赤ちゃん・子どもの知育パズル!種類別おすすめ20選(立体、ジグソーパズル、マグネット)
幼児の知育玩具にパズルがおすすめです。色やかたちを認識するようになる1歳半頃からパズル遊びができるようになります。ピースをつまんで型にはめることは、指先を思い通りに動かす器用さにつながります。形を観察する力、ひらめき、集中力も。今回、年齢に合わせたやさしいものから少し難しいものまでおすすめのパズルを20選ご紹介します。
本ページはプロモーションが含まれています
目次
入門編
はじめてのパズル遊びは、指先が上手に動かせるようになる1歳半頃に、ノブつきパズルや型はめパズルから始めると良いでしょう。ピースのつまみやすいものを選んであげましょう。つづいて、絵合わせパズルはキューブパズルがおすすめ。つみき遊びをしている中で絵合わせ遊びへと進められます。
はじめての、やさしいパズル
①ノブつきパズル「果物」(イギリス:Mリチャード社)
Mリチャード社のノブつきパズル「果物」はピースに持ち手がついた木製パズルです。りんご、いちご、バナナなど身近な親しみのあるくだものが、きれいなデザインで描かれています。パズルをはずすと果物の断面図が現れて遊び心をくすぐります。
1歳半~2歳頃におすすめで、親指、人差し指、中指の3本の指で、ピースのノブをつまんで、動かして、形を合わせてはめ込みます。形が合ってピースが枠にカチッとはまったとき、できた!と子どもは心地よい達成感を味わえます。
②ミニジグゾー「消防車」(ギリシャ:チェローナ社)
チェローナ社のミニジグソー「消防車」は4ピースの小さな木製のジグソーパズルです。絵柄は柔らかな優しいタッチ。ピースを外すと、消防車の中の様子が描かれています。大人の手のひらほどのサイズなので、お出かけの持ち運びにも便利です。
はじめてのジグソーパズルには4ピースくらいがおすすめ。子どもが試行錯誤しながら、偶然ピースが合う、という感じで自然とパズル遊びを楽しめます。
型はめパズル
③木のおもちゃローリングパズル(日本:ミキハウス)
ミキハウスのローリングパズルは、木製の筒型のパズルボックス。ころころと転がる丸いフォルムが特徴です。ブナの木の優しい質感のボックスに、目を引く鮮やかなパステルカラーのピース。
1歳前のハイハイの頃から、ローリングトイとして遊べます。転がすと筒の中でピースがカラカラと触れ合い、心地よい木の音色が聞こえます。1歳を過ぎると、ピースをつみき遊びとして楽しめます。1歳半頃から型遊びができるようになるでしょう。横からブロックが落ちる様子が見えるのはこのフォルムならでは。
④キーボックス 木製の型はめパズル(ドイツ:ニック社)
ニック社の「キーボックス型はめパズル」は、扉に鍵が付いた木製ボックスの型はめパズルです。ブロックの形はシンプルにまる、三角、四角の3種類のみ。各3色ずつあるので合計9個。鍵は本体から取り外せるので、鍵の開け閉めが難しいうちは鍵を取り外して遊ぶことができます。
1歳過ぎた頃は、扉を開け閉めしたりブロックを出し入れしたりするのが楽しいです。型合わせ遊びは1歳半頃に、最初は形の合わせやすい、まるのブロックができるようになります。ブロックがストンッと落ちる感覚を子どもが楽しみます。まるのブロックが色違いで3個あるのがうれしい。だんだんと、三角のブロック、四角のブロックの型合わせができるようになり、2歳頃になると鍵遊びも楽しめるようになります。
⑤パズルっこシリーズ かくっこパズル(日本:アガツマ)
アガツマ社の「かくっこパズル」は数字とさまざまなかたちのピースが18種類あるプラスチック製の型合わせパズルです。付属の鍵で扉の開け閉めができます。
本体はプラスチック製で軽いので、小さな子どももラクに家の中を持ち運べます。18種類のピースの形は、数字や台形、楕円など他では見られない珍しい形が多数。
絵合わせキューブパズル
⑥六面体パズル ナチュラル(スイス:アトリエフィッシャー社)
「六面体パズル ナチュラル」は4ピースの木製キューブが木箱に収まっています。キューブの6面に、ハト、ちょうちょ、うさぎ、きのこ、太陽、てんとう虫の絵柄がシンプルで親しみやすいタッチで描かれています。
1歳半頃に、はじめてのパズルとして遊ぶのにおすすめ。最初はキューブをつみきのように重ねて遊んだり、キューブを木箱に詰めてきっちり収まる感覚を楽しむことでしょう。そのうち、ママが絵柄を合わせてあげると、今度は自分でキューブを回して絵を探して、少しずつ絵合わせパズルの遊びへ発展させられます。
アトリエフィッシャーはスイスの玩具メーカーで、材料の調達からデザイン、製造まですべてスイスで行っています。パズルの役割を「木と子どもの対話」とし、遊びを通して、木の感触、温かみ、音を子どもが五感で感じることを大切に考えています。
⑦アニマルパズル(ドイツ:ネフ社)
アニマルパズルは25ピースのブナの木目がきれいな木製キューブパズル。キューブの6面には、ライオン、うさぎ、ぞう、ふくろう、さる、くまの6種類の動物が色を違えて印刷されています。動物の表情はシンプルで、どことなくユーモラス。
このキューブパズル、一見、簡単そうにも見えますが、実はなかなか手ごわいです。キューブパズルは置く位置の手がかりが絵柄しかないので、キューブの絵柄を見て顔のどの部分かよく考えないといけません。最初は付属のお手本シートの上にキューブを置いていくと良いでしょう。
動物たちの顔のパーツの位置がある程度いっしょなので、外枠はサル、中心はフクロウなどと、オリジナル動物を作って遊べますよ。
マグネットパズル
⑧ジオフォームセットボックス (フランス:ジェコ)
ジェコ社の「ジオフォームセットボックス」は、丸や三角や四角の形をした42個のピースマグネットがノート型の木製ボックスに収まっています。木製ボックスの内側の面には鉄製シートがはめ込まれていて、マグネットパーツがくっつくようになっています。小さなお手本カードが24枚付属されていて、ピースを選んでお手本と同じ絵を完成させるパズルです。もちろん、自由に好きな絵を作る遊びも楽しめます。
ジェコ社はフランスの玩具メーカーで、自然素材の木と布と紙にこだわり、創造性あふれる玩具を作っています。
ジグソーパズル
ジグソーパズルのジグソーとは英語で「糸のこ」の意味。ジグソーパズルの名前の由来ですが、古くは木の板を糸のこで切ってパズルが作られたことからジグソーパズルと名付けられたそうです。また、ジグソーパズルはイギリスの地図製作者によって考案されたと言われています。1枚の地図を板に貼って国の国境線に添ってカットして国をピースにしたパズルができたそう。
なるほど、地図パズルはジグソーパズルのルーツなんですね。遊びながら地理に強くなれるうれしいアイテムです。
絵合わせジグソーパズル
⑨くもんのジグソーパズル(くもん出版)
くもんのジグソーパズルは、パズルを置いていくピースの型に合わせた切り込みの入ったボードはありません。あるのは、でこぼこの形をしたピースのみです。イメージとしては大人のホビーのジグソーパズルのピースを大きくした感じです。そのため、絵やピースのでこぼこの形をよく観察することが必要です。ピースは丈夫な厚紙でできていて、ピタッと合うと気持ちが良く、一度はめたらずれにくい仕様になっています。絵柄は、電車や働く車、動物などがシリーズ別にあり、親しみやすいタッチで描かれていています。レベルはピースの数に応じて、ステップ1からステップ5まで細かくあります。
1歳半頃におすすめなのは「ステップ1だいすきどうぶつ」。子どもに人気の動物の絵柄で、2ピースは「うさぎ」と「ねこ」、3ピースは「あひる」と「ねこ」、4ピースは「パンダ」と「かえる」、6ピースは「ぶた」と「ぞう」の全8種類のパズルが入っています。
地理を覚えるのに最適
⑩くもんの日本地図パズル(くもん出版)
くもんの日本地図パズルは47の都道府県を正確な形に再現したピースのパズル。地方ごとに8色で分けられた基本ピースと、1色に統一された発展ピースの2種類が含まれます。プラスチック製の台は日本の形に合わせてくぼんでいます。ピースは高さがあり、台にカチャッとはめられます。台は閉じることができ、中にピースを収納することができます。
都道府県の位置と形を覚えるのにパズルは最適です。楽しくパズル遊びをしながら覚えられます。最初は地方で色分けされた基本ピースに取り組み、慣れてきたら、発展ピースへと段階的にチャレンジすると良いでしょう。
▼世界地図もあります。
くもんの世界地図パズル(くもん出版)
⑪大きな日本地図パズル(幻冬舎エデュケーション)
幻冬舎の日本地図パズルは、主要路線図と駅名、県庁所在地などが書かれています。各地の特産品、名所、産業、県の花や県の鳥などのイラスト入り。
パズル遊びとしては4歳頃から楽しめ、地理に興味が出てくる小学校低学年頃にもおすすめです。都道府県の位置や形はもちろん、地方の情報も合わせて地図を楽しく学べます。
透明ピースを組み上げるジグソーパズル
⑫クリスタルパズル(ビバリー社)
クリスタルパズルは透明なピースを組み上げるパズルです。ピースの形を手がかりに、立体的な完成イメージを創造しながら合わせていきます。商品に解説書はついておらず、解説書なしで挑戦することもできますが、お手上げのときはビバリー社のホームページから商品ごとの解説書がダウンロードできますよ。
難易度の高いパズルですが、出来上がりが美しく、玄関などに飾っておいてもかわいいです。パズル好きの子どもで8歳ぐらいから挑戦できます。スヌーピーやピカチュウなど人気キャラクターから、シンプルなアップルやスターなど、さまざまな種類があります。
図形センスを鍛えて理系脳に!
パズルの図形遊びの発展系をご紹介。三角形や四角形を組み合わせて指示通りの形を作るタングラム、L字や長方形の立体ブロックを使って立方体を組み上げる賢人パズルなど。とことん図形遊びを楽しみたい子どもに!観察力、空間把握能力、根気力などが鍛えられますよ。
⑬カタミノ(フランス:ギガミック)
カタミノはフランス発の脳トレパズルです。カラフルなペンタミノブロック(立方体5個からできている)と小さなブロック(立方体1個など)が木枠に収まっています。遊び方の基本は、様々な形をしたペンタミノブロックを組み合わせ、指定されたマス目(5マス☓5列、5マス☓6列など)を余白が出ないように埋めていパズルです。マス目の範囲や選ぶブロックの数によって難易度を変えられます。発想力や根気力が鍛えられますよ。
⑭賢人パズル(エド・インター)
エド・インターの賢人パズルは、7つのブロックを使って立方体を組み立てるパズルです。カラフルな色使いに1辺が3cmの立方体が3、4個くっついた大きめの木製ピース。立方体を完成させる56種類の問題が付属しています。3歳頃からおすすめで、空間握能力が養われることでしょう。
⑮NEWたんぐらむ(くもん出版)
タングラムとは、正方形の板を三角形や四角形など七つの図形に切り分けられたピースを使って、さまざまな形を作って楽しむパズルのこと。くもんのNEWたんぐらむは、木箱に三角形や四角形など形と大きさが異なる木製ピースが7つ収まっています。このピースを使って問題にあるシルエットを作ります。
シルエットが切り抜かれたイラスト入り「ガイドボード」を使うと、形が合っているのか間違っているのか分かりやすいです。「ガイドボード」はピースを2個だけ使う簡単なものからピースを7こ使う難しいものまで20枚ついています。また、47問の問題が掲載されたガイドブックが付属されています。
▼さんかくタングラムも
NEW さんかくたんぐらむ(くもん出版)
「NEWさんかくたんぐらむ」はピースが1種類で、同じ形の三角形の木製ピース8個を使うタングラムです。 ガイドボードは、1ピースをはめこむことから始める簡単なものから8ピース使うものまで24種類付属されています。
2歳頃に図形に親しむのに良いでしょう。形あわせをしながら、図形感覚が養われることでしょう。
⑯ルービックの2×2キューブ ver.2.0 (メガハウス社)
「ルービックの2×2キューブ」はキューブパーツの色付けがシールではなく、パーツ自体に鮮やかな色がついています。内部構造が改良され、回転がとてもスムーズ。サイズは1辺が4.6cmの立方体でとてもコンパクト、重さは58gと軽量なので持ち運びに便利。6面攻略書も付属されているので、8歳頃から入門編として遊べます。頭をひねり、手をひねり、6面そろったときの喜びは大きいですね。
パズルで対戦!パズルで創造!
パズルの図形遊びの要素を活かした、ゲームや創造的なブロックをご紹介します。
⑰魚つりパズル(日本:ボーネルンド)
ボーネルンドの魚つりパズルには、流線形の魚の木製パズルと、マグネットのついたさおが付属しています。魚は鮮やかなオレンジ、青、黄色に、縞模様などがついています。魚の形だけを頼りにピースを合わせるのはなかなか難しく、やりがいのあるパズルです。さおは別売りでもう1本購入することもでき、魚つりの対戦ゲームを楽しめます。
⑱ジェリク(Chung Jen Emblem Co.,Ltd.:台湾)
台湾生まれの知育立体パズル「ジェリク」。カラフルな四角枠が折り重なった1枚の平面から、立体的な図形が作れる画期的なパズルです。ジェリクは、四角枠パーツが大きいものから順々に小さいものへとつながっています。 伸ばしたり、曲げたりすると、あら不思議、キリンやゾウ、犬などが作れます。柔軟な創造力があれば、いろいろなものに見立てて作品が次々と生まれることでしょう。ジェリクを2つ以上組み合わせて、より複雑な立体的な図形をつくることもできます。レギュラーサイズ(横幅78×縦幅65×厚さ6mm)と大きめのLサイズ(横幅98×縦幅76×厚さ7mm)の2種類あり、子どもにはLサイズのほうが扱いやすいです。
⑲ブロックス(フランス:マテル社)
マテル社のブロックスはフランス生まれの陣取りゲーム。21個の異なる形のピースを角と角が接するように置いていき、最後にたくさんピースを置けた人が勝ちです。スペースに無駄のないようにピースを配置することは図形的センスが問われます。また、勝負に勝つには、相手が進めないように相手のピースの角をブロックすることが必要で、手持ちピースの中からどのピースを選んでどこに置くかよく考えないといけません。くり返しゲームをしていくうちに図形に強くなります。
⑳マグフォーマー(日本:ボーネルンド)
マグフォーマーはアメリカ発のマグネット式ブロック。ブロック同士がマグネットでくっつくため、ピースをめる動作がなく、ひらめきに合わせてスピーディーに作っていけます。磁石の力が強めなので立体的な作品作りもOK。ピースに上下、表裏の決まりがないので、全方向につなげられ、ひっくり返したり、角度をつけたり思いのまま。
図形遊びに最適で、四角形と扇形をつないでハートの形を作ったり、形の組み合わせで新しい形が生まれます。平面で箱の展開図を作り、組み立てると立方体へと変化。形を認識して、組み合わせを考えて、発想力豊かな子どもは次々とアイディアを形へと表現していくことでしょう。
知育パズルの売れ筋ランキングもチェック!
楽天・Amazonで知育パズルのランキングを確認したい方は、以下のリンクから探してみてください。
パズル遊びは達成感が大事
パズルは、子どもの指先の器用さや観察力の成長に合わせて、少し頑張ったらできそうな、やさしすぎず、難しすぎないものを選びましょう。最初はできなくても、繰り返し遊ぶことで、パズルを解くヒントを自分で見つけて、自然とできるようになるでしょう。大事なのは、パズル遊びの楽しさ、できたときの達成感を味わうことです。それが原動力となり、次のステップへつながることでしょう。