更新日:2018年10月26日

生後10ヶ月ってどんな時期?赤ちゃんの成長と子育てのポイント

生後10ヶ月になるとつかまり立ちや、つたい歩き、早い子は歩き出す赤ちゃんもいるかもしれませんね。行動範囲が広がり、好奇心もどんどん旺盛になる生後10ヶ月の赤ちゃん。今回はそんな生後10ヶ月の赤ちゃんの成長や子育てのポイントをご紹介します。

監修 : ままのて 医師・専門家
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生後10ヶ月の成長の目安

身長

生後10ヶ月の赤ちゃんは身長66.5~77.4センチ、体重6.86~10.59キログラムで、ふっくらとした赤ちゃん体型からしっかりとした幼児体型に変化していきます。男の子だと身長:68.4~77.4センチ 、女の子だと身長:66.5~75.6センチくらいが平均とされています。

体重

この時期になると運動量が増えますが、食事量があまり変わらないので体重の増加は落ち着いてきます。また、まったく増えない赤ちゃんもいますが、とくに機嫌が悪かったり、離乳食をまったく食べないなどの異常がなければ問題はありません。男の子、7.34~10.59キログラム、女の子、6.86~10.06キログラムくらいが平均とされています。

生後10ヶ月ってどんな時期?

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言葉が出始める

生後10ヶ月ころは言葉の意味を理解しはじめる時期です。「ママ」や「パパ」などの言葉を「まんま」「んまぁ〜まぁ〜」など言葉らしきものを発することがあるので、そのつど返事をしながらコミュニケーションをとるのが赤ちゃんの成長にもつながります。

また、赤ちゃんに話しかけながら動作をしたりするとより良いですね。たとえば「ママ、ご飯の準備するねー」や「お風呂に入ろうか〜」などの言葉を毎日話しかけると、赤ちゃんがその言葉を理解するようになります。

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つたい歩きを始める子も

生後10ヶ月の赤ちゃんは活動的になるので椅子や棚を使って上手につかまり立ちをする赤ちゃんが多くなるでしょう。立ちあがったときに手を引いてあげると少し歩く子もいます。なかにはそのまま足を交互に出して、つたい歩きをはじめる赤ちゃんもいるでしょう。

歩き方はまだまだ不安定で、2~3歩ですぐにはいはいにもどってしまう子や、自分で座ることができなくなって泣いてママを呼ぶ子もいます。赤ちゃんによって個人差があるのでなかなかつたい歩きをしなくてもあせらずに待ってあげましょう。

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ひとり遊びを始める

ママが相手をしなくても短時間ならひとり遊びにも集中できるようになってきます。赤ちゃんがひとりで集中して遊んでいるときは、危険がない限りなるべく手を出さずに近くでそっと見守りましょう。何に興味を持っているのかを見ているのも楽しいですね。

下の前歯が生えてくる

生後10ヶ月ころになると、下の前歯が2本生えて乳歯の前歯がそろいます。今後2歳半~3歳ころにかけて、上下あわせて20本の乳歯が生え揃っていきます。

また、歯みがきの習慣を付けるためにも、まずはお口の中をぬらしたガーゼで拭いたり、市販の歯みがきシートを使ったりして、早いうちからのケアが大切です。歯ブラシを使った本格的な歯みがきは、前歯が8本揃ったころにママが仕上げ磨き用歯ブラシで磨いてあげると良いでしょう。また、離乳食の後はお茶やお水を飲ませてあげましょう。

歯の生え方には、身長、体重以上に個人差があるので、この時期まだ歯の本数が少なくても問題はありません。

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後追いが激しくなる

生後10ヶ月にもなるとハイハイも自由自在になってくる子が多いです。欲しいものめがけて突き進んだり、そのスピードも予想以上に早いものです。動ける行動範囲が広がるので、ママのことを追いかけるのも激しくなってきます。

ママの姿が見えなくなると不安になって泣き出してトイレまでついてきたり、キッチンについてきたりとしますが、これはママへの信頼感があっての行動なので会話をしてスキンシップをたくさんとって赤ちゃんを安心させてあげてくださいね。

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生後10ヶ月の授乳間隔とミルクの量

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母乳

生後10ヶ月になれば1日3回離乳食を食べることが多いですが、スタート時期が遅い場合はまだ1日2回のままになることもあります。メインは授乳から離乳食へと移行していますから、授乳離れが進んでいる赤ちゃんは授乳回数が減り、まだ離乳食になじめない赤ちゃんは授乳で栄養を補充します。

赤ちゃんの食欲や、離乳食の進みぐあいにあわせて授乳間隔を調整していくと良いでしょう。

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ミルク

生後10ヶ月の赤ちゃんはミルクの場合でも母乳の場合でも、1日3回の離乳食で一日の必要とされる栄養の大半を取るようになります。この時期は体重が増えていれば、離乳食の量はまだ気にしなくて大丈夫です。

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生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食

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1回あたりの離乳食の量の目安

生後10ヶ月の赤ちゃんは離乳食後期にあたり、歯ぐきで食べものをつぶすことに慣れるころです。

軟飯・ご飯:80~90グラム(子ども茶碗に軽く1杯)
野菜・果物:30~40グラム
タンパク質(どれか1品):魚15グラム/肉15グラム/豆腐45グラム/卵(全卵)1/2個/乳製品80グラム

よく本などに書かれている量はこれくらいですが、1日に3回の離乳食になるので、そのうちの1回が極端に少なかったりしても問題はありません。大人だって1日3回同じ量食べるのは難しいですよね。あまり心配しすぎずに楽しく食事をしてもらいましょう。

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手づかみ食べの練習を

生後10ヶ月になると、食事のときにスプーンを持ちたいと手を伸ばして来たり、自分で食べ物をつかんで口に運んだりするようになります。まだ慣れていないので、ダラダラとこぼしたり、あたりを散らかしたりすることも多いですが、食べ物に興味を示し新しい道具にチャレンジしている最中なので、怒らず見守ってあげることが大切です。

手づかみで食べられるパンやスティック野菜、一口サイズにカットした果物、などを用意して手づかみたべの応援をしてあげましょう。また、どうしても汚れてしまうので、エプロンをつけたり、床にビニールシートを敷いたりママの片付けが楽になるように工夫するのもおすすめです。

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栄養のバランスを考えて

生後10ヶ月ころは1日の栄養の大半を3回の離乳食でとるようになるので、栄養バランスにも気をつけてあげることが大切です。タンパク質、炭水化物、ビタミン・ミネラル、といった赤ちゃんの成長に必要な栄養素を意識し、バランスよく離乳食メニューに取り入れていきましょう。

また、味に飽きてしまったり、同じ食材が続くことでマンネリ化を感じたりするので、味付けや形状を少し変化させていくと良いでしょう。とは言っても、バランス良い食事を毎食用意するのは大変なことですよね。1週間くらいでバランスがとれていれば大丈夫です。市販のものも上手に取り入れて、離乳食作りがストレスにならないようにしてくださいね。

食べムラや好き嫌いがでてくる

生後10ヶ月になり、せっかく離乳食にも慣れてきたと思ったら、急に離乳食を食べないことが増えてくる赤ちゃんもいます。これはまさに生後10ヶ月だからこそ生じることです。

このころになると味覚が発達してくるため、好きな味や好きな形状を感じ取ることができます。好き嫌いが出てくるため、嫌いだったり飽きたものを食べようとしなくなったりするのです。栄養の主体は離乳食に移ってきますが、離乳食後の授乳を急いでやめる必要はありません。ママが負担にならないなら、精神的な満足のためにも欲しがるだけ与えましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんの睡眠

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1日の睡眠時間は13時間程度

生後10ヶ月の睡眠時間は1日13時間程度が理想です。昼夜逆転している赤ちゃんもほとんどいなくなり、お昼寝や夜の睡眠はある程度まとまった時間になってくるでしょう。もし、この段階でも昼夜逆転が改善されなかったり、短時間睡眠が続いたりするようなら、生活サイクルが乱れている可能性があります。

赤ちゃんの欲求のまま応じるのではなく、生活リズムに馴染むようサポートしてあげましょう。早起きの習慣をつけ、離乳食を取る時間をキチンと決めて管理することで、生活にメリハリがついてきます。寝る時間には明かりを暗くし、好奇心を与えるものは少しでも減らしておくようにしましょう。

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お昼寝が1回になる子も

生後10ヶ月の赤ちゃんは大体、午前と午後に1~2時間ずつだった昼寝がどちらか1回になり、夜まとめて寝てくれるようになります。また、午後のお昼寝からなかなか起きてこないときは、声をかけて起こしましょう。ぐっすり寝ていたのに突然もぞもぞ動き始めたら、眠りが浅くなった証拠です。そのタイミングで起してあげるとスムーズですよ。そうすることで夜の寝つきも良くなります。

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夜泣きする子も多い

移動範囲が広がり日中に感じる刺激も増えることなどから、夜泣きで何度も起きてしまう赤ちゃんもいるかもしれません。夜泣きの原因は、睡眠サイクルの狂い、刺激やストレスなどが原因ともいわれています。なるべく生活リズムを整えるように、朝は同じ時間に起こし、昼間はお散歩などで太陽の光を感じさせ、夜は早めに部屋を暗くするなどして生活のリズムを作って行くことが大切です。

また、赤ちゃんが落ち着いて眠れるように、寝かしつけのときにたくさん話しかけてあげて安心させてあげるのも良いですね。

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生後10ヶ月の赤ちゃんの遊び

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生後10ヶ月ころになると遊びの幅も広がってきて活発に動き回る遊びが大好きです。ハイハイやつかまり立ちができるようになることが多いため追いかけっこをしたり、抱っこしながらジャンプして遊んだりするのも良いですね。

おもちゃに関しては、指先を使ったおもちゃに興味を示すことが多くなります。リモコンのスイッチを押したりするのも上手になり、気づいたらスマホで電話がかかっていたなんてことも。振ると音がするおもちゃも大好きですね。気に入った遊びやしぐさは、何度も何度も繰り返します。

真似ができるようになる子もいます。バイバイと手を振ると同じように手を振ったり、真似っこ遊びは、ママやパパにとっても楽しいものですね。ですがこれも個人差があり真似をしない子もいますから、無理にやらせようとはしないようにしましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんの育児のポイント

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1.生活のリズムを整える

生後10ヶ月の赤ちゃんは、つたい歩きを始めたり、ハイハイでどこでも行けるようになったりするため、目が離せないことも増えてくるでしょう。ただ、しっかりと動いて遊ぶ分、夜はぐっすり眠れるようになります。離乳食も3回食になるので、朝は早起きをして朝8時までには朝ご飯を終えられるように、夜も遅くても20時前にはご飯が終わっている状態にし、21時までには寝かしつけるように心がけましょう。

また、離乳食は自分でも食べようとするため、時間がかかることが増えてきますが、食べる時間は決めるようにし、生活リズムにメリハリをつけるようにしましょう。

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2.たくさん話しかける

生後10ヶ月の赤ちゃんはまだ意味のある言葉はでてきませんが、ママやパパの話すことを聞いて、言葉を頭にインプットしているところです。赤ちゃんには、ゆっくりとわかりやすい言葉で話しかけましょう。朝や夜のあいさつ、ご飯の「いただきます」や「ごちそうさまでした」のあいさつなどの毎日決まったときに使う言葉は赤ちゃんもちゃんと見ています。夫婦間でも会話を積極的に行いましょう。

会話をたくさん聞くと言葉の発達が促されるといわれています。赤ちゃんにいっぱい話しかけてあげることで、赤ちゃんの言葉は増えていき、だんだんと意味も理解していくんですよ。

3.安全な環境づくりをする

生後10ヶ月の赤ちゃんはとにかく行動範囲がぐっと広がります。また、つかまり立ちを始めたりするので高いところに手が届くようになります。赤ちゃんの手の届くところに大事なものや危険なものを置くのはやめましょう。

とくに誤飲が多い時期ともいわれていますので、タバコやライター、洗剤などの命に関わるものは絶対に手の届くところには置かないようにしましょう。安全な環境つくりを心がけ、とにかく家の中の総点検が大切です。

成長過程はそれぞれ、たくさんのコミュニケーションを

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生後10ヶ月の赤ちゃんについていろいろとご紹介してきましたが、どんどん自我が芽生え、ママも思うようにいかないことも増えてきます。ダメなことはダメときちんと教えるのはとても大切なことですが、すべてがダメにならないように、ときには周囲のサポートを頼ってママの心にも余裕があると良いですね。

何より赤ちゃんはそんなママのイライラを感じ取るので、たくさんのコミュニケーションをとって育児を楽しみましょう。また、今回紹介した成長過程はあくまでも参考なので、当てはまらないからといって心配することもありません。成長過程も個人差があり、それもまた個性です。どうしても不安になるようなら、周囲の人に相談してみるのも良いかもしれません。

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