【バレンタイン事情】幼稚園・保育園児ママたちの体験談!金額や注意点は?手作り・市販どっち?
【体験談】最近のバレンタインは昔とは大きく変わり、幼稚園や保育園に通う子どもたちにも友チョコブームが浸透しつつあるようです。ここでは、園児たちがバレンタインにどのようなものを渡しているのか、金額はどれくらいかなど、今どきのバレンタイン事情について解説します。
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目次
幼稚園や保育園ではバレンタインは一般的?
2月に入るとバレンタインの話題があちこちで聞かれるようになりますが、幼稚園や保育園では、どのようなバレンタインのやり取りが行われているのでしょうか。
お菓子持ち込み禁止の園がほとんど
幼稚園や保育園ではお菓子の持ち込みが禁止されていることがほとんどです。理由のひとつに食物アレルギーの問題があります。もらえる子ともらえない子がいる点に配慮し、お菓子以外のプレゼント交換も禁止している園は少なくありません。
ルールを知らずにバレンタインのチョコレートを子どもに持たせると、もらった子どものママやパパは迷惑に感じてしまうこともあるようです。通っている園の決まりごとを確認してから、子どもとバレンタインのお話ができたら良いですね。
降園後に一部の友だち同士でプレゼントすることも
お菓子の持ち込みが禁止の園では、降園後にバレンタインのやり取りをする様子が多く見られます。この場合はクラス全員に渡すのは難しいので、仲の良い男の子や男女問わない友だち、家が近所の子など、一部の友だち同士でプレゼント交換を楽しむようです。
保育園にお菓子は持って行けないので、家が近かったりお迎えの時間が一緒になったりするお友だち同士でやり取りしていました。
バレンタインの習慣がまったくない園も多い
バレンタインの習慣がまったくない園は少なくありません。お寺や神社に併設する園などが一例で、ハロウィンやクリスマスのイベントも行わないことが多いようです。また、保育園では保護者のお迎えの時間がバラバラなため、プレゼントの交換は難しいようです。
お寺の境内にある仏教系の幼稚園に通っています。バレンタインの習慣はありません。周りを見てもプレゼント交換をしている様子はありませんでした。
保育園で親子で仲良くしているお友達はいますが、普段はお迎えの時間が合いません。そのため、バレンタインにお菓子を渡したりもらったりしたことはありませんでした。
飲食物の交換には注意が必要?
飲食物のやりとりは、感染症や食中毒、アレルギーなどに対する家庭ごとの考え方の違いが出やすいものです。こうしたことへの配慮から、園に関わる人との飲食物のやり取りは控えるよう注意喚起しているケースもあります。飲食物のやり取りは、マナーを守りながら行うようにしましょう。
幼稚園・保育園児のバレンタインチョコの渡し方
幼稚園・保育園児がいつどのようにしてバレンタインのチョコを渡しているのか気になるところですね。園でのやり取りが禁止の場合は、ちょっとした工夫が必要になるようです。
お迎えのときに渡す
お迎えのある園では、降園して園外に出たタイミングで渡すことがあります。ママやパパが持参する必要があり、お迎えの時間が重なるお友だち同士でのプレゼント交換に限られますが、園でのやり取り禁止のルールを守って渡すことができます。
手作りのチョコレート菓子を幼稚園の帰りに手渡されました。
お家に届けに行く
近所だったり家の場所を知っていたりする場合には、直接自宅まで届けるケースもあります。園で「いったん帰宅するまで渡してはいけない」という決まりがある場合にもこうした方法がとられているようです。相手が不在の可能性もあるため、メッセージカードを添えて名前を書いておくとポストインもできますよ。
同じクラスで近所に住んでいる男の子にあげました。仲が良い子はほかにもいましたが、家が近い子だけに用意したので、ほかの子の目に入らないようお家まで届けに行きました。
近所の公園や遊び場で渡す
仲の良い友だち同士では降園後に遊ぶ約束をし、公園などで友チョコを配り合うことが多いようです。ほかのお友だちがいることも考えられるため、少し多めに用意しておくと安心ですね。
幼稚園内でのお手紙やプレゼント交換は禁止されていたので、お友だち同士で公園などに遊びに行きがてらお菓子交換(チョコ交換)をするのが主流でした。
降園後に近所の公園やマンションのキッズスペースで遊ぶ際に渡すこともありました。
幼稚園・保育園児のバレンタインには何を用意する?
園児のバレンタインプレゼントにはどのようなものが選ばれているのでしょうか。気になる相場についても解説します。
100~500円程度の市販のお菓子
仲の良い子数人に渡す場合は、高くても500円程度にするのが一般的です。あまり高価だと、お返しのことを考えて相手が負担に感じてしまう場合があります。
友チョコをたくさんの友だちに配る場合は、100円~300円程度が相場です。小さいものや安価なものでも、かわいくラッピングすると見栄えがするのでおすすめです。
1つ500円ほどのチョコレート菓子を同じクラスで近所に住んでいる男の子にあげました。
100円以下のチョコレートやキャンディやマシュマロなどの駄菓子をひとつ、帰宅時間に園で直接受け渡しをしていました。
字が書ける子はお菓子と一緒に手紙を渡したり折り紙でラッピングしたりなど、女の子は各自でこだわりがあったようです。
手作りのお菓子
ママがお菓子作りが得意だったり、子どもが作りたがったりする場合には、手作りのお菓子をプレゼントするケースもあります。親子でキッチンに立つ楽しい時間が持てますね。
レシピは溶かすだけ、混ぜるだけなど、園児でも簡単に作れるものを選ぶのがおすすめです。火を使う工程はママが担当し、デコレーションを子どもに担当してもらうのもおすすめですよ。
ただし、手作りのお菓子をもらってうれしいと感じる人がいる一方で、苦手に思う人がいるのも事実です。手作り品はお互いよく知っている友だちだけに渡すと無難かもしれません。
幼稚園では、風邪やノロ・インフルエンザが流行る時期だからと、バレンタインのお菓子は園に持ち込まないようにとのお便りが配られていました。手作りチョコはもらうととてもうれしいものです。しかし、なかには幼稚園のお便りのように病気が流行る時期だから手作りは遠慮して欲しいと感じているママもいました。
子どもがインフルエンザにかかり、出席停止期間中にチョコを手作りしてバレンタインに配っていた親子がいました。さすがにママ友のあいだで話題になり、せっかくですが、いただいたチョコを子どもに食べさせることはできませんでした。
幼稚園・保育園児のバレンタインの注意点
バレンタインを楽しむためには、園のルール以外にもいくつか知っておきたい注意点があります。
相手にアレルギーがないか確認しておこう
バレンタインにチョコレートを贈っても、相手にカカオアレルギーがある場合には食べられずに悲しい思いをする可能性があります。チョコ以外にも小麦、卵、乳製品など、さまざまなアレルギーがあるため、事前に確認できれば安心です。
引っ越してきたばかりのお友だちからチョコをもらい、お返しにクッキーを贈ったのですが、あとからアレルギーがあることがわかりました。彼女の気持ちを考えたらとてもかわいそうで…。本人が「アレルギーあるのでお返しは卵・小麦なしのもので」なんていえるはずがないだろうし、もっとリサーチするべきだったと猛反省しました。
周りのお友だちはどうするか確認しておこう
渡したい相手がひとりであれば気にしなくても良いですが、友チョコを配る場合は周りのお友だちがどうするのかを確認しておくことをおすすめします。
園がお菓子持ち込み禁止だったので何の用意もしなかったところ、降園後に仲の良いお友だちが友チョコを配り合っていたということも起こり得ます。事前にママ友のあいだで話題にしておくと、相場や渡す場所の確認ができるでしょう。
お返しが負担にならないようにしよう
バレンタインにたくさんのチョコやプレゼントをもらうのはうれしいものですが、お返しが大変と感じてしまうこともあります。相手の負担にならない金額で気持ちのこもったプレゼントを用意できると良いですね。
友チョコを用意しようかどうか迷ったのですが、どこまであげるか迷ったのと、お相手がお返しを考えるのも手間かと思い、あげるのはやめました。その後、バレンタイン近くになって男の子ママたちが「バレンタインはお返しが面倒」という話をしていたので、用意しなくて良かったと思いました。
幼稚園・保育園児のバレンタインのお返しはどうする?
バレンタインにチョコレートやプレゼントをもらったら、3月14日のホワイトデーにお返しをするのが一般的です。どのようなお返しをしたら喜ばれるのかについて解説します。
バレンタインと同程度のお菓子を用意する
バレンタインにもらったものと同程度か、少し良いものをプレゼントしましょう。市販のお菓子の簡単な詰め合わせやママの手作りお菓子に、タオルやヘアピンなど、高額過ぎないものをプラスして渡すと喜ばれます。
渡す相手によって中身が違う場合は、ラッピングで見えないように工夫することや渡すタイミングに注意することも大切です。友チョコのお返しなら、みんなに同じものを渡すようにしましょう。
ホワイトデーにはスイートポテトを作ってお返ししました。
飴やチョコ、マシュマロ、ラムネなど小分けにできるものを数種類小さな袋に詰め、幼稚園から帰ってから、プレゼントをもらった友だちの家を回りました。
手紙とアイロンビーズで作ったハートのキーホルダーをもらったので、アクアビーズでカラフルなハートの形を作ってお返しをしました。
ホワイトデー当日までに渡す
バレンタインにプレゼントを渡した子はホワイトデーを楽しみにしています。お返しは3月14日の当日に渡しましょう。当日が土日などで渡せない場合は、前日までに渡すとスマートです。体調不良などで急きょ渡せなくなったときには「おくれてごめんね」などとメッセージを添えれば気持ちが伝わりますよ。
初めての経験でお返しまで気が回らず、ホワイトデー当日に「お返しするんだった」と気付き、急いで準備して翌日にお家まで届けに行きました。しかし、当日にお返しをもらえなかったことでお相手の女の子はとても落ち込んでいたと聞き、悪いことをしてしまったと反省しました。
友チョコを交換した場合にはお返しは不要なことも
お友だち同士で友チョコを交換した場合には、ホワイトデーのお返しをしないこともあります。お返しをどうするかについてママ同士で確認しておくと安心ですね。ただし、予期せぬお友だちからチョコレートをもらった場合には忘れずにお返しをしましょう。
娘が女の子同士で交換したときは、ホワイトデーはいらないよね、と親同士確認しました。
友チョコを交換しているからお返しはなしで良いと思うのはもっぱら親のようで、子どもたちはホワイトデーにお菓子の交換をするのを楽しみにしていました。ママ同士で話し合い、「バレンタインが2回あるみたいだね」と苦笑いしながらも子どもの楽しみたい気持ちを優先しました。
友チョコブームで園児でも楽しめるイベントに
女性から男性に告白するのが定番だったのは昔話となり、バレンタインは友チョコブームの到来によって園児でも楽しめるイベントに変わってきています。
通う園によってルールが違ったり、仲良くしているお友だち同士で考え方が異なったりするので、バレンタインにプレゼントを交換するかどうか、どのように交換するかは事前にしっかりリサーチしておくと安心です。
親としては準備の大変さに目が行きがちですが、「好きなお友だちにチョコレートをあげたい」という子どもの気持ちを大切にしてあげられたら素敵ですね。
※この記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。