おむつ替えの方法を動画と一緒に簡単解説!必要なグッズも紹介【テープ・パンツ別】
子どもの誕生という最大の喜びにひたる間もなく始まるのが、毎日のおむつ替えです。どう選び、どうやって替えるのか、事前に知っておきたいですよね。実際に育児が始まってからも、モレやサイズの問題など、迷うことの連続です。ここでは、テープタイプ・パンツタイプ別に、基本的なおむつ替えの仕方をご紹介します。
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目次
おむつ替えに必要なものとは?
おむつ替えには、おむつ以外に必要になってくるものがいくつかあります。下記に例を挙げるので、ご自身の環境に合わせて、どれを揃えるかを検討してみてください。
おしりふき
おしりふきは、トイレに流せないものと、流せるものの2種類に分けることができます。トイレトレーニングが始まるまでの間は、おしりふきはおむつの中に入れて一緒に捨ててしまうので、トイレに流す必要はありません。また、流せないタイプのほうが、柔らかい肌触りで、新生児特有の水分の多い便をしっかりふき取れるように工夫されたものが多いようです。
トイレトレーニングが始まったら、今度はトイレに流せるタイプを選ぶと、別でゴミ箱に捨てる必要がなく便利です。また、「含まれている液体はほぼ水」といった成分の違いや、1枚の大きさの差もあったりと、さまざまな種類のおしりふきがあります。はじめから大量に買わずに、赤ちゃんのお肌に合うものを試しながら、快適で替える人も使いやすいものを選ぶようにすると良いでしょう。
また、おしりふきは、コットンなどの別のものでも代用できます。例えば、大きめのコットンを使いやすいサイズに切っておき、タッパーなどでぬるま湯に浸しておきます。そうすると余計な成分が入らないので、お肌が荒れやすい赤ちゃんでも安心して使用できるでしょう。難点は準備が必要なことですが、タッパーのサイズを工夫すれば必要な分だけ持ち歩ける利点もあります。冬などは、赤ちゃんも冷たくなくて快適です。
おしりふき自体を温めるケースも販売されているので、ママと赤ちゃんが快適で使いやすいものを選んでください。
カークランド&テンセルKirkland&Tencel ベビー用おしりふき(ベビーワイプ)18×20cm 900枚
コストコで主に販売しているおしりふきです。大きくて水分量が多く、汚れがしっかり落ち、するっとふき取れると評判です。
ひとつにつき、100枚(1枚:18cm×20cm)のものが、9個入っています。無香料タイプです。
引用元:review.rakuten.co.jp■この商品に関する口コミ
・水分もたっぷりで大きく、1枚でしっかりふき取れます。何度もリピートして使っています。
・お値段はしますが、一度これを使うと、他の薄いベビーワイプでは満足できません。
コンビ Combi おしり拭きあたため器 クイックウォーマー
あかちゃんにつめたいおしりふきでいやな思いをさせたくない! 上部からあたためるトップウォーマーシステムで約30分で適温に。
Combi(コンビ)のおしりふきウォーマー。2人目出産を機に購入しましたが、もっと早く使っていれば!と思うほど冬場は大活躍です。寒い日でも、おしり拭きがあたたかいと赤ちゃんも気持ちよさそうで、ご機嫌でオムツを替えさせてくれます。自動持ち上げ構造で、おしりふきが残り少なくなっても取り出しやすく、取っ手がついているので、持ち運びにも便利です。寒い日のオムツ替えの時間が楽しくなりますよ。
赤ちゃんが冷たくないように、おしりふきを温める商品です。取り出しやすく、快適な温度が保たれます。
サイズはW33.7xD17.5xH14cm、重量は800g。約30分で赤ちゃんのおしりに適温(約45℃)になります。自動押し上げ構造で、残量が減っても取り出しやすいものです。
ゴミ箱
ゴミ箱については、においの気になるものでもあるので、一般のゴミとは別に用意します。ふた付きのものであれば、ある程度においが遮断できます。最近はおむつ専用のゴミ箱もあり、捨てる際にも、ためたおむつのにおいが広がらないように工夫されています。
専用のごみ袋を使えば、捨てる際に新しいゴミ袋をセットする手間が省けるものもあります。手間はかかりますが、専用のごみ袋は、費用がかさむ場合もあるので、普通のごみ袋での代用も可能です。
離乳食を始めると、うんちのにおいも強くなります。市販の消臭剤を使ったり、コーヒーの出し殻を乾燥させたものを消臭剤代わりにしたりすると効果的です。
Aprica (アップリカ) 紙おむつ処理ポット におわなくてポイ 消臭タイプ 本体
おむつがにおわないように工夫されたゴミ箱です。おむつを捨てる際にためたおむつのにおいがせず、ゴミ捨ても楽になるように考えて作られています。
製品サイズはW218×D364×H490mmで重量は1,947g(本体のみ)。容量は14Lです。
引用元:review.rakuten.co.jp■この商品に関する口コミ
・においのモレもなく、ごみ捨ても楽にできます。縛って切れるので臭さがましです。子どもが倒してもゴミ箱が開かないのも良いです。リビングに置いていますが、色もにおいも問題ありません。生ゴミも入れようかと思うくらいです。
おむつ替えシート
おむつを替える際に、その場を汚さないように、赤ちゃんを敷物の上に寝かせます。自宅ではバスタオルなどで代用できますし、新聞紙であれば、替えた後におむつを一緒に包むとある程度においを遮断できます。ペット用のペットシーツを使って、汚れても使い捨てられるようにすることもできます。
外出時は、寝かせるときの衛生面も考えておむつ替えシートを用意したいものです。友人の家などを訪問した際におむつを替えるときは、訪問先を汚さないマナーとして、ひとつシートがあると便利です。小さく折りたためて持ち運びやすいものも販売されているので、うまく活用してください。
■先輩ママの体験談
・困ったことはおむつを替えようと脱がしたあとに、おしっこやうんちを漏らしてしまうこと。おむつを替えるときにはペット用の吸水シートを敷いて、漏らしても床が濡れないようにしていました。
(yurika.123さん/29歳)
・おむつを替えているときにおしっこをされると、布団やカーペットについてしまい困ります。そこでおむつを替える専用のスペースを作り、その下に犬用のトイレシートを敷きました。トイレシートが吸いとってくれますし、捨てられるので洗う手間や汚れの心配もありません。
(のんちゃんさん/23歳)
ベビー用おでかけ防水シーツ(ポーチ付き)
外出時に使用できるおむつ替えシートです。肌触りが柔らかく、かわいいデザインになっています。おむつ替えのとき以外にも、車の中や外出先でのお座敷やお風呂上がりに、こちらの上にバスタオルを引いて体をふいてあげるようにすれば、その後のお掃除が楽です。
本体サイズは約50cm×70cm。素材は、 表がパイル 綿80%、ポリエステル20%、裏がウレタンフィルムです。
おむつ替えの台
産後間もない新生児のおむつを替える回数は、かなり頻繁です。また、新生児特有のやわらかいうんちがおむつから漏れて着替えることも、1日に複数回あります。腰痛予防のためにも、おむつ替え台にはある程度の高さがあると、替える人の負担を軽減できます。
ベビーベッドがある場合は、そこで替えることもできます。また、床での作業に苦痛を感じない場合は、座布団などがあれば十分に代用できます。ベビーベッドを置かない場合は、産後の疲れが癒えない中で、床でのおむつ替えがつらく感じたときに購入を検討しても良いかもしれません。
あったら便利なもの
必ず必要なものではありませんが、あったら便利なものがいくつかあります。新生児のときや下痢気味のときなど、どうしてもおしりが荒れてしまいそうなときは、おしりふきでごしごしとこするとかぶれて痛い場合があります。その際は、霧吹きやマヨネーズのなどの空いたものを利用してお湯を少しかけてあげると、こすらずきれいに汚れをふき取ることができます。
また、中身を乾燥させず、取り出しやすい使い捨ておしりふきの蓋も販売されています。この蓋は、外食の際に便利なウエットティッシュにも活用できます。
Bitatto ビタット ウェットシートのふた
おしりふきやウエットティッシュのふたとして使用できます。詰め替え用のおしりふきにこちらのふたを付ければ、そのまま使用可能です。1枚ずつ取り出しやすく、中身が乾燥しにくいのも利点です。
対応取り出し口サイズは51mm×90mm以内です。
引用元:review.rakuten.co.jp■この商品に関する口コミ
・ペット用ウエットティッシュ、車に常備しているウエットテイッシュ、鞄の中の携帯用ウエットテイッシュ、いずれも使いたいときに両手を使わなければ開けることができないことに不便さを感じていました。毎回シールを貼り直しては開けるを繰り返し、半分くらい使ったころには明らかにカスカスになってしまいます。この商品は思っていたより厚みもなく、なにより片手で開閉できるようになったことに便利さを感じます。
テープタイプのおむつ替え
それでは、テープタイプのおむつ替えについて具体的にご紹介していきます。どのようにおむつ替えをすれば良いのかは、以下の動画が参考にしてみてください。
テープタイプのおむつ替えの手順
テープタイプのおむつ替えの手順は以下のとおりです。
・おむつ替えシートなどの敷物の上に、赤ちゃんを寝かせます。
・足をまとめて少し持ち上げ、新しいオムツをお尻の下に敷いてから、汚れたおむつのテープを外します。
・丁寧に優しく汚れをふき取ります。
・きれいになったら汚れたおむつを抜き取り、新しいおむつのテープを留めます。
・最後に、足の周りのギャザーを外に出します。
テープタイプのおむつ替えの注意点
テープはゆるすぎると漏れたり外れたりしてしまいます。逆に、きつすぎると苦しいので、指2本をお腹とおむつの間に差し込み、締め付け具合を確認してください。
パンツタイプのおむつ替え
次に、パンツタイプのおむつ替えについて、ご紹介します。以下の動画が参考になります。
パンツタイプのおむつ替えの手順
パンツタイプのおむつ替えの手順は以下のとおりです。
■寝かせて替える場合
・おむつ替えシートなどの敷物の上に、赤ちゃんを寝かせます。
・横のテープを破って開きます。
・おしりをきれいにし、汚れたおむつを引き抜きます。
・新しいおむつの、足のところに両手を入れ、赤ちゃんの足を通します。
・そのまま上に引き上げます。
・お腹のゴムと足回りのギャザーを整えます。
■立たせたままおむつ替えをする場合
・赤ちゃんを立たせ、自分の肩などのつかまれるところを持たせます。
・汚れたおむつを少し下げ、おしりをきれいにします。
・新しいおむつに赤ちゃんの足を通し、そのまま引き上げます。
・お腹のゴムと足の周りのギャザーを整えます。
パンツタイプのおむつ替えの注意点
パンツタイプを使うころには、赤ちゃんの動きも激しくなり、じっとしてくれないこともあります。片方ずつの足からはかせるときは、片方をしっかり膝の上まで持ち上げないととすぐに脱げてしまいます。
寝かせた替える場合も、足をバタバタさせたり寝返りをしたりと、動きが激しくなってきます。そのため、足首で止めずに膝まで一気に通すようにすると、脱げずに楽にはかせられます。
力を入れて引っ張りすぎると、おむつの横が裂けて1枚無駄になってしまうので、ちょうど良い力加減になるように様子を見ながら調整してみてください。
よくあるおむつ替えの悩みと解決法
ここまでは、基本的なおむつ替えの仕方についてでしたが、ここからは、よくあるおむつ替えの悩みと解決法についてご紹介します。
おむつ替えのタイミング
おむつ替えのタイミングについてですが、新生児のころは、1日に10回以上のうんちをすることもあります。おしっこだけのときも合わせると、15回から20回も替えることになるでしょう。授乳の前後におむつを確認し、汚れていたら替えるようにします。2、3ヶ月頃には1日で5回から10回ほどになり、少しずつ回数が減っていきます。
おむつには、ぬれたら色が変わる線が入っているものが多いです。おむつ線をよく確認したり、おむつが重たくなっていたりしたら、かぶれないように早めに替えてあげましょう。
■先輩ママの体験談
おむつ替えで一番困ったことは、いつ替えたらいいのかわからなかったので、おむつの中を実際に何回もみないといけなかったことです。
(うららさん/45歳)
赤ちゃんのおむつ替えの姿勢
テープタイプのおむつは、赤ちゃんを寝かせたまま取り替えます。パンツタイプについては、寝かせたままと立ったままのふたつの方法があります。
例えば、やわらかいうんちをしたときは、立ったままのおむつ替えはやりにくいでしょう。そのため、立てる赤ちゃんであっても、寝かせたほうがきれいにおしりを拭くことができます。
モレ対策
おむつにモレはつきものですが、できるだけ避けていきたいものです。どちらのタイプのおむつでも、足周りのギャザーが内側に入り込んでしまうと、そこから漏れてしまうので、注意が必要です。更に、サイズのあっていないこともモレの原因になるため、あまりにモレが続くようなら、サイズを大きくすることも検討してください。
製品にもよりますが、テープタイプのおむつでは、逆ハの字になるように留めると、ゆるいうんちをモレにくくすることができます。男の子の場合は、おちんちんを上向き・横向きに固定してしまうとモレやすくなります。そのため、できるだけおちんちんが下向きになるように気を付けましょう。
■先輩ママの体験談
新生児のころ、うんちがゆるゆるで背中や太ももの隙間からよく漏れていて大変でした。おむつ替えのコツはサイズがきちんとあったものを用意してテープをきちんと貼ることです。
(ななさん/31歳)
おむつかぶれの予防
赤ちゃんのお肌は敏感なので、汚れたまま放置しておくとすぐにかぶれてしまいます。汚れたらできるだけ早くに替えることが基本です。しかし、赤ちゃんのお肌は敏感で、頻繁なうんちなどでどうしてもかぶれてしまうこともあります。そういった場合は、うんちのたびにシャワーでおしりを洗ったり、ご紹介した霧吹きなどの道具で洗い流してふき取ったりすると良いでしょう。
また、ごしごしとこすることは禁物です。汚れがこびりついているときは、1、2秒おしりふきをあてると、きれいにふき取ることができます。水分を多く含んだおしりふきを選ぶことも、おむつかぶれの予防につながります。
■先輩ママの体験談
おむつは赤ちゃんが泣いたときに替えるものだと思い込んでいました。泣かないのでおむつは汚いまま。すぐにおむつかぶれになってしまい、健診に行ったときに、もっと頻繁におむつを替えるように言われてしまいました。
(たろさん/44歳)
おむつ替えの失敗を防ぐコツ
おむつ替えでの失敗の多くは、赤ちゃんが動いてしまうことや、手で邪魔をしてくるせいもあります。長い時間が掛かってしまうことで、失敗の可能性も大きくなるでしょう。新生児でじっとしてくれる間は良いのですが、大きくなるにつれ、手足の動きや腰の動きも大きくなることも失敗の原因になります。
手で何かをつかめるようになったら、おもちゃなどを手に持たせてあげながらおむつを替えてみてください。赤ちゃんの気が紛れている間に、素早くおむつを替えることができます。
■先輩ママの体験談
・よく動くので、うんちのときはおもちゃで気を引いていた。
(たなかさん/37歳)
・おむつ替えのときだけに出すおもちゃを赤ちゃんに渡して、それに気をとられている隙に手早くおむつを替えていました。
(はるさん/31歳)
男の子のおむつ替えのコツ
ここから、男女別のおむつ替えのコツをご紹介していきます。
おしりのふき方
おしりは前からうしろに向かって、汚れの少ない外側のところから汚れの多い内側のところへと拭いていきます。最低でも2回以上はふくようにしてください。1回目にはポンポンと汚れを落とすようにふき、2回目に仕上げで全体をふきあげます。
おしっこだけのとき
おしっこだけのときは、ついふかなくてもよいと思ってしまいますが、必ず拭いてあげるようにしてください。最近の紙おむつは吸収力があり、きれいなように見えるかもしれません。しかし、おしっこが含まれたおむつに、しばらくおしりが包まれていたということを忘れずに、きれいに拭いてあげるようにしてください。
おちんちんや睾丸に汚れがこびりついているとき
おちんちんに汚れが付いているときは、先っぽのほうから根元のほうへ汚れをふき取ります。睾丸に付いてしまっているときは、しわに入り込んで取れにくいものですが、手でしわをのばして丁寧に拭いてあげてください。
強くふくと痛がってしまうため、水分の多いおしりふきを使うなど工夫して、優しく丁寧にふいてあげましょう。それでも取れない場合は、シャワーや霧吹きなどで洗い流すようにしてください。
おしっこが飛ぶときの対策
男の子のおむつ替えでよくあるのが、おむつを替えている最中におしっこを飛ばされることです。解放感からか、刺激を受けてなのか、よく飛ばされてしまいます。専用のカップなどもありますが、吸収力のあるコットンやタオルなどでも代用可能です。
おむつ替えの前に、おちんちんにおしりふきを1枚かぶせておくと、おしっこが飛ぶのを防ぐこともできます。少し冷たいからか、おしっこを飛ばされることが少なくなることもあるので、試してみてください。
■先輩ママの体験談
男の子だったのでおむつ替え中におしっこを飛ばされて困りました。困っていると助産師さんが「おちんちんの上にティッシュペーパーを1枚乗せておくと被害を最小限にできるのよ」と教えてくれました。お尻の下にタオルを敷いておけば布団も汚れず、洗濯もタオル1枚なので助かりました。
(はるママさん/38歳)
・男の子だったのでおしっこを飛ばさないように、おむつを替えているときはティッシュをかぶせておくようにしました。
(えみりさん/24歳)
・男の子だったのでおむつを開けたらおしっこをされるということが何回かあり焦りました。退院してから男の子おしっこカバーのようなものがあることを知り、手作りして、おむつ替えの際にかぶせたら、スムーズにおむつ替えができるようになりました。
(kunkunさん/42歳)
男の子のおむつ替えのコツ
男の子のおむつ替えのコツは、とにかく素早く行うことです。事前に必要なものを手元に寄せて、素早く替えてあげると失敗が少ないでしょう。パンツタイプのときは、先に新しいおむつを膝まで上げてから汚れたおむつを破って引き抜くようにすると、おしっこを飛ばされる可能性は低くなります。
おちんちんを触りたがることもありますが、手を跳ね除けるとますます興味がわいてしまうかもしれません。素早く替えるか、他のことに気が向けられるように工夫してみてくださいね。
女の子のおむつ替えのコツ
おしりのふき方
おしりをふくときは、男の子と同じく、前からうしろに向かって、汚れの少ない外側のところから汚れの多い内側のところへとふいていきます。特に女の子の場合は、腟や尿道にばい菌が入りやすいことから、必ず前から後ろにふくようにしてください。
最低でも2回以上はふき、1回目にはポンポンと汚れを落とすようにふきましょう。2回目に全体をふきあげます。
おしっこだけのとき
おむつだけでは汚れは取れていません。清潔さを保つためにも、必ず全体を拭いてあげるようにしてください。
うんちが割れ目のほうまでいってしまったとき
うんちが割れ目のほうまでいってしまったときは、ひだを広げて丁寧にふいていきます。その際、ポンポンと優しくたたくようにふき取ると良いでしょう。おむつは水分しか吸い取らず、うんちは残ったままなので、時間がたつと粘膜の中まで汚れが入り込んでしまうことがあります。
粘膜の中まで汚れが入り込むと膀胱炎や尿道炎などになることもあるため、注意が必要です。頻繁におむつを確認し、汚れたら素早くきれいにしてあげてください。
女の子のおむつ替えのコツ
女の子のおむつ替えに関しても、素早く、優しく、丁寧にふいていきたいものです。赤ちゃんの手に何か持たせてあげたり、必要なグッズをしっかり手元に置いたりと、素早く替えていくことがコツになります。
女の子の場合も、おむつ替えの最中におしっこが出ることもありますが、男の子と違って飛ばされるということはまれです。バスタオルやペットシーツなど、水分を吸収してお部屋を汚さないものをしっかり敷くなどの対策をしてください。
おむつ替えに関する体験談
おむつ替えはとにかく汚れとの闘いでした。汚れた衣服を洗う洗剤なども研究し、できるだけ手間を省いて、負担が少ないようにも考えました。また、通販を利用してかさばるおむつを買う手間を軽減したりもしました。
筆者自身、最初は戸惑いから、「いっぱい出た」「どうしよう」と不安を口にしながらおむつを替えていました。そのときに、母から「赤ちゃんが不安になるし、びっくりするから気を付けて」と言われ、赤ちゃんも自分の様子を見ていると自覚できました。
また、黙って真剣におむつ替えをしていたときは、「たくさん話しかけてあげるようにすると良いよ」と言われ、そこから赤ちゃんと会話しながらおむつ替えをするようになりました。だんだんと、嬉しそうに、気持ちよさそうにする様子が見られ、おむつ替えの時間が楽しくなってきました。
今では、便秘のときにおしりをマッサージしながら歌う曲をつくったり、足を曲げ伸ばしするなどの赤ちゃんが喜ぶような体操したりと、一緒に楽しんでおむつ替えをしています。
赤ちゃんの成長を感じながら、楽しいおむつ替えを
たくさん気をつけるべきことがあって、大変に感じるおむつ替えですが、回数を重ねるたびに必ず上達します。また、おむつがサイズアウトするたびに赤ちゃんの成長を感じることもできるため、おむつ替えは赤ちゃんの体調を知る貴重な機会にもなるでしょう。
ママと赤ちゃんに合った方法や道具を活用し、楽しんでおむつ替えをしていきたいですね。