更新日:2018年12月14日

バレンタインの意味と由来!日本ではいつから?海外の風習との違いは?

2月14日はバレンタインデー。バレンタインデーといえば、日本では女性から男性に愛を伝える日として知られていますが、もともとの意味や由来を知っていますか。ここでは、バレンタインにまつわる伝説や歴史、各国における風習の違いなど、バレンタインについての基本情報を詳しくお伝えします。

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バレンタインの意味と由来を子どもに簡単に説明しよう!

2月14日のバレンタインデーは、女性が好きな男性にチョコレートをプレゼントする日として知られています。最近では友達同士でチョコレートを交換する友チョコも普及していますよね。

しかし、バレンタインデーの本来の意味を知っている人はあまりいないのではないでしょうか。ここでは、子どもにもわかりやすく説明できるように、バレンタインの歴史や由来についてお伝えします。

バレンタインの意味と由来

バレンタインの由来は3世紀までさかのぼります。当時の皇帝クラウディウス2世は「残虐皇帝」という異名を持つほど戦争を繰り返していました。そして、強兵策のひとつとして兵士たちの結婚を禁止していました。しかし、皇帝の命令にバレンタイン司祭は強く反対し、多くの兵士たちを秘密裏に結婚させてしまいます。

皇帝はバレンタイン司祭の行為に激怒し、バレンタイン司祭を殺してしまうのでした。バレンタイン司祭の殉教日が西暦270年ごろの2月14日だったため、バレンタイン司祭は聖バレンタインとして敬われるようになりました。

※バレンタインの由来には諸説あります。

子どもに簡単に説明するには?

むかしある王様が「兵隊は結婚してはいけない」という決まりを作りました。兵隊は結婚して家族ができると、戦争に行きたがらなくなったり、戦う気持ちがなくなったりして、国が弱くなると考えたからです。兵隊たちは結婚を禁止する王様のことを憎みましたが、王様が怖いので逆らうことができず、我慢していました。

そこで立ち上がったのがバレンタイン司祭という、キリスト教会の神父さまです。バレンタイン司祭は、いくら王様でも愛し合うふたりの結婚を禁止するのはおかしいと考えました。

バレンタイン司祭は王様の命令に反対して、兵隊たちを次々に結婚させました。しかし、王様は決まりを破ったバレンタイン司祭に怒り、バレンタイン司祭を殺してしまうのでした。

バレンタイン司祭が亡くなったのが2月14日だったことから、2月14日を愛の記念日(バレンタインデー)として、好きな人にプレゼントを贈り合うようになりました。

バレンタインの歴史

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バレンタインの風習はどのように生まれたのか、歴史を見ていきましょう。

もともとは古代ローマのルペルカーリア祭

バレンタインの名前は先述したようにバレンタイン司祭に由来しますが、バレンタインの風習は古代ローマのルペルカーリア祭が起源と考えられています。

ルペルカーリア祭は毎年2月15日に行われていた男女の祭です。ルペルカーリア祭には、くじ引きでパートナーを選んだり、裸の男が未婚女性を鞭でたたいたりする風習がありました。祭の前日である2月14日は、女性がくじ引きの桶に自分の名前を入れる日だったといわれています。

初期のローマ教会で2月14日を聖バレンタインの日とした

ローマ教会は男女の祭りであるルペルカーリア祭が風紀の乱れを招くと考え、異教徒の風習を禁止しようとしました。しかし、ルペルカーリア祭は非常に人気があるため、廃止するのは簡単ではありません。

そこで、ルペルカーリア祭の代わりになるイベントとして、2月14日を聖バレンタインの日と定めました。キリスト教会は2月14日を男女の肉欲的な愛ではなく、聖バレンタインやキリスト教への愛を誓う記念日として改変していきました。

中世のヨーロッパで愛の告白の日となった

聖バレンタインの祝日は愛の日ではありませんでしたが、中世のヨーロッパで愛の告白の日として広まりました。その原型とされるのが、エリザベス王朝時代のイングランドの風習です。

当時のイングランドでは、恋に落ちたものは誰ても相手に愛の印を贈ることが許されていました。当人同士でパートナーになる合意があれば、互いの名前を書いた紙を交換し合い、肌身離さず持ち歩いたといわれています。また、お互いの愛情が冷めないように贈り物を交換する文化も生まれました。

現在の欧米では恋人たちが贈り物を贈り合う日となっている

現代の欧米では、恋人同士でプレゼントを贈り合う、食事を楽しむ、カードを贈るといったことをしてバレンタインデーを過ごすのが一般的です。各国で多少の違いはありますが、恋人たちの愛の記念日として現在まで受け継がれています。

日本のバレンタインはいつから?

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日本で初めてバレンタインを紹介したのは、神戸のモロゾフだといわれています。1938年に、日本に住む外国人向けにバレンタインデーチョコを売り始めたのがきっかけでした。

1958年になると、メリーチョコレートが「女性から男性にチョコレートを贈りましょう」とキャンペーンを打ち出します。1年目のキャンペーン3の日間で売れたのは、30円の板チョコ5つだったそうですが、女性の社会進出とともにバレンタインデーが受け入れられるようになりました。

次第に製菓メーカーがバレンタインデーのセールに加わり、バレンタインは一大ブームとなりました。1960年代から今のようなバレンタインの習慣が全国に広がりました。

【豆知識】バレンタインのチョコとお菓子の意味

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バレンタインデーにプレゼントするお菓子によって、相手への気持ちがわかるといわれています。相手との関係によっては深く考える必要はありませんが、参考程度に把握しておくと良いかもしれませんね。

チョコレート特に意味はない
クッキー友達でいようクッキーのようにドライで軽い関係でいたい
キャンディあなたが好きキャンディのように壊れにくい・長い間続く関係でいたい
マカロンあなたは特別な人高級なマカロンは特別感があるため
キャラメル一緒にいると安心する子どものころに食べた懐かしいお菓子=安心感がある
マシュマロあなたが嫌いマシュマロのように食べるとすぐに溶けてなくなる程度の関係でいたい

日本と海外のバレンタインの違いは?

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同じ2月14日でも各国によって過ごし方が違います。それぞれ順に見ていきましょう。

日本や韓国では女性から男性に愛の告白する日

1959年にメリーチョコレートが「女性が男性に1年に1度愛の告白ができる日」というキャッチコピーでチョコレートを販売したことから、日本ではバレンタインは女性から男性に愛の告白をする日となりました。

時代とともに、「義理チョコ」「友チョコ」など、贈り方は変化しています。ちなみに、バレンタインのお返しを3月14日のホワイトデーに贈るのも日本ならではの習慣です。

韓国は日本の影響を受け、日本と同様にバレンタインデーを過ごしています。さらに、韓国には、バレンタインデーに何ももらえなかった者が中華料理を食べる「ブラックデー」という日もあります。

ヨーロッパでは恋人同士が贈り物を贈り合う日

ヨーロッパではバレンタインは昔から、恋人に贈り物をしたり、恋人とディナーをしたりする日として定着しています。イギリスではどちらかというと男性から女性に愛を伝える文化が強いようです。

チョコレートは定番の贈り物のひとつですが、日本ほどチョコレートを贈るわけではありません。フランスでは香水や洋服、ペアの旅行券などを贈る人も多いようです。

アジア各国では男性から女性に贈り物を贈る日

中国、台湾、タイやベトナムでは男性から女性に贈り物をするのが一般的です。特に中国やタイではバラの花束を贈る方も多いそうです。ちなみに、台湾では、バレンタインデーよりも7月7日の七夕のほうが恋人のための日として盛り上がっています。

バレンタインの歴史は面白い

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バレンタインの風習は、ルペルカーリア祭、バレンタイン司祭伝説、製菓メーカーのキャンペーンなど、さまざまな要素が合わさり、長い時間をかけて現在の形に定着しました。各国によって過ごし方が違うので、見比べてみるのもおもしろいですね。

子どもがバレンタインの意味に興味を持ったら、バレンタインの歴史についてわかりやすく説明してあげましょう。由来を知ることでバレンタインデーがいっそう特別な日に感じられるのではないでしょうか。

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女の子と男の子の母親です。現在は在宅でライター活動をしてい…

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