【助産師・保育士監修】【冬生まれ出産準備】12・1・2月の防寒服や育児グッズ!いるもの、いらないものは?
室内と室外の気温の差や乾燥・感染症にも注意したい冬生まれ(12月・1月・2月)の出産準備には何を用意すれば良いのでしょうか。基本の出産準備リストをチェックして、必要なもの・あったら便利なもの・不要なものを検討しましょう。冬生まれの出産準備品を選ぶポイントや注意点を紹介します。
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目次
ここがポイント!冬生まれの出産準備
まずは基本の出産準備品を知ろう
冬生まれの出産準備品では、とにかく赤ちゃんの防寒対策が心配になる人が多いかもしれません。冬といえども今は暖房器具もあり、住んでいる地域によっても寒さは異なります。基本の出産準備品を一通りチェックすれば、「これは必要かな」「これは不要だな」といったイメージがしやすくなりますよ。
少しずつ検討しながら購入すれば、無駄なものを買う機会が減って節約につながるかもしれません。一方で入院などの関係で急いで購入したい場合には、セット品などを購入してしまえば手間を省くことができます。
最低限、必要なものは揃えよう
赤ちゃん用品には非常に多くの種類があります。双子や二人目以降の出産、地域性や家族構成などによっても出産準備として必要なものは異なってくるでしょう。まずは「産後の退院時に必要なもの」と「赤ちゃんとの家での生活で必要なもの」を中心に揃えると良いでしょう。退院時の洋服やおむつ・おしりふき、粉ミルクなどは揃えておくと安心ですね。
「どのように過ごすか」で足りないものを考えよう
たとえば赤ちゃんとの外出で抱っこ紐がメインになる場合には、抱っこ紐に装着できるケープなどの防寒グッズがあると安心ですね。一方で車での外出がメインになるのであれば、寒さ対策よりもチャイルドシートが必要になります。
必要最低限の出産準備品が揃ったら、次はどのように赤ちゃんとこの冬を過ごすのかをイメージして、足りないものの購入を検討してみてくださいね。
まずはチェック!基本の出産準備品リスト
肌着類・洋服
新生児のうちは、短肌着・長肌着・コンビ肌着などを組み合わせて使用するママやパパが多いです。他にも最近ではロンパース・ボディと呼ばれるものもあります。
■短肌着5~6枚
寒い日が続く冬生まれは短肌着がいらないのではないかという疑問がわくかもしれません。しかし、赤ちゃんは体温調整が未熟なため、暖房がきいた室内で厚着をする必要はなく、短肌着にコンビ肌着を重ねた組み合わせで良いでしょう。肌寒い日はその上にブランケットやスリーパーを被せたり、ツーウェイオールやベビードレスを着せたりして調節します。
■コンビ肌着5~6枚
股の部分が開閉できる肌着です。短い肌着と合わせて着たり、暖かい日は1枚で着たり、気温に合わせて調節します。寝返りを打つようになってもはだけずに着られて何かと便利です。前開きのボディスーツでも良いでしょう。
■長肌着1~2枚
コンビ肌着と同じように短い肌着に重ねて着せますが、コンビ肌着があればなくても大丈夫でしょう。
■退院時の洋服
出産後の退院時に着せる洋服の準備も忘れてはいけません。セレモニードレスではなくても大丈夫ですが、寒くないようにしてあげたいですね。
セット内容:短肌着2枚(無地・フルーツ柄)、コンビ肌着2枚(無地・コンビ肌着)
おむつ用品
■おむつ
赤ちゃんの大きさにもよりますが、新生児サイズを使うのは生後1ヶ月くらいまでです。だいたい1週間で1パック程度の使用(枚数によりますが)を目安にしてみてください。あまり多く用意しておくと、サイズアウトしてしまうことがあるので注意。
■おしりふき
赤ちゃんによっては肌に合わない場合もあるので、産前にまとめ買いするよりも、一度使ってみてよかったものを買い足していくことをおすすめします。
■おむつ替えマット
持ち運びにも使えるような防水で小さく折りたためるものが、長く使えて便利です。家の中で使うものについてはバスタオルでも代用できますよ。
■布おむつ・おむつカバー(布おむつの場合)
最低限必要数は、布おむつは20枚程度、おむつカバーは5~6枚程度あれば大丈夫です。最初に買いすぎず、様子を見て買い足していくほうが良いですね。
布団用品
■ベビー布団
ベビー布団は便利だった人といらなかった人に分かれるベビー用品です。ママやパパと一緒に寝たほうが楽だという人もいますし、別で寝かせたほうが便利だという人もいます。しかし、親が覆いかぶさって赤ちゃんが窒息するリスクを考えると、親と赤ちゃんは違う布団で寝るようにすることをおすすめします。ベビーベッドの場合は、布団(マットレス)が別途必要な場合があります。
■キルトパッド
寝返りが打てないあいだは、背中に汗をとてもかきます。漏れたおしっこを吸収する役割もあるので、布団の上にはパッドを敷いておいたほうが安心です。2枚程度洗い替えがあると便利ですが、バスタオルでも代用できます。
■防水シーツ
キルトパッドの下に敷いて使います。おしっこやうんちが漏れることが多いので、これは持っておくと安心です。
■ブランケット
お昼寝やおでかけや授乳など、何かと使うことが多いので、季節に応じて厚さの違うものがあると便利です。
■スリーパー
寝ているあいだに足で布団を蹴ってしまうことがあるので、スリーパーを着せてあげると安心です。秋冬は保温性のあるダウンやフリース生地のもの、暖かい部屋で使うならダブルガーゼやコットンのものと、場所に分けて2枚程度あると便利です。
母乳、ミルク関連用品
母乳育児かミルク育児か、こればかりは産んでみないとわからないかもしれません。出産前に準備するよりも、産後に母乳かミルクかで買うものを考えることをおすすめします。
【どちらの場合もあると便利なもの】
■授乳クッション
これひとつで授乳もミルクもとっても楽になるので、ママのためにもあると便利です。授乳用としてだけでなく、抱き枕や赤ちゃんのお座り補助として使えるものもありますよ。
【母乳の場合】
■母乳パッド
母乳が服ににじんでしまうこともあるので、あると便利です。
■授乳ケープ
人前で授乳するときにとっても便利です。授乳以外にも薄手のブランケットとしても重宝します。
【ミルクの場合】
■哺乳瓶
新生児のうちは飲む量が少ないので、容量の少ない小さめのものを用意しましょう。
■哺乳瓶用乳首
赤ちゃんの成長に合わせてサイズアップします。成長に合わせたものを選びましょう。
■消毒セット
哺乳瓶の場合は消毒が必要です。レンジで消毒するものやつけ置きのものなど種類があるので、ママやパパが使いやすいものを選んでくださいね。
■哺乳瓶用洗浄ブラシ
洗い残しは雑菌が繁殖するので、専用のブラシできれいに洗ってあげましょう。哺乳瓶用洗剤は、使う人もいれば使わない人もいます。
■ミルクケース
おでかけが少ない時期には不要かもしれませんが、里帰りなど移動するときにもあると便利です。
お風呂用品
■ベビーバス(代用可能)
大人と同じお風呂に入れるまで、約1ヶ月は赤ちゃん専用のベビーバスが必要です。使う期間は短いので、小さく収納できるものを選んだり、洗面所を使ったり、衣装ケースなどで代用したりしても良いですね。レンタルという手もあります。
■ベビーソープ
肌の弱い赤ちゃん専用のせっけんを用意してあげましょう。泡で出るタイプだとひとりでも片手で出せて便利ですよ。
■ガーゼ
沐浴で使います。お風呂以外にも何かと使うことが多いので、10枚程度持っておくと安心です。
■バスタオル
お風呂あがりの赤ちゃんを包むのには、正方形のバスタオルが便利です。でも、なくても長方形のタオルで代用できますよ。
■ベビーローションなどのスキンケアグッズ
赤ちゃんの肌を守るために、お風呂あがりは肌を保護・保湿できるケアアイテムを塗ってあげましょう。赤ちゃんのスキンケアグッズには、ベビーオイル・ベビーローション・ベビークリームなどがあります。
セット内容:
ベビー全身シャンプー 50mL
ベビーヘアシャンプー 50mL
ベビーミルキーローション40mL
ベビーミルキークリーム20g
UVライトベールパウチ3包
お手入れ用品
■爪切り
赤ちゃんの爪は、思った以上に伸びるのが早いです。赤ちゃんの指は小さくて爪も薄いので、ハサミ型の専用の爪切りがあると切りやすいです。
■体温計
この先成長しても長く使うものです。具合が悪くなったときなど必要不可欠ですね。短時間で測れる体温計が便利です。
■綿棒
お風呂あがりのケアや、鼻水を取るとき、便秘の解消などにも使います。大人サイズではなく赤ちゃん用の細いものを準備しましょう。
■鼻水吸い器
月齢が低いうちは普段から鼻が詰まりやすいので、持っていると便利です。最初から必要というわけではないので、赤ちゃんの様子を見てからで大丈夫です。
おでかけグッズ
■ベビーキャリー(抱っこ紐・スリングなど)
おでかけの必需品です。抱っこもおんぶもできる2WAYのキャリーが便利です。早くに使う予定の人は、首のすわらない時期に使えるかも確認しておきましょう。使い心地もいろいろなので、一度試着して自分に合うか確認してから購入したほうが良いですね。
■ベビーカー
生活環境にもよりますが、あると便利です。お座りができるまでは、寝かせて動かせるA型のベビーカーを使います。出産前に必ず準備する必要はないので、産後におでかけできるようになったら、一緒に選びに行っても間に合います。
■チャイルドシート
退院時に自家用車に乗る予定の人は産後すぐ使うので、早めに準備をしておいたほうが良いです。出産前に取り付けチェックを必ずしておきましょう。
■汗とりパッド
衣服と肌のあいだに入れるもの、ベビーキャリーやベビーカーに入れるものがあります。どちらも汗っかきの赤ちゃんには必需品です。ガーゼやタオルでも代用できます。
■マザーバッグ
持ち物が多くなるので、大きめのバッグが必要です。荷物が重くなるので、できるだけ軽量のバッグをおすすめします。
■おむつポーチ
おむつとおしりふきを一緒に入れられるポーチがあると便利です。ママ用品は、赤ちゃん専用品じゃなくても、自身の気分が上がるようなお気に入りのものを用意してくださいね。
冬生まれにおすすめ!あると便利な出産準備品
ツーウェイオール・カバーオール3~5枚
短い肌着とコンビ肌着(または長肌着や前開きボディスーツなど)を重ねた上に、ツーウェイオールまたはベビードレスを重ねて着せます。ツーウェイオールはベビードレスのようにも股のボタンで足を分けても使える服です。生後1ヶ月を過ぎると足を動かし始めるので、ドレスよりも足が分かれたツーウェイオールが長い期間使えて便利です。
ただ、まだ動かない時期は重ね着をさせすぎると着替えも大変です。温度設定のされた室内で過ごす場合、無理に服を着せなくても、肌着の重ね着にブランケットやスリーパーで過ごしても良いでしょう。
ベストやカーディガンなどの羽織もの
赤ちゃんは体温調節が苦手です。寒いからと厚手の服を着せるよりは、薄手の重ね着で体温調節をするほうが対応しやすいです。ベストやカーディガンなどの羽織ものを近くに置いておくと便利です。
室内で過ごすなら、首がすわらないうちは袖のないものがママやパパも着替えさせるのが楽かもしれませんね。合わせてエアコンやブランケットで快適な温度を保ってあげましょう。ニットやフリースなどの保温効果のあるものがおすすめです。
靴下やレッグウォーマー
靴下とレッグウォーマーはおでかけの防寒に必要です。靴下だけでは肌が出てしまうときに、レッグウォーマーを合わせて使っても暖かいですね。室内で過ごすときは、靴下をはかずレッグウォーマーだけの保温でもOKです。
レッグウォーマーは足のサイズに関係なく使えますし、腕にも使え、成長してきたらハイハイのころには膝ガードにも使えるので、1枚あると何かと使えます。
防寒着(アウター)
おでかけ時に使う防寒着も準備しましょう。生後間もないうちは、ベビーカーより抱っこや車で出かけることが多くなるかもしれませんね。ベビーカーに乗せる場合はジャンパー型やボディスーツ型の防寒着でも良いですが、抱っこするときはかさばるし、チャイルドシートに乗せるときに着脱しなければいけないので扱いが大変です。
この時期は抱っこ紐に取り付けられるタイプの防寒着が便利です。ママやパパとぴったりくっついてお互いに暖かいですよ。
ママやパパと一緒に着られるコートもありますが、使用期間が短いので、購入する場合は抱っこ部分が取り外せて翌年以降も着られるようなデザインのコートを選ぶのをおすすめします。
帽子
おでかけ用に、防寒用のニットやコットン素材の、頭を包み込む帽子がひとつあると良いですね。サイズもすぐに大きくなるので、買いすぎないようにしましょう。
ブランケットやおくるみ
冬生まれの赤ちゃんは、おうちでもおでかけでもブランケットが必需品。ニットやフリース素材の暖かい素材のおくるみやブランケットを準備しましょう。家用と外用で2枚程度持っていると良いですね。
室内では温度調節のときに赤ちゃんにかけてあげます。おでかけのときは、ベビーカーでも抱っこでもチャイルドシートでも、防寒用にブランケットをかけてあげましょう。
フットマフ
ベビーカーに装着する足カバーです。ベビーカーでおでかけすることが多くなるママやパパは、フットマフがあると良いですね下半身を包み込んで保温効果が高く、ワンシーズンではなく翌年も使えるアイテムなのであると便利です。
ベビーカー専用の身体を包み込むタイプと、取り外してベビーカーにも抱っこ紐にもつけられる2WAYタイプがあります。ママやパパの使いやすさや生活スタイルで選んでみてくださいね。
加湿器・空気清浄機
ウイルスの流行や乾燥が気になる季節です、エアコンを使うとさらに空気の乾燥が気になりますね。加湿器で適度な湿度を保ってあげましょう。ない場合はタオルの部屋干しなどで代用しても良いですね。
加湿器を選ぶときは、空気清浄機能付きのものや、赤ちゃんが成長して触ったときにも安心な、熱くならないタイプの加湿器がおすすめです。カビの生えやすい機械なので、お手入れも忘れないでくださいね。
おしりふき保温器
生活環境によってあると便利なアイテムです。おしりふきを温めて、おむつ交換時のヒンヤリをなくします。従来の、おしりふきを外から温めるウォーマー以外にも、外出先や車でも使えるコードレスタイプや、市販のコットンを温かく湿らせてくれるタイプなど、機能もいろいろあるので、使いやすいタイプを探してみてくださいね。
授乳口つきパジャマやインナー
母乳育児のママには、授乳するときに身体が出て冷えないような対策も必要になってきます。授乳に使うブランケットや授乳口のついたインナーや服を着て身体を冷やさない工夫をしましょう。真冬の夜は特に、授乳口のついたパジャマやインナー、腹巻が便利です。
夜中の授乳は冬でなくても大変なものです。少しでも快適になるよう、冷やさないように暖かい素材のパジャマを着ることや、肩掛けやブランケットをそばにおくなど、工夫をしてくださいね。
冬生まれの赤ちゃん(12月・1月・2月)におすすめの肌着の生地素材
フライス
吸湿性、伸縮性のある薄手の生地です。一年を通じて使われる素材です。柔らかくて伸びもよく、赤ちゃんの肌着などにもよく使われています
スムース
吸水性、保湿性のある薄手のニット生地です。秋冬の衣類は肌着にもベビー服にも使われています。
ワッフル
お菓子のワッフルのように生地に四角い凹凸があり、空気を含んで温かい素材です。肌着にもベビー服にも使われています。
パイル
タオル生地です、吸水性が高いので1年を通じて汗っかきの赤ちゃんに適しています。おくるみの素材に使われることもあります。
フランネル
保温性、保湿性の高い生地です。やわらかい起毛で赤ちゃんを温かく包みます。ブランケットや上着などに使われています。
冬生まれの出産準備品で意見が分かれるもの
長肌着
長肌着を使う時期は、だいたい生後1ヶ月頃までです。それ以降になると足を動かすようになって股にボタンのあるコンビ肌着を準備して便利になります。コンビ肌着は長肌着の代用にもなるので、長肌着よりコンビ肌着を準備しておくほうが長く使えます。準備しても1~2枚でOKです。なくても乗り切れます。
ミトン
顔をひっかく癖のある赤ちゃんには、傷防止のために使うこともありますが、それ以外の子は特につけなくても構いません。赤ちゃんは手足で体温調節します。そのため手を出していたほうが良いので、なくても大丈夫です。
ベビーカーは生まれてからでも間に合う
冬生まれの赤ちゃんは、季節柄出かけることが少なくなります。それに、生後間もない赤ちゃんはベビーカーのおでかけよりも抱っこや車のチャイルドシートでの移動が多いことが多いです。
出産前に買っておかなくても、生まれてからゆっくりと検討し、実際に子どもを乗せてみて選んでも遅くはありません。暖かくなるころを目安に購入しても間に合いますよ。
冬生まれ赤ちゃんの出産準備の注意点
室内と室外で重ね着の枚数を工夫する
外はとても寒いけれど、室内は汗をかくほど暖かいこともあります。寒いからと厚手の衣類を着せると温度に対応しにくいので、薄手の服を重ねて着せましょう。大人より汗もかきやすいので、吸湿性のある素材がベストです。
ただ、赤ちゃんは大人より体温が高いので、大人の感覚で着せすぎないように注意が必要です。基本的には、空調のきいた室内では、肌着を1枚か2枚にツーウェイオールで過ごします。その上でおくるみやブランケットで包む、またはベストなどを羽織らせるなど、着せすぎに注意した重ね着で工夫しましょう。
体温調整がしやすく、着脱しやすい衣類を用意しておく
室内では必要ありませんが、外に出るときには靴下や帽子で頭や足元の防寒が必要です。自分で着替えができないうち、とりわけ首がすわらないうちは着替えさせるのも大変な作業です。着脱が簡単で体温調整のしやすい衣類、おくるみやブランケット、また抱っこ紐などのママやパパの身体に装着するタイプの防寒着が便利です。
おでかけグッズは1~2ヶ月後のものを選ぶ
12月生まれの赤ちゃんがおでかけデビューする時期は真冬ですが、1月2月の赤ちゃんが外に出るころは、少し暖かくなり始める時期ですね。
冬の出産だと思うと防寒対策が必要な気もしますが、出産時期や生活の環境によっては、生後すぐはあまり大げさな防寒着は必要ないかもしれません。おでかけを始める時期に合わせた準備を考えましょう。
寒い時期は、無理に外に出なくても、お宮参りなどもママの体力回復を待って暖かくなってからでも大丈夫です。出番の少ない冬服ではなく、暖かくなってからのおでかけグッズを揃えて、落ち着いたころに楽しむほうが無駄も少ないですよ。
暖房や加湿器で部屋の温度と湿度を調整できるようにしておく
赤ちゃんのいる部屋は、この季節常にエアコンなどで温度の管理している場所がほとんどです。乾燥しすぎないよう、加湿器などで温度と湿度を調整してあげましょう。エアコンも部屋全体ではなく、赤ちゃんのいる場所の温度や風の当たり具合を見ておきます。快適に過ごせる場所に寝かせてあげましょう。
風邪や感染症が流行る時期。家族もうつらないように
インフルエンザやノロウイルスなどが流行る時期です。家で過ごす赤ちゃんには関係ないと思うかもしれませんが、パパや上のきょうだい、お見舞いに来た人が外から持ち込む可能性があります。赤ちゃんに接触する前には手洗いうがいをしましょう。
ママも体力や免疫力が落ちています。赤ちゃんは無事でもママがうつってしまうと大変です。赤ちゃんの世話で自分のことを後回しにしがちですが、ママの元気が一番大事ですよ。授乳をしていると服薬の制限もあるので、注意してくださいね。
部屋の中と外での体温調節、乾燥に注意
生後間もない赤ちゃんは体温調節が苦手です。快適な温度で過ごせるよう、衣類や空調の管理をしてあげましょう。とはいえ寒いからと厚着させすぎると、かえって熱が身体にこもってしまいます。大人より体温が高いことも忘れないで。着脱しやすい重ね着やブランケットなどを使い、安心できる環境を作ってあげましょう。
また、乾燥や流行りの感染症も気になる時期です。温度とともに加湿器や部屋干しで湿度の調整をし、家族は手洗いうがいも徹底して、赤ちゃんを守ってあげましょうね。
※この記事は2024年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。