幼稚園・保育園の先生へ年賀状は出しても良い?文面や宛名の書き方は?
子どもが通う幼稚園や保育園の先生に、日ごろの感謝を伝えるために年賀状を送りたいと思うママは多いようです。また子どもが大好きな先生に書きたいということもあるでしょう。ここでは先生へ年賀状を控えたほうが良い場合や、年賀状を出す際の文面や宛名の書き方を紹介します。(この記事は2021年10月時点の情報をもとに作成しています)
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目次
幼稚園や保育園の先生に年賀状は出すもの?
子どもが通う幼稚園や保育園の先生に、年賀状は出したほうが良いか悩むママは多いようです。ここでは、どのようなときに年賀状を出すと良いのか、または控えるべきかを紹介します。
子どもが書きたいと言ったとき
子どもが幼稚園や保育園の先生に年賀状を出したいと言ったら、子どもの意思を尊重して先生へ年賀状を送っても良いでしょう。その際は、子どもなりのレイアウトやデザインでメッセージを伝えてることが大切です。
しかし、子どもが乗り気でなかったら、無理に年賀状を出す必要はありません。先生としてはもらって嬉しいものではありますが、年賀状をもらったからといって子ども一人ひとりの評価が変わるわけではありません。子どもが出したいという思いを大切にしてあげられると良いですね。
お世話になっているお礼を伝えたいとき
幼稚園や保育園の先生に親子で日ごろお世話になっているお礼を伝えたいとき、年賀状に感謝の気持ちを書いて伝えても良いでしょう。園とやり取りをする連絡帳では伝えきれない感謝の気持ちを届けることができるはずです。
子どもが書くだけではなく、ママからも一言添えるとより丁寧ですね。
年賀状を控えたほうが良いときとは?
年賀状が幼稚園や保育園から送られてくることがある一方で、一部の公立の保育園などでは、年賀状を出さないでほしいと保護者に通知される場合があるようです。年賀状を出す際は園によって方針が違うことがあるので、子どもがどうしても出したいといったときは、まず先生に確認してみると安心ですね。
また、園から控えるように通知がなくても、その年に先生の親族が亡くなられてお休みをとっていたならば控えたほうが良いでしょう。
年賀状を控えなければいけないときに子どもが書きたがったら
園の方針で年賀状を控えるべきなのに、子どもが先生に年賀状を書きたいといった場合、ママは困ってしまいます。いくら子どもが年賀状を書きたがったとしても、ひとりだけ園に送るのはマナー違反ですよね。
そのような場合は、先生には新学期に手紙として渡してはいかがでしょうか。年賀はがきに書かなくても、便せんや折り紙に新年のあいさつを書いて先生に渡すと喜ばれるはずです。
もし、それも控えなければいけない場合は、先生の代わりに祖父母に送る年賀状に手間をかけるなど、上手に子どもの気持ちを促してあげられると良いですね。
先生への年賀状の文面は?
幼稚園や保育園の先生に年賀状を書く場合、どのような文面にするのか、どのようなことに気を付けるべきかを紹介します。
お祝いの言葉
お祝いの言葉とは「明けましておめでとうございます」「謹賀新年」といった、新年のあいさつのことです。ママがお手本を書いてあげて子どもが真似をしたり、ママが子どもの手を握ってあげて一緒に書いたりするなど、子どもが自分で書けるように工夫してみましょう。
また、市販のスタンプや手作りのスタンプを年賀状に押すなど、子どもが好きなデザインのはんこでお祝いの言葉を伝えても良いですね。
イラストで表現する
幼稚園や保育園の方針にもよりますが、平仮名は年長になってから習う園が多いようです。そのため、まだ文字が上手に書けない場合はイラストで新年のあいさつを表現しても良いでしょう。
クレヨンや色鉛筆、マーカーなどで、冬休みのできごとやお正月にやりたいことを描いてみてはいかがでしょうか。
年号や日付
文字を書くことは難しくても、数字は書けるという子どももいます。年賀状に鉛筆で薄く下書きをしてあげたり、ママがお手本を書いてあげたり、一緒にペンを持ったりしてチャレンジしてみましょう。
あいさつ文
幼稚園や保育園の先生に年賀状を出すときに、あいさつ文にこだわる必要はありません。子どもがどのようなことを先生に伝えたいかを大切にしてあげましょう。
文例としては、「ことしもよろしくおねがいします」「せんせいとたくさんあそびたいです」「じぶんでボタンをはめられるようになりました」などがあります。親子で先生へのメッセージや近況報告を考えても良いですね。
親のひと言を添える
先生への年賀状は、子どもが書いたものを出すのが一般的です。しかし、子どもが書いた言葉やイラストの端にスペースがあれば、ママからのひと言を添えるとより丁寧です。「いつもお世話になり、ありがとうございます」や「今年もよろしくお願いします」など簡単な一言で大丈夫ですよ。
また、子どもが描いたイラストに「家族旅行のときのイラストです」「先生と遊んでいる風景です」など、子どもが描いたものが先生に伝わりやすいように補足しても良いですね。
先生に写真付きの年賀状を送っても大丈夫?
幼稚園や保育園の先生に年賀状を出すときは、子どもの写真入りの年賀状を出しても喜ばれるでしょう。家族で旅行に行った写真や子どもが幼稚園や保育園で頑張っている写真で、新年のあいさつを伝えても大丈夫です。
また、運動会やお遊戯会のときに先生と一緒に撮った写真を載せるなど、先生と楽しい思い出を伝えても喜ばれるはずですよ。
幼稚園・保育園の先生への宛名の書き方
保育園や幼稚園の住所に送る
先生へ年賀状を送る場合は、園に送るのが一般的です。個人的に年賀状を出したくても、個人情報などの関係から住所を尋ねるのは控えたほうが良いでしょう。
しかし、すでに退園された先生でやり取りがある場合は、先生に年賀状を伝えたい旨を伝えて、差し障りのない程度に住所を尋ねられると良いですね。
先生への宛名は?
年賀状を園に送ったり先生のご自宅に送ったりする場合、宛名は「(姓)(名前)+先生」と書く人が多いようです。また、園長先生など、担任の先生より目上の人と連名で出す場合は、目上の先生を先に書くのが一般的です。
しかし、「〇〇先生 様」というのは誤用になるので注意しましょう。
幼稚園に年賀状を送る場合は「〇〇幼稚園(保育園) 〇〇先生」という宛名にすると確実ですよ。
まとめて先生に送りたいとき
担任の先生のみならず、先生みんなに宛てて送りたいことがあります。その場合は、宛名に「○○幼稚園 教員御一同 様」と書くのが一般的です。
また、年賀状の宛名に「〇〇先生」「教員御一同 様」とつける場合は、「〇〇幼稚園」のあとに「御中」は必要ありませんよ。
先生への年賀状の宛名は子どもが書いてもいいの?
年賀状でいう新年のあいさつやイラストを書く通信面は子どもが書くと喜ばれますが、住所や名前などの宛名は大人が代筆してあげましょう。子どもが書くと郵便番号や住所・名前を読み取ることが難しい場合があり、「あて名不完全」として自宅へ戻ってくることがあります。
お正月に届かないというトラブルを避けるためにも、先生への宛名は大人が書くようにしましょう。
幼稚園や保育園の先生から年賀状がきたら?
子どもが幼稚園や保育園の先生に年賀状を出さなくても、園の方針によっては先生から年賀状が送られてきたということがあるようです。年賀状を出していないのに手元に届くと、お返しをしなければ失礼にあたるのではないかと心配になるママが多いでしょう。
園から年賀状が届いても絶対に返さなければいけないという決まりはありません。子どもがお返ししたければ書く、乗り気でなければ無理に書かない、というスタンスで大丈夫です。あくまで先生への年賀状は、子どもの気持ちを尊重してあげることが大切です。
しかし、ママは日ごろの感謝を伝えたいのに子どもがどうしても書きたがらないこともあります。その場合は、新学期があけてから先生と保護者でやり取りをする園の連絡帳に、年賀状のお礼とお世話になるお願いを添えても良いですね。
子どもの気持ちを優先して先生へ年賀状を出そう
子どもたちは幼稚園や保育園の先生が大好きです。そのため、先生に喜んでもらいたくて「年賀状を出したい」という子どももいるでしょう。子どもが年賀状を書きたいといったら、年賀状を出しても良いかなど園の方針を尋ねてみましょう。
また、幼稚園や保育園の先生に年賀状は出さなければいけない決まりはありません。子どもが書きたがらなければ無理に書かせる必要はないので、新学期に連絡帳でママから今年もお世話になる旨を伝えても大丈夫ですよ。
子どもが先生に年賀状を送りたいという気持ちを大切にして、新年のあいさつができると良いですね。
※この記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。