【図解で簡単】赤ちゃんのパスポート申請!自宅で写真撮影する方法や体験談を紹介

赤ちゃんと一緒に海外へ行くことになったとき、パスポートはどうしたら良いのか悩んでしまいますよね。この記事では、赤ちゃんのパスポートの申請方法や自宅で写真を撮影するコツ、注意したいポイントなどをわかりやすく解説します。ママの体験談もぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 赤ちゃんのパスポートはいつから必要?
  2. 【図解】赤ちゃんのパスポート申請方法と必要書類
  3. 【体験談あり】赤ちゃんのパスポート写真の撮影方法とコツ
  4. 【体験談あり】赤ちゃんのパスポート写真撮影の4つの注意点
  5. 赤ちゃんのパスポートの有効期限
  6. 準備をしっかり整えて早めに申請しよう
  7. あわせて読みたい

赤ちゃんのパスポートはいつから必要?

海外へ行くには年齢に関係なくパスポートが必要です。生まれたばかりの赤ちゃんであっても必ず用意します。パスポートの申請に必要な「戸籍謄本」が発行された後であればいつでも申請できます。

【図解】赤ちゃんのパスポート申請方法と必要書類

申請の流れ(図解)

赤ちゃんのパスポート申請の大まかな流れは以下のとおりです。

申請から受領までは最短でも8日以上はかかります。日にちに余裕を持って申請したいですね。

【体験談】事前の準備と確認をしっかり

子どもが生後6ヶ月頃に海外旅行に行くため、生後3ヶ月のときにパスポート申請を行いました。写真は自宅で撮影し、口を閉じて微笑しているような写真をコンビニで印刷して、いざ申請へ。待ち時間が長いと赤ちゃんがぐずってしまうので、事前に窓口に比較的空いている時間帯(昼過ぎ以降)を確認した上で申請しに行きました。

事前に記入した書類を用意していたので、確認を含めて10分程度で終わりました。それでもいくつか記載漏れなどがあり、赤ちゃんを抱っこした状態での対応は少々つらかったです。赤ちゃん連れでのパスポート申請は事前の準備と確認がかなり重要になってくるなと感じました。

必要書類リスト

パスポートの申請に必要な書類は以下の表のとおりです。

申請書(5年用)1通窓口かダウンロードで入手
戸籍謄本または戸籍抄本(原本)1通6ヶ月以内に作成されたもの
住民票1通・住民登録地以外で申請する場合 ・住基ネット検索を希望しない場合
赤ちゃんの顔写真1葉縦4.5cm×横3.5cm
身分証明書1点または2点下記参照

住民票は住民登録をしている都道府県以外で申請する場合と、住民基本台帳ネットワークシステムでの検索を希望しない場合に必要となります。

赤ちゃんの身分を証明するものは以下のものを用意すると良いでしょう。ただし、都道府県によって異なるため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

■赤ちゃんの身分を証明するもの

1点で良いものマイナンバーカード
2点必要なもの・赤ちゃん本人の健康保険証 ・母子手帳 ・親の運転免許証やパスポートなど

申請にかかる費用

パスポートの申請には手数料がかかり、パスポートを受け取るときに窓口で支払います。

●都道府県収入証紙 2,000円
●収入印紙 4,000円
 合計 6,000円

12歳未満の子どもは手数料が減額され、大人よりも5,000円安くなっています。家計にとってはありがたいですね。

サインは誰が書く?

パスポートの申請書には本人が直筆でサインをする欄があります。赤ちゃんの場合は以下のようにパパやママが代理でサインすればOKです。

■記入例
令和桃子
令和太郎(父)代筆

令和桃子
令和花子(母)代筆

代筆者は一緒に渡航する人でなくてもかまいません。ママと渡航するけれど代筆はパパ、というケースでも大丈夫ですよ。

【体験談あり】赤ちゃんのパスポート写真の撮影方法とコツ

写真の規定

パスポート申請に必要な写真には細かい決まりがあります。

●縦4.5cm×横3.5cm(ふちなし)
●申請者本人のみが写っている
●無帽で正面を向いている
●無背景(無地で淡い色)
●6ヶ月以内に撮影されたもの
●頭頂からあごまでが34±2mm
●影がない
●普段の顔と大きく異ならない
●髪で目や輪郭が隠れていない

さらに以下の図のような詳細な決まりもあるため、写真が不可となってパスポート申請ができないことも起こり得ます。次では、赤ちゃんのパスポート写真を上手く撮る方法を紹介します。

おすすめの撮影場所

■写真スタジオ
プロにお願いすれば確実に受理してもらえる写真が撮れます。ただし、費用がかかる点と、赤ちゃんが泣いたり眠ってしまったりする心配がある点がデメリットでしょう。

■自宅
パスポート用の写真はデジカメやスマホで撮影したものでもかまわないので、自宅で撮影することができます。自宅なら赤ちゃんの機嫌が良いときを狙って撮影できるのが良いですよね。費用もほとんどかかりません。

【体験談】人見知りが始まっていたので自宅で撮影

写真撮影を行ったころはまだ首がすわったくらいで、どのように撮影しようかととても悩みました。写真屋さんにお願いしようかと考えましたが、ちょうど人見知りや場所見知りが始まったころだったので、自宅で撮影することにしました。

おすすめの写真加工アプリ

アプリを利用すれば条件を満たしたパスポート写真を簡単に撮影・印刷することができます。おすすめのアプリをいくつか紹介します。

■履歴書カメラ
撮影ガイドがあり初めてでも簡単に撮影できます。シンプルで見やすい画面も好印象です。

■パスポートサイズフォトメーカー
背景を無地に変えられるのが便利です。保存してある写真の加工もできます。

■netprint
セブンイレブンのマルチコピー機で写真を印刷できます。

■PrintSmash
ファミリーマートとローソンで写真を印刷できます。

【体験談あり】赤ちゃんのパスポート写真撮影の4つの注意点

背景は無地で淡い色のものを

パスポート写真の背景は「無背景(無地で淡い色)」と決まっています。白い壁紙であっても細かい模様がある場合は不可となる可能性があるので、自宅で撮影する際には注意しましょう。

外務省のホームページでは、赤ちゃんを無地で淡い色のシーツに寝かせ、上から撮影してもかまわないとしています。この方法で成功しているママも多いようですよ。

背景に影が写らないようにしよう

背景や顔に影のある写真は受理してもらえません。照明の位置や撮影する場所を工夫して調整してみましょう。

笑顔や泣き顔はNGになる場合も

普段の表情と違う写真も受理してもらえません。笑顔や泣き顔になっていないかに注意しましょう。かわいい表情ではなく、あえて無表情の写真を選ぶほうが良いですよ。

口が開いて歯が見えているものはNG

パスポートの写真には「いつもの顔と大きく異ならないもの」という規定があります。そのため、口を開いて歯が見えている写真は不可となります。赤ちゃんの場合は大人よりも若干基準が緩くなることもあるようですが、心配な場合は写真を何パターンか用意して最適なものを選んでもらいましょう。

【体験談】夫と協力して撮影しました

赤ちゃんの機嫌が比較的良い時間帯に、夫に協力してもらいながら白いシーツに寝かせて撮りました。パスポート写真撮影専用のスマホアプリで撮影したので、あらかじめ顔の比率なども設定してくれてとても撮影しやすかったです。

夫にあやしてもらい、私が撮影という形を撮ったのですが、思いのほか笑顔になり過ぎてしまい、赤ちゃんの無表情を撮影するのは難しいなと感じました。

赤ちゃんのパスポートの有効期限

パスポートには有効期限が5年のものと10年のものがありますが、未成年者は5年のものしか申請できません。つまり、赤ちゃんのパスポートの有効期限は5年です。

赤ちゃんだった子どもも10年たつと小学生になり、パスポートの顔写真では本人確認が難しくなります。そのため、成長が著しい未成年者のパスポートは5年有効のものに限られているのです。

準備をしっかり整えて早めに申請しよう

以前は、親と一緒に渡航する赤ちゃんや子どもは親のパスポートに併記できましたが、現在は0歳の赤ちゃんにもひとり1冊のパスポートが必要です。申請の最難関ポイントは写真撮影といえるため、夫婦で協力したり、便利なアプリを利用したりして上手に乗り切れると良いですね。

パスポートの申請では揃える書類が多く、取得までにはある程度日数がかかります。準備をしっかり整えて早め早めに動けばスムーズに取得できるでしょう。

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