【早見表】七五三はいつする?何歳で何月に祝った?先輩ママの体験談を紹介

体験談|節目を迎えた子どもの成長に感謝し、健康と幸せを願う行事とされる七五三は、いつ祝えば良いか迷う方が多いようです。一般的に、男の子と女の子では祝う年齢が異なるため、事前に祝う時期などを確認しておくと安心でしょう。ここでは、七五三の祝い方や写真撮影、早生まれの子の祝う時期について、先輩ママの体験談を交えて紹介します。

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目次

  1. 【2023】七五三はいつ?何歳で祝う?
  2. 早生まれの七五三はいつ祝う?
  3. 七五三を祝う年齢は男女で違う?
  4. 七五三は何月に祝う?
  5. 七五三の写真はいつとる?【前撮り・後撮り】
  6. 七五三をいつするかは家族と相談して進めよう
  7. あわせて読みたい

【2023】七五三はいつ?何歳で祝う?

七五三は子どもの成長を祝って3歳・5歳・7歳で祝うとされていますが、明確な祝い歳に迷う方が少なくありません。七五三のお参りの準備を進める前に、数え年と満年齢で年齢を数える方法や、早生まれの子どもが七五三を祝う時期を確認しておくと安心です。

数え年と満年齢はどちらでも良い

数え年で数えて七五三を祝いました

娘の3歳の七五三は満年齢で祝うつもりでしたが、義両親は数え年の2歳で行うという意見で衣装を用意してくれていため、義両親の意見にしたがうことにしました。七五三当日は神社にお参りと着物での写真撮影、食事会を行うハードなスケジュールでしたが、義両親が喜んでくれたので良い思い出になりました。

数え年とは子どもが生まれた日を1歳として、1月1日の元日を迎えるたびに2歳、3歳…と年を重ねる数え方です。一方で満年齢は、子どもが生まれた日を0歳とし、次の誕生日を迎えるたびに1歳、2歳…と年を重ねる数え方です。

古くから七五三を祝う年齢は数え年を基準にしていましたが、現在は満年齢で数えるケースが増えてきました。祝う年齢に迷った際は、事前に祖父母の意見や地域のしきたりを確認しておくと安心です。

七五三を迎える数え年と満年齢の生まれ年について計算する場合、下記の表を参考にしてください。

2023年七五三年齢早見表

年齢
数え年
満年齢
3歳令和3年(2021年)生まれ令和2年(2020年)生まれ
5歳平成31年/令和元年(2019年)生まれ平成30年(2018年)生まれ
7歳平成29年(2017年)生まれ平成28年(2016年)生まれ

2024年七五三年齢早見表

年齢
数え年
満年齢
3歳令和4年(2022年)生まれ令和3年(2021年)生まれ
5歳令和2年(2020年)生まれ平成31年/令和元年(2019年)生まれ
7歳平成30年(2018年)生まれ平成29年(2017年)生まれ

早生まれの七五三はいつ祝う?

数え年の年齢で七五三を祝いました

娘は3月生まれです。祖父母のアドバイスを参考に数え年で七五三を祝ったため、同学年の友達より1年遅く行いました。七五三を祝う年の5月に写真スタジオで前撮りを行い、肌寒くなる前の10月末に両家の祖父母と神社にお参りしましたよ。

もともと落ち着きのない子どもでしたが1年遅く七五三を祝うことで、着物の着付けや写真撮影、参拝が比較的スムーズに行えたと思います。

1~3月に誕生日を迎える早生まれの子どもの場合、七五三を翌年に繰り越して祝うケースがあります。たとえば、一般的に幼稚園や保育園の年少の年で祝うことが多い3歳の七五三を年中で祝い、年中の年で祝うことが多い5歳の七五三を年長で祝う方法です。

現在では、満年齢を参考にして七五三を行う家庭が増えてきましたが、祖父母の意向で翌年に繰り越したという家庭も少なくありません。早生まれの子どもの七五三を祝う時期は、祖父母の意見や地域のしきたりを確認してから決めても良いでしょう。

七五三を祝う年齢は男女で違う?

七五三を祝う風習が根付いたのは、下記の3つの儀式が由来とされています。

儀式名
内容
髪置(かみおき)の儀それまで剃っていた髪を伸ばし始める儀式
袴着(はかまぎ)の儀男の子が初めて袴をはく儀式
帯解(おびとき)の儀女の子が大人の帯を使い始める儀式

現代では、儀式的な意味合いを含めて七五三を祝う風習は薄れてきましたが、子どもの成長の節目として厳粛な気持ちで行いましょう。

【男の子】3歳と5歳・5歳だけが一般的

5歳のみ七五三を祝いました

私の住む地域は、男の子は3歳と5歳に七五三を祝う習慣があります。しかし、息子は落ち着きがなく神社への参拝や袴姿の写真撮影が困難だったため、家族と相談して5歳のみ行うことにしました。

5歳になるとお参りや写真撮影、食事会を無理なくこなせる体力が付いていたので、無理なく七五三をお祝いできました。

男の子の七五三は、3歳と5歳、もしくは5歳のみ祝うのが一般的です。現代では5歳のみ行う家庭や地域が増えていますが、3歳の節目とされる髪置の儀はもともと男女共通の儀式でした。そのため、男女ともに3歳の七五三を祝う風習が根付いている家庭や地域もあります。

男の子の七五三の袴や衣装の特徴は、下記を参考にしてみてください。

年齢
衣装の特徴
3歳着物の上から被布(ひふ)というベストのようなものを羽織るスタイルが一般的
5歳袴着の儀にならい、着物と羽織・袴をまとい白い扇子と懐刀(ふところがたな)を身に着けて参拝する子どもが多い

子どもの好みや個性により洋装で神社に参拝し、和装で記念の写真を撮影する方法もおすすめです。祝う時期や衣装は周囲の意見を取り入れて、子どもの成長を心から祝える七五三を過ごせるよう心がけましょう。

【体験談】男の子の七五三ガイド!5歳だけ?3歳もやる?着物やスーツなど…

【女の子】3歳と7歳が一般的

子どもが機嫌良く過ごせるよう気を付けました

娘が3歳と7歳のときに七五三を行いました。いずれの年齢も、同日に写真撮影と神社への参拝、食事会を行うスケジュールです。3歳のときは慣れない着物で機嫌良く過ごせるよう、おもちゃやお菓子を持ち歩きました。肌寒い季節なのでブランケットを用意し、子どもが眠いときはいつでも寝られるよう準備しておきましたよ。

女の子の七五三は、3歳と7歳に祝うのが一般的です。家庭の事情などで5歳に祝うケースもあるため、七五三を祝う時期は祖父母や家族と話し合って決めると安心です。女の子の七五三の着物や衣装の特徴は、下記を参考にしてみてください。

年齢
衣装の特徴
3歳着物の上から被布(ひふ)を羽織るスタイルが一般的
7歳帯解の儀といわれていることから、肩あげや腰あげをした友禅模様の着物などに丸帯を結ぶスタイルが多い

子どもの好みにより、3歳・7歳ともに洋装で神社にお参りしても問題ありません。洋装で参拝し、和装で記念撮影をする家庭が増えているため、周囲の意見や子どもの好みにより衣装を使い分けてはいかがでしょうか。

【体験談あり】女の子の七五三はいつ祝うの?着物や3歳・7歳の髪型は?

七五三は何月に祝う?

七五三を祝う年齢を確認したら、何月に祝うか予定を立てましょう。ここでは、七五三を祝う一般的な日程を紹介します。

11月15日が一般的

お神酒を持参しました

娘が3歳、息子が5歳のとき、11月15日の七五三当日にふたり合わせて神社で祈祷してもらいました。お神酒を用意したものの、混雑していてどのように献上して良いか迷いました。初穂料の納め方も迷ったため、事前に手順を確認しておくことをおすすめします。

ご祈祷は頼みませんでした

娘の3歳の七五三は、子どもの負担を考えてご祈祷は頼まず、神殿前でお参りだけを行いました。お参りした当日の夜、両家の祖父母を招き料亭風のお店で食事をしました。

11月15日は避けてお参りしました

娘が3歳のときに七五三当日(11月15日の日曜日)に神社へ参拝したところ、とても混雑していました。そのため、7歳のお参りの際は11月の土日祝日は避け、比較的空いている10月上旬にお参りをしました。下の子が小さかったので、スムーズにご祈祷してもらえて助かりました。

七五三は男女ともに、11月15日に神社へお参りする伝統があります。七五三の由来は諸説ありますが、江戸時代の徳川将軍家で11月15日に行われていた袴着の儀が有力とされています。

七五三の祝い方や手順に明確な決まりはありません。家庭や住んでいる地域によって、神社で祝詞(のりと)をあげてもらう家庭もあれば、神社の神殿前でお参りのみをする家庭もあります。

子どもの七五三をしっかりと祝えるよう、参拝する日程や参拝方法を家族と相談し、祈祷してもらう場合は事前に予約が必要か確認しておくと安心です。

家族や子どものタイミングに合わせてよい

下の子のお宮参りに合わせて参拝しました

長男は下の子のお宮参りと合わせるために、数え年で5歳、満年齢で4歳の9月に七五三を祝いました。下の子のお宮参りにタイミングを合わせることで、子どもたちの負担を減らすことができて良かったです。

子どもの体調や年齢などにより、時期をずらして七五三を祝う家庭もあります。11月の土日祝日は、地域に関わらず神社は混雑傾向にあります。時間に余裕を持ってお参りができるよう、比較的空いている平日や11月以外の月に祈祷してもらっても良いでしょう。

きょうだいのお宮参りと七五三を同じ年に行う予定の場合、季節に関係なく、下の子のお宮参りに合わせて行う家庭もあります。他にも、きょうだいで祝う時期を合わせるために、上の子は数え年で、下の子は満年齢で計算して七五三を行うというケースも増えてきました。

七五三を祝う時期は家族の負担を考え、家庭の事情やきょうだいの予定に合わせて日程を組んでも良いですね。

七五三の写真はいつとる?【前撮り・後撮り】

七五三は11月の行事ですが、写真スタジオの混雑時期を避けて七五三の写真撮影をしても良いでしょう。写真スタジオを予約する際は、できるだけ早めに家族の予定を合わせてから日程調整してくださいね。

前撮り

混雑時期を避けて前撮りをしました

娘が2歳4ヶ月の6月ごろに七五三の前撮りを予約し、着物とドレスの2パターンを撮影しました。11月には両家の祖父母を招いてお参りに行った後、近所の料亭で食事会を開きました。写真とお参りを別日にすることで時間に余裕が生まれ、子どもに負担をかけずに済んだと思います。

日焼けする前に、前撮りしました

娘は3歳と7歳のときに七五三をしましたが、盛大に祝ったのは3歳のときでした。7月初旬の日焼けをする前に写真スタジオを予約し、前撮りをしました。イメージ通りの写真に仕上がり、満足した思い出があります。

前撮りとは、七五三を祝う年の春~9月ごろに、七五三にふさわしい和装や洋装で記念撮影をする方法です。写真スタジオによっては七五三前後の日程の混雑を回避するため、通常よりも安価に撮影できるプランを販売したり、豪華な特典を用意したりする場合があります。

夏の紫外線で日焼けをする前の、5月や6月、7月の上旬に前撮りを行うプランもおすすめです。子どもやきょうだいの体調不良で写真撮影の予約をキャンセルすることになったときに、別日に取り直しやすいのも前撮りの魅力といえるでしょう。

前撮りのメリット
前撮りのデメリット
・時間に余裕を持って撮影できる ・家族の予定が合わせやすい ・日焼けをする前に撮影できる ・予約の変更がしやすい ・サービスや特典が充実している場合がある ・年賀状の写真として利用できる・撮影時期が七五三よりも早いため、幼い姿で写真として残る ・衣装を購入する場合、必要に応じて早めに用意しなければいけない

後撮り

年が明けてから写真撮影をしました

娘が3歳の七五三のときに胃腸炎になり、写真スタジオで予約していたプランをキャンセルしました。胃腸炎が治り予約を取り直そうとしたところ、年内は予約がいっぱいで取れません。結局、七五三の写真撮影は翌年に繰り越しました。

後撮りは、スタジオが空いていたので時間に余裕を持って撮影できました。時間にゆとりがあって子どもの機嫌に合わせて撮影してもらえたので、良い写真が撮れて良かったです。

後撮りとは、11月15日の後から翌年の2月ごろまでに七五三の写真を撮影することをいいます。前撮りと同様、写真スタジオは比較的空いているため、時間に余裕を持って撮影できるでしょう。

衣装を持ち込む場合、七五三のお参りの際に使用した衣装で撮影できます。一度袖を通した衣装は和装や洋装に関わらず、緊張せずにリラックスして撮影できるのではないでしょうか。

後撮りのメリット
後撮りのデメリット
・スタジオが比較的空いているため、時間に余裕を持って撮影できる ・家族の予定を合わせやすい ・予約の変更がしやすい ・スタジオのプランにより、サービスや特典が充実している場合がある・地域によっては寒さが厳しい季節になる ・年明けの撮影は、年賀状の写真として使用できない ・病気が流行る時期のため、子どもによっては体調を崩しやすい

お参りと同日

自分たちで写真を撮影しました

娘が3歳のときに、夫と祖父母とで七五三を祝いました。自然体の写真を残したかったので、写真スタジオは予約せずに自分たちで撮影しました。子どもの機嫌の良いときに合わせてシャッターを押せたので、ストレスがありませんでした。

父方の祖父母を招き写真を撮りました

娘が3歳と7歳のときに、夫の両親を招いて七五三の参拝をしました。お参りの後に写真館を予約しておいたので、祖父母も一緒に撮影できて良い記念になりました。

七五三のお参りと同じ日に写真撮影をする場合、七五三の行事をひと通り終わらせることができます。一方で、参拝と同日に写真スタジオを予約すると、その日のスケジュールがハードになりがちです。子どもの年齢や家族の負担を考えてから予約すると良いでしょう。

写真スタジオの混雑を避けるために、当日は自分で撮影して本格的な写真は前撮りや後撮りを利用する方もいます。出張カメラマンに頼み、神社や自宅でリラックスした姿を撮影してもらっても良いでしょう。

同日撮影のメリット
同日撮影のデメリット
・1日で参拝と撮影を済ませることができる ・お参りの前後に、祖父母と撮影できる場合が多い ・同日撮影は、儀式的な雰囲気を感じやすい ・比較的気候が良い時期である・時間の余裕が少ない ・年齢によっては子どもの負担が大きい ・スタジオが混雑傾向にあるため、撮影時間が押す可能性がある
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七五三をいつするかは家族と相談して進めよう

七五三は節目を迎えた子どもの成長に感謝する行事で、11月15日に行うのが一般的です。しかし、七五三を行う年齢や祝い方に明確な決まりはないため、祖父母の意見や地域のしきたりを確認してから準備を進めると良いでしょう。

七五三当日は袴や着物で神社を参拝するケースが多いので、子どもの負担を考えて無理のないプランを立てると安心です。子どもの年齢や体力に合わせて、写真スタジオの前撮りや後撮りプランを検討しても良いでしょう。子どもの成長を心から祝うためにも祖父母など周囲の意見を取り入れながら、日程調整や衣装選びができると良いですね。

※この記事は2023年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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