年末に向けて、育児中のママ・パパへ~がんばりすぎず、笑顔で一年を締めくくるために~
2025年も残すところあとひと月あまりとなりました。子どもとの生活は毎日が全力で、気づけば一年があっという間に過ぎていた、というママ・パパも多いのではないでしょうか。2025年を気持ち良く締めくくり、2026年を笑顔で迎えるために……。育児中の家庭で意識したい「年末の過ごし方&心の整え方」をお届けします。
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目次
一年の締めくくりを笑顔で過ごす方法
年末が近づくにつれ、時間は足早に過ぎていきます。年末休みに入ってから集中して年越し準備に取り掛かっても、「時間が足りない」と感じることは少なくありません。特に子育て中は、予定ややることが立て込んでいても、計画通りに進まないことはよくある話です。そのようなときにイライラやモヤモヤをためこまず、笑顔で過ごせる方法を探っていきましょう。
「今年もがんばった自分」をねぎらう時間を

「ちゃんとやらなきゃ」よりも、「よくここまでやってきたね」。
自分に優しい言葉をかけるだけで、心がふっと軽くなります。
子育てをしていると、当たり前のように子ども中心の生活が日常になります。そのような毎日を送る中で、自分のことはつい後回しにしているママは少なくないでしょう。
しかし、常に自分を後回しにしていると、ふとしたときに心がすり減ったように感じるもの。一生懸命がんばるママにも、心の栄養が必要です。一年の締めくくりとなるこの年末にこそ、一度立ち止まって「自分をねぎらう時間」を意識していきましょう。
1日3分の「静かな時間」を作る
お気に入りのコーヒーを淹れて一息ついたり、そっと目を閉じて呼吸を整えたりと、1日3分だけでもゆったりと静かな時間を過ごしてみましょう。
時間を決めて3分でも、すき間時間の3分でも、それより長くても短くてもよいのです。「今このときだけは自分優先」という時間を確保して、肩の力を抜くところから自分をねぎらうことが始まります。
子どもの写真を見返す
スマホの写真フォルダに入っている写真を見返すことも、自分をねぎらう小さな習慣のひとつ。妊娠中から出産、季節の行事や記念日と、フォルダいっぱいに詰まった子どもの笑顔は、どれもママとパパががんばった証です。
目の前のことで精いっぱいだったときには見過ごしていたことも、写真を見返すと気づくことがあるかもしれません。
一言日記で「今日うれしかったこと」を書く
忙しい日々の中では、焦りや不安、不満など、マイナスな感情が表立ってしまうことが多いものです。そのようなときこそ、ひとこと日記の出番。今日うれしかったことを書き留めると、日々のしあわせや自分のがんばりに気づくきっかけとなります。「良いできごと」に目が行く好循環も生まれるでしょう。
もちろん、負の感情がたまったときは、それを書き出すのも自分をねぎらうひとつの手段です。気持ちを言葉にすることは、思った以上に心を軽くし、考えを整理することにもつながります。
年末の「バタバタ」を楽にする家事&生活のコツ

「完璧より、清々しい気持ちで年を越せたらOK」。
小さな達成感を積み重ねていくことが、家族の笑顔につながります。
大掃除・片付け・年賀状の作成・年越しの買い出しと、年末のToDoは尽きません。だからこそ、すべてを完璧にこなす必要はないのです。育児中は優先順位を決めて、「やらない勇気」「頼る工夫」を持つことが自分をねぎらうためのポイントです。
「1日1エリア」掃除
年末の大掃除は、掃除をする場所のリストアップから始めましょう。リストはキッチンの中でも冷蔵庫、換気扇、キッチンボードなど小分けにすることがポイントです。
小分けにした場所を1日1エリアずつ掃除していくと、普段の掃除の延長線上で大掃除を進められます。リスト化することで、必ず掃除する場所と来年に繰り越しても良い場所を整理できます。誰が何をするか、役割分担も決めておきましょう。
子どもと一緒に「遊び掃除」
大掃除を「大変」から「楽しい」家族のイベントにすることも、無理なく過ごすためのポイントです。ティッシュで拭きごっこ、窓のピカピカ選手権、おもちゃのお片づけ競争、泡いっぱいのお風呂掃除など、子どもが退屈せずに掃除に参加できるアイデアを実践してみましょう。
大掃除はもともと、新しい年神様を迎えるための清めの行事でもあります。家族みんなで家をきれいにすることで、1年間の感謝とともに「来年も良い年になりますように」と願う昔ながらの風習も伝えることができます。
家事代行・おそうじアプリの活用
大掃除は、「正月事始め」となる12月13日から年末にかけて取り組むのが一般的ですが、年末のタスクが重なる時期は家事代行サービスに依頼するのもひとつの手です。年末・年始は予約が混むので、早めに申し込むと良いでしょう。
おそうじアプリも計画的に大掃除が進められて便利なアイテムです。大掃除の場所をリスト化する手間が省け、視覚的に進捗を管理できます。
子どもと一緒に「年末を楽しむ」工夫

ハッシュタグ「#おうち年末2025」「#ままのて育児日記」。
共感を呼びやすい「子育て情報」や「成長記録」としてSNSに写真を投稿すると、同じ月齢・年齢の子どもを育てるママ・パパとつながるきっかけになります。
一年のうちのビッグイベントであるクリスマスに、ママとパパと一緒に過ごせる年末休暇。子どもにとっては楽しみが詰まった季節です。せっかくのこの時期、子どもと一緒に「ワクワク」を感じられる時間を過ごしましょう。
おうちクリスマス会
セット内容:クッキー1軒分、アイシングパウダー(ホワイト)90g
海外のように大きなクリスマスツリーとたくさんのプレゼント、豪華な食事が並ぶクリスマスシーンも素敵ですが、ワクワクするなら「簡単レシピ」と「手作り飾り」で十分楽しめます。
お菓子キットを使ってヘキセンハウスを組み立てたり、クリスマスケーキを作ったりするのもおすすめです。好みお菓子でデコレーションをして、できあがったお菓子をSNSにアップするのも良いでしょう。クリスマスシーズンには、無印良品でもヘクセンハウスやチョコレートケーキのキットが発売されます。がんばりすぎずに、クリスマスを楽しく過ごしましょう。
年越し準備ごっこ
セット内容:桔梗、菊、梅、桜、松、竹
サイズ:
[桔梗]37×高42mm
[菊]37×高42mm
[梅]37×高42mm
[桜]36×高42mm
[松]46×27×高42mm
[竹]45×21×高42mm
年越し準備といえば、大掃除、年賀状やお年玉袋の準備、正月飾りの飾りつけ、おせち料理やお雑煮、年越しそばといった正月料理の下ごしらえなどがあります。こうした年越し準備を「ごっこ遊び」に変えていくと、子どもも大人も楽しめる家族の年末イベントになります。
たとえば、おせち料理に使うにんじんを花の形にくりぬいたり、きぬさやの筋をとったりする「おままごとごっこ」、小さな雑巾とほうきを持たせて「お掃除ごっこ」などは、遊びを通じてお正月の風習を伝える機会にもなります。お年玉袋に絵を描いたり、お正月飾りを供えたりするのもおすすめです。
手形・足形アート
年末の思い出に、親子で成長記録を残すのも素敵です。毎年同じシチュエーションで撮ったり同じぬいぐるみなどを持ったりすると、その時々の成長がわかりやすいでしょう。
手形・足形アートも毎年の成長が感じられる方法です。祖父母宛の年賀状に、子どもの手形・足形アートを添えるのも喜ばれます。緑のインクで門松にしたり、赤いインクでだるまにしたり、SNSではさまざまなアイデアが共有されています。
年末年始の「実家帰省」や「イベント疲れ」を防ぐには?

「うちはうち、よそはよそ」のスタンスでOK。
親戚との会話で育児に関する意見をもらうこともあるかもしれません。 無理に合わせず、自分たちのペースを守ってくださいね。
年末年始は人との行き来が増え、子どもも大人もペースが乱れやすい時期です。 とくに小さな子どもは、いつもと違う環境で興奮してしまい、疲れている様子を見せたりぐずる回数が増えたりすることもあります。帰省疲れで新年早々ダウンしないためにも、疲れない工夫をしていきましょう。
「無理をしないスケジュール」に
親戚やお友だち関係など、年末は季節のイベントのスケジュールがかぶってしまうことがあるかもしれません。どれも大切なお付き合いですが、体調や家事を回すことも考えて「季節のイベント参加は1日1イベントまで」「イベントの参加は1日おき」など、無理のないスケジュールを組むようにしましょう。
お気に入りグッズを持ち物に
移動中や滞在場所などでの緊張をやわらげるために、子どものお気に入りグッズを持ち物の中に入れておきましょう。おもちゃやブランケット、絵本などが携帯に便利です。いくつかの候補の中から、子どもに選んでもらうのもおすすすめです。
お昼寝・休憩時間の確保
親戚などが集まる帰省先は、にぎやかで楽しい反面、気持ちが高揚してなかなか寝つけなかったり普段の生活ルーティンをこなせなかったりと、疲れがたまる状況になりやすいものです。予定の合間に「静かな時間」を作ることを意識して、リラックスできる環境を整えていきましょう。
年末のうちにやっておくと楽になる「年明け準備」

未来の自分に「余裕」をプレゼント。
「少し早めに準備できた」だけで、年始がぐっと楽になります。
年が明けてからバタバタしないように、12月のうちに年明け後のタスクを先回りして減らしておくと、気持ちも軽くなります。生活必需品のストックや年が明けてからのスケジュールを確認しておきましょう。
おむつ・ミルク・離乳食
毎日の生活で使う必需品のストックは、年明け後に使う分もあわせて少し多めに用意しておきましょう。季節のイベントなどでスケジュールが乱れても、ストックがあると慌てずに済みます。
子どもの服のサイズチェック
年明け後の1月から年度末の3月にかけては、セールが続く時期です。まとまった休みがとれる年末に子ども服のサイズを確認し、買い替えが必要なものをピックアップしておきましょう。欲しいもの・必要なものを賢く、お得に購入できるチャンスです。
健康管理ノートや母子手帳の見直し
慌ただしさが残る年明け後でも、余裕をもってスケジュールをこなせるよう、1月以降のカレンダーを見直しておきましょう。特に、健診や予防接種は一度見逃してしまうとそれ以降のスケジュールにも影響が出てしまいます。体調不良が重なりやすい時期でもあるため、健康管理ノートや母子手帳で予定をチェックしておくと安心を先取りできます。
家族写真の整理
年末にフォルダの中にたまったたくさんの家族写真を整理するのもおすすめです。1年の思い出を1冊のフォトブックにまとめる作業は、1年の振り返りになり、がんばった毎日を再認識できるでしょう。毎年の習慣にすると、成長の記録と家族の思い出がきれいに保存できます。
「がんばる年」から「笑う年」へ

今年、何度子どもを抱っこしたでしょうか。何度、寝かしつけしたのでしょう。何度泣いて、何度笑ったことか……。
一日一日を振り返ると、毎日の積み重ねが、ママの「がんばり」でできていることに気づきます。年末は、「反省」よりも「称賛」を。「よくやったね」と自分をほめて、「ありがとう」と家族に伝えて、笑顔で一年を締めくくりましょう。
ままのて編集部より
2025年も、子どもと過ごす毎日を一緒に支えられたことに感謝しています。
「子育てがもっと楽しく、もっと楽に、もっと笑顔で。」
そんな一年の締めくくりになりますように。
どうか、あたたかく、やさしい年末をお過ごしください。
※この記事は2025年11月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。







