【専門家監修】赤ちゃんの海はいつから?海水は大丈夫?持ち物やおすすめグッズ5選もご紹介
夏のレジャーといえば海水浴を思い浮かべる方も多いでしょう。家族で海へ遊びに行くのを楽しみにしているパパやママもいるようです。ここでは赤ちゃん連れで安全に海を楽しむために、海水浴デビューに適した時期や安全に遊ぶためのおすすめグッズをご紹介します。海に行くときの持ち物リストも参考にしてくださいね。
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目次
赤ちゃんの海デビューはいつから?何ヶ月が理想?
赤ちゃんの海水浴デビューのタイミングや月齢に、決まりはありません。しかし、赤ちゃんの月齢によっては親子の負担が多い場合があるでしょう。家族で安全に海水浴を楽しめる時期は、赤ちゃんがある程度おすわりができるようになってからが理想的です。
自分でおすわりができる月齢であれば、服装に気を付けさえすれば波打ち際など水深の浅い場所にすわって楽しむことができますよ。その際は熱中症にならないよう、こまめな水分補給や紫外線対策にも気を付けてください。
赤ちゃんが海に入るときの注意点!海水は大丈夫?
赤ちゃんが海に入る場合、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。安全に楽しむための注意点を紹介します。
足先からゆっくりと慣らしていく
初めて見る海や波を怖がる赤ちゃんは珍しくはありません。海水はお風呂とは異なり水温が低いので、ひんやりした感触に驚く赤ちゃんもいます。まずはママやパパが赤ちゃんを抱っこして、足先から少しずつ海水に入ってみましょう。
紫外線対策はしっかりと
海水浴では、長い時間紫外線に当たることがほとんどです。日焼けした肌に海水や潮風が当たると、肌荒れの原因になる場合があります。事前に日焼け止めクリームを塗ったりラッシュガードや帽子を活用するなどして、紫外線対策をしておきましょう。
海水が肌に合わない場合も
アトピー性皮膚炎を持つなど肌が弱い赤ちゃんにとって、海に含まれる塩分は刺激が強すぎる場合があります。もし海水に入って肌に変化が起こったときは、すぐに真水で肌を洗い流しましょう。近くに海の家やシャワーブースがなくてもすぐに対応できるよう、あらかじめペットボトルやタンクに洗浄用の水を準備しておくと安心です。
感染症のリスクがあることを理解しておく
海水はプールや温泉とは違い、消毒などが一切されていません。各自治体は海水が人体に影響をおよぼさないかどうかを調査したうえで海開きしていますが、免疫が少なく抵抗力が弱い赤ちゃんの口に入るとお腹をこわす場合があります。多少口に入ったくらいでは問題なくても、極力海水を飲まないように注意してあげてください。
もし大量の海水を飲んでしまった場合、海から上がってしばらく様子を見てあげましょう。その後、急に吐いてしまったり咳込んだりする症状があれば、近くの病院で診てもらうなど対処したほうが安心です。
熱中症対策をして
炎天下で遊ぶ際は、熱中症を避けるためにも水分補給は欠かせません。気温が高いと身体に熱がこもったり、砂浜の照り返しで実際の気温以上に暑さを感じたりするケースがあります。日焼け止めクリームや日よけの帽子は必需品です。ラッシュガードをはおるなど、肌を守る服装を心がけましょう。
長時間水につからないように注意
皮膚が薄く体温調節が苦手な赤ちゃんは、大人よりも冷えやすい傾向にあります。さらに海水につかると体力を消耗します。赤ちゃんに負担をかけないためにも、あまり長時間海水につからないよう注意しましょう。赤ちゃんの表情や唇の色をこまめにチェックして過ごしてくださいね。
食事の後や授乳後すぐは控えて
食事をした後や授乳後すぐに海に入ると、胃や腸を刺激して吐いてしまうことがあります。海水に足をつける程度であれば問題ありませんが、海に入る場合は食後や授乳後30分~1時間程度あけてからのほうが安心です。
赤ちゃんと海に行くときの持ち物リスト
赤ちゃんと海に行く場合の持ち物リストを紹介します。赤ちゃんの月齢や体調によって、準備するアイテムを調整しましょう。
□水着
□日よけの帽子
□水遊び用パンツ
□ラッシュガード
□着替え(複数枚)
□バスタオル/フェイスタオル(複数枚)
□飲み物
□食べ物
□サンダルや水遊び用の靴(足の指が隠れるタイプ)
□汚れたものや濡れたものを入れておくビニール袋(ファスナー付きが便利)
□日焼け止めクリーム/UVカットスプレー
□絆創膏(ばんそうこう)など衛生用品
□レジャーシート
□ウェットティッシュ
□浮き輪/アームヘルパー
□砂や海水などを洗い流すための水
□簡易テント/ワンタッチテント(日よけや着替え場所として)
□水遊び・砂遊び用のおもちゃ
□小さめのビニールプール
熱中症対策に必要な飲み物やタオル・帽子などは必需品です。ペットボトルなどに水を入れておくと身体についた海水を流すことができるほか、ケガをしたときに傷口を洗い流すことができます。絆創膏などの衛生用品は、海水浴場などですぐに手に入らないことがあるので準備しておくと安心でしょう。
小さなビニールプールを持参して海水を入れ、目の届く範囲で水遊びをさせる家庭もあります。海水が冷たい場合はプールに水をためて温めておくと、水温を気にせずに遊べるでしょう。
赤ちゃんの海水浴でおむつはどうする?
赤ちゃんが波打ち際で足をつける程度で海水浴を楽しんだりビニールプールで遊ばせたりするだけであれば、紙おむつや布おむつのままで水遊びをして良いでしょう。一方でお尻まで水につかる場合は、水遊び専用のおむつに替えると安心です。水遊び用おむつは海水につかってもふくらまず、うんちやおしっこをキャッチしてくれますよ。
多くの人が利用する公共の水場では衛生面に気をつかい、水遊び用のパンツを使用しましょう。
赤ちゃんの海水浴におすすめのグッズ5選
赤ちゃんと海水浴を楽しむための、おすすめのグッズをご紹介します。
ワンタッチポップアップテント
<内寸サイズ>H123×W200×D275cm
全9タイプ
ワンタッチポップアップテントは小さくたためて持ち運びやすく、簡単に設置できると評判です。赤ちゃんが寝てしまった場合の紫外線対策として活用しても良いでしょう。海水浴では周囲から見られないよう、フルクローズタイプがおすすめです。
家庭用ビニールプール
<サイズ>直径61×H15cm
対象年齢:1~3歳
月齢の低い赤ちゃんと海水浴に行く場合、小さめの家庭用ビニールプールがあると便利です。砂浜で赤ちゃんを遊ばせる際は周囲の状況も考慮して、100cm未満サイズのものが適しています。
砂遊びグッズ
15点セット
海水浴は、思い切り砂遊びができるチャンスです。赤ちゃんと海に行く際は、砂遊びが楽しめるアイテムを持って行くと良いでしょう。じょうろやバケツなど、水遊びができるセットがおすすめです。
サンダル(マリンシューズ)
<サイズ>12~15cm
イエロー/パープル/ピンク
海水浴場の砂は紫外線で熱くなっているので、裸足で歩くには危険です。さらに、ゴミや貝殻などで足の裏をケガする恐れがあります。安全に楽しむためにもサンダルやウォーターシューズを準備しておきましょう。つま先がガードできるタイプは、足先のケガを防げますよ。
ベビー用浮き輪
<サイズ>直径67cm
対象年齢:1~2歳(15kg未満)
海の中には急に深さを増す場所があるので、足を入れて使用するタイプの浮き輪が良いでしょう。しかし波などの反動でひっくり返ると危険です。使用する際は必ず近くで見守ってあげてください。
赤ちゃんの海デビューに関する体験談
娘が初めて海に行ったのは、やっと歩けるようになった1歳過ぎです。海水浴シーズンには少し早い時期でしたが、ドライブがてら砂浜の海へ涼みに行きました。水着には着替えず洋服のままマリンシューズだけ履いて波打ち際に立たせてみました。
子どもは、とても楽しそうにキャッキャと笑っていましたよ。何度か波が引くのを楽しんでいたのですが、波に足をすくわれてうっかり転んでしまい全身水びたしに。それでも泣くことなく大笑いしていたので、私も楽しめました。
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赤ちゃんの海水浴デビューは紫外線対策をしっかりと
海水浴では、気温や水温の変化が赤ちゃんの身体に負担になる場合があります。赤ちゃんが波を怖がることもあるでしょう。まずは紫外線対策をしっかりとして、波打ち際で遊んで海水に慣らしてあげてください。
赤ちゃんの月齢によっては、ビニールプールを持参しても良いですね。日よけの帽子や日焼け止めクリームなどの必需品を準備して、海水浴を楽しみましょう。