【2024年用】写真用の年賀状とは?年賀はがきの種類や値段は?安く購入する方法も紹介!

年賀状は新年のあいさつと近況報告を兼ねる方が多く、家族や子どもの写真を載せる家庭が増えてきました。年賀はがきにはさまざまな種類があり、写真やイラストの印刷、手書きに適しているタイプがあります。ここでは、各はがきの違いや値段・安く購入する方法などを紹介します。

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目次

  1. 写真用の年賀はがきとインクジェット紙・普通紙の違いとは?
  2. 郵便局で販売される年賀はがきの値段の違いは?
  3. 2024年用 年賀はがきの種類
  4. 年賀状をお得に購入する方法はあるの?
  5. 市販の年賀はがきを使う場合には?
  6. 年賀はがきは早めに購入しよう
  7. あわせて読みたい

写真用の年賀はがきとインクジェット紙・普通紙の違いとは?

年賀状は、家族の写真を自分で選んだり子どもと工作する要領で手作りしたりして、送る相手に日ごろの感謝や近況を伝えることができます。

年賀状を自宅で作るときは、年賀はがきの紙質を考えながら選ぶときれいに仕上がります。手書きにするかプリンターを使用して印刷するかによって、適したはがきの種類が異なるため、用途に応じたはがきを選びましょう。

同時に、プリンターのインクの種類によっても適切な紙質が異なります。インクにはどのような種類があるのかを知っておくと、自宅でもきれいに年賀状を印刷できるのではないでしょうか。ここでは、年賀状の紙質の種類を紹介します。

インクジェット写真用

インクジェット写真用は裏面に光沢があり、写真入り年賀状をきれいに印刷できる年賀はがきです。文字や写真を載せる通信面に光沢コートを加工し、一般的な写真の質感が年賀状で再現できます。インクジェット写真用を使うときは、下記の点を注意しましょう。

■プリンターのインクを確認する
家庭用プリンターの印刷方式は「染料インク」と「顔料インク」の2種類あり、「染料インク=紙にしみこむインク」「顔料インク=紙に乗せるインク」という違いがあります。

インクジェット写真用に対応しているインクは染料インクです。まずは自宅のプリンターが、染料インクか顔料インクかどちらのタイプかを確認すると安心でしょう。

■はがきが分厚い
インクジェット写真用は光沢コート加工が施されているため、一般の年賀状よりも分厚いといえます。プリンターにセットするときは詰まりを防ぐため、数枚ずつにして印刷しましょう。

たくさんセットしすぎて詰まった場合、プリンターの故障原因にもなるので気を付けてください。

インクジェット紙

インクジェット紙は、家庭用のインクジェット式プリンターで印刷がしやすいように裏面(通信面)がコーティング加工されています。表面がきめ細かく、触ると少しつるつるしている特徴があります。

インクジェット写真用と違い光沢がなく、写真入りの年賀状を印刷すると少しぼやけて見えるかもしれません。しかし、イラストや文字は鮮やかに印刷できること、インクの吸収率が良く液だれのトラブルが少ないことから、近年ではインクジェット紙を使う方が多いといえるでしょう。

またインクジェット紙は、筆ペンやフェルトペンなどのインクを使った文具にも適しています。

普通紙

昔から馴染みあるスタンダードな年賀はがきが、普通紙です。通常のはがきと同じ紙質でできているため、鉛筆や色鉛筆、クレヨンなどの文具を使って年賀状を書くときには、普通紙が適しています。

子どもが友達に年賀状を書いたり、手書きや手作りの年賀状にチャレンジしたりと、オリジナルの年賀状を作りたいと考えている方は、手書きにしたい枚数だけ普通紙を購入しても良いですね。

郵便局で販売される年賀はがきの値段の違いは?

郵便局から発売している年賀状は3種類の紙質があり、デザインや取り組みによって値段が異なります。主な年賀はがきの種類と値段の違いは、下記の通りです。

・インクジェット写真用…73円/枚
・インクジェット紙………63円/枚
・普通紙……………………63円/枚
・寄付金年賀………………68円/枚
・広告付年賀………………58円/枚(一部地域のみ発売)

インクジェット写真用の郵送料は一律63円です。しかし、はがきの印刷面が光沢コート加工のため、73円という少し高めの価格設定です。

寄付金年賀とは、社会貢献のための寄付が付いた年賀はがきです。郵送料は63円ですが、社会福祉や青少年の健全育成などの事業を行う団体への支援に、1枚68円のうちの5円を使用します。一方で、一部地域で販売される広告付き年賀とは、企業や自治体の広告が載っている年賀はがきです。企業のスポンサー料として1枚につき5円安く購入できるため、お得に年賀はがきを購入したい方におすすめです。

2024年用 年賀はがきの種類

ここでは2024年用に販売している年賀状の種類とデザインを紹介します。

ディズニー 年賀はがき/ディズニーデザインカラー 年賀はがき

■ディズニー 年賀はがき 63円/枚
通信面:インクジェット紙

プーさんとピグレットが干支にちなんだ龍を描いた凧をあげて遊んでいる様子が描かれた年賀はがきです。ディズニー好きの方におすすめです。

ディズニーの年賀はがきは毎年人気が高いため、12月半ばを過ぎると売り切れてしまう店舗もあるようですよ。

写真用のインクジェット紙

■73円/枚
通信面:写真用インクジェット紙

切手部分が辰年にちなんだ「龍」の漢字でデザインされた粋なデザインの年賀状です。宛名面下部に「鯉」、消印部分に「滝を登る鯉」そして切手面に「龍」を配置することで、宛名面全体で「滝登りの鯉」をあらわしています。なんとも縁起の良いデザインですね。

通信面にはツヤツヤとした光沢があり、写真をきれいに印刷したい人におすすめですよ。染料系のインクジェットプリンタ専用なので、自宅のプリンターのインクの種類を確認しておくと安心です。

スタンダードなインクジェット紙

■63円/枚
通信面:インクジェット紙

切手の部分にタツノオトシゴのイラストが描かれている年賀はがきです。二匹のタツノオトシゴの表情の違いに注目したいデザインです。ビジネスや目上の方への年賀状を自宅のプリンターで印刷したいという場合におすすめですよ。

無地 普通紙

■63円/枚
通信面:普通紙

普通紙のスタンダードな年賀はがきのため、手書きの年賀状を作りたい人におすすめです。吉祥模様の青海波(せいがいは)と鱗文様(うろこもんよう)を使った縁起が良いデザインです。切手部分には富士山も描かれています。

目の不自由な方がはがきの上下・表裏を容易に区別できるよう、表面左下に半円のくぼみが入ったくぼみ入りのはがきも発売されています。

寄附金付年賀 全国版/地方版

■68円/枚

寄付金付き絵入り年賀とは、1枚5円の寄付が付いた年賀はがきで、社会福祉の貢献や青少年の健全育成などの事業を行う団体の活動を支援します。たとえば、金銭的に苦しく学習したくても思うように学べない家庭向けの学習支援や安心できる居場所の提供事業、DV被害を受けた母子を自立に向けて支援する事業など、寄付で支援される活動は幅広いものです。

2024年用は切手部分に龍が描かれ、宛名面全面で鯉の滝登りが表現されています。地方版では地域限定販売で、地域の風物などが描かれており、27種類のデザインがあります。

1枚につき5円分の寄付ですが、積み重なると大きな支援ができるため、興味のある方は寄付金付き年賀の購入を検討しても良いですね。

年賀状をお得に購入する方法はあるの?

広告付年賀

広告付き年賀はがき(エコー年賀はがき)とは、企業などの広告を掲載している年賀はがきです。1枚あたり5円安い58円で販売され、各企業や自治体の広告が年賀はがき表面、お年玉番号の上に記載されいます。

2024年の広告付き年賀はがきは、15種類発売されています。広告内容はさまざまですが、企業の割引が付いていたりキャンペーンに応募できるQRコードが付いていたりと、送り先に喜ばれる特典が付いていることがあります。

広告付き年賀は一部地域での販売になるため、近くの郵便局で販売しているか事前に尋ねると良いでしょう。

郵便局のネットショップ・コンビニを利用する

郵便局のネットショップでは、郵便局と同じように11月1日から年賀状を購入(受付が開始)できます。コンビニ販売は、郵便局の年賀状販売開始日の数日後からと考えて良いでしょう。

郵便局のネットショップやコンビニを利用して年賀はがきを購入すると、クレジットカードが使えます。クレジットカードを使うことでカードのポイントがたまるため、お得に利用できるといえるでしょう。

年賀状は、まとめて購入する方がほとんどです。カード会社のサービスを利用して、お得にポイントをためてはいかがでしょうか。

金券ショップやフリマアプリを利用する

金券ショップは、定価よりも安価に年賀はがきを販売しています。金券ショップでは10枚セット以上の販売スタイルがほとんどのため、まとめて購入したい方におすすめでしょう。

また、フリマアプリなどのオークションサイトで年賀はがきが出品されていることがあります。定価より割安に購入できますが、送料がかかる場合は割高になるかもしれません。手間と時間・価格などを考えながら、購入を検討してはいかがでしょうか。

市販の年賀はがきを使う場合には?

写真用のはがきは、郵便局以外に各メーカーから発売されています。場合によっては市販の写真用はがきを購入したほうが安く済むかもしれません。

郵便局で購入できるインクジェット写真用年賀はがきは、切手代込みの73円です。一方、各メーカーの年賀はがきは1枚数円で済みますが、63円の年賀切手を貼る必要があるため、はがきと切手の代金を合算して検討するのがおすすめです。

市販の写真用はがきで年賀状を出す場合は、宛名面に赤字で「年賀」と文字を入れます。表面であれば場所はどこでも良いようですが、切手部分の下に書くのが一般的でしょう。

【サンワサプライ】フォト光沢はがき
¥1,500〜(2023/11/17 時点)

サイズ:はがき(100×148mm)
入数:120枚

サンワサプライの写真用はがきは、発光がきれいな顔料系インクにも対応している品です。「写真の印刷がきれいにできる」と人気が高く、大きめの写真を入れようと考えている方におすすめでしょう。

厚さが0.22mmと薄手のため、紙詰まりをおこしにくいという特徴があります。購入の際は、商品詳細にある顔料系インクを使用する場合の注意点を読んでおくと安心です。

年賀はがきは早めに購入しよう

年賀はがきの販売期間は、毎年11月1日ごろ~翌年の1月10日ごろまでです。キャラクターデザインの年賀はがきは人気が高いため、年末を待たずに売り切れてしまうことが少なくありません。販売開始とともに購入するほどではありませんが、好みのデザインは12月初旬までに購入すると安心です。

年賀はがきは、写真用インクジェット紙・インクジェット紙・普通紙など紙質にも違いがあります。年賀状を自宅で制作するときは、よりきれいに仕上げるため、事前にデザインや使用するインクなどを考えてから購入すると良いですね。

※本記事は2023年11月時点の情報です。掲載した時点以降に変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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