【体験談あり】赤ちゃんとの外食はいつから?お店の選び方や段階別のポイント、注意点、持ち物を紹介!
育児中に外にご飯を食べに行きたいというママやパパもいるでしょう。赤ちゃんとの外食はいつごろから可能なのでしょうか。ここでは、赤ちゃんと外食するときのお店選びのポイントや、赤ちゃんの成長に合わせた外食のポイント、先輩ママの体験談を紹介します。赤ちゃんと外食するときの持ち物や注意点も参考にしてみてくださいね。
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目次
赤ちゃんとの外食はいつからできる?
赤ちゃんとの外食がいつからできるかには、明確な決まりがあるわけではありません。1ヶ月健診を過ぎ、赤ちゃんの健康に問題がなければ外食デビューをしても良いでしょう。
しかし、1ヶ月健診で問題がなかったからといきなり外食に出かけるのは、赤ちゃんにとって負担が大きいかもしれません。短時間のお散歩などで徐々に赤ちゃんを外出に慣らしてから、外食に挑戦してみることをおすすめします。
赤ちゃんとの外食でのお店選びのポイント
赤ちゃん連れで入れるか
お店によっては、子どもや赤ちゃんの入店を断っているところもあります。初めて行くお店や、赤ちゃん連れで入店できるかわからないお店の場合は、あらかじめ電話などで確認しておくと良いですね。
赤ちゃん向けの椅子や食器、メニューがあるか
離乳食を始めている赤ちゃんと外食する場合は、赤ちゃん用のメニューが用意されているかどうかもチェックしておきましょう。赤ちゃん向けの椅子や食器の有無も確認しておきたいものです。
赤ちゃん用のメニューがない場合は、離乳食の持ち込みが可能かどうかたずねてみてはいかがでしょうか。赤ちゃん用の椅子がないお店に行くときは、持ち運びやすいベビーチェアやベビーチェアベルトなどを用意しておくと良いですね。
●サイズ:縦48×50cm
●重量:105g
●対象年齢:腰すわり~3歳頃
ベビーチェアベルトは、大人用の椅子や大人の腰に取り付けて赤ちゃんを座らせることができる便利アイテムです。ベビーチェアと比べてかさばらないので、マザーバッグに入れて手軽に持ち運ぶことができます。赤ちゃんをママやパパのひざに乗せての食事でも、ママやパパの両手が空くのがうれしいですね。
初めての外食は、まだおむつ替えが多い時期だったことと、いつ泣き出すかわからない不安があったことから、子連れでも気軽に入れそうなファミレスを選びました。店内は家族連れでにぎわっており、過ごしやすい雰囲気でした。
離乳食メニューやお子様ランチも充実していて、子どもが大きくなった今でも家族でよく訪れています。現在2歳の娘は今ではお子様ランチが食べられるようになり、おもちゃを毎回楽しみにしていますよ。
子どもが1歳を迎えたあとも、好き嫌いがあったり、長時間じっとしていられなかったりしたので、基本的には家族連れの多いショッピングモールに入っているような飲食店や、子連れ歓迎(子ども椅子や子ども用の食器があるところ)を選んでいます。
禁煙席があるか
タバコの煙に含まれる有害物質は、赤ちゃんの健康や発達に悪影響を与えるおそれがあります。そのため、赤ちゃんをタバコの煙から守ってあげられるよう、禁煙席のあるお店を選ぶようにしましょう。喫煙席があるお店を選ぶ場合、しっかりと分煙されているかどうかを確認するのが望ましいです。
授乳室やおむつ交換台があるか
授乳室やおむつ交換台の有無もぜひ確認しておきたいポイントです。授乳室がない場合は、外食前に赤ちゃんにたっぷりと授乳しておいたり、授乳ケープを用意しておいたりすると良いですね。
また、おむつ交換台がないからといって、食事の席でおむつ替えをすると周囲の迷惑になってしまいます。赤ちゃんのおむつ替えのタイミングは予測がつかないものです。
おむつが汚れたらすぐに変えられるよう、新しいおむつは多めに用意し、おむつ交換台が備えられているお店を選びましょう。汚れたおむつはにおいが漏れないようにビニール袋などに密封して入れ、自宅に持ち帰って処分するようにしてくださいね。
座敷や個室があるか
赤ちゃんとの外食では、座敷や個室を利用することをおすすめします。個室を選ぶと、授乳室がないお店でも授乳しやすいのが魅力的ですね。周囲の目を気にせず、ママやパパもゆったりと食事を楽しむことができるでしょう。座敷の場合、赤ちゃんを寝かせておけるので便利です。
ただし、掘りごたつ式の席は、赤ちゃんが寝返りを始めていると落下事故につながる危険があるため、あまり適していないといえます。小上がりタイプの座敷の場合も、赤ちゃんが落下しないように注意しましょう。
生後3ヶ月のお食い初めで外食しました。哺乳瓶、キューブタイプの固形ミルク、魔法瓶でお湯を持参しました。個室の座敷だったので、食事中は座布団の上に寝ころばせていました。動いたり暴れたりすることもないので、比較的楽に食事ができました。
個室だったので、ぐずり出したときもほかの人の目が気にならないので良かったです。赤ちゃん連れの外食は、できれば座敷で個室だと安心できると思います。
外食する際は、子連れがほかにもいるか、子ども椅子があるか(もしくは座敷、個室があるか)を重視し、事前にレストラン情報をネットなどで収集した上で利用することが多かったです。歩けないけれど動きが活発なハイハイ期には、特に座敷のあるお店を重視しました。子どもを寝転ばせて遊ばせておけるので便利だと感じました。
赤ちゃんがハイハイを始める前に友人と外食をしました。座敷の席を選ぶと子どもを寝かせておもちゃで遊ばせることができて良かったです。
個室ではない座敷タイプのお店で、子連れは自分だけだったのでグズったらどうしようと少し不安でした。しかし、いつもと違う環境に子どもは好奇心いっぱいで、比較的機嫌良く過ごしてくれて助かりました。
最近ではキッズルーム付きのカラオケルームや居酒屋の個室もあるので、長時間ママ友とゆっくり食事をしたいときには事前に予約して利用しています。おもちゃやDVDも完備されているので、子ども同士を遊ばせておきながらゆっくりできるのでおすすめです。
ベビーカーの乗り入れができるか
赤ちゃんとの外食にベビーカーで出かける場合、ベビーカーの乗り入れが可能かどうかも確認しておくと良いですね。お店によっては、ベビーカーはお店の入り口や外などにとめておかなくてはならないケースもあります。2階以上にあるお店の場合、エレベーターの有無をチェックしておきましょう。
エレベーターがないと、赤ちゃんを抱っこしながらベビーカーを折りたたんで持ち運ばなければなりません。そのため、ママやパパの負担が増えるのはもちろん、転倒の可能性もあって危険です。お店だけでなく、お店に向かうまでの道や駅などにエレベーターがあるかどうかも確認しておきましょう。
生後2ヶ月くらいのときに子どもを連れて初めて外食しました。お店に入る前に授乳を済ませ、子どもが寝ている状態でベビーカーに乗せてそのままお店の中へ入りました。
お店の構造(ベビーカーで行きやすいか否か、座敷か椅子席か)は事前に調べておくと安心だと思います。以前行ったお店は、急な階段を上がった2階にあることを事前に把握していたため、ベビーカーではなく抱っこ紐で行って正解でした。
赤ちゃんとの外食の段階別ポイント!
授乳期(~生後4ヶ月頃)
離乳食が始まる前の赤ちゃんとの外食は、赤ちゃんを寝かせておける座敷席のあるお店をおすすめします。ベビーカーなどで赤ちゃんが眠っているタイミングを見計らって外食すると、ゆったり食事を楽しめるかもしれません。
赤ちゃんがベビーカーで眠ってくれない場合、抱っこ紐で赤ちゃんを抱き、眠ったタイミングでベビーカーに乗せてそのままお店に入っても良いですね。
離乳食初期~離乳食中期(生後5~8ヶ月頃)
離乳食初期から中期の赤ちゃんと外出する場合、その日の離乳食は授乳で代用しても問題ありません。離乳食を与えたい場合は、外食前か帰宅後に用意してあげましょう。
離乳食中期には、離乳食の持ち込みが可能なお店に持参するのもおすすめです。ベビーフードを利用すると、外出先でも簡単に赤ちゃんに離乳食を食べさせることができます。
離乳食期はいつもレトルトの離乳食を持ち歩いていました。衛生面や漏れの心配がないので安心でした。
離乳食後期~離乳食完了期(生後9~1歳6ヶ月頃)
離乳食後期から完了期の赤ちゃんと外食するときは、ベビーフードなどを持参しても良いですが、大人の食事から取り分けることも可能です。赤ちゃんの取り分け離乳食におすすめのメニューは、以下の通りです。
・茶碗蒸し
・うどん
・雑炊
・温野菜サラダ
・味噌汁
・コーンスープ
・肉じゃが
・焼き魚
ただし、外食のメニューには濃い味付けの料理が多いため、お湯で味を薄めたり、ドレッシングなどはかけない状態で提供してもらったりしましょう。赤ちゃんに与える前に大人が味見をすることも大切です。
普通のかたさのごはんを食べられるようになっていたら、納豆巻やかんぴょう巻(かんぴょうがよく煮てあり、柔らかくなっているもの)などを食べさせても良いですね。天ぷらやフライドチキンなどの揚げ物を与えるときは、衣は外すようにしましょう。
子どもが生後10ヶ月のときに、友人とうなぎ屋でランチをしました。子どもの食事は、市販のベビーフード(温めずにあげることのできるお弁当タイプのもの)を持参しました。
子どもが1歳半を過ぎたくらいから大人と同じようなご飯を食べられるようになったので、外食の幅が広がりました。
子どもが食べられるメニューがあるお店を選ぶようにしていますが、万が一口に合わず食べなかったときのために、いつも自宅から軽食(おにぎりやバナナ、パンなど)を持って行くようにしています。
子どもが離乳食の完了期になってから、ホテルなどのビュッフェ形式のお店もよく利用しています。食べ物を選べる点や、料理提供までに待ち時間を要さない点、子連れが多い点でとても便利だと感じています。
赤ちゃんとの外食での注意点
離乳食の持ち込みは事前にお店に確認する
赤ちゃんとの外食で離乳食を持ち込みたい場合は、お店に事前に確認をとっておきましょう。お店によってはベビーフードの販売を行っており、離乳食を持ち込むことができない場合もあります。無断で離乳食を持ち込むと不要なトラブルを引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。
赤ちゃんが機嫌良く過ごせるように準備する
せっかく外食に出かけても、赤ちゃんが泣いていては食事を楽しむことはできませんよね。赤ちゃんがなるべく機嫌良く過ごせるよう、おでかけ前に赤ちゃんの様子を確認しておきましょう。普段と様子が違ったり体調が悪そうだったりした場合は、外食は延期したほうが良いかもしれません。
外食に出かけるときは入店前に授乳や離乳食を軽く済ませ、おむつを替えておくことをおすすめします。授乳や離乳食、お昼寝などのタイミングを見計らい、赤ちゃんの生活リズムに合わせて動くようにすると良いですね。
無理に大人のペースに合わせると、赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまう可能性があります。赤ちゃんのお気に入りのおもちゃや、普段使っているブランケットなどを持っていくと、安心して過ごせるかもしれませんね。
娘が生後7ヶ月のときに近所のファミレスで外食をしました。久しぶりの外食で楽しみにしていたのですが、料理を待っている最中に娘の機嫌が悪くなってしまい、終始抱っこであやしていなければならない状態でした。
パパといっしょだったので、パパに先に食事を済ませてもらい、食べ終わったら抱っこを代わってもらいました。せっかくの料理は冷めきってしまい、機嫌の悪い娘のために慌てて食べたので、味わう暇もありませんでした。
混雑する時間帯はできるかぎり避ける
赤ちゃんといっしょに外食するときは、なるべく混雑する時間帯は避けるようにしましょう。抵抗力の弱い赤ちゃんにとって、人混みは負担が大きいものです。
混雑していてすぐに入店できないと、待ち時間に赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまう可能性もあります。赤ちゃんのためにも、ママとパパがゆっくり外食を楽しむためにも、混雑する時間帯から食事の時間を少しずらしてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんと外食をする際の持ち物は?
おもちゃや絵本
赤ちゃんと外食をするときは、おもちゃや絵本があるとご機嫌で過ごしてくれるかもしれません。ただし、ベビーカーに取り付けるタイプのおもちゃの場合、ベビーカーの乗り入れができないお店では遊べなくなることが考えられるので、注意が必要です。
おでかけ用のおもちゃや絵本があると、外食中だけでなく移動中にも役立つでしょう。ほかの赤ちゃんのおもちゃと区別できるよう、名前を書いたりマークを付けたりしておくことをおすすめします。
マグやスプーン
利用するお店によっては、子ども用のコップやスプーンが用意されていることがあります。しかし、普段使い慣れているマグやスプーンのほうが、赤ちゃんにとっては安心できるのではないでしょうか。いつもの食器を使えば、たくさん離乳食を食べてくれるかもしれませんね。
エプロンや着替え
赤ちゃんはまだ上手に食べることができないので、離乳食をこぼして服を汚すことが多くあります。お食事用のエプロンがあれば、赤ちゃんが離乳食をこぼしても周囲をあまり汚さずに済むでしょう。
さっと汚れをふき取れるシリコン製のものや、水分をしっかり吸ってくれるタオル生地のものなど、エプロンの種類はさまざまです。使い捨てタイプのエプロンもあるので、赤ちゃんとのおでかけに使いやすいエプロンを選びましょう。
エプロンを着けていても、衣類が汚れてしまうことがあります。着替えを用意しておくと、万が一赤ちゃんが服を大きく汚してしまっても安心ですね。おむつ漏れなどの緊急事態にも対応できるので、着替えを持ち歩くようにすることをおすすめします。
スプーンやマッシュカッターなど
赤ちゃんの離乳食を大人の食事から取り分けるとき、マッシュカッターがあると便利です。マッシュカッターとは、マッシャーとヌードルカッターが一体になった便利アイテムで、赤ちゃんの月齢に合わせて食材を食べやすい状態にすることができます。
普段の離乳食作りにも便利なので、ぜひチェックしてみてくださいね。赤ちゃんに離乳食を取り分けたり、食べさせたりできるよう、あわせてスプーンも持ち歩いておきましょう。
赤ちゃん時代の娘を連れて外食に行くときに重宝したメニューはうどんでした。ヌードルカッターを持って行って娘の食べやすい大きさにうどんをカットし、水や氷で味を薄めてから与えていました。お湯ではなく水や氷を使うことで、手早く食べやすい温度に調整することができますよ。
パパや祖父母といっしょに外食に挑戦しよう
外食メニューはどうしてもカロリーや脂肪分・塩分が多いため、消化器官や腎臓の機能が未熟な赤ちゃんには負担がかかります。そのため、赤ちゃんに離乳食を取り分けるのであれば、あっさり系の和食系のメニューがおすすめです。アレルギーの心配があるため、与えたことがない食材は控えるようにしましょう。
赤ちゃん連れでの外食は、ママやパパにとっても赤ちゃんにとっても最初は大変なものかもしれません。パートナーや祖父母など誘い、自分が食べるときは代わりに抱っこしてもらったり、交代で外に連れ出してもらったりすると、ママやパパも赤ちゃんも外食を楽しみやすいのではないでしょうか。
※この記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。