離乳食に役立つ鍋・ミルクパン8選!選び方は?出産祝いにもおすすめ
離乳の時期になると、赤ちゃんの身のまわりのお世話だけではなく、離乳食作りが始まります。「離乳食を丁寧に手作りしたいけど、できるだけ効率良く進めたい」と思うママやパパは多いことでしょう。ここでは、片手で使えて注ぎ口がついているミルクパンや、温野菜作りに便利な鋳物の鍋など、離乳食作りに役立つ鍋をタイプ別にご紹介します。
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目次
離乳食作りに役立つ鍋の選び方
離乳食作りに役立つ鍋とはどのようなものでしょうか。離乳食作りに使う鍋を選ぶ際に確認すべきポイントを紹介します。
鍋の大きさ
離乳食に使う鍋は小さめのものがおすすめです。鍋が大きすぎると水分が飛びやすく、少量の食材を調理するには向きません。また、少量の食材に効率良く熱を通すためにも、小さめの鍋が最適です。鍋が小さすぎるとコンロに乗せたときにぐらつくことがあるので、コンロのサイズを測ってから鍋を購入しましょう。
鍋の蓋の有無
蒸し料理を作る場合や効率的に火を通すには、蓋があると便利です。小さい鍋に蓋がついたものであれば、冷蔵庫に鍋ごとすんなり入ります。離乳食を十分に冷ましたあとに冷蔵庫で一時的に保存するときにも、蓋があると便利ですよ。
鍋の材質
市販の鍋にはさまざまな材質が使われています。それぞれの特徴は以下のとおりです。家庭の熱源に合う使いやすい鍋を選びましょう。
・アルミニウム
【メリット】軽くて熱伝導が良く安い
【デメリット】傷がつきやすくて酸に弱く、食品の長期保存には不向き
・ステンレス
【メリット】さびにくくて熱やアルカリに強く、衝撃に強いため変形しにくい
【デメリット】熱伝導が低く、重くて油がのりにくい
・ガラス
【メリット】金属アレルギーの人でも使え、保存容器としても使える
【デメリット】重くてこげつきやすい
・ホーロー
薄い鉄板の鍋にガラスの釉薬(ゆうやく)で覆って作った鍋で、鉄板の部分が薄い鍋を一般的にホーロー鍋(琺瑯鍋)といいます。
【メリット】においがつきにくく、こげつきが少ない
【デメリット】衝撃や急激な加熱、冷却に弱い
・鋳物(いもの)
製法はホーロー鍋と同様ですが、鉄板の部分が厚いものを一般的に鋳物鍋、鋳物ホーロー鍋と呼びます。
【メリット】弱火で調理できるため熱の伝わりにむらがなく、冷めにくい。熱がゆっくり伝わるので、煮崩れせずにうまみが引き出せる
【デメリット】高価で重い
鍋が使う熱源(IH・ガスなど)に対応しているか
希望の鍋が見つかったとしても、IHやガスなど、家庭の熱源に合ったものでないと使用できません。鍋を購入するときは、必ず熱源の確認をしましょう。
離乳食作りの鍋は小さめなミルクパンが便利!
赤ちゃんの分だけ作る、または大人の料理を取り分けて別調理するときに便利なのが小さめの鍋です。一般的にミルクパンと呼ばれる、ミルクを温めるために作られた鍋を利用すると便利です。多くのミルクパンには、注ぎやすいように注ぎ口がついています。十倍がゆを作ったあと器や保存容器に移し替えるときは、注ぎ口があると入れやすいですよ。
富士ホーローのミルクパンSolidは直火専用!
サイズ:幅23.5×奥行12×高さ10cm
重量:0.5kg
容量:0.75L
電磁調理器非対応
食洗器不可
こちらの小さなミルクパンは、70年近くホーロー作りを手がけている「富士ホーロー」製の直火専用鍋です。中身を移しやすい注ぎ口や、握りやすい木製のハンドルが安全で使い勝手が良いと評判です。5色あるので、キッチンに合わせて選びたいですね。
月兎印(つきうさぎじるし)のミルクパンは両側に注ぎ口がある!
サイズ:幅33×奥行15.8×高さ11.7cm
容量:1.2L
材質:ホーロー用鋼板(ホーロー加工)
※IH100V対応品
「月兎印(つきうさぎじるし)」は、大正15年から続く老舗の人気ブランドです。昔から変わることなく、一点一点熟練の職人によって手作業で作られています。こちらのミルクパンは、利き手を選ばない両口の注ぎ口が便利ですよ。直火と100V電磁調理器に対応しています。
野田琺瑯のミルクパンポーチカはお手頃価格で高級感がある!
サイズ: W26.6×D13.4×H7.4cm
重量: 260g
容量: 0.7L
材質: <本体>ホーロー用鋼板(ホーロー加工) <取っ手>天然木
※IHには対応しておりません。
「野田琺瑯」は、70年以上の歴史を持つ日本のブランドです。こちらのミルクパンは、シンプルかつ実用的で温かみのあるレトロなデザインに仕上がっています。木の取っ手が熱を遮るので安全に使えますよ。
離乳食作りは蓋つき鍋が役立つ!
柳宗理のフタつきミルクパンは直火に対応!
サイズ::W35.1×D21.8×H11.7cm
底の厚さ:1mm
持ち手長さ:15cm
重量:840g
容量:2L
工芸、食器、家具など、幅広いデザインで人気の「柳宗理」のミルクパンです。蓋つきでありながら、両側に注ぎ口があります。丈夫で清潔な18-8ステンレスを使用し、直火に対応しています。
富士ホーローのミニソースパンは小さくて目盛りがあって便利!
サイズ:26.5(本体+ハンドル)×14.0(最大径)×12.0cm(蓋までの高さ)×10cm(鍋底面の径)
材質:
<本体>ほうろう用鋼板
<つまみ・ハンドル>天然木(ラバーウッド)
<ポリフタ>ポリエチレン
容量:0.8L
重量:0.55kg(小箱込み)
※食洗機、電子レンジには対応していません。
富士ホーローのミニソースパンは、目盛りと便利な2種類の蓋がついています。鍋の内側に100ccと200ccの目盛りがついているので、水を量るときに便利ですよ。持ちやすい木製のハンドルは温かみがあります。
離乳食の温野菜作りには鋳物鍋でおいしさが引き立つ!
鋳物鍋(いものなべ)は食材にゆっくりと熱が伝わるため、おいしさが引き立ち、うまみが増すといわれています。一般的に重いのがデメリットとしてあげられますが、小ぶりの鍋を選べば通常のものより軽く、使いやすいでしょう。おかゆがおいしくできあがると口コミでも評判です。
LE CREUSET(ル・クルーゼ)のベビーココットは万能に使える!
直径(取っ手込み):14(20.5)cm
高さ(蓋込み):7.3(11)cm
容量:0.9L
重量:1.9kg
素材:<本体>鋳物ホーロー、<ツマミ>ステンレス
※底径が11cmと小さいため、IHクッキングヒーターの規格によっては使用できない場合があります。
鋳物鍋として人気の「LE CREUSET(ル・クルーゼ)」のベビー用鍋は、くまの形をしたオリジナルロゴ入りのつまみが特徴的です。直火、IH、オーブン、食洗機の使用が可能なので、かわいいだけではなく、機能面でも優れています。優しい印象のピンク、ブルー、ホワイトの3色展開です。
Staub(ストウブ)のピコココットラウンドは食材がこげつきにくい!
素材:鋳鉄ホーロー
容量:0.8L
サイズ(内寸):<トップ>14cm、<深さ>5.6cm
「Staub(ストウブ)」は、美食で有名なフランスのアルザス地方で1974年に創立された、人気の鋳物鍋メーカーです。ストウブの蓋の裏側には、ピコという突起がついています。食材から出たうまみはピコを伝って水滴になり、食材にうまみがムラなく行きわたることが可能です。
また、ストウブ独自のザラザラとした加工は、食材のこげつきを防いでくれますよ。
離乳食作りに役立つ鍋その他
バター鍋などの本来は別の用途で販売されているものも、離乳食作りに役立ちます。小さめの鍋は、離乳食を卒業したあとに少量のものを作りたいときに便利です。また、おかゆがおいしくできる土鍋は、子どもが大きくなって風邪をひいたときや、体調の悪いときのおかゆ作りに大活躍しますよ。
DANSK(ダンスク)のバターウォーマーは直径9.5cmのサイズが便利!
サイズ:直径9.5× 幅18.8× 深さ8cm
重量:約460g
容量:0.55L
1954年に誕生した「DANSK(ダンスク)」は、食器や鍋のブランドとして世界中で愛されています。バターウォーマーは直火専用ですが、直径95mmなので、効率良く少量のものを温めることができます。
取っ手がネジ式になっているため、取り外しが可能で、冷蔵庫や棚にもスッキリ収納することができますよ。
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離乳食作りの鍋は長く使えるものを選ぼう
良質な鍋で丁寧に作った離乳食は、赤ちゃんもきっと喜んでくれることでしょう。離乳食用の鍋は赤ちゃんが離乳食を卒業したあとも、少量の味噌汁作りやひとり用のラーメン作り、ジャム作りなど、多岐にわたって活躍します。短い期間だからと妥協はせず、長く使うものとして最適な鍋選びをしたいですね。
※この記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。