、メーカーによって履き心地は微妙に異なるため、いつも通りのサイズの靴だとしても必ず試し履きをさせてくださいね。プレゼントの場合は少し大きめを選んでおくと安心です。
cm | アメリカ | イギリス | ヨーロッパ |
---|---|---|---|
8.0 | -- | 0 | -- |
8.5 | 0.5 | 〃 | 16 |
9.0 | 1 | 0.5 | 16.5 |
9.5 | 2 | 1 | 17 |
10.0 | 〃 | 〃 | 18 |
10.5 | 3 | 2 | 〃 |
11.0 | 4 | 3 | 19 |
11.5 | 〃 | 〃 | 19.5 |
12.0 | 5 | 4 | 20 |
赤ちゃんの靴のサイズ選びの8つのポイント!
よちよち歩きの赤ちゃんの骨はまだやわらかく、発達途中です。足に合わない靴を履くと足の正しい成長をさまたげるだけでなく、膝や腰にまで負担をかけてしまうおそれがあります。8つのポイントを意識しながらぴったりの靴を選んでください。
1.甲の高さが調節できるか
靴の甲の部分が足にしっかりフィットしていると自然な歩行が行えます。甲の部分をマジックテープや靴ひもで留めるタイプだと、赤ちゃんの足に合わせて甲の高さを微調整できるので安心ですね。
子どもの足はすぐに大きくなるうえに靴下の厚さなどで微調整が必要です。マジックテープタイプだと微調整ができるのでおすすめですよ。
2.つま先が広く指を自由に動かせるか
乳幼児期に足の指を十分に動かせないと、指の腱やふくらはぎの筋肉が正しく発達しないといわれています。その結果、転びやすく疲れやすくなるなどの弊害が生じるかもしれません。
赤ちゃんのうちから足指を動かす感覚を身に付けてもらうため、つま先が広く指が自由に動かせる靴を選びましょう。
3.つま先に反りあがりがあるか
よちよち歩きの赤ちゃんはベタ足で歩くため、とにかくよくつまずき転びます。つま先部分が少し上に反りあがっている靴を履けばけり出しやすく、赤ちゃんでもつまずきにくくなりますよ。
4.かかと部分がしっかりしているか
子どものO脚やX脚、偏平足といった足のトラブルはかかとの骨の未発達が原因だといわれています。かかとの骨を成長させるためには、かかと部分がしっかりしている靴を選びましょう。かかと部分がやわらかすぎる靴を履き続けると、かかとの骨が外側に曲がってしまうおそれがあります。
初めての靴は子ども靴専門店で購入しました。何足か試し履きさせましたが、いまいち安定せず、スタッフさんのアドバイスで足首のくびれまで深さがあるハイカット気味のシューズにすると、しっかり歩くことができました。ハイカットといっても足首を締め付けず、子どもの動きに応じて広がるつくりになっているようです。
5.つま先から1/3程度の位置で曲がるかどうか
靴のホールド感は大切ですが、硬すぎる靴は赤ちゃんの足の動きをさまたげます。歩いているうちに自然に足が曲がる位置で、靴も同じように曲がるかどうかという点をよくチェックして靴を選びましょう。フィットせず履きにくい靴には赤ちゃん自身もストレスを感じ、履いてくれなくなってしまうようです。
特に足指の付け根部分が硬いと、赤ちゃんがうまく前に足をけり出せないことがあります。つま先から1/3程度の位置で曲がるものを選んでくださいね。
6.靴底に弾力があるか
適度な弾力のクッション機能がある靴は、赤ちゃんの足にはぴったりです。硬いコンクリートなどの地面を歩くときに衝撃を吸収してくれます。靴底が硬すぎると、赤ちゃんの動きにフィットせず足に負担をかけてしまうのです。
7.通気性が良いか
体温調整機能が未発達な赤ちゃんはびっくりするほど汗をかきます。足も同様です。やわらかいメッシュ素材など、通気性が良く蒸れにくい靴を選びましょう。
8.赤ちゃんに履かせやすいか
赤ちゃんは好奇心旺盛でなかなかじっとしてくれません。どれほどデザインが気に入っていても、履かせにくい靴は、赤ちゃんにとっても履かせるママやパパにとってもストレスになります。赤ちゃんに履かせやすい靴を選んでみてくださいね。
靴を履かせるときには靴下も大切!
室内では裸足で過ごすことが多い赤ちゃんですが、靴を履かせるときは必ず靴下を着用しましょう。靴下をはくことで、靴の中の蒸れや靴ずれを防いでくれます。
赤ちゃんの靴下を選ぶうえで肌触りの良い素材は欠かせません。繊細な赤ちゃんの肌は、靴下のはき口のゴムや装飾でかぶれることもあるので注意しましょう。歩き始めは裏に滑り止めが付いていると安心ですよ。靴下のサイズにも個人差があるため、以下を目安にしてみましょう。
月齢・年齢 | サイズ |
---|---|
生後6ヶ月~1歳 | 11~13cm |
1~2歳 | 12~13cm |
靴を履くようになるまでは、赤ちゃんらしく薄手で脱ぎ着しやすい短い靴下をはかせていました。しかし、短い靴下だと靴と一緒に脱げてしまうこと多かったため、靴下も靴に合わせて選ぶようになりました。
靴を履くようになってからは、肌触りが良く、自然なフィット感がある適度な厚さの靴下が使いやすかったです。靴の履き口が素足に当たらないよう、靴下の丈も長めのものが多くなりました。
赤ちゃんの足のサイズの測り方
赤ちゃんの足のサイズを正確に測定するなら、やはりプロにお願いするのが確実です。子ども用品売り場や、子ども靴を多く取り扱っているシューズショップには、専門のスタッフがいることもあるのでお願いしてみましょう。
可能であれば、子どもに靴を履かせて、数分間店内を歩かせて観察してください。その段階で、脱げたり、歩き方が不自然だったりした場合、別のサイズや違ったデザインの靴を選び直すと良いでしょう。
しかし、赤ちゃん自身が慣れない場での測定に驚いて泣いてしまうことがあります。お店で測定できなくても、専用の計測紙を使えば自宅で足のサイズを測ることができます。計測紙は子ども靴メーカーのサイトなどでダウンロードが可能です。
子どもを計測紙の上に立たせ体重を乗せた状態で足の長さを測り、10~15mm大きいサイズの靴を選ぶと良いでしょう。
デパートの子ども用品売り場で足の測定をしてもらいました。「動き回る子どもの足のサイズなんて一体どうやって測るんだろう」と不思議でしたが、子どもが好きなアニメやぬいぐるみがたくさんあるコーナーで、子どもの手のあたりに手すりもついていました。ものの数分で測定も終わり、ぴったりのファーストシューズを買うことができました。
赤ちゃんの靴のサイズアップの目安は?
赤ちゃんの歩行は歩き始めて数ヶ月経つと安定し、足の形も変化します。そのため、ファーストシューズを履き始めてから3ヶ月くらいでセカンドシューズへの見直しを行うと良いですよ。その後も3~4ヶ月に1回のペースでサイズを見直しましょう。
歩き始めと同時にファーストシューズを購入しました。しかし、すぐにきつくなり、3ヶ月くらいでセカンドシューズに。その後2年くらいは、最低でも半年に1回ペースで0.5cmずつサイズアップして靴を買い替えていました。うちの靴箱は子どもの靴だらけです。
赤ちゃんの発育をサポートする靴を
足は第2の心臓といわれるほど大切な器官です。洋服だと「すぐ小さくなるから」とつい大きめのサイズを買ってしまいますが、大きめのサイズの靴を履かせることは良い選択とはいえません。足の正常な発達のため、そのときそのときでぴったりの靴を買うように心がけましょう。
あっという間に履けなくなる靴を「大きくなったなぁ」と見返すのもひとつの楽しみになりますよ。赤ちゃんの健やかな成長のために、ぴったりの靴をプレゼントしてあげてください。
※この記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。