【お年玉】人気のポチ袋!相場やマナーは?お札の入れ方や名前の書き方を紹介

毎年お正月になると、親戚の子どもなどにお年玉をあげるという方も多いでしょう。大人も子どもも意外とお年玉の由来とマナーは知らないものです。正しいマナーでお年玉をあげることができると、とてもスマートですよね。ここではお年玉のマナーや年齢別の金額、おすすめのポチ袋についてご紹介します。

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目次

  1. お年玉にはどういう意味があるの?その由来は?
  2. お年玉の渡し方のマナー
  3. お年玉袋・ポチ袋のマナー
  4. 何歳からあげる?いつまであげれば良い?
  5. お年玉の金額の目安
  6. 女の子におすすめのお年玉袋・ポチ袋
  7. 男の子におすすめのお年玉袋・ポチ袋
  8. 男女兼用おすすめお年玉袋・ポチ袋
  9. Amazon&楽天市場のお年玉袋・ポチ袋ランキングをチェック
  10. 大人として知っておきたいお年玉のマナー
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お年玉にはどういう意味があるの?その由来は?

もともとはお餅だった

お年玉の由来は諸説ありますが、お正月にお供えするお餅だという説が有力です。昔はその年の魂(=気力、生きる力)は、年神様(としがみさま)からわけていただくと考えられていました。年神様は鏡餅に宿るとされ、年神様の「魂」が宿ったお餅が、その年の「年魂(としだま)」になるといわれていました。そのお餅を家主が家族に「お年魂」としてわけ与えたというわけです。これがのちの「お年玉」だといわれています。

お供えのお餅は年の初めにいただくことから、年の初めの賜物(たまもの)で「年賜(としだま)」がだんだん変化していったのではないか、という説もあります。お年玉には、とても神聖な意味がこめられていたのですね。

江戸時代からお年玉という名前に

江戸時代になると、お餅にかわり年初の贈り物をすることを「お年玉」と呼ぶようになってきました。お金で渡す人もいたようですが、必ずしもお金ということではなかったようです。

昭和30年ごろからお金が主流に

お金を渡す「お年玉」に変化してきたのは、昭和30年ごろからです。そう考えると、現在のかたちのお年玉という文化は、比較的新しい習慣に思えてきますね。もともとのお年玉は「魂」という意味もこめられていましたが、このころから「お年玉」=「お金」に変化していきました。

お年玉の渡し方のマナー

お年玉をあげる時期

年始に親戚一同が集まる場合は、そのときにお年玉を渡しましょう。お年玉をもらう側としてはいつもらっても嬉しいものですが、渡す側の場合は1月中旬ごろまでに「お年玉」として渡すようにしましょう。

お年玉よりお年賀が良いケース

「お年玉」は子どもなど目下の人に渡すものなので、両親や目上の人に新年に金銭をあげる場合は「お年賀」にしましょう。また、上司の子どもなど「お年賀」のほうが良い場合もあります。

しかし、子ども相手に「お年賀」とすると、逆に相手が恐縮してしまい負担になる場合もあります。上司の子どもに「お年玉」と記載されたポチ袋で渡しても、特に問題はないでしょう。

親の目のあるところで渡す

お年玉は必ず親の目の前で渡すようにしましょう。子どもだけに渡しても、親に言わないこともあります。後から子どもがお年玉をもらったことがわかると親はお礼の連絡をしなければならず、手間をかけさせてしまうこともあります。親の前で渡して、親にも金額を把握してもらうと良いでしょう。

お年玉袋・ポチ袋のマナー

お年玉袋をポチ袋という理由

そもそも、なぜお年玉袋のことをポチ袋というのでしょうか。ポチ袋の「ポチ」は、関西弁の「ぽちっと」や関東弁の「これっぽっち」という、ほんのわずかという意味の方言に由来しているそうです。結婚式など本格的な慶事に使用するご祝儀袋に比べ、お年玉袋は小さくて金額も少ないため、「ポチ袋」と呼ばれるようになったといわれています。

渡すときはポチ袋に入れる

急にお年玉を渡すことになったとしても、裸のまま現金を渡すことは避けましょう。お金は何かに包んで渡すものです。「お年玉」はあらかじめポチ袋に入れて渡しましょう。どうしても急な場合に、やむを得ずティッシュや封筒などで包む場合があるかもしれません。その場合は、ポチ袋に入れられず申し訳ない旨を断ってから渡すようにしましょう。

お札の入れ方と折り方

お年玉は縁起物です。その年最初の贈り物なので、できればお金は新札が望ましいでしょう。年末に銀行の窓口が閉まる前までに、新札は何枚か用意しておくと安心です。また、4など縁起が悪いとされる数字の枚数は避けましょう。

小さなお年玉袋に入れるときには、お札を折る必要性がありますよね。ここでは正しい折り方をご紹介します。

【お札の折り方】
1.お札の表(肖像画がある面)を上に向けます。
2.上の写真のように左側の端を折ります。
3.右側を左端に重ねて完成です。
複数枚あるときは、重ねて折るようにしましょう。

【お金の入れ方】
写真のようにポチ袋を表向きにして、お札は先ほど折った右端が上に来るように入れましょう。硬貨も表を向けて入れましょう。

名前の書き方

ポチ袋の表には、子どもの名前を書くと良いでしょう。裏面には、誰からお年玉をあげるのか差出人の名前を書きます。子どもがわかるように、〇〇おじさん、××おねえさんなど、子どもが普段呼んでいる名称で書くとわかりやすいですね。

何歳からあげる?いつまであげれば良い?

お年玉は何歳の子どもから渡せば良いかと悩んでしまいますよね。正式な決まりはありませんが、一般的には赤ちゃんから学生のあいだ(大学生、または18歳)まで、渡すことが多いようです。

しかし各家族によってその方針は異なるので、自分だけで判断がつかない場合は、まわりの親戚や両親に相談してみましょう。

赤ちゃんや小さな子どもは、お金をもらってもまだよくお年玉を理解できないでしょう。そういった場合は、ちょっとしたおもちゃやお菓子などを袋に入れて渡してあげても喜ばれるかもしれませんね。

お年玉の金額の目安

■0歳~未就学児
まだいらないといえばいらない年代ではありますが、近しい親戚であれば、新年をお祝いする気持ちをこめて、1,000円程度でお年玉を包んであげると喜ばれるでしょう。小学校に入るまでは、1,000円くらいが妥当です。

■小学生
小学生の場合は、親戚の親同士で決めておくと良いでしょう。小学生の低学年のうちは1,000円~2,000円程度、高学年になると2,000円~3,000円が妥当です。

■中学生
中学生になると、3,000円~5,000円のお年玉が妥当でしょう。お小遣いを自由に使えるようになる年頃なので、お年玉のあげすぎには注意が必要です。親戚によって金額の差があると気にするようにもなるので、親戚の親同士で金額と決めておくと安心です。

■高校生
趣味や遊び、携帯代など、何かとお金の使い道が増える高校生です。高校生へのお年玉は、5,000円~10,000円が良いでしょう。こちらも、親戚の親同士で金額を決めておくと安心ですね。

女の子におすすめのお年玉袋・ポチ袋

女の子は小さいときからかわいいもの、おしゃれなものが大好き。キュートなポチ袋をもらったら、中身を見る前からテンションが上がりそうですね。女の子におすすめのポチ袋を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【サンエックス】ポチ袋ワイド すみっコぐらし
¥253〜(2023/12/05 時点)

サイズ:18×9cm

映画が大ヒットしたすみっコぐらしは、小学生低学年を中心に大人気になっています。すみっコたちがかわいいこちらのポチ袋は、キラキラのホログラムシールも付いていますよ。お年玉だけではなく、いろいろなお祝い事に使えます。

サンリオキャラクターズ ぽち袋 お年玉ポチ袋3枚セット
¥242〜(2023/12/05 時点)

サイズ:約8.6×17.2cm

甘いくてふわふわしたかわいい和菓子に変身したサンリオキャラクターたちが描かれたポチ袋は、女の子の好きをぎゅっと詰め込んでいます。渡す相手の好みがわからないときにも喜んでもらえそうですね。

ポチ袋 トイプードル
¥318〜(2023/12/05 時点)

ふわふわのトイプードルポチ袋は、まるでぬいぐるみのようなかわいらしさで、もらったあとも大切にしたくなります。お金の使い方や価値がまだわからない未就学児には、一風変わったポチ袋で喜ばせるのもおすすめです。

ことぶき紙 豆ぽち袋
¥286〜(2023/12/05 時点)

サイズ:W6×H5cm

正方形のパステルカラーの封筒に、ゴージャスなゴールドのリボン。中には小さなメッセージカードも付いています。まるでプレゼントボックスのようなポチ袋は、もらった人の心をウキウキさせてくれますね。カラーは、白、うすみず、もえぎ、うすももから選べます。

男の子におすすめのお年玉袋・ポチ袋

男の子へのお年玉は、どんなポチ袋が良いのか迷いますよね。事前に好きなキャラクターなどをこっそり調査してみても良いでしょう。男の子が喜びそうなポチ袋を紹介します。

ポケットモンスター ピカチュウ ポチ袋 2024年モデル 各5枚入
¥198〜(2023/12/05 時点)

サイズ:7×11×3cm

ポケットモンスターの人気キャラクター「ピカチュウ」がデザインされたポチ袋です。2柄セットになっているので、きょうだいで使い分けもできます。愛らしいピカチュウに元気ももらえますね。

スター・ウォーズ 豆ぽち袋
¥137〜(2023/12/05 時点)

サイズ:3.5×6cm

一見おしゃれな和柄の封筒と思いきや、よく見るとスターウォーズに出てくるストームトルーパーのデザインが描かれたポチ袋です。ポチ袋に遊び心をプラスしたいときにおすすめですよ。素材は素朴で雰囲気のある伊予和紙で、お正月にぴったりです。

TRAIN POCHI BUKURO MIX
¥427〜(2023/12/05 時点)

サイズ:6.5×0.1×10cm

鉄道グッズショップトレニアートが手掛けるポチ袋は、在来線の通勤電車を正面から描いたデザインです。山手・中央各2枚、京浜東北・総武各1枚がセットになっています。電車や乗り物好きの男の子におすすめです。

ふかふか 辰年
¥462〜(2023/12/05 時点)

2024年の干支「竜」モチーフにしたポチ袋は、足を投げ出してちょこんと座る姿が愛らしいですね。両手で金の玉を抱え、お祝いの席にふさわしい華やかさも感じさせます。素材やデザインのインパクトで、お年玉のうれしさを倍増してくれそうです。

男女兼用おすすめお年玉袋・ポチ袋

ここでは男女どちらでも嬉しいポチ袋を紹介します。ちょっと変わった形からエンターテイメント性あふれるものまで、楽しいポチ袋がそろっていますよ。

出典:amzn.to
【大成紙器製作所】POCHI-PON
¥1,320〜(2023/12/05 時点)

サイズ:直径2.6cm

紙の道具にこだわったブランド「大成紙器製作所」が開発した、新しいタイプのポチ袋です。小さな筒型になっていて、フタを開けると「ポン!」という楽しい音がします。おめでたい気持ちを盛り上げてくれますね。くるくる丸めてお札を入れるので、折り目も付きません。

出典:amzn.to
ポチみくじ 3柄セット
¥300〜(2023/12/05 時点)

サイズ:W4.2×H8.5cm

お年玉にエンターテイメントをプラスした、おみくじ型ポチ袋です。六角形の筒型なので、お札だけではなくキャンディーや小物も入れられますよ。入っているおみくじは三種類ですが、全部吉です。もらった人はみんなハッピーになれますね。

出典:amzn.to
【creve】お札を折らない かわいい動物 ポチ袋
¥999〜(2023/12/05 時点)

サイズ:15.9×7.9cm

かわいい動物デザインのポチ袋は、お札を折らずに入れることができます。ポチ袋の内側にメッセージを書けるので、一言書いておくともらった喜びが倍増するかもしれません。

Amazon&楽天市場のお年玉袋・ポチ袋ランキングをチェック

Amazonや楽天市場にはほかにもさまざまなお年玉袋・ポチ袋が販売されています。ランキングをチェックして、ぜひお気に入りのものを見つけてくださいね。

大人として知っておきたいお年玉のマナー

新年の習慣と化しているお年玉ですが、あげるほうももらう方も礼儀を忘れないでいたいものです。本来のお年玉の由来を知っていれば、おのずとお互いに礼儀を尽くせそうですね。

お正月の豆知識として、お年玉の由来を子どもに教えてあげるのも良いでしょう。かわいいポチ袋に入ったお年玉をあげて、大人も子どもも一年の始まりを気持ちの良いものにしたいですね。

※この記事は2023年11月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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