【保育士監修】赤ちゃんの飛行機はいつから?機内サービスや乗せ方のコツを紹介!
里帰り出産からの帰宅や身内の冠婚葬祭、家族旅行など、赤ちゃんと飛行機に乗るときはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。ここでは、赤ちゃん連れで飛行機に乗る際のコツやおすすめの座席の場所、飛行機に乗ることによる赤ちゃんの身体への影響などを解説します。航空会社別の幼児料金やバシネットの有無なども表にしました。
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目次
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?
初めて赤ちゃんを飛行機に乗せることになったら、「何歳から搭乗できるのか」「機内の環境は赤ちゃんの身体に悪くないか」など、疑問がたくさん湧いてきますよね。
WHO(世界保健機関)は、「生後48時間以内の新生児は航空機旅行に適さず、生後7日以内は控えるべき」としています(※)。これを受けて多くの航空会社が生後8日の赤ちゃんから飛行機に搭乗できるという規定を設けています。
規定の日数に達していても、赤ちゃんの体調が良くない場合は搭乗を控えてくださいね。また、未熟児や早産児は医師の診断書(メディカルクリアランス)が必要になることがあります。該当する場合は、事前に航空会社に問い合わせましょう。
国内線と国際線で違いはあるの?
ANAやJALなどの国内線は原則生後8日から飛行機が利用できますが、国内のLCC(格安航空会社)や海外の航空会社は規定の日数に少しばらつきがあることに注意が必要です。
国際線を利用する際は、赤ちゃんのパスポートを作る時間も考慮しなければなりません。出産後すぐに出生届を提出し、パスポートを申請しても受け取りまでに5~8日以上かかるため、実際に赤ちゃんが国際線に乗れるのは早くて生後1週間前後になるでしょう。
赤ちゃんの健康への影響は?
健康な赤ちゃんであれば、飛行機での移動が直接的な原因となり病気や障害を発症する可能性は低いとされています。しかし、機内が赤ちゃんの身体に少なからず負担がかかる環境であることは覚えておきましょう。
飛行機は通常、高度1万メートルの成層圏を音速に近い速度で飛行します。上空は空気が薄く気圧が低いため、機内は与圧されています。ただし、地上と同じというわけではなく、飛行中の客席は富士山の5合目程度と同じような状態だといわれています。
機内の気圧や酸素濃度の変化による耳の痛みや頭痛、だるさ、疲れなどは飛行機に乗ったことのあるほとんどの人が経験しているでしょう。こういった症状は当然、大人だけでなく赤ちゃんにもあらわれます。
ママやパパの緊張が伝わったり普段と違う状況を感じ取ったりすることで赤ちゃんに心理的なストレスがかかることも考えられます。赤ちゃんとママやパパの心身の負担を少しでも減らすためにも、事前の準備をしっかりと行ってフライトに臨みたいですね。
赤ちゃんは免疫機能が不十分なため、各種の感染症にかかりやすく病気になりやすいです。また「飛行機に乗る」という非日常のドキドキ感は、赤ちゃんには強い刺激となります。
飛行機に赤ちゃんを乗せる際には、「いつもどおり」でいることを意識しましょう。日頃から使っているタオルやブランケットを持っていくなど、可能な限り赤ちゃんが安心できる環境を整えてあげると良いですね。ママやパパ自身もゆったりとした気持ちで赤ちゃんに寄り添えるよう、時間に余裕をもって動くよう心がけてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんの飛行機料金はいくらかかるの?
国内線の運賃は2歳以下の幼児は無料、3~11歳の小児は大人の50%程度、12歳以上から大人と同様の料金になります。国際線では適用年齢が変わり、1歳以下の幼児は大人の10%程度、2~11歳の小児は大人の75%程度、12歳以上から大人と同様の料金になります。
国内の航空会社【国内線】 | 満2歳以下 | 満3~11歳(満2歳以下が座席を使用する場合) |
---|---|---|
ANA、JAL、地方航空会社など | 無料 | 大人の50%程度 |
新中央航空 | 無料 | 大人の70%程度 |
国内の航空会社【国際線】 | 満1歳以下 | 満2~11歳(満1歳以下が座席を使用する場合) |
---|---|---|
ANA、JAL | 大人の10%程度 | 大人の75%程度 |
国内のLCC【国内線・国際線共通】 | 満1歳以下 | 満2~11歳(満1歳以下が座席を使用する場合) |
---|---|---|
春秋航空日本 | 1,500円 | 大人と同額 ※満1歳以下の座席確保は不可 |
peach | 無料 | 大人と同額 |
ジェットスター・ジャパン | 1,500円 | 大人と同額 |
子どもがふたりいる場合は?
大人ひとりに対して幼児がふたりいるケースでは、ひとりを膝の上、もうひとりをチャイルドシードに乗せることになります。チャイルドシートの貸出しを行っていない航空会社も多く、貸出しがない場合は安全基準を満たしたチャイルドシートを自分で持ち込まなければならないことに注意が必要です。
LCC(格安航空会社)では国内線でも幼児料金が適用されるのは1歳以下で、大人の膝の上に抱くときでも数千円程度の料金がかかることがあるので、予約の際に確認しましょう。
チャイルドシートを借りる場合は?
幼児が無料になるのは、大人の膝の上に抱いて搭乗するときに限ります。チャイルドシートを使用する場合は座席を確保しなければならないため、小児運賃の航空券を購入しなければなりません。
運賃が無料で航空券が不要でも幼児用搭乗券は必要なので、予約やチェックインの際に人数に入れるのを忘れないようにしてくださいね。
赤ちゃん連れで飛行機に乗るときにおすすめの席は?
飛行機の座席の位置にはそれぞれメリット・デメリットがあります。赤ちゃんの月齢や体調に合わせて座席を選ぶと良いでしょう。
搭乗する飛行機がそれほど混んでいない場合は、チェックインをする際に隣の席が空席になるようスタッフが手配してくれることがあるようです。早めに空港へ行き、チェックインカウンターでお願いしてみても良いかもしれませんね。
座席の位置 | メリット | デメリット |
---|---|---|
最前列 | ・乗り降りがスムーズにできる ・赤ちゃんが前の座席を蹴ってしまう心配がいらない | ・前列の座席の下のスペースがないため、上部の荷物置きしか使えない ・後方より乗客が多い可能性が高い |
最後列 | ・前方より空いている可能性が高い ・トイレが近くにあることが多い | ・乗り降りに時間がかかる ・エンジン音や揺れが大きい |
窓際 | ・赤ちゃんに景色を見せられる ・授乳の際に人目が気になりにくい | ・離席しづらい ・乗務員に声をかけにくい |
通路側 | ・離席しやすい ・乗務員のサポートを受けやすい | ・左右に気を遣わなければならない ・人が通ることで赤ちゃんが起きてしまったり落ち着かなかったりする可能性がある |
赤ちゃんの飛行機の乗せ方は?
ママやパパがシートベルトをした上で抱っこする
大人の膝の上に赤ちゃんを抱いて搭乗する際は、ママやパパがシートベルトをした上に赤ちゃんを抱っこします。赤ちゃんをシートベルトの中に入れてしまうと、急ブレーキをかけたときなどに大人の体重がかかってしまいとても危険なため、必ずベルトの上に赤ちゃんを乗せるようにしましょう。
抱っこ紐を使う場合も同様で、ベルトの上に赤ちゃんが来るように抱っこ紐を装着します。航空会社によっては抱っこ紐の使用が制限されることもあるようなので、事前に確認しておくと安心ですね。
子どもが小さいときからよく飛行機に乗っています。日本の航空会社の際は基本的に抱っこ紐がOKなので、エルゴで抱っこした状態でシートベルトをして過ごすことが多いです。
しかし、海外旅行でアジアの小さな航空会社を利用した際に、一度抱っこ紐を外すように指示されたこともありました。代わりに大人のシートベルトに絡ませる形で子ども用の小さなシートベルトをつけるようにと指示されました。
航空会社によって規定がまちまちなようなので、事前に確認しておくことをおすすめします。
バシネットを利用する
バシネットとは機内に備えられている簡易型のベビーベッドのことで、主に国際線で使われます。航空会社によって呼び方が異なることがありますが、「バシネット(Bassinet)」といえば海外の航空会社でも通じますよ。
バシネットがあると赤ちゃんをずっと抱いている必要がないため、長時間のフライトではとても重宝しますが、利用の際には事前に電話で予約する必要があります。バシネットを使用できる座席は決まっていて貸出せる個数も限られているため、当日にリクエストしても利用できません。チケットを取る際に忘れずに予約しましょう。
JALではチャイルドシートの貸出しも
1歳以下の赤ちゃんを大人が抱っこせずに飛行機の座席に座らせる際は、チャイルドシートが必須となります。大人ひとりに対して1歳以下の赤ちゃんがふたりいる場合はチャイルドシートを忘れずに用意しましょう。機内に持ち込めるチャイルドシートには制限があり、航空会社の規定に沿ったもののみ座席に設置できます。
チャイルドシートの貸出しの有無は航空会社によって異なります。ANAではチャイルドシートの貸出しは行われていませんが、JALでは事前に予約を使用すればチャイルドシートを無料で利用できますよ。
トラベルシステム対応のベビーシートが使えることも
トラベルシステムとは、ベビーカーのシート部分を取り外して車や飛行機の座席に取り付けられる製品のことです。帰省や旅行などで頻繁に飛行機を利用する家庭では、ベビーカーにもチャイルドシートにもなるトラベルシステムが活躍するでしょう。
飛行機には対応していないトラベルシステムもあるので、購入の際は機内に持ち込めるかどうかをよく確認してくださいね。
赤ちゃんを飛行機に乗せるときの8つのコツ
周囲の人にひと声かけておく
赤ちゃん連れで飛行機を利用する際は、着席する前に周囲の乗客に「ご迷惑をおかけするかもしれません」とひと声かけると、こちらの気遣いが伝わりやすいでしょう。
赤ちゃんは泣くのが仕事といわれていますが、周囲の人がみんなそう思ってくれるとは限りません。しかし、ママやパパの気配りが少しでも感じられれば、ほとんどの人が理解を示してくれるはずです。知らない人に声をかけるのは少し勇気がいりますが、言葉にして伝えることが大切ですよ。
機内サービスを上手に利用する
バシネットやチャイルドシートの貸出しの他に、航空会社によってはミルク作りの介助をしてもらえたり子ども用のおもちゃをもらえたりする機内サービスもあります。
記事内の「【航空会社別】赤ちゃん連れに嬉しいサービス一覧」に航空各社のHPに載っている主な機内サービスを表でまとめました。HP上では案内されていないサービスがある可能性もあるので、航空券を予約する際に直接聞いてみるのも良いかもしれませんね。
耳抜きのために離着陸時の授乳がおすすめ
機体が上昇や下降をする際は気圧が急激に変わり、鼓膜の奥にある中耳の空気が膨張・収縮するため、耳に痛みが出たり詰まったように感じたりします。特に離陸・着陸時は耳の痛みで赤ちゃんが泣き出すことがあるので、おしゃぶりを使ったり授乳のタイミングを調節したりして対応しましょう。
子どもが生後5ヶ月のころに、初めて飛行機に乗せました。耳抜きができるかどうかずっと心配で緊張しっぱなしでした。機内に乗り込み、そわそわしていたのですが、なかなか飛行機が動きません。
ようやく飛行機が動き出したので、その瞬間に授乳をスタートしました。ところが、滑走路の混雑で10分経っても15分経っても離陸せずに、授乳が終わってしまいました…。
結局離陸の瞬間は耳抜きはできませんでしたが、幸い我が子は痛がる様子もなく事なきを得ました。しかし、離陸時は特にタイミングを計るのが難しいなと感じました。
おむつ替えはトイレで
赤ちゃんのおむつ交換は座席ではなくトイレで行いましょう。ほとんどの航空機のトイレにはおむつ交換台が設置されていますが、LCC(格安航空会社)ではおむつ交換台がない場合もあります。交換台が見当たらない場合は、乗務員にどこでおむつ替えをしたら良いか確認してくださいね。
機内でお昼寝の時間になるよう調整する
赤ちゃんが機内で安心して眠れるようにするためには、なるべく普段のお昼寝の時間に近い便を選択するのが良いでしょう。搭乗前に空港のキッズコーナーや展望デッキで遊び、心地良い疲れを感じられるようにするのもおすすめです。
体温調整しやすい服装にする
飛行機内の温度は航空会社によって異なりますが、一定に設定されていることが多いようです。ただし、座席の場所や時間帯によって暑さや寒さを感じることがあるでしょう。フライト中に体感温度が変化しても対応できるように、大人も子どもも羽織りものなどを活用して調整しやすい服装にしておくと安心です。
また、機内はとても乾燥するため、マスクがあると便利ですよ。赤ちゃんにもこまめに水分補給を促してあげてくださいね。
赤ちゃんは、衣服の調整で健康を保持するため、着衣の枚数はポイントとなります。そのいっぽうで「何枚着せれば良いの…?」と悩むママやパパも多いでしょう。子どもの月齢ごとの「ベターな着衣の枚数」を以下に表でまとめました。参考にしてみてくださいね。
なお、表はあくまでも目安です。生後10ヶ月までの時期は、厚着に注意してくださいね。厚着に慣れると、温度の変化に順応する能力が下がり、寒さに弱くなります。
衣類を調節する目安は、手が冷たくても、足・腕・首があたたかければ良く、また、背中に手を入れると、さらさらして汗ばんでいなければ適当であると考えると良いでしょう。
月齢 | 着衣の枚数 |
---|---|
~3ヶ月 | 大人の枚数+1枚 |
3~10ヶ月 | 大人と同じ枚数 |
10~24ヶ月 | 大人の枚数-1枚程度 |
22~36ヶ月 | 大人の枚数-1枚 |
ぐずり対策グッズを用意する
航空会社によってはオリジナルのおもちゃをくれたり絵本を貸してくれたりますが、そういったサービスがあってもぐずり対策グッズはいくつか持参したほうが良いでしょう。基本的にはシールブックや折り紙、お絵かきセットなど音の出ないおもちゃを選びましょう。
タブレットやスマホで動画を見せて過ごす場合は、子ども用のヘッドホンを持参するのがおすすめです。
子どもが生後8ヶ月頃、海外旅行に行く際に、ストローマグに麦茶を入れて手荷物検査を通過しようとしました。ところが液体は基本的にNGなため、手荷物検査の機械が反応。我が子は麦茶しか飲めなかったので、「子どもの飲み物です」と説明すると、検査官がマグの中身を空けてにおいを嗅ぎ、「OKです」と言ってその場を通過することができました。それ以降、海外で飲み物を持ち込む際は事前に申告するようにしています。
今まで子連れで何度も飛行機を利用して一番便利だと思ったのは、ipadです。タブレット端末は、音が出なくても遊べるアプリがありますし、薄くてかさばらないので持ち運びも楽です。
ポータブルDVDプレイヤーを持参したこともありました。しかし、乳幼児はヘッドホンやイヤホンを嫌がる子も多いため、慣れておく必要があるだけでなく、意外と荷物になります。
その他には、シールブックもおすすめです。1歳くらいであれば、100均で売っているノートとシールで十分ですよ。2~3歳になると、知育系や好きなキャラクターのシールブックが結構遊べます。持参するおもちゃやシールブックは子どもには事前に見せず、機内で初めて見せると効果的です。
ipadにも新しいアプリをこっそり入れておくと良いでしょう。機内モードにするのを忘れないようにしてくださいね。
席のアップグレードを検討する
JALには「クラスJ」というエコノミークラスのワンランク上の座席クラスがあり、「クラスJ」の後方には赤ちゃん連れ専用の優先席が設けられています。座席が広く赤ちゃんを抱っこしたりあやしたりしやすい環境になっているため、余裕があれば席のアップグレード検討しても良いかもしれません。
ビジネスクラスやファーストクラスも座席を広く使えて便利ですが、赤ちゃんや子ども連れの場合は利用が制限されるケースもあるようです。事前に各航空会社に問い合わせて確認すると安心ですね。
【航空会社別】赤ちゃんの搭乗可能日数一覧
国内の航空会社
国内の航空会社 | 搭乗可能な日数 |
---|---|
ANA、JAL、地方航空会社など | 生後8日以降 |
天草エアライン | 生後8日以降 |
バニラエア | 生後8日以降 |
春秋航空日本 | 生後15日以降 |
peach | 生後8日以降 |
ジェットスター・ジャパン | 生後3日以降 ※生後3日から7日以内の新生児および産後7日以内の産婦は医師の診断が必要 |
アジアの航空会社
海外の航空会社(アジア) | 搭乗可能な日数 |
---|---|
アシアナ航空(韓国) | 生後8日以降 ※生後7日以内はアシアナ航空からの事前承認が必要 |
大韓航空(韓国) | 生後7日以降 |
チェジュ航空(韓国) | 生後14日以降 |
中国国際航空(中国) | 生後14日以降 |
中国東方航空(中国) | 生後14日以降 ※生後14日以降でも未熟児の場合は診断書の提示が必要 |
キャセイパシフィック航空(香港) | 生後8日以降 |
香港航空(香港) | 生後8日以降 |
エバー航空(台湾) | 生後8日以降 ※未熟児の場合は診断書の提出が必要 |
タイガーエア台湾(台湾) | 生後8日以降 |
チャイナエアライン(台湾) | 生後14日以降 |
タイ国際航空(タイ) | 生後7日以降 |
ベトナム航空(ベトナム) | 生後8日以降 ※未熟児や健康上の問題がある場合は健康診断書が必要 |
フィリピン航空(フィリピン) | 生後16日以降 |
エアアジアX(マレーシア) | 生後9日以降 ※生後8日以内でも医師が明記した書面による証書があり両親のどちらかが有限責任の声明文に署名した場合に限り搭乗可能な場合あり |
マレーシア航空(マレーシア) | 生後7日以降 |
ジェットスター・アジア航空(シンガポール) | 生後3日以降 ※生後3日から7日以内の新生児および産後7日以内の産婦は医師の診断が必要 |
シンガポール航空(シンガポール) | 生後3日以降 ※生後7日以内の飛行は推奨しない |
スクート(シンガポール) | 生後8日以降 |
ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア) | 生後8日以降 |
北米・オセアニアの航空会社
海外の航空会社(北米・オセアニア) | 搭乗可能な日数 |
---|---|
エア・カナダ(カナダ) | 生後7日以降 |
アメリカン航空(アメリカ) | 生後2日以降 ※生後7日以内は診断書が必要 |
デルタ航空(アメリカ) | 生後7日以降 |
ユナイテッド航空(アメリカ) | 生後7日以降 |
ハワイアン航空(アメリカ) | 生後8日以降 ※生後7日以内は診断書が必要 |
カンタス航空(オーストラリア) | 生後8日以降 ※生後7日以内はカンタス航空のメディカルクリアランスが必要 |
ジェットスター航空(オーストラリア) | 生後3日以降 ※生後3日から7日以内の新生児および産後7日以内の産婦は医師の診断が必要 |
中東・ヨーロッパの航空会社
海外の航空会社(中東・ヨーロッパ) | 搭乗可能な日数 |
---|---|
エティハド航空(アラブ首長国連邦) | 生後7日以降 |
エミレーツ航空(アラブ首長国連邦) | 生後8日以降 ※生後7日以内でも緊急治療目的の移動で承認されたMEDIFフォームを所持するときは承認される場合あり |
カタール航空(カタール) | 生後8日以降 ※医療上や人道上の理由がありMEDIFや診断書など必要書類が整っているときは許可される場合あり |
ターキッシュエアラインズ(トルコ) | 生後2日以降 ※生後2~8日は「航空旅行を差し控える特別な理由がない」という内容が記された医師の診断書の提示が必要 |
フィンエアー(フィンランド) | 生後2日以降 |
ルフトハンザドイツ航空(ドイツ) | 生後7日未満は推奨しないが搭乗は可能 ※両親どちらかの同乗が前提 |
KLMオランダ航空(オランダ) | 生後8日以降 ※産後1週間以内の産婦も搭乗不可 |
アリタリアーイタリア航空(イタリア) | 低体重児または生後6日以内の新生児、産後7日以内の産婦の搭乗は推奨しない |
エールフランス航空(フランス) | 生後1週間以内の乳児の飛行機での旅行は推奨しない |
ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス) | 妊娠期間37週を経て生まれた合併症のない、通常の出産日(40週)と1週間を経た新生児が搭乗可能 ※未熟児および早期産児は通常の出産日(40週)と1週間を経てもメディカルクリアランスが必要 |
【航空会社別】赤ちゃん連れに嬉しいサービス一覧
国際線では、離乳食やベビーミール・チャイルドミールの提供がある航空会社も多くあります。ただし、バシネットやチャイルドシートと同じく予約が必要になるので、利用したい場合は必ず事前に申し込みましょう。
国内の航空会社
国内の航空会社 | バシネットの貸出し | チャイルドシートの貸出し | ミルク作りの介助 | おもちゃの進呈 |
---|---|---|---|---|
ANA | 〇 | 〇 | 〇 | |
JAL | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バニラエア | 〇 | |||
春秋航空日本 | ||||
AIRDO | 〇 | |||
IBEXエアラインズ | 〇 | |||
新中央航空 | ||||
フジドリームエアラインズ | 〇 | ※絵本の貸出しあり | ||
peach | ||||
ジェットスター・ジャパン | 〇 | |||
スカイマーク | 〇 | ※絵本・ぬりえの貸出しあり | ||
スターフライヤー | 〇 | 〇 | 〇 | |
天草エアライン | ||||
オリエンタルエアブリッジ | ||||
ソラシドエア | 〇 | 〇 |
アジアの航空会社
海外の航空会社(アジア) | バシネットの貸出し | チャイルドシートの貸出し | ベビーミール | キッズミール |
---|---|---|---|---|
アシアナ航空(韓国) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
大韓航空(韓国) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
チェジュ航空(韓国) | 〇(機内販売) | |||
中国国際航空(中国) | 〇 | 〇 | 〇 | |
中国東方航空(中国) | 〇 | 〇 | 〇 | |
キャセイパシフィック航空(香港) | 〇 | 〇 | 〇 | |
香港航空(香港) | 〇 | 〇 | 〇 | |
エバー航空(台湾) | 〇 | 〇 | 〇 | |
タイガーエア台湾(台湾) | ※お菓子やジュースなどの機内販売あり | |||
チャイナエアライン(台湾) | 〇 | 〇 | 〇 | |
タイ国際航空(タイ) | 〇 | 〇 | 〇 | |
ベトナム航空(ベトナム) | 〇 | 〇 | 〇 | |
フィリピン航空(フィリピン) | 〇 | 〇 | 〇 | |
エアアジアX(マレーシア) | 〇 | ※機内販売あり ※乳幼児食の持ち込み可 | ||
マレーシア航空(マレーシア) | 〇 | 〇 | ||
ジェットスター・アジア航空(シンガポール) | 〇 | ※乳幼児食の持ち込み可 | ||
シンガポール航空(シンガポール) | 〇 | 〇 | 〇 | |
スクート(シンガポール) | ※乳幼児食の持ち込み可 | |||
ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア) | 〇 | 〇 | 〇 |
北米・オセアニアの航空会社
海外の航空会社(北米・オセアニア) | バシネットの貸出し | チャイルドシートの貸出し | ベビーミール | チャイルドミール |
---|---|---|---|---|
エア・カナダ(カナダ) | 〇 | 〇 | 〇 | |
アメリカン航空(アメリカ) | 〇 | 〇 | ||
デルタ航空(アメリカ) | 〇 | 〇 | 〇 | |
ユナイテッド航空(アメリカ) | 〇 | 〇 | ||
ハワイアン航空(アメリカ) | 〇 | 〇 | ||
カンタス航空(オーストラリア) | 〇 | ※ベビーフードの用意はあるが持ち込みを推奨 | 〇 | |
ジェットスター航空(オーストラリア) | 〇 | ※機内販売あり ※乳幼児食の持ち込み可 |
中東・ヨーロッパの航空会社
海外の航空会社(中東・ヨーロッパ) | バシネットの貸出し | チャイルドシートの貸出し | ベビーミール | チャイルドミール |
---|---|---|---|---|
エティハド航空(アラブ首長国連邦) | 〇 | 〇 | 〇 | |
エミレーツ航空(アラブ首長国連邦) | 〇 | 〇 | 〇 | |
カタール航空(カタール) | 〇 | 〇 | 〇 | |
ターキッシュエアラインズ(トルコ) | 〇 | 〇 | ||
フィンエアー(フィンランド) | 〇 | 〇 | 〇 | |
ルフトハンザドイツ航空(ドイツ) | 〇 | 〇 | 〇 | |
KLMオランダ航空(オランダ) | 〇 | ※非常に限られた数のベビーフードはあるが持ち込みを推奨 | 〇 | |
アリタリアーイタリア航空(イタリア) | 〇 | 〇 | 〇 | |
エールフランス航空(フランス) | 〇 | 〇 | 〇 | |
ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
赤ちゃん連れでも和やかな空の旅を
赤ちゃん連れでのおでかけに不測の事態はつきものですが、下調べやシミュレーションを入念にしていれば、少々のトラブルが起こっても落ち着いて対応できるでしょう。常に時間に余裕をもって行動することで、心にも余裕が生まれますよ。できる限り工夫し、赤ちゃん連れでも和やかな空の旅を楽しみたいですね。