【体験談】ゆっくり?ワイワイ?産後入院は個室と大部屋どちらが良い?

出産で入院する際に「大部屋か個室かを選んでください」と病院側から言われるケースがあります。病院の規模や入院のタイミングによっては「部屋の選択肢がなかった」という場合もありますが、もし選べるとしたらどちらにしますか?個室と大部屋それぞれのメリット・デメリットを先輩ママの体験談を交えて見ていきましょう。

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目次

  1. 個室のメリット・デメリット
  2. 大部屋のメリット・デメリット
  3. 「個室」「大部屋」以外にこんなケースも
  4. 入院中の部屋のメリット・デメリットは人それぞれ
  5. あわせて読みたい

個室のメリット・デメリット

個室のメリット:まわりに気を遣わずに済む

大部屋だと同室の人に配慮する必要がありますが、個室は他の人に気を遣う必要がないのがメリットではないでしょうか。また、病院の施設により異なりますが、個室にはトイレやシャワーがついている部屋が多く、使用の際に移動が楽という声もみられました。

先輩ママの体験談

個室でした。個室しか選択肢がありませんでしたが、いびきがひどいので個室で良かったです。

先輩ママの体験談

私が出産した病院では、ふたり部屋と個室があったのですが、私の部屋は個室でした。個室のほうがゆっくり休めるし、他の人に気を使わないので良かったと思います。 部屋にトイレがついていたので、会陰切開をして歩くのがつらかった私には助かりました。

先輩ママの体験談

出産前に会った知人・友人から「赤ちゃんが生まれたら面会に行きたい」と言われていたため、面会時に気を遣わずに済む個室を選びました。個室を選んだおかげで、友人たちとゆっくり面会ができ、写真撮影やビデオ撮影も人の目を気にすることなく、のびのびとできましたよ。

先輩ママの体験談

赤ちゃんの泣き声で、まわりへ気を遣うようなことを避けるため個室を選択しました。付き添いとしてひとりだけ宿泊が可能だったので、仕事が休みの日は主人に泊まってもらいました。初めての出産と育児で、てんてこ舞いだったので、他の人を気にすることなく主人にも協力してもらうことができてよかったです。

個室のデメリット:費用が高い

病院によって差はありますが、個室の利用料金として1日あたり10,000~20,000円以上、大部屋よりかかると考えておいたほうが良いでしょう。費用以外にも、個室にデメリットを感じたというママの体験談を紹介します。

先輩ママの体験談

初めての育児でわからないことだらけの中、個室で過ごすことに孤独を感じました。母子同室だったのですが、なんで泣いているのかわからない新生児と産後すぐにふたりきりにされ、泣いているのが正常なのか異常なのかわからず、とても不安でした。他のお産が重なっていたためか、助産師さんたちは忙しそうでナースコールもできず、産後すぐからずっと抱っこでしんどかったです。

大部屋のメリット・デメリット

大部屋のメリット:ママ友ができるかも

出産の際の入院で大部屋にするメリットとして「寂しくない」「ママ友ができた」という点をあげるママがいます。その他に大部屋のメリットは、どんな点があるのでしょうか。

先輩ママの体験談

とにかく周囲の様子がなんとなくわかることが大部屋のメリットだと思います。母子同室で、ずっと泣いている我が子を抱えていました。しかし大部屋だと、他の赤ちゃんの泣き声も聞こえるので「自分だけではない」と思えたのが良かったです。同室の人とは、おしゃべりするほどではなかったですが、トイレのときなどに挨拶をかわすくらいはできたので少し気がまぎれました。

第二子出産だったこともあり積極的にママ友は作りませんでしたが、第一子出産時だったら周囲に声をかけて連絡先を交換した気がします。

先輩ママの体験談

4人部屋でした。病院が母子同室を推奨していたので、出産12時間後から同室でした。シャワーと食事のときだけ赤ちゃんを預かってもらえるのですが、それ以外はずっと一緒でした。寝かしつけもできず、母乳のあげ方も上手くできず、途方にくれていたら同室の方がいろいろアドバイスをくれました。その後LINEの連絡先を交換し、みんなでグループ登録をしました。今でもなにかあると情報交換をしています。最初は大部屋にしなきゃ良かったと思いましたが、今は育児の相談相手ができて助かっているので大部屋にして良かったと思っています。

大部屋のデメリット:まわりが気になってしまう

大部屋の場合、同室の人の面会や物音が気になってしまって、落ち着かない、ゆっくり休めないといった声がみられます。出産後に大部屋だったことで感じたデメリットを先輩ママの体験談から見てみましょう。

先輩ママの体験談

集団で母子同室という環境でした。みなさん一緒の立場とはいえ、本当に気を遣ってしまってクタクタでした。ベッドも狭くて、一区画も狭くて…。お見舞いに来た方がふたり座るのが限度というくらいでした。

「個室」「大部屋」以外にこんなケースも

病院側の都合で部屋が変わったり、病院のルールに戸惑ったりしたママもいるようです。入院中は思うようにいかないことだらけと、認識しておいたほうが良いかもしれませんね。

先輩ママの体験談

大部屋を希望しましたが、病院の工事の関係で個室になってしまいました。しかし、個室で良かったです。まわりに気を使うことなく、ゆっくり休めたので。トイレも部屋にあり、たくさん動かずに済んだので楽でした。

先輩ママの体験談

私が出産した産婦人科には「食堂」と呼ばれる場所があり、入院中の人は、この場所に集まって食事をとるというルールがありました。食事以外は個別の空間がほしいと思ったため、個室を選びました。産後すぐに、知らない人と食事をとることに抵抗がありましたが、痛みや悩みを共有できたので今思えば良かったと感じています。「え?こんなルールがあったの?」と産後にびっくりしないためにも、出産前に病院独自のルールがないかを確認したほうが良いと思います。

入院中の部屋のメリット・デメリットは人それぞれ

産後に入院する部屋の環境は、ママの体調や精神状態に影響しがちです。ひとりで不安を感じたくない人は「大部屋」を選んだほうが安心できるかもしれませんし、上の子がいる状態での出産の場合は、家族と気軽に面会できる個室のほうが過ごしやすいかもしれません。自分に合った環境で、赤ちゃんとの新しい生活を始められると良いですね。

※この記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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