「真」の意味と読み方、名前200例！漢字の由来、「眞」とは？名付けに使ってはいけない？

「真」は、名付けで人気の漢字のひとつです。ここでは、「真」の意味や読み方など基本的な情報をお伝えします。

「真」は「真実」「純真」など良い意味で用いられることが多い漢字のため、名前に取り入れたいと思うママ・パパが多いようです。読み方の種類も多く、男女ともに名付けの際に用いやすい漢字といえるでしょう。字の形が左右対称で、さまざまな漢字と相性が良いのも特徴のひとつです。明治安田生命の男の子の名前ランキング（2023）では「颯真」が6位、「悠真」が31位にランクインしています。

「真」は、嘘や偽りがない様子、真面目、立派など、さまざまな意味があります。「真」という漢字は「眞」の旧字体で、「さじ」の象形と鼎(かなえ)という中国の土器を表しています。さじで鼎に物を詰め、その中身が一杯になって「ほんもの・まこと」という意味が生まれたといわれています。そのほかにも、さまざまな説があります。

「眞」は「真」の旧字体で、大きな意味の違いはありません。「真」「眞」ともに10画ですが、「真」は普段から見慣れていつこともあり親しみやすいイメージを受けるでしょう。「眞」は、眞子内親王の名前に使用されていることもあり、上品で知的な印象を与えてくれます。

「真」の旧字体である「眞」は、死者を表すという説があり、人名には不向きと考える人もいるようです。しかし、「真」は、純真、真実など良い意味を持ち、実際に多くの方の名付けに使用されている人気の漢字です。悪い意味を気にしすぎる必要はありませんが、気になる方は周りに相談してみても良いでしょう。

女の子の名前では「真里」のように名前の初めに使われることも多いようです。三文字の名前にも相性が良いかもしれません。「真」を使った女の子の名前と字画数を紹介します。

男の子の名付けの場合、「真」は止め字としても人気があります。気になる漢字や好きな漢字に「真」を足せば、ポジティブな意味を込められそうですね。

「真」を「さね」や「まさ」と読めば、古風でたくましい印象になります。読み方次第で雰囲気が変わるので、パパやママのイメージに合わせやすいかもしれませんね。

※この記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。