【関東近郊エリア】手ぶらで自然体験!子連れで楽しめるグランピング施設6選
手軽に快適なアウトドア体験ができるグランピングは、子連れのレジャーとしておすすめです。グランピングを計画するときにおさえておきたいポイントや、ファミリー向けのプランが充実している関東近郊のグランピング施設をご紹介します。
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目次
グランピングとは?
山ガール、ゆるキャン、ソロキャンプと近年はアウトドアの新しいスタイルが続々登場していますね。グランピングもそのひとつです。日本では2015年ごろから施設がオープンしはじめ、2020年ごろになって人気に火が付きました。
そもそもグランピングとは「グラマラス(魅惑的な)」と「キャンピング」を組み合わせてつくられた造語です。通常のキャンプとは異なり、手ぶらで優雅なアウトドアが楽しめるのがポイントで、宿泊場所や食事は施設で用意したものを利用します。まさにキャンプの豪華版、良い所取りの自然体験といえるでしょう(※1)。
ドーム型テントやトレーラーなど趣向を凝らした宿泊設備に泊まったり、カヌー体験や星空観察といったさまざまなアクティビティーに参加できたりと、新しい体験型旅行として注目を集めていますよ。今年のアウトドアシーズンには、キャンプ経験がなくても安心のグランピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
子連れグランピングの4つのポイント
お風呂やシャワーの設備
アウトドアの醍醐味といえば自然と一体になって遊ぶことですね。子どもの全身が水で濡れても泥まみれになっても、このときばかりは大目にみたいものです。とはいえ、汚れた身体をそのままにしておくわけにはいきません。
バス・トイレ付きの施設ならすぐにお風呂に入ることができますが、グランピング施設では部屋にトイレやシャワーがなく、共用の設備を使用することになります。
子連れグランピングを計画するときはお風呂やシャワーが併設されているかを確認し、共用設備を利用する場合はブースの数や利用時間を確認しておくと安心です。フェイスタオル・バスタオルやシャンプー・リンスといったアメニティーも調べておきましょう。
赤ちゃんグッズの貸し出し
赤ちゃんと一緒の旅行はなにかと荷物が多くなりますね。貸し出し可能な赤ちゃんグッズがあると、その分荷物を減らすことができます。施設によってはベビーチェアや赤ちゃん用の食器などを貸し出していることがあるので、赤ちゃん向けのサービス内容を確認しておくと良いでしょう。
子どもメニューや売店の有無も知りたい情報です。子どもメニューがない場合は、ミルクや離乳食を準備する場所があるか、食事の持ち込みは可能かをチェックしておきましょう。
キッズエリアの有無
時間を気にせずに遊べることはアウトドアの魅力のひとつです。広々としたスペースにキッズエリアが設けられていれば、子どもも大人も満足することでしょう。
レンタル用品の充実度も知りたいところです。ママやパパが食事の支度をしていたり、ゆっくりくつろいだりしているときに子どもだけで遊べるものやスペースがあると便利ですよ。施設によっては秘密基地になるミニテントやハンモック、プロジェクターなどの貸し出しを行っています。
アクティビティーや周辺施設
子連れでグランピングをするなら、親子で楽しめるアクティビティーを備えた施設がおすすめです。グランピングで体験できるアクティビティーは、川や海などの水辺のアクティビティーと、山や森でのフィールドアクティビティーのふたつに大きく分かれます。
水辺のアクティビティーといえば、まずは水遊び。川や海の生き物観察や魚釣り、カヌーなども楽しめます。フィールドアクティビティーの定番は、昆虫採集や星空観察でしょう。施設によってはフィールドアスレチックや収穫体験など、ロケーションをいかしたアクティビティーを体験できます。子どもの年齢や興味に合ったアクティビティーを探してみてくださいね。
雨のときの過ごし方も考えておきましょう。クラフト体験やアウトドア料理など、子どもも楽しめるイベントやワークショップがあると、雨の日でも有意義に過ごせます。周辺に美術館や水族館があれば過ごし方の幅が広がりますよ。
関東近郊のおすすめグランピング施設6選
【千葉】鹿の音がこだまする御宿 離れ 花山水
■4名利用時/人
グランピング・BBQプラン
シンプルベルテント6m定員8名
・バス・トイレ無
花山水は、千葉県立養老渓谷奥清澄自然公園にある別荘風高原の宿として人気を博しています。携帯の電波が入らない大自然の中、川のせせらぎを聞きながら家族との時間をゆったり感じることができるでしょう。
川にはカニや魚、カワトンボなどが生息しており、季節によって川遊びや昆虫採集などのアクティビティーが体験できます。車で5分のところにはホタル観賞ができるエリアも。運が良ければ野生のシカの姿を見ることができるかもしれません。海岸までは車で20分と、海遊びも楽しめるスポットです。
宿泊はグランピングサイトに設置されたベルテントを使用します。プランはシンプル、プレミアム、スイートの3タイプが用意されています。プレミアム、スイートではWi-Fiが利用できますよ。
【埼玉】ときたまひみつきちコモリバ
■3名利用時/人
グランピングテントで夕食+朝食2食付きプラン
グランピングテント
・水道、浴室およびシャワー、トイレ無
ときたまひみつきちコモリバは、清流沿いに開かれたグランピングリゾートです。のどかな里山の自然の中で、川遊びや手ぶらBBQなどを堪能できます。車で7分の場所にある美肌の湯・玉川温泉も足をのばしたいスポットです。
ハンモックの貸し出しやポップコーンセットの販売など、子どもの「やってみたい」を刺激するオプションも充実していますよ。宿泊はテントとキャビンの2タイプから選べます。
テントはアウトドア名物の「焚火」がセットになっており、スタッフのレクチャーを受けて初心者でも安全に焚火を楽しめます。もう一方のキャビンはテラスや大画面のプロジェクターを備え、別荘のようなラグジュアリー感が得られることでしょう。
【神奈川】観音崎京急ホテル
■3名利用時/人
snow peak glamping京急観音崎
ダブル
・バス・トイレ無
※添い寝の子どもは人数に含まれません
三浦半島の最東端に位置する観音崎京急ホテルは、東京湾を一望しながらグランピングを楽しめるロケーションが魅力です。プライベートビーチのようなぜいたくな空間で、周りを気にせずゆったりと過ごすことができるでしょう。
宿泊場所となるモバイルハウスは開口部が広く、海との一体感が得られます。家具や食器類はアウトドアメーカー「snow peak」とコラボでそろえました。併設のデッキテラスでは焚火も楽しめますよ。
滞在中のお風呂は併設の温浴施設SPASSOを無料で利用できます。油壷温泉を使用した眺望露天風呂やジェットバスにつかって、一日の疲れを癒やしたいですね。夏季にはシーサイドプールでも遊べます。
【栃木】那須ハミルの森
■4名利用時/人
ドームテント
・ダブルベッド×2
・バス・トイレ無
那須ハミルの森は居住性抜群のドーム型テントに宿泊できるグランピングリゾートです。直径6mの開放的な空間は、子どもたちがのびのびとすごすのにぴったりですね。
敷地内では季節ごとにさまざまなワークショップが開催されています。おもいきり身体を動かせるミニアスレチックや家族で一緒に入れる貸切風呂もありますよ。BBQやキャンプファイヤーができるので、夜までめいっぱい楽しめるのがうれしいですね。
宿泊はスタンダードなドームテントのほかに、360度透明のクリアドームテントが選べます。子ども向けサービスとして、食事チェア、お風呂チェア、子ども用カトラリーの貸し出しを行っています。
【静岡】 UFUFU VILLAGE
■4名利用時/人
ベルテントサイト type C
・バス・トイレ無
・ダブルベッド×2
一年中利用できる親水広場、小さな子どもも遊べる遊具、スモアができるキャンプファイヤー、花火も可能なファイヤーベースと、アウトドアの楽しみをぎゅっと詰め込んだのが、伊豆にあるウフフ ビレッジです。
施設内には源泉かけ流しの貸切風呂や大浴場があり、贅沢な旅行気分が存分に味わえます。キッズチェア、子ども用カトラリー、ベビーバスの貸し出しサービスを備えているのもうれしいポイントです。
宿泊場所はベルテント、ドームテント、キャンピングトレーラーの3タイプがそろいます。非日常のワクワク体験ならテント、ホテルのような快適さを求めるならキャンピングトレーラーと旅の目的に合わせて選べるので、計画時点から旅のイメージが広がりますね。
【静岡】御殿場高原 時之栖 OUTDOOR HILL VILLEGE
■大人8,800円~、小人7,500円~
・バス・トイレ無
アウトドアヒルビレッジは、雄大な富士山を望む複合型のリゾートキャンプ場です。グランピングテントサイトには12のテントが張られ、適度に人の気配が感じられるので、アウトドアに慣れていない子どももリラックスできることでしょう。
敷地内はふわふわマットや全長50mもあるうんてい、キッズボルタリングと子どもが喜ぶ遊具やスペースが盛りだくさんで、夜には光と音が織りなす噴水パフォーマンスが繰り広げられます。ほかにもアクアリウムやワイナリー、天然温泉などがそろい、一日中遊んでも飽きることがありません。
グランピングで手軽にアウトドアを楽しもう!
子どもにはたくさんの経験をさせてあげたいものですが、アウトドアは敷居が高いと思っているママやパパもいるかもしれません。
設備が整ったグランピング施設なら、手軽で快適にアウトドアレジャーが楽しめます。アウトドアに精通したスタッフが案内をしてくれるところもあり、アウトドアビギナーでも安心して過ごせることでしょう。サポートが充実したグランピング施設で、大人も子どもも一緒にアウトドアを満喫してくださいね。
※この記事は2022年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。