子連れ海外旅行おすすめ15選!定番の国から旅育に人気の穴場スポットまで体験談とともに一挙紹介!

子どもと出かける旅行は楽しいものですが、それが海外旅行であればもっとワクワクできそうですよね。ここでは、子連れ海外旅行におすすめの国や、旅育に人気の穴場スポットを体験談とともに紹介します。行き先を決めるための年齢別ポイントや、子連れ海外旅行での注意点なども紹介し、内容盛りだくさんでお届けします。

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目次

  1. 子連れ海外旅行はいつからがおすすめ?
  2. 【年齢別】海外旅行先選びのポイント
  3. 子連れにおすすめの海外旅行スポット
  4. 子連れ海外旅行での注意点
  5. 子連れ海外旅行の持ち物リスト
  6. 子連れ海外旅行で飛行機に乗るときのポイント
  7. 「また行きたい」と思える素敵な思い出を作ろう
  8. あわせて読みたい

子連れ海外旅行はいつからがおすすめ?

最近は旅を通して教育をする「旅育(たびいく)」という考えが注目されています。海外旅行はその国の人や文化、言葉に触れることができる貴重な機会になりますよね。

では、子連れ海外旅行は何歳からOKなのでしょうか。適した時期は早くても首がすわってから、一般的には生後6ヶ月頃からが良いとされています。イヤイヤ期を過ぎていれば安心して海外に行けるでしょう。

【年齢別】海外旅行先選びのポイント

海外旅行先を選ぶときの年齢別のポイントとおすすめの国を紹介します。フライト時間も参考にしてみてくださいね。(フライト時間は東京出発時です)

0~2歳の赤ちゃん

0~2歳の赤ちゃんと行く旅行先はフライト時間が短く、直行便があり、時差が少ない国がおすすめです。観光であちこち移動するよりもリゾートでのんびりするほうが赤ちゃんは穏やかに過ごせるでしょう。

おすすめの国
フライト時間
グアム約3.5時間
サイパン約3.5時間
セブ島(フィリピン)約5時間
チェジュ島(韓国)約2.5時間
ダナン(ベトナム)約5.5時間
コタキナバル(マレーシア ボルネオ島)約6時間
子連れのタイ旅行でトランジットトラブル!

子どもが1歳2ヶ月の頃にタイのプーケットへ旅行に行きました。バンコクで乗り継ぎがあり、往路はスムーズだったのですが、復路で乗り継ぎ直前の飛行機が遅延。乗り継ぎまで2時間ほどの余裕を持っていたはずが、いざ到着すると30分しか時間がありませんでした。

航空会社のカウンターに相談すると、海外の航空会社だったのでうまく交渉ができなかったこともあり「走ってください」と言い放たれてしまいました。とても広い空港だったため、1歳2ヶ月の子どもを抱っこして全力で走り、離陸寸前になんとか乗ることができましたが、それ以降子連れの海外旅行では絶対に直行便以外は避けようと決めました。

3~6歳の幼児

3~6歳はまだ幼い時期なので、フライト時間が短く直行便があり、時差が少ない国がおすすめです。子どもが楽しめるスポットがあればなお良いですね。近いアジアもおすすめです。

おすすめの国
フライト時間
ソウル(韓国)約2.5時間
台北(台湾)約4時間
香港約5時間
上海(中国)約4時間

小学生以上

小学生になればフライト時間はあまり気にせず、子どもが楽しめるスポットやアクティビティーがある場所を選ぶと良いでしょう。歴史や文化を学ぶ旅にするのも良いですね。

おすすめの国
フライト時間
ハワイ約7時間
ゴールドコースト(オーストラリア)約9時間
ケアンズ(オーストラリア)約7.5時間
ロサンゼルス(アメリカ)約10時間
マレーシア約7.5時間
バリ島(インドネシア)約7時間
シンガポール約7.5時間
プーケット(タイ)約8時間
北京(中国)約4時間
【体験談】高学年なら長時間フライトも問題なし

小学校5年生の息子とイタリア旅行へ行きました。13時間ほどかかる長時間フライトでしたが、機内では映画やゲームに熱中し、飽きた様子やしんどそうな様子はまったく見られませんでした。

小学生は元気いっぱいであらゆることに興味津々な年頃なので、飛行機に乗っている時間も楽しめたようです。フライト時間は心配せずに行きたい場所に行ける良い時期なのかもしれないと感じました。

子連れにおすすめの海外旅行スポット

1.グアム

フライト時間約3.5時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)12~5月
おすすめの年齢0歳~
おすすめのスポット・イパオビーチ ・アンダーウォーターワールド

グアムは、初めての子連れ海外旅行でとくにおすすめの旅先です。時差が小さく、日本の多くの都市から直行便が出ているため、赤ちゃん連れで旅行する方も多い地域です。ビーチやプールでのんびりと過ごしたり、ショッピングを楽しんだりすることができますよ。

■メリット
・フライト時間が短く時差も小さいので、子連れ海外旅行に人気
・日本語が通じやすい

■デメリット
・ビーチリゾートなので、海や暑さが苦手な人には不向き

初めての子連れ海外旅行はグアム

子どもが生後6ヶ月のときに、初めての海外旅行の行き先としてグアムを選びました。子連れでの長旅は初めてだったので、とても緊張しました。しかし、以前夫婦で訪れたことのある地だったため、事前に予習復習と万全の準備をして出発しました。

街の中心地のホテルを押さえ、子どもの様子を見ながらちょっとした観光をしたり、ホテルのプールやキッズスペースでゆっくり過ごしたりと、ゆるやかなスケジュールで過ごしました。ショッピングでは日本ではあまり見かけないようなかわいらしいベビー用品を買うことができました。

グアムの人たちは皆とてもやさしく、子どもに声をかけてくれたり、レストランでもさっと子ども椅子を出してくれたりして嬉しかったです。

2.ハワイ

フライト時間約7時間
時差19時間
おすすめの時期(季節)4~10月
おすすめの年齢2歳~
おすすめのスポット・ワイキキ ビーチ ・ホノルル動物園

ハワイはフライト時間が長めで時差も大きいので小学生以上のほうが心配なく行けますが、赤ちゃん連れで行く家族も多い人気のリゾートです。ワイキキビーチで水遊びを楽しんだり、動物園や水族館、テーマパークを訪れてみたりと遊ぶ場所には困らないでしょう。ショッピングも楽しみのひとつです。

■メリット
・子どもが喜ぶテーマパークや動物園など観光スポットがたくさんある
・日本語が通じやすい

■デメリット
・日本人が多いため、海外に来たという実感は薄い

子どもの食べ物に困らない

子どもが2歳のときにハワイ(ホノルル)に行きました。フライト時間が長く心配でしたが、夜中に羽田を出発する飛行機であれば現地にお昼ごろに到着するため、子どもも大人もあまり時差ボケにもならずにすみました。

パンケーキやお肉、サンドイッチなど、子どもでも食べやすい食べ物が多かったのも良かったです。ホノルルの中心街では、一緒に行った甥っ子(0歳)の離乳食も購入することができました。

3.ゴールドコースト(オーストラリア)

フライト時間約9時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)10~12月
おすすめの年齢小学生~
おすすめのスポット・ムービーワールド ・シーワールド

ゴールドコーストはオーストラリア屈指のリゾート地で、1年中ほとんど雨が降らない気候の良いエリアです。60kmほども続く白い砂浜の海岸線は圧巻で、有名ビーチがたくさん並んでいます。シドニーなどでは禁止されているコアラを抱っこする体験もできますよ。

■メリット
・日本とは反対の季節を楽しめる(年末年始に旅行するとあたたかく過ごせる)
・時差が小さい

■デメリット
・正反対の季節で体調を崩すことがある

4.バリ島

フライト時間約7時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)5~8月
おすすめの年齢小学生~
おすすめのスポット・バリ サファリ&マリンパーク ・バリ ズー

バリ島はインドネシアに属する島で、アジアのビーチリゾート地として人気の高い場所です。年間平均気温は約28℃あるものの、湿度が低いので過ごしやすいのがうれしいですね。

フレンドリーな国民性のため、子どもにもやさしく接してくれます。動物園が充実しているので、動物好きの子どもと一緒に行けば大満足の旅となるでしょう。

■メリット
・ゴールデンウィークや夏休みがベストシーズンと重なる
・時差が小さい

■デメリット
・公共交通機関があまり発達していないのでタクシー移動が中心になる

5.ソウル(韓国)

フライト時間約2.5時間
時差なし
おすすめの時期(季節)3~5月、9~11月
おすすめの年齢3歳~
おすすめのスポット・ロッテワールド ・トリックアートミュージアム

お隣の国、韓国はもっとも気軽に行ける海外旅行先として人気の国です。時差がないので、子どもの身体に負担をかけず行けるのがうれしいですね。赤ちゃん向けのスポットは少ないですが、ロッテワールドを楽しめる年齢であれば行き先の候補地に入れてみてはいかがでしょう。

■メリット
・時差がなく、フライト時間が短い
・近いので短い冬休みや春休みでも行きやすい

■デメリット
・辛い料理が多いため、子どものメニュー選びに注意が必要

【体験談】冬はかなり冷え込みます

冬の韓国はかなり冷え込むので、防寒対策をしっかりしていったほうが良いです。オンドル(韓国式床暖房)のあるホテルを選ぶとあたたかく過ごせますよ。

6.台北(台湾)

フライト時間約4時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)3月、11月
おすすめの年齢3歳~
おすすめのスポット・大安森林公園 ・士林観光夜市

台湾は親日国として知られ、日本人が旅行しやすい場所です。週末にふらりと行ける近さでも人気があり、子連れなら短い春休みでも行きやすいでしょう。歴史や文化を感じたり、グルメやショッピングを楽しんだりするのがメインになりますが、異国の雰囲気は十分に味わえるため、初めての海外旅行先としておすすめです。

■メリット
・親日国で子連れでも旅行しやすい
・3月がベストシーズンで春休みの旅行にぴったり

■デメリット
・近くて楽だが、小さい子ども向け観光スポットは多くない

7.セブ(フィリピン)

フライト時間約5時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)2~4月
おすすめの年齢0歳~
おすすめのスポット・シャングリラ マクタンリゾート&スパ セブ ・SMシティ セブ

セブはセブ島とマクタン島からなるフィリピンの人気リゾート地です。青い海と白い砂浜が美しいビーチが魅力で、世界中から観光客が集まります。最近では、欧米よりも近くて割安で行ける「親子留学」の行き先としても人気が高まっています。

■メリット
・「親子留学」のプログラムが豊富で人気が高い
・物価が安い

■デメリット
・場所によっては衛生面の不安がある

【体験談】ホテル内と外にギャップがある場合も

きれいなリゾートホテルに泊まりましたが、一歩外に出ると道は舗装されておらず、鶏が放し飼いにされていて驚きました。子連れで行く場合には、ベビーカーが使いやすいようにホテルの立地もしっかりチェックしておいたほうが良さそうです。

8.シンガポール

マーライオンでおなじみのシンガポールは50以上もの島々からなる多民族国家です。街並みは美しく整備され、衛生的なため子連れでも安心して旅行できます。

さまざまな民族がともに暮らす地域なので、世界中の文化や生活様式、食べ物を堪能できる楽しみがあります。ナイトサファリやユニバーサルスタジオなど、子どもが楽しめるスポットも揃っていますよ。

フライト時間約7.5時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)3~10月
おすすめの年齢小学生~
おすすめのスポット・ガーデンズ バイ ザ ベイ ・ユニバーサル スタジオ シンガポール

■メリット
・衛生面で安心できる
・小さい国なので移動が楽

■デメリット
・物価が高い

子連れシンガポール旅行におすすめの観光スポット&ホテルをご紹介!【体験…

9.ボルネオ

ボルネオ島はマレーシア・インドネシア・ブルネイの3ヶ国が領有している島で、マレーシアの中心都市「コタキナバル」が観光スポットとして人気です。

ビーチが美しいのはもちろんのこと、珍しい動物がいるジャングルや世界遺産に認定されている自然公園などがあり、自然が豊かです。直行便があるので、小さな子どもと一緒でも安心ですね。

フライト時間約6時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)5~8月
おすすめの年齢0歳~
おすすめのスポット・ネクサス リゾート&スパ カランブナイ ・ロッカウィ ワイルドライフパーク

■メリット
・子どもが喜ぶ珍しい動物に会える
・自然を感じながらのんびり過ごせる

■デメリット
・高温多湿のため体調管理に注意が必要

10.サイパン(アメリカ)

フライト時間約3.5時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)12~3月
おすすめの年齢0歳~
おすすめのスポット・ウェーブジャングル ・マニャガハ島

サイパンは日本から近いビーチリゾートとして人気の島です。すぐ近くにあるグアムと共通点が多いのですが、グアムは都会的なシティーリゾートで、サイパンはのんびりした雰囲気に浸れる癒やしのリゾート地という違いがあります。子連れでまったり過ごしたい場合はサイパンがおすすめです。

■メリット
・ハワイやグアムに比べて観光客が少なくのんびりできる
・海がきれいで遠浅なので子ども向き

■デメリット
・直行便の本数が少ない

11.香港

フライト時間約5時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)10~12月
おすすめの年齢3歳~
おすすめのスポット・香港ディズニーランド ・シンフォニーオブライツ

イギリスから中国に返還された歴史を持つ香港にはイギリス統治時代の影響が色濃く残り、アジアとヨーロッパがミックスされた独特な雰囲気が魅力になっています。子ども向けの観光施設は多くありませんが、香港ディズニーランドやパンダのいるオーシャンパークには足を運んでみたいですね。

■メリット
・香港ディズニーランドはコンパクトなので子どもが疲れずに遊べる
・イギリス統治時代の影響でアジアでもヨーロッパを感じられる

■デメリット
・物価が高い

12.マレーシア

フライト時間約7.5時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)3~7月
おすすめの年齢小学生~
おすすめのスポット・世界遺産の街マラッカ ・サンウェイラグーン

マレー半島の南側とボルネオ島の一部からなるマレーシアは、ビーチリゾートとしてだけでなく、世界遺産や熱帯のジャングル、美しい首都のクアラルンプールなど多彩な魅力を持つ国です。子連れ旅行ではボルネオ島のコタキナバルが人気ですが、クアラルンプールの水族館やテーマパークも楽しいですよ。

■メリット
・比較的治安が良い
・食事が日本人の口に合う

■デメリット
・蒸し暑いので熱中症に注意が必要

13.プーケット(タイ)

フライト時間約9時間
時差2時間
おすすめの時期(季節)11~3月
おすすめの年齢小学生~
おすすめのスポット・パトンビーチ ・プーケット動物園

タイ有数のビーチリゾート、プーケットはその美しさから「アンダマン海の真珠」とたたえられ、世界中からたくさんの人が訪れています。日本ではなかなか見られないエメラルドグリーンの海を見たり、象に乗ったりする体験は忘れられない思い出となるでしょう。

■メリット
・ファミリー向けサービスが充実したホテルが多い
・夏休みはオフシーズンなので、割安料金で旅行できる

■デメリット
・直行便がない
・スパイシーな料理が子どもの口に合わないことも

【体験談】飲み物はホテルから持参したほうがベター

とにかく蒸し暑く、水分補給が欠かせませんでした。飲み物は外出先でも買えますが、ミネラルウォーターがなくコーラだけだったり、あっても生ぬるかったりすることが多かったので、念のためホテルから持参して観光することをおすすめします。

14.ケアンズ・グレートバリアリーフ(オーストラリア)

フライト時間約7.5時間
時差1時間
おすすめの時期(季節)6~11月
おすすめの年齢小学生~
おすすめのスポット・グレートバリアリーフ ・ハートリース クロコダイル アドベンチャーズ

ケアンズは広大なオーストラリアの北東部に位置し、世界最大のサンゴ礁地帯グレートバリアリーフの玄関口となる都市です。海以外にも見どころは多く、コアラを抱っこする貴重な体験が子どもたちに人気です。「天空の城ラピュタ」のモデルといわれているパロネラ・パークに足を伸ばしてみるのも良いでしょう。

■メリット
・自然の中で遊ぶ体験は旅育にぴったり

■デメリット
・検疫が厳しいので食品の持ち込みに注意が必要

15.アメリカ西海岸

フライト時間約10時間
時差17時間
おすすめの時期(季節)5~6月、9~10月
おすすめの年齢小学生~
おすすめのスポット・ディズニーランドパーク ・ユニバーサルスタジオハリウッド

アメリカ西海岸はロサンゼルスやラスベガスといった魅力的な都市があり、テーマパークも多いので、子どもにとって退屈しない場所です。一方で、グランドキャニオンやイエローストーン国立公園などの大自然もあり、見どころは満載です。すべてにおいて日本とは違うスケールの大きさを肌で感じられる貴重な体験ができそうですね。

■メリット
・ロサンゼルスやサンフランシスコ、シアトルなど魅力的な都市が集まっている
・観光スポットが豊富

■デメリット
・車社会のため、公共交通機関だけでは行ける場所が限られてしまう

【体験談】観光はツアーやレンタカー利用がおすすめ

ロスの友人宅に宿泊させてもらったので、観光スポットには車で連れて行ってもらえましたが、電車やバスなどの公共交通機関は利便性が高いとはいえないため、ツアーに参加するほうが楽に観光できると思います。子連れの場合はレンタカー利用もおすすめです。

子連れ海外旅行ツアーをチェック

子連れ海外旅行での注意点

海外旅行保険に必ず加入する

海外旅行保険には赤ちゃんを含めた家族全員で必ず加入しましょう。万が一に備えるのが保険なので「大丈夫だろう」や「保険料が無駄」と考えてしまうのはおすすめできません。加入したら手続きの方法もよく読んでおきましょう。

日本語の通じる病院を事前にチェックしておく

子どもの急なケガや病気に備えて、日本語の通じる病院を事前に調べておくと安心です。日本語が通じれば子どもの症状を正確に伝えられたり、処方された薬がどんなものなのか、支払いはどうすればいいのかなどがスムーズに理解できたりします。

海外旅行保険に加入していれば、日本語の話せるスタッフがいる提携病院を受診できる場合があります。

子どもが食べられるものをチェックしておく

現地の料理を堪能することは旅の楽しみのひとつですが、子どもの口には合わない場合もあります。食べられそうなメニューがある店を調べたり、食べ慣れたものを持参したりすると良いでしょう。

食品の持ち込みは国によってルールが異なるため、没収されてしまわないようにしっかり下調べをしておきたいですね。

【体験談】離乳食やおやつを大量に持ち込みました

1歳前の子どもを海外に連れて行った際に、離乳食や災害時用のごはん、食べなれたお菓子などを大量に持ち込みました。まだ授乳も数回ありましたが、白米が好きな子どもだったので、お湯だけで作れる白米(ホテルに電子レンジが付いていなかったので)をたくさん持っていきました。

案の定、旅行先のレストランでは食べられるようなメニューが少なかったため、レトルトの離乳食や白米を持参して事なきを得ました。多めに持って行ったのですが、思っていた以上に使ったため、ちょうど旅行が終わると同時に使い切りました。

海外の食事は味付けが濃かったり、何が入っているかわからなかったりという不安があるので、子連れの海外旅行には十分すぎるくらいの量の食事を持っていくと良いと思います。

【体験談】現地の味が口に合わずお菓子でしのぐも…

小学生の子どもと中国旅行に行きました。子どもは中華料理が苦手ではなかったため、何の心配もしていなかったのですが、まさかの本場の味が口に合いませんでした…。ツアー旅行で、昼・夕食はすべて決まった中華レストランでの食事だったので、ほとほと困りました。

合間にお菓子などを買ってしのいでいましたが、日本で見かけるお菓子も食べてみると味が違い、この点でも残念がっていました。食事が口に合うかどうかは現地で食べてみるまでわからないものだなと思いました。

子連れ海外旅行の持ち物リスト

子連れの海外旅行は荷物が多くなりがちですね。しかし、子どもを抱っこしたり、子どもと手をつないだりするので、持ち運べるスーツケースの数は限られてしまいます。子どもの必需品は忘れずに持ち、大人のものは現地調達するなどして工夫できると良いですね。

基本の持ち物

持ち物
メモ
パスポート(コピーも)必需品
ビザ必要な場合
航空券・旅行券・引換券
クレジットカード
現金日本円と現地通貨
海外旅行保険証券
ホテルや鉄道・バスなどの予約書類
スマホ・携帯電話使用目的に合わせ設定する
カメラ
充電器(スマホやデジカメなど)
日焼け止め大人の分も忘れずに
虫よけ肌に合う使い慣れたものを
虫刺され薬
乗り物酔い止め飛行機酔いの防止に
常備薬絆創膏や消毒液、風邪薬など

赤ちゃん連れに必要なもの

持ち物
メモ
母子手帳出生記録や予防接種履歴がわかるため
哺乳瓶・マグ使い慣れたものや使い捨てできるもの
ミルク・飲み物水分補給は大切
ベビーフード・おやつ機内持ち込みルールを確認する
スプーン・フォーク・エプロン使い捨てが便利
魔法瓶ミルク用に
おむつ・おしりふき
おむつ用消臭ゴミ袋
おしゃぶり・おもちゃおもちゃは音の出ないものを
抱っこ紐・スリングかさばらないタイプが便利
授乳ケープ機内や屋外での授乳用に
ベビーカー荷物と一緒に預けられる
ベビーソープ・シャンプー使い慣れたものを

子連れ海外旅行であると便利なもの

持ち物
メモ
チェアベルトベビーチェアがない場所で大活躍
ウェットティッシュ
消毒ハンドジェル
ビニール袋ジッパー付きも便利
雨具ポンチョやベビーカーのレインカバーなど
裁縫道具はさみが役立つ
レジャーシート赤ちゃんのハイハイ用に
洗濯バサミ何かと便利に使える
水遊び用おむつ
おむつ圧縮袋100均で購入可能
赤ちゃん用の爪切り・体温計

子連れ海外旅行で飛行機に乗るときのポイント

パスポートは早めに申請する

たとえ0歳の赤ちゃんであっても、海外へ行くときにはパスポートが必要です。パスポートの申請から取得までは1週間以上かかり、申請までに準備する書類も多いため、早めに準備しましょう。

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子どもの睡眠時間を調整する

飛行機で心配なのは子どもが泣いたり、子どもの機嫌が悪くなったりしてしまうことですよね。おすすめの対策は、フライト中に寝かせてしまうことです。搭乗前にたくさん遊ばせたり、数日前からお昼寝のタイミングをフライト時間に合わせたりして、上手く調整してみましょう。

時差が大きい場合には、現地への到着時間に合わせて睡眠時間を調整するのも良いですね。飛行機の中で寝かせすぎると時差ボケになりそうな場合には、飛行機の中で楽しめるようにおもちゃや動画を用意してみてはいかがでしょうか。

周囲に迷惑をかけないよう対策する

飛行機には子どもが苦手な人や眠りたい人などさまざまな人が乗っているので、なるべく迷惑をかけないように心がけたいものです。子連れの場合、座席選びや搭乗のタイミングなどアドバイスやサービスを受けられることがあるので、積極的に航空会社に相談してみましょう。

子どものぐずり対策グッズや飲み物、おやつなどは、機内に持ち込むバッグに入れておくことを忘れないようにしてくださいね。入念に準備すれば安心してフライトを楽しめるでしょう。

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赤ちゃんとの旅行ではバシネットを利用する

多くの飛行機には「バシネット」と呼ばれる赤ちゃん用のベビーベッドが用意されています。特定の座席前の壁に取り付けるもので、航空会社によって体重制限などは異なりますが、利用できれば長時間抱っこしたままにならないので、ママは大助かりです。早めに予約して座席を確保しましょう。

飛行機のバシネットとは?座席や予約方法、体重制限は?【体験談あり】

「また行きたい」と思える素敵な思い出を作ろう

赤ちゃんと行く海外旅行は、滞在型のプランにするとのんびりできてかかる負担は少ないでしょう。もう少し大きくなったらテーマパークやアクティビティーを楽しめるプランがおすすめです。小学生以上ならば文化や歴史を学んだり、親子留学をしたりして「旅育」を意識するのも良いですね。

子連れの海外旅行は荷物が多かったり心配なことが増えたりと大変なこともありますが、家族の思い出が作れる素敵なチャンスです。しっかり準備すれば対応できることが多いので、何ごとも早めを心がけて計画を立ててみてくださいね。また行きたいと思える素敵な思い出にしましょう。

※この記事は2023年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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