育児への口出しがストレスに。遠慮がない実母からの過干渉を防ぐ5つの方法

出産後に実母とトラブルがあったという方も少なくありません。母親は育児の大先輩ですが、育児の方法は時代とともに移り変わり見当違いの口出しにイライラしてしまうママも多いようです。お姑さんと違って遠慮のない実母だからこそ、余計にストレスがたまってしまうという方も。ここでは実母の過干渉を防ぐための5つの方法を紹介します。

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目次

  1. 実母の口出しがストレス
  2. 姑よりも実母に悩む人が意外と多い?
  3. 1.実母に頼りすぎない
  4. 2.育児の違いを伝えよう
  5. 3.夫や子どもの意見を主張する
  6. 4.お母さんもそうやっていろいろ言われたの?と尋ねる
  7. 5.距離を置く
  8. アドバイスを受けいれることもときには必要
  9. ストレスをためすぎないように
  10. あわせて読みたい

実母の口出しがストレス

実母が親として、自分の娘のことを思って育児のアドバイスをしてくれているのはわかりますが、何かにつけて育児に口出しをされるのは気が滅入ってしまうと感じる方もいるのではないでしょうか。育児に悩んでいるときにはなおさら、的外れなアドバイスをされるとにストレスがたまってしまいますよね。

実母のアドバイスが参考になることももちろんありますが、ママが子どもだったころと現代では、育児法も大きく異なります。それをまるっきり無視して「私のころはこうだった!」と主張されて困っているというママも少ないようです。

姑よりも実母に悩む人が意外と多い?

「嫁姑問題」といって、お姑さんとの確執がクローズアップされることの方が多いものですが、実母が悩みの種だというママも少なくありません。実母だからこそ、遠慮なく娘の家庭に踏みこんだ行動をしてしまうケースがあるようです。

実母・義母ともに遠方に住んでいれば、あまり口出しをしないかもしれません。しかし、実家が近いとことあるごとに口を出してくるのは実母の方が多いようです。

親にとって、子どもはいつまでたっても子どものままという認識があるのでしょう。そのため、何かと心配でつい口を出してしまうものなのかもしれません。しかしママとしては、自分も親になった立場なのだから安心して見守っていてほしいものですよね。では、実母が娘の育児に対して過干渉になってしまった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。

1.実母に頼りすぎない

日ごろの育児の手伝いを実母に頻繁にお願いしていると、育児に対して口出しされる機会も増えてしまいます。事情があってどうしても実家の手を借りなくてはならない状況の場合は、ある程度の口出しは覚悟しておいた方が良いかもしれません。

もしも実家に頼らなくても問題ないというママは、実母に頼らずに育児を行ってみるのもひとつの手です。実家に頼りきりのまま、「口出ししないで、私を信じて!」と言っても「ひとりじゃできないだろう」と反論されてしまいがちです。実母の口出しがストレスになっているのであれば、実家を頼るのは最終手段として考え、家事代行やベビーシッターなどのサービスを借りるようにするのも方法のひとつですよ。

2.育児の違いを伝えよう

実母世代の育児と今の育児の違いを指摘するのも、実母の口出しを止めるにはおすすめです。「今は抱き癖なんて気にせずにたくさん抱っこした方が良い」「離乳食前に果汁を与えない方が良いんだって」などと的確に指摘するようにしましょう。

ただ娘の口から出た言葉になかなか納得してくれないというときには「医師からそういわれた」「育児書にかいている」などと第三者の言葉として伝えるのが効果的ですよ。

3.夫や子どもの意見を主張する

娘であるママの意見をなかなか受け入れてくれないときには、夫の名前をだしてもいいかもしれません。「ふたりで話し合ったことなの」「夫がそういっているの」とパパの名前を出すようにすると、実母も遠慮してくれる可能性があります。

また習い事などに口を出してくるときには「子どもの意思を尊重してあげたいの」という言い回しをすると、実母が無理に考えを押しつけることは少なくなるはずですよ。

4.お母さんもそうやっていろいろ言われたの?と尋ねる

ママが実母に育児への口出しをされてイライラしてしまうのと同じように、実母も子育てをしているときに、おばあちゃんにいろいろと口出しをされていた過去があるかもしれません。そのころの気持ちを思い出してもらうためにも「お母さんも昔、おばあちゃんにいろいろ言われたの?」と聞いてみるのもひとつの方法です。

過去のことを思い出して愚痴を言われるかもしれませんが、そのころの「新米ママ」としての気持ちを思い返したら、今の自分の行動を自制してくれるかもしれませんね。

5.距離を置く

実母の口出しがあまりにも強いためプレッシャーとなってストレスを感じてしまうのであれば、思い切って距離を置いてみても良いかもしれません。会う頻度を減らしたり、電話も用件だけで済ませたりすることで、口出しされる機会を減らしてみましょう。

「どうして最近来てくれないの?」と文句も言われてしまうかもしれませんが「ちょっと忙しくて」「体調があんまり良くなくて」などとさらりとかわしてみてくださいね。

アドバイスを受けいれることもときには必要

日ごろからいちいち育児に口出しをされてしまうと、実母の言うことはなんでもかんでも悪いほうに捉えてしまいがちです。しかし、実母はママを苦しめようと思って口を出しているのではなく、娘であるママのこと、そしてかわいい孫のことを思ってアドバイスをしているのです。

そのため、イライラをぶつけて実母の言葉をすべて拒否することはせずに、素直に感謝の気持ちを伝えることも必要なのかもしれません。どうしても受け入れられないアドバイスついては、「そんな考えもあるんだ!」と一度きちんと受け止めてから、「でも今はこっちの方法を試してみるね」などと、自分の育児法や考えを伝えてみてはいかがでしょうか。そうすると実母もそれ以上しつこい口出しはせず、新米ママとして頑張る娘を温かく見守ってくれるかもしれませんよ。

ストレスをためすぎないように

育児に関しては、世代によって方法も全く異なるため、母子で意見が対立してしまいがちです。しかし、あくまでも実母の言葉は、娘を思ってのものだということを忘れないでいてくださいね。ただどうしてもその口出しが負担に思う場合は、無理をして付き合う必要は無さそうです。

実母からの過干渉により、ストレスがたまってしまうとママの生活や体調にも支障が出てしまうかもしれません。また、ママが不安な気持ちやイライラした気持ちを抱えていると、赤ちゃんにも伝染してしまうかもしれません。ストレスを溜めすぎないように実母とはうまく付き合っていけると良いですね。

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