【新生児の生まれ季節別】ベビー服の選び方と服装を解説!肌着とウェアの違いも解説

赤ちゃんの誕生が待ちきれず、ベビー服をたくさん買い揃えている妊婦さんは多いのではないでしょうか。ベビー服は小さくてかわいくて、あれもこれもと買ってしまいますよね。こちらでは、生まれ季節別のベビー服の準備やコーデなどについてわかりやすく解説します。

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この記事の監修

河井 恵美
助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. 新生児の服選び!肌着とベビーウェアの違いとは?
  2. 新生児の服ってどんなものがあるの?
  3. ベビー肌着
  4. ベビーウェア
  5. 新生児期の肌着&ウェア選びのポイント
  6. 新生児期の服におすすめの素材
  7. 出産前準備 新生児服のサイズ目安
  8. 新生児生まれ季節別 洋服準備リスト(目安)
  9. 【新生児季節別】ベビー服の着せ方(組み合わせ)
  10. 新生児の服選びを楽しみましょう
  11. あわせて読みたい

新生児の服選び!肌着とベビーウェアの違いとは?

ベビー肌着とは?

赤ちゃんの体温調節機能は、まだ十分に整っていません。ベビー肌着は赤ちゃんの身体を守るために重要で、暑さや寒さの調節をしてあげること、汗を吸い取ってあげることが役割です。吸湿性・通気性にすぐれた素材、季節に合った生地、縫い目がゴロゴロしないなど、素材や縫製にもこだわって選びましょう。

ベビー肌着には、短肌着、長肌着、コンビ肌着など、目的や使い方に合わせて種類がいくつかあります。重ね着などで体温調節をしてあげられるよう、さまざまな種類のものを揃えておきましょう。

ベビーウェアとは?

ベビーウェアは、肌着の上に着るベビー服のことです。あまり外出の機会がない新生児ですが、退院時やお宮参りの際に着るツーウェイオールやセレモニードレスがベビーウェアにあたります。

他にも、カバーオール、プレオール、セパレートなど、バリエーションも多彩です。ベビーウェアは、デザインだけでなく、赤ちゃんの足の動かしやすさや、おむつ替えなどお世話のしやすさも考えて選ぶと良いでしょう。

新生児の服ってどんなものがあるの?

ベビー用品店では、さまざまな種類のベビー服が販売されています。似たような服なのに呼び方が違っているなど、混乱してしまう方もいるでしょう。以下では、ベビー服の種類について詳しく紹介します。

ベビー肌着

短肌着(新生児期)

短肌着とは、裾の短い腰丈の肌着です。赤ちゃんの身体にフィットして汗を吸い取る役割があり、季節を問わず活躍してくれます。寝かせたまま着脱ができるよう、着物のような前を打ち合わせる紐やワンタッチテープなどで留めるタイプが主流です。

デリケートな赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、ガーゼ素材のものだったり綿100%など肌触りの良いのものだったりすることも特長です。ちょっとした刺激でも、赤くなったり、かゆみの原因になったりすることがあるため、縫い目が外に出ているものを選んでくださいね。

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【川端縫製】ワンタッチフライス短肌着3枚組
¥2,970〜(2024/10/15 時点)

サイズ:40~50cm、50~60cm、60~70cm

短肌着はいつまで使える?何枚必要?おすすめ9選とブランドをご紹介!

長肌着(新生児期)

短肌着に重ねるのが長肌着です。短肌着の丈を長くし、つま先までの丈がある着物のような形をしています。足の動きが少なく、おむつ替えが頻繁な新生児期にぴったりの肌着です。スナップがない分、おむつ替えがスムーズにできるでしょう。ただし、足をバタバタ元気に動かすようになると、裾がはだけやすくなります。

【PUPO】長下着 オーガニックフライス
¥1,480〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~60cm

長肌着とは?いつからいつまで?長肌着の選び方とおすすめの商品10選!

コンビ肌着(新生児期および2、3ヶ月~)

長肌着の裾が二股に分かれたタイプで、スナップ付きが前提です。おむつ替えの回数が多い新生児期よりも、足の動きが活発になってくる2~3ヶ月頃から重宝します。

膝がやや外向きに開く、生後間もない時期の赤ちゃんのM字足に沿うように、裾が少し外側に広がっています。裾の内側はスナップ留めなので、赤ちゃんが足を動かしても、抱っこしてもはだけにくいのが特長です。

【赤ちゃんの城】麻の葉柄 日本製コンビ肌着
¥1,870〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~60cm
カラー:ピンク・サックス・オフホワイト

【春夏・秋冬別】コンビ肌着のおすすめ15選!いつまで着せられる?選び方…

ボディ肌着(ボディスーツ)

ボディー肌着はブルマタイプの肌着で、股下をスナップボタンで留めて使用します。スナップボタンで留めるため、はだけたり、お腹が出たりする心配がいりません。色や柄が豊富なので、アウター感覚で着せることもできます。

【紐で結ぶタイプ】
紐で結ぶタイプのボディースーツは、新生児に使いやすいものです。赤ちゃんに触れるスナップは股下だけなので、肌にやさしく、生まれたての赤ちゃんにぴったりです。お腹にかかる生地が二重になるので、腹部の保温にも役立ちます。夏にクーラーのきいたお部屋でも赤ちゃんのお腹を守ってくれるので安心ですね。

【かぶせて着せるタイプ】
Tシャツのように頭からスポッとかぶせて着せるタイプのボディースーツは、首がすわったあとに着せやすくなります。肩口が大きく開くので、着脱しやすいのが特長です。インポートものやブランドものなど、色やデザインがかわいいものが多いので、夏はボディ肌着1枚でも外出できますよ。ただし、首が安定しない新生児期には避けたほうが良いでしょう。

【スナップがついているタイプ】
前中央にスナップがついているタイプのボディースーツは、まだ寝返りやお座りができない赤ちゃんにおすすめです。赤ちゃんの身体を最小限に動かすだけで、簡単に着脱できます。

スナップが多くて面倒くさいと感じるかもしれませんが、慣れてくれば手早くできますよ。スナップボタンがどうしても肌に触れてしまうので、新生児期よりも少し肌が強くなる3ヶ月頃から着せるほうが安心です。1歳くらいまで活躍する心強いアイテムです。

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【ケラッタ】半袖/長袖 前開きボディースーツ(3枚セット)
¥2,680〜(2024/10/15 時点)

サイズ:83~86cm
袖丈:半袖、長袖
セット数:2枚組、3枚組あり

ショートオール

ショートオールは股ぐりが立体的になっていて、丈が短めになっているのが特徴です。カバーオールが半そでで半ズボンになっているバージョンです。ほど良いフィット感があり、カバオールなど足が二股に分かれるウェアのインナーとしても重宝します。

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【川端縫製】水玉柄生成りフライス 半袖前開きロンパースショートオール
¥1,480〜(2024/10/15 時点)

サイズ:60~70cm、70~80cm

ベビーウェア

ベビースリーパー

わたあめガーゼスリーパー
¥4,400〜(2024/10/15 時点)

愛知県三河で江戸時代から続く匠技術によって織られた6重ガーゼは、わたあめのようにふわふわの肌触りです。吸水性・放湿性にすぐれ、夏は涼しく冬は暖かなオールシーズン仕様で、赤ちゃんを寝冷えから守ります。湯上りタオルやベストとしてなら3歳頃まで使えますよ。

スモーキーパステルのやさしい色合いに、スウィートマミーオリジナルの天使のジャガードとグラデーション柄が愛らしく、男の子・女の子どちらにも喜ばれるでしょう。パイピングにはシルク100%の天竺生地、リボンにはコットン100%のチュール生地を使用しています。天然素材をぜいたくにあしらい、品の良さと実用性をあわせもつアイテムです。

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ドレスオール(ベビードレス)

赤ちゃんの洋服の裾がスカートのように開いているデザインの洋服をドレスオール(ベビードレス)といいます。退院時やお宮参りなどのセレモニードレスとして使用することもあります。スカート状でおむつ替えがしやすいので、足をまだ頻繁に動かさない新生児期や、おむつを頻繁に替える時期におすすめです。

ただし、足を盛んに動かすようになる生後2ヶ月くらいからは、足が二股に分かれているタイプのものが重宝します。長く着せたい場合はツーウェイオールを選びましょう。

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【chuckle BABY】セレモニードレスオール
¥6,490〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~60cm

プレオール

新生児の足はM字型に曲がっています。その自然な足の形に沿うように作られたのがプレオールです。新生児期から生後1ヶ月、または2ヶ月前後の比較的月齢の低い赤ちゃん向けに作られています。他のウェアの枚数を考えて購入すると良いでしょう。

プレオールは、袖、裾がしぼっていない形であることが特徴です。「プレ」は「以前」という意味があります。カバーオールを着る以前の赤ちゃんのための洋服と考えてもよいかもしれませんね。着丈がカバーオールより短かく、カバーオールより素材がやわらかいので、敏感な赤ちゃんの肌にもやさしいでしょう。

カラフル展開パイル半袖プレオール
¥1,370〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~60cm

カバーオール

Tシャツとパンツが一体になったようなつなぎ型の洋服です。袖と裾の部分にゴムが入っており、保温性が高いのが特長です。足首まで覆われているものが主流となっています。股のところが全開するので、寝かせたままのおむつ替えがスムーズで、抱っこのときも裾が邪魔になりません。

冬の外出時には、ソックスが一体になっている足つきカバーオールやジャンプスーツがおすすめです。サイズが細かく設定されているので、赤ちゃんの成長と季節に合わせて選びましょう。

長袖 新生児用 カバーオール
¥1,980〜(2024/10/15 時点)

サイズ:52、59、66cm

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ツーウェイオール

ツーウェイオールは、股下のスナップボタンを留めるか留めないかで、ベビードレスにもカバーオールにもなる服のことをいいます。新生児のころはベビードレスとして、足を頻繁に動かすようになってきたらカバーオールとして使うことができる便利なアイテムです。長く使うことができるので、とても経済的ですよね。

近年ではその便利さから、ツーウェイオール=カバーオールと表示されていることも多く見受けられます。「カバーオール」という表示で売られていたとしても、「ツーウェイオール」と表記されている場合は、ベビードレスにもカバーオールにもなる商品だということになりますね。

ツーウェイオール
¥2,600〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~70cm

ロンパース

ロンパースは、シャツとズボンが一体になったウェアです。股の部分にスナップがついており、おむつ替えが便利です。新生児期よりもハイハイ期に活躍します。

ロンパースはボディースーツ、カバーオール、ツーウェイオールなど並列で表記されることもあります。メーカーや扱うショップによって呼び方が異なるようです。

ロンパースとカバーオールも似たようなものですが、カバーオールは肌着の上に着る洋服であるという認識が強く、ロンパースよりもしっかりした生地で作られている場合が多いです。ロンパースは部屋着として、カバーオールは外出するときに着る「服」として着用シーンを区別していることもあります。

無添加 2重ガーゼロンパース
¥5,610〜(2024/10/15 時点)

サイズ:SS

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新生児期の肌着&ウェア選びのポイント

成長に合ったサイズを選ぶ

肌着やウェアなどを選ぶときは、赤ちゃんの成長に合わせて必要なものをこまめに揃えていくのがポイントです。先に大きめのサイズの服を買いたくなりますが、成長のスピードが早く、その季節にそのサイズが合わなくなることもしばしばで、結局着せることができずに終わってしまうこともあります。

サイズと月齢の目安がありますが、赤ちゃんの成長には個人差があります。目安通りにはいかない場合も多いので、その子に合ったサイズのものをその都度購入すると良いでしょう。

素材で選ぶ

汗っかきな赤ちゃんの肌はデリケートなので、ベビー服の素材にこだわりたいものです。吸水性や通気性にすぐれた、肌触りの良い天然素材のものを選んであげましょう。

おすすめは綿100%です。ただし、ひと口に綿といっても、糸の太さや編み方で、フライスやスムースなどと呼び名が異なり、生地の厚みや手触りに違いが出てきます。どのようなときに着せるのか、目的や用途によって使い分けてみましょう。

伸縮性や保温性も、ベビーウェアを選ぶ際のポイントです。活発に動くようになる腹ばい期は、伸縮性があって赤ちゃんの動きをさまたげないものが良いでしょう。肌寒い季節には、肉厚で伸縮性のあるニット素材や、保温性も高いニットキルトなどが適しています。

着替えのしやすさで選ぶ

新陳代謝が活発な新生児は、おむつ替えと同じようにお着替えも頻繁です。毎日のことなので、着替えのしやすいものを選んであげるとお世話が楽になります。

新生児期はあまり足の動きが活発ではないので、足が二股に分かれていないもので大丈夫です。少し足の動きが活発になる2~3ヶ月頃、寝かせたまま着替えさせる時期には、スナップや紐で肩から足先まで大きく開くタイプがおすすめです。

首がすわり、身体が起こせるようになったら肩あきのシャツ、たっちできるようになったらパンツタイプなど、赤ちゃんの成長に合ったものを選ぶことで、お着替えが効率良くできます。赤ちゃんの体形やママの好みなども考慮して、いろいろなものを試してみるのも良いかもしれませんね。

縫い目が外側にあるものを選ぶ

赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、ちょっとした刺激でも傷つくおそれがあります。直接肌に触れる肌着を選ぶときには、縫い目が外側にあるものを選び、赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。

複数シーズン着せられるウェアを選ぶ

複数のシーズンに渡って着せられるベビーウェアを選ぶと、重宝すると同時に洋服代も節約することができます。特に七分丈のものは、暑ければ袖をまくる、肌寒いときには上に羽織るといったことで、気温の変化に対応できますよね。体温調節が苦手な赤ちゃんの強い味方となってくれますよ。

ノースリーブタイプのロンパースもおすすめです。暑い夏には1枚で快適に過ごすことができ、それ以外の季節には肌着として使用することができます。

新生児期の服におすすめの素材

ガーゼ

ガーゼは目があらく、通気性や吸汗性にすぐれた素材です。見た目が涼しげでサラッとした肌触りは、特に暑い夏に適しています。赤ちゃんの肌着やハンカチなどに人気の素材です。

フライス

フライスは、裏も表もメリヤス編みになっていて伸縮性にすぐれ、ほど良い厚みがあるので、オールシーズン着ることができます。柔らかな肌触りで吸湿性があり、通気性も抜群です。赤ちゃんの肌着の定番素材です。

スムース

フライスよりやや厚手の生地で、目がつまっている保温性に優れた素材です。裏も表もなめらかな肌触りで、冬はもちろん、まだまだ肌寒い春先や、夏の終わりの秋口に大活躍します。

パイル

パイルはタオルに代表される素材ですね。吸湿性にすぐれているため、夏は快適に過ごせます。ふんわりとした肌触りなので、冬は暖かく過ごせるのが特長です。表面をカットした羽毛状のものとループ状のものがあり、毛足を長くしたタオルのような素材となります。

天竺

Tシャツに代表されるような薄手で表面が滑らかな素材です。横方向への収縮性にすぐれており、通気性も良く、サラッとした肌触りなので、春夏用のアイテムに使用されることが多いでしょう。

オーガニックコットン

3年間化学肥料や農薬を使用していない原料から作られる有機栽培のコットンです。敏感な赤ちゃんの肌にも安心して使える素材となっています。

ニットガーゼ

ニットガーゼは天竺素材の生地を2枚重ね合わせたものです。通気性に富む天竺素材を2枚重ねることで、やわらかい肌触りとふんわりとした暖かさが生まれます。肌寒い季節に欠かせない素材ですね。

ニットキルト

ニットキルトは、キルティング加工された生地にニットが編み込まれた素材です。保温性と吸湿性があります。やわしい肌触りで厚手なので、秋冬の洋服にぴったりの素材です。

出産前準備 新生児服のサイズ目安

生まれたての赤ちゃんは、自分で体温調節ができません。赤ちゃんの様子を見ながら何を着せれば良いか判断しようにも、初めてのことだと「暑すぎないかな」「寒くないかな」と悩んでしまうものです。

ここでは、生まれた季節別に、どのような服をどれくらい用意すれば良いかご紹介します。ただし、お住まいの地域や洗濯回数などによって異なるため、あくまでも目安として考えてくださいね。

新生児期の赤ちゃんの大きさと重さ(※)

■平均身長
男の子:55.5cm
女の子:54.5cm

■平均体重
男の子:4.78kg
女の子:4.46kg

■洋服のサイズの目安
50、50~60、ツーウェイオールなどは50~70

■頭囲平均サイズ
男の子:37.9cm
女の子:37.0cm

■帽子のサイズの目安
新生児用の帽子は伸縮性の高いものが多いため、サイズ表記の幅が広くなっています。販売元の月齢表を参考にするか、できれば赤ちゃんにかぶせてぴったりなものを選んでくださいね。

■靴下のサイズの目安
7cm、7-9cmなど

新生児の服のサイズの目安

新生児服のサイズ目安としてよく見かける表示が「50」です。ツーウェイオールなど長く着られるものは「50-70」となっています。これは身長50cm、体重3kgとした場合です。しかし、赤ちゃんによっては50cmの服はすぐに着られなくなり、60cmないし70cmが重宝することもあります。

インポートものやブランドものなどのかわいいデザインの洋服も着せたいですよね。インポートものやブランドものなどは、表示が「1month 」などとなっていますが、小さめに作られているものが多いので、少し大きめのものを検討すると良いかもしれません。

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新生児生まれ季節別 洋服準備リスト(目安)

必要ものを「◎」、あった方が良いものを「○」、あれば便利だけどなくてもよいものを「△」で示していきます。「△」は赤ちゃんとの生活が始まって必要と感じたときに準備しても間に合います。

春生まれの赤ちゃん(3・4・5月)

季節の変わり目で暖かい日もあれば肌寒い日もある春には、気温差に合わせて簡単に着脱できるデザインのものを準備すると良いでしょう。赤ちゃんの首筋や背中をこまめに触って体調に気を付け、重ね着で調節してあげるようにしましょう。少し肌寒いときは、長肌着を加えると良いですよ。

新生児の洋服
必要枚数
重要度
短肌着5~6枚
長肌着1枚~
コンビ肌着4枚~5枚
ドレスオール1枚~
ツーウェイオール2枚~3枚
カバーオール1枚~2枚
プレオール1枚~2枚
新生児ベスト1枚~
カーディガン1枚~
おくるみ
帽子
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夏生まれの赤ちゃん(6・7・8月)

とにかく汗をかくこの時期は、こまめに服を取り替えてあげましょう。あせも対策にもつながります。薄手で風通しが良く、吸湿性にすぐれた素材のウェアを選んであげると安心です。

クーラーでの冷やし過ぎにも注意が必要ですね。室温とともに赤ちゃんの手や足が冷えすぎていないかをチェックしながら、冷風には直接当たらないようにしてあげてください。室内外での温度差が激しいので、カーディガンが1枚あると便利です。

新生児の洋服
必要枚数
重要度
短肌着5~6枚
長肌着1枚~
コンビ肌着6枚~7枚
ドレスオール1枚~
ツーウェイオール1枚~
カバーオール1枚~2枚
プレオール1枚~
新生児ベスト1枚~
カーディガン1枚~◎(冷房対策や紫外線対策に。パイル生地がおすすめ)
おくるみ◎(夏は通気性の良いものを)
帽子
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秋生まれの赤ちゃん(9・10・11月)

残暑が厳しいかと思えば、肌寒い日もある秋には、暑い日には夏に着せていた服をそのまま着せてしまいましょう。肌寒い日は、冬にも着られる素材のものを選んでおくと、長い期間着られて重宝しますよ。

新生児の洋服
必要枚数
重要度
短肌着5~6枚
長肌着1枚~
コンビ肌着4枚~5枚
ドレスオール1枚~
ツーウェイオール2枚~3枚
カバーオール1枚~2枚
プレオール1枚~2枚
新生児ベスト1枚~○(3シーズンかオールシーズン対応のものがおすすめ)
カーディガン1枚~◎(冬にも使える暖かい素材を選びましょう)
おくるみ
帽子
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冬生まれの赤ちゃん(12・1・2月)

寒い時期は、ついたくさん服を着せてしまいがちですが、赤ちゃんは新陳代謝がとても活発です。冬の寒い時期でもすぐ汗をかいてしまうので、着せすぎは禁物です。寒いときは新生児用のベストや胴着で調節、おでかけのときはアフガンや帽子などの小物をうまく使って対応しましょう。

室内で靴下をはかせると、足に熱がこもってしまい、赤ちゃんに不快感を与えてしまうことがあるため、素足が基本です。しかし、部屋の中でも赤ちゃんの足が冷たすぎる場合、身体も冷えている可能性がありますので、身体全体が冷えていないかこまめに確認しましょう。また、お出でかけのときは靴下をはかせてあげましょう。

新生児の洋服
必要枚数
重要度
短肌着5~6枚
長肌後1枚~
コンビ肌着4枚~5枚
ドレスオール1枚~
ツーウェイオール2枚~3枚
カバーオール1枚~2枚
プレオール1枚~
新生児ベスト1枚~
カーディガン1枚~
マント・ケープ1枚△(必ず必要なものではありませんが、外出のときにさっと着せらて便利です)
ジャンプスーツ1枚○(新生児期から長いものでは1歳まで着られます)
靴下・レッグウォーマー◎(外出時には靴下をはかせてあげましょう)
おくるみ
帽子

おくるみは季節を問わず必要ですね。「夏におくるみが必要なの」と思うかもしれませんが、退院時や外出のときに赤ちゃんをくるんで使用する以外にも、おむつ替えシートやブランケットにもなるので、1枚あると重宝しますよ。また、帽子はやわらかい赤ちゃんの頭を守るものです。季節に応じて素材を変えてあげましょう。 

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【新生児季節別】ベビー服の着せ方(組み合わせ)

ほとんどねんねの新生児期は、外出することはほとんどないでしょう。生活の中心はお部屋ということになります。お部屋での快適な時間=赤ちゃんにとっての快適生活です。まだ体温調節が未熟で「暑い」「寒い」が言えない赤ちゃんに代わり、ママやパパが赤ちゃんの様子を見ながら着るものを選んであげることが大切です。

寒い季節でもたくさんの汗をかきます。汗を吸い取る役割の「短肌着」を中心に、季節ごとに組み合わせを考えていきましょう。短肌着は多めに持っていても重宝しますよ。

ここでは、赤ちゃんが1日の大半を過ごす室内で、どのような肌着、ウェアを着せれば良いか、その目安を紹介します。

春の室内コーデ

寒暖の差がまだまだ激しい春は、短肌着に長肌着やドレスオールを着せてあげましょう。冷え込む日は、ベストなど着脱しやすい小物を活用すると便利です。おむつ替えが頻繁なので、新生児期のウェアの基本は着物型のドレスオールですが、ツーウェイオールのほうが長く使えます。

赤ちゃんの体形には個人差がありますが、50~70のようにサイズ幅が広いので、どのような体形の赤ちゃんにも合わせやすいでしょう。おでかけのときは、短肌着+ドレスオール+おくるみ・靴下・帽子といった感じでコーディネートすると良いですよ。

オーガニックコットン100% ツーウェイオール 兼用ドレス ロンパース
¥4,730〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~70cm

夏の室内コーデ

ギラギラ日差しが照りつける夏は、短肌着と長肌着で十分です。ただし、エアコンがキンキンに効いた室内では寒いこともあります。少し寒いと感じた場合は、長肌着より厚手にできているコンビ肌着を着せてあげると良いでしょう。

外に出るときは、短肌着+通気性の良い涼し気なドレスオール+おくるみ・帽子コーデが良いですね。夏向きの素材は綿100%で、特に「天竺」や「フライス」がおすすめです。

天竺 無地 半袖ツーウェイオール
¥2,990〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~60cm

秋の室内コーデ

残暑で暑い日があったかと思うと、もうすぐ冬だなと感じる日があったりと、大人でもなかなか着るものを選ぶのが難しいのが秋です。赤ちゃんの室内着は、短肌着、長肌着、ドレスオールが良いでしょう。春と同じですが、秋は冬にも使える少し厚手のものを選ぶと重宝します。

オールシーズン使える「パイル」か「フライス」、保温力がある「スムース」が最適です。おでかけの際は、短肌着+長肌着+ドレスオール+おくるみ・靴下・帽子という感じでコーディネートしてみましょう。

やわらかパイル短肌着
¥798〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~60cm

冬の室内コーデ

寒い冬の室内では、短肌着+長肌着+暖かい素材のドレスオールを着せると良いでしょう。調節用として新生児用ベストがあると便利です。でかけるときは、短肌着+長肌着+ドレスオール+おくるみ・靴下・帽子の組み合わせが良いですね。

基本的な室内コーデに小物をプラスすると簡単で便利です。ニットカーディガンや綿素材のボレロなどのアイテムを1枚持っていると、エアコン対策もできます。

おくるみは、新生児の頃はねんねのときにそっとかけてあげるだけでなく、ベビーカーでおでかけするようになったらブランケットの代わりに使えるでしょう。帽子はやわらかい赤ちゃんの頭を守るだけでなく、日差し対策にもなります。

【PUPO】日本製 キルトコットンツーウェイドレス
¥4,280〜(2024/10/15 時点)

サイズ:50~70cm

新生児の服選びを楽しみましょう

出産前に赤ちゃん用品を選ぶことは、わくわくして楽しいものですよね。特に肌着や服はママの好みが反映できるのでなおさらです。赤ちゃんが着たところを想像しながら、赤ちゃんの肌にやさしく、季節に合った肌着とウェアを楽しんで選んでみてくださいね。

※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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