個人賠償責任保険は子どもに必要?けんかや自転車事故にも!コープ共済の特約などを解説
子どもが活発に動き回るようになると、ほかの子どもとのけんかや事故が心配になるママもいるのではないでしょうか。万が一けんかや自転車事故などで、子どもが相手にけがをさせてしまったとき、個人賠償責任保険なら大きな補償が受けられますよ。ここでは、子どもの個人賠償責任保険の必要性や加入方法ついて解説します。
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目次
個人賠償責任保険とは?
日常生活においては、思わぬタイミングで子どもがトラブルを起こしてしまうことがあります。個人賠償責任保険は、偶然のトラブルにより他人の身体やものに損害を与えてしまい、法律上の賠償責任を負った場合に補償が受けられるものです。
個人賠償責任保険は子どもに必要?
個人賠償責任保険はどのようなときに子どもに必要になるのでしょうか。具体的な例をみていきましょう。
【ケース1】子どもの自転車事故
子どもでも乗る機会の多い自転車ですが、ときには大きな事故につながる危険があります。過去には、自転車を運転していた小学生が歩行者の女性と衝突し、相手の女性が寝たきりの状態になってしまう事故がありました。この事故では、小学生の親に9,500万円もの賠償金が請求されました。
【ケース2】子どものけんか
子どもが保育園や幼稚園、小学校などで集団生活を始めると、友達とけんかをすることがあるでしょう。もしもけんかの中で、子どもが友達にけがをさせてしまった場合、親がその責任を負うことになります。治療が必要になった場合には、相手の治療費を支払うことになるかもしれません。
【ケース3】子どもが他人の車を傷つけた
子どもが他人の車にボールをぶつけてしまった、買い物先の駐車場で隣に停めてあった車にドアをぶつけてしまった、という場合には、傷つけてしまった車の修理代を支払うことになる可能性があります。
このほかに、個人賠償責任保険の対象になるケースと、対象にならないケースには以下のような場合があります。
●対象になる場合
・マンションの風呂から水を溢れさせて階下に損害を与えてしまったとき
・飼い犬が通行人に噛みついてけがをさせてしまったとき
・買い物中にお店の商品を落として壊してしまったとき
●対象にならない場合
・故意に相手の身体やものを傷つけたとき
・借りたもの、預かったものを壊してしまったとき
・同居の親族の身体やものを傷つけてしまったとき
個人賠償責任保険の特徴は?
ひとりが加入すれば子どもや家族も対象
個人賠償責任保険は、ひとりが加入すれば、加入者の子どもや同居の家族も補償の対象となります。個人型や家族型といったくくりがなく、家族内で個別に加入する必要がないのが嬉しいですね。
単体では申し込めない
個人賠償責任保険は基本的に、自動車保険や火災保険などほかの保険の特約をはじめ、クレジットカードへの附帯などにより加入します。単体では加入できない点に注意しましょう。
個人賠償責任保険の選び方のポイント
補償上限額が1億円以上
過去の自転車事故では、1億円近い賠償金が請求された事例が複数あります。万が一、死亡や後遺障害など相手に重大な損害を与えてしまった場合には、日常生活が成り立たなくなるほど高額の賠償金を支払うことになる可能性があります。補償上限額の目安としては、1億円以上のものを選ぶのがおすすめです。
示談代行サービスがついている
示談代行サービスとは、損害を与えてしまった相手との賠償金などの交渉を、弁護士や保険会社の担当者が代行してくれるサービスです。相手との直接の示談交渉は、お互いの精神的な負担が大きく、さらなるトラブルに発展してしまうこともあります。また法律の知識が必要になる場面もあるので、プロによる代行サービスが使えるのはとても心強いでしょう。
最近では、示談代行サービスつきの個人賠償責任保険が多くなっていますが、商品によってはついていない場合もあるので加入する前に確認しておくと良いでしょう。
保険料が妥当
個人賠償責任保険は、月々数百円で補償を受けられるものが多くあります。決して大きな金額ではないかもしれませんが、補償内容と保険料が妥当であるか、いくつかの商品を比較の上検討してみると良いでしょう。
その他のサービス
個人賠償責任保険は、第三者の身体やものへの補償ですが、保険商品の中には、自分自身に対する死亡補償や傷害補償がセットになっているものもあります。特に傷害保険や医療保険など、子どものけがに対する保険に加入していない場合は、セットのものを選んでも良いでしょう。
個人賠償責任保険はどうやって入る?
個人賠償責任保険は基本的に単独で加入することができません。具体的な加入方法についてみていきましょう。
自動車保険や火災保険の特約
火災保険や自動車保険の特約として、個人賠償責任保険に加入することができます。自動車を持っている人は必ず自動車保険に加入します。また、戸建て、分譲マンション、賃貸住宅になどに住むときには、火災保険に加入する場合がほとんどでしょう。これらの保険の契約に個人賠償責任特約を附帯するケースも多いようです。
自動車や住居といった比較的大きな資産に対する保険の特約なので、すでにこうした保険に加入している場合や、今後入手することになった場合に検討したい加入方法です。ただし、保険商品によっては、契約期間の途中で特約の付加ができないものもあるので、保険会社や代理店に確認してみると良いでしょう。
共済の特約
一般的な生命保険や医療保険で、個人賠償責任保険を特約としてつけられるものはほとんどありません。しかし、協同組合が運営する共済の生命保険や医療保険(共済)には特約としてセットにできる場合があります。すでに共済に加入している方や、個人賠償責任保険だけでなく生命保険や医療保険への加入についても検討している方におすすめです。
クレジットカードへの附帯
クレジットカードによっては、各種の保険を附帯できるものがあります。補償内容は、保険の特約で加入する場合とほとんど変わらないものが多いですよ。加入手続きや変更・解約がすべてwebで完結するので、手軽に申し込むことができます。
自転車保険
近年注目を集めている自転車保険は、傷害補償と個人賠償責任補償がセットになっています。「自転車保険」という名前ですが、自転車事故以外の日常の個人賠償責任についても補償されますよ。特に、子どもが自転車に乗り始めて、傷害保険とセットで加入したい場合におすすめです。
ただし、自転車保険で注意したいのは個人賠償責任の対象範囲です。自転車保険には、家族プランと個人プランがあり、個人プランの場合は、対象が本人のみに限定される場合があるので気をつけてくださいね。
その他(携帯電話の契約への附帯など)
携帯電話大手キャリアの場合、契約に附帯できる保険が用意されている場合があります。傷害保険とセットでの加入となる場合が多いため、ほかの加入方法に比べて保険料はやや高めですが、補償の内容は充実しています。補償の手厚さによって、いくつかのコースに別れている場合が多いので、自分に合ったものを選択できますよ。
個人賠償責任保険に特約で加入した場合、解約などにより主となる保険の契約がなくなったときには、同時に特約もなくなります。主契約を解約するときには、特約の存在を忘れないように注意したいですね。
おすすめの個人賠償責任保険
自動車保険や火災保険に加入している場合は、まずはその保険に附帯できるかどうかを確認してみると良いでしょう。そうした保険に加入しておらず新たに加入を検討する方や、加入中の特約と比較したい方におすすめの個人賠償責任保険を2つ紹介します。
【共済】コープ共済「たすけあい」の特約
コープ共済の「たすけあい」は4つのコースがある医療保険(共済)です。病気やけがによる入院や手術に対して保障が受けられます。この「たすけあい」の特約として、個人賠償責任保険を附帯することができます。個人賠償責任保険単独での加入はできないため、医療保険もあわせて検討している方におすすめです。
「たすけあい」には子ども向けのコースもあります。コープ共済なら、子ども自身のけがや病気についても手頃な保険料で備えることができますよ。
月払保険料 | 140円 |
補償上限額 | 最高3億円 |
示談交渉サービス | あり |
【クレジットカード】JCBカード(一般カード)への附帯
JCBカードには、「JCBトッピング保険」から必要な保険を選んで附帯することができます。この中で個人賠償責任保険にあたるのが、「日常生活賠償プラン」です。手頃な保険料で充実した補償が用意されていますよ。
JCBカードは、日常で使うクレジットカードとしてもおすすめです。セブンイレブンやAmazonといったポイント優待店での支払いに使うと、最大で通常の10倍のポイントがもらえます。入会特典も充実しているので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
月払保険料 | 150円 |
補償上限額 | 最高1億円 |
示談交渉サービス | あり |
子どもが起こす予期せぬリスクに備えて
ひとりで行動できるようになった子どもの動きは、予想しづらいものです。子ども自身のけがだけでなく、他人に対して損害を与えてしまうこともあるかもしれません。思わぬトラブルで不安な中、お金に関する補償があるのは心強いものです。万が一のときに大きな補償が受けられる個人賠償責任保険について、一度検討してみてはいかがでしょうか。
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※この記事は2018年7月時点の情報をもとに作成されています。