ホワイトデーの由来とお菓子の意味一覧!お返しはいつ渡す?【知って得する豆知識】

バレンタインデーのお返しの日とされるホワイトデーですが、その由来や贈るお菓子の意味はなかなか知る機会がないですよね。お返しをいつどのようにして渡したら良いのかも気になるのではないでしょうか。ここでは、ホワイトデーの由来や意味、相手別のお返しの渡し方を紹介します。

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目次

  1. ホワイトデーの日にちはいつ?
  2. ホワイトデーの由来・起源は?
  3. 【一覧】ホワイトデーのお菓子の意味は?
  4. ホワイトデーのお返しは必要?
  5. 【相手別】ホワイトデーのお返しはいつ渡す?
  6. ホワイトデーには心を込めてお返しをしよう
  7. あわせて読みたい

ホワイトデーの日にちはいつ?

ホワイトデーは、バレンタインデーのお返しにお菓子やプレゼントなどを贈るイベントとして有名です。ホワイトデーは毎年3月14日で、2024年は木曜日です。日にちは変わりませんが、年によって曜日が異なります。

バレンタインデーの2月14日のちょうど1ヶ月後なので覚えやすく、この時期になるとたくさんの店がホワイトデーに関するフェアなどを開催していますよね。

最近はバレンタインデーに、「本命」だけでなくいわゆる「義理チョコ」や「友チョコ」などを贈る方も増えています。家庭や学校・職場などでバレンタインデーにチョコレートをもらったら、ホワイトデーには何らかのお返しをするようにしましょう。

ホワイトデーの由来・起源は?

ホワイトデーはバレンタインデーのお返しをする日ですが、そもそも、いつどのようにして始まったのでしょうか。

ホワイトデーの始まりは1970年代

バレンタインデーの起源はローマ帝国時代にあるといわれる一方で、ホワイトデーは1970年というごく最近、日本で誕生したイベントとされています。ホワイトデーがバレンタインデーのお返しの日となった理由に関しては、日本のお菓子業界が鍵を握っていました。お菓子メーカーから始まったとされるホワイトデーの由来には諸説あります。

■1973年、不二家とマシュマロメーカーのエイワが協力して、3月14日にバレンタインのお返しとして「リターン・バレンタイン」と名付けマシュマロを売り出した。

■1978年、福岡博多の老舗菓子メーカーである石村萬盛堂の社長が、少女雑誌に「男性からバレンタインのお返しがないのは不公平」という記事を目にした。これをヒントにマシュマロ生地の銘菓「鶴乃子」の中身をチョコレートにし、3月14日をお返しの日とした。

■1978年、飴菓子業界の全国組織である全国飴菓子工業協同組合がバレンタインのお返しの風潮を受け、3月14日はキャンディの日としてホワイトデーを制定した。

■バレンタインのお返しの日として、2月14日の1ヶ月後で百貨店の客足が落ち着く時期にあたる3月14日に設定された。

各メーカーは、自社の商品の販売促進となるイベントとしてホワイトデーに力を入れてきたようです。それだけではなく、バレンタインでチョコをもらった側の「きちんとお返しをしたい」という気持ちがあったからこそ、ホワイトデーが国民的なイベントとして定着したのではないでしょうか。

ホワイトデーの名前の由来は「純潔」

「ホワイト」は汚れのない清らかな印象があるため、全国飴菓子工業協同組合が純潔のシンボルとして3月14日を「ホワイトデー」と名付けました。「ティーンのさわやかな愛にぴったり」ということで、純愛や縁起が良いというイメージが込められています。

バレンタインをもらったからただお返しをするというのではなく、ホワイトデーの名前の由来を知って純粋な気持ちを込めたお返しをするのも良いですね。

【一覧】ホワイトデーのお菓子の意味は?

ホワイトデーのお菓子にはさまざまな種類がありますが、実は贈るお菓子によって意味が異なることを知っていますか。一覧で見てみましょう。

ホワイトデーに贈るお菓子
意味
キャンディ「あなたが好きです」:口に入れてゆっくりと味わえることから、長く良い関係を築きたい
クッキー「あなたは友だちです」:乾いていてサクッと食べられることから、あっさりとした良い友人関係を築きたい
チョコレート特に意味はない:本命にも義理にも贈ることができるオールマイティなお菓子
マカロン「特別な人」:見た目の美しさや高級感のあるお菓子であるため
マシュマロ「あなたが嫌いです」:口にすると溶けやすいので、薄い関係を表すこともある

お返しするお菓子によってさまざまな意味がありますね。さりげなく意味を込めたものを選んでも良いでしょう。しかし、お菓子の持つ意味を必要以上に気にすることはありません。お返しをする相手の好きなものや喜んでもらえるものを贈るのが一番です。

「バレンタインデーではチョコをありがとう」「いつもありがとう」といった感謝の気持ちなどを一言添えて渡すことで、相手もホワイトデーの贈りものを受け取りやすくなりますよ。

相手がお返しの意味を深く考えそうであれば、「お菓子の意味はよくわからないけれど、あなたが好きそうだから選んだよ」などと伝えれば、誤解を招くことなく渡すことができます。

ホワイトデーのお返しは必要?

バレンタインデーにチョコレートなどをもらった場合、ホワイトデーに必ずお返しをしたほうが良いのか気になりますよね。また、お返しの予算はいくらなのでしょうか。

お返しするのがベスト

バレンタインにチョコレートなどをもらったら、本命の場合でも義理の場合でもホワイトデーにお返しをすると良いでしょう。本命の場合にお返しするのはもちろんですが、義理の場合でもお返しをすることは、特に大人にとってはマナーであると考えられることもあります。

幼稚園や保育園でも、子どもどうしでバレンタインを楽しみたいということもあります。子どもがバレンタインに贈りものをもらったら、今後も仲良く付き合っていきたいという意味を込めてお返しをしたほうが良いでしょう。

会社内でのバレンタインのやり取りは慣習化している場合もあります。各自でお返しをするケース以外に、職場の男性陣でまとめてお返しをすることもあるので、先輩などに確認してみましょう。

バレンタイン本来の「愛を伝える」という意味だけではなく、普段からの感謝の気持ちを伝えるイベントとしてホワイトデーのお返しを考えてみましょう。

ホワイトデーの「3倍返し」の由来

「ホワイトデーはバレンタインの3倍返し」という話を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。しかし、実は「3倍返し」にははっきりとした由来がありません。

おそらく経済が豊かであった時代の名残であると考えられています。「3倍返し」と聞くと「高価なものをお返ししなければならない」と慌ててしまいそうですが、実際に3倍返しを求めている女性はあまりいないようです。

もちろん高価なお返しでも良いのですが、相手のことを考えて気持ちのこもったお返しをすることが大切です。

【相手別】ホワイトデーのお返しはいつ渡す?

ホワイトデーのお返しを渡す場合、そのタイミングが難しいこともありますよね。ここでは相手別のホワイトデーのお返しの方法を紹介します。

妻や彼女に贈る場合

彼氏から彼女に・パパからママに渡すなど本命へのお返しの場合は、ホワイトデー当日の出勤前や帰宅後が良いでしょう。一日の始まりにお返しを渡すことで、朝から嬉しい気持ちで一日を過ごすことができますよね。

帰宅後にお返しを渡すと、ホワイトデーに幸せなふたりの時間を過ごすことができるかもしれません。仕事などで当日にお返しを渡すのが難しいときには、サプライズ演出をするのもおすすめです。

相手には秘密でお返しを宅配便で届けたり、後日豪華なディナーや期間限定スイーツをプレゼントしたりすると喜んでもらえそうですね。

子どもに贈る場合

子どもにお返しを渡すタイミングは、出勤前や帰宅後の子どもと会える時間がおすすめです。ただし、子どもが小さい場合は、朝にお返しを渡すと、お返しをすぐに食べたり使ったりしたくなり、登園したくないと言い出してしまうこともあります。

子どもは、大人が思うよりもイベントを楽しみにしているものです。パパの帰宅時間が子どもの起きている時間であれば、帰宅後に子どもと一緒にホワイトデーを満喫しましょう。大好きなパパからもらったお返しを子どもはきっと気に入り、喜んでもらえますよ。

職場の同僚に贈る場合

職場の同僚にお返しをする場合は、始業前の朝の時間帯や仕事がひと段落する昼休みなどがおすすめです。お返しの個数が多い、出勤時間が異なるなど、直接渡すのが難しいときには、少し早めに出社してデスクに置いておくのも良いでしょう。

職場によっては皆でお金を出し合ってお返しを用意することもあります。代表者がお返しを配るなど、職場によって渡す方法が異なる可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。

子どもどうしで贈る場合

子どもどうしでホワイトデーのお返しを渡す場合、園や学校へのお菓子の持ち込みは避けましょう。園や学校ではお菓子の持ち込みは禁止されていることが多く、「わたしにはないのにあの子だけお菓子をもらっている」などと友だちとトラブルになってしまうこともあります。

お迎えのときにお返しを渡す、放課後や休日に遊ぶときに渡すなど、ホワイトデーの前に決めておくと周りの状況を気にせずにお返しのやり取りができますよ。

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ホワイトデーには心を込めてお返しをしよう

ホワイトデーには、本命か義理かにかかわらず気持ちがこもったお返しをしたいですね。バレンタインデーにチョコレートなどをもらうということは、相手が自分のことを大切に思っていて今後も仲良くしていきたいという気持ちの表れでもあります。

無理に高価なものや特別なものを用意する必要はありません。自分なりに相手のことを考えて選んだお返しと「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることで、相手はきっと喜んでくれますよ。

※この記事は2024年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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