生理が漏れる原因と対処法!ナプキンから漏れないための注意点は?【みんなの失敗談】
生理中の女性なら誰でも、経血の漏れは気になるものですよね。経血の漏れは「洗濯が大変」「お気に入りの服が汚れてショック」というだけでなく、状況によっては恥ずかしい思いもするため、できれば避けたいものです。そんな経血の漏れを防ぐ、さまざまな方法を紹介します。
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目次
生理あるある?ナプキンから経血が漏れる悩み
女性なら誰でも「ナプキンから経血が漏れてしまった」という経験があるでしょう。
特に生理が始まったばかりの小中学生は、自分の生理周期や経血量などが十分に把握できていないため、漏れてしまうことが多いかもしれませんね。生理の経験を積んでいる大人の女性でも「職場の椅子に漏れてしまって焦った」などという人がいるのではないでしょうか。
ナプキンから経血が漏れる悩みは、年齢問わず女性共通の悩みといえます。
ナプキンから生理が漏れる原因は?
生理の漏れ対策をしっかりとするためにも、まずはナプキンから経血が漏れる原因を知りましょう。
経血量がナプキンのサイズに合っていない
ナプキンは経血量に合わせて「多い日用」「軽い日用」などさまざまな種類があります。生理2日目のような量が多い日に「軽い日用」をつけると、経血量がナプキンの吸収力を上回ってしまい、生理が漏れる可能性があります。
また、ナプキンを長時間取り替えないのも、ナプキンが経血を吸収しきれなくなり、漏れの原因になってしまいます。
ナプキンがずれる
ナプキンが何らかの理由で下着からずれたりよれたりすると、肌とナプキンのあいだにすきまができてしまい、生理が横や後ろから漏れる原因になります。
最近のナプキンは動いてもずれないようにフィット感が追求されているものばかりですが、体育の授業やスポーツなど身体を激しく動かすときはナプキンがずれやすくなるため注意が必要です。
寝ているときも漏れやすい
寝ているときは無意識にさまざまな姿勢をとるため、昼間より漏れる可能性が高まります。仰向けは、経血がお尻の割れ目をとおって後ろに漏れる「伝い漏れ」が起こりやすくなり、うつ伏せは前漏れ、横向きは横漏れの原因になります。
朝起きて、シーツや布団の汚れに気づいて「しまった」と思ったことがある女性は多いでしょう。
ナプキンから生理が漏れるのを予防する方法
経血量に合ったナプキンをつける
ナプキンは経血量に合うものをつけましょう。生理2日目など経血量が多い日には羽つきナプキン、生理が終わるころには羽なしナプキンをつけるなど、使い分けるのがおすすめです。特に経血量が多い日には、日中でも夜用のナプキンをつけるという方法もあります。
ナプキンをこまめに交換する
漏れるのを防ぐためにもナプキンはこまめに交換し、常にナプキンの吸収力を保つようにしましょう。多い日には1~2時間おきに取り替えると良いでしょう。外出中はナプキンが足りなくならないように、多めに持ち歩くようにすると安心です。
羽つきのナプキンをつける
ナプキンには羽がついているタイプとついていないタイプがありますが、漏れ対策には羽つきがおすすめです。
羽つきなら、羽でナプキンをショーツにしっかりと固定することができるので、ナプキンのずれが少なくなり横漏れを防ぐことができます。また、万が一、横漏れしたときも羽の部分が経血を吸収してくれますよ。
羽つきは羽なしに比べて割高だったり、つけるときにひと手間必要だったりといったデメリットもありますが、いつもよりアクティブに動く日や量が多い日には便利です。
生理用パンツ(サニタリーショーツ)を履く
サニタリーショーツとは、ナプキンをつける位置に経血が漏れるのを防ぐ防水シートがついている生理専用のパンツです。普通のショーツよりも身体にしっかりとフィットするため、ナプキンもずれたりよれたりしにくく、生理中の漏れ対策におすすめです。
サニタリーショーツは大きく分けて昼用と夜用の2種類あり、夜用は後ろまでの長い防水シートがついています。量が多く伝い漏れが心配な夜に履けば、朝まで安心して眠れますよ。
その他にもナプキンの羽をしまえる2重構造のものや、前側にナプキンを収納できるポケットがついているものなどがあります。経血量や自分の使い方に合わせて選びましょう。
オーバーパンツを重ね履きする
下着の上からスパッツなどのオーバーパンツを重ね履きするのも対策のひとつです。オーバーパンツを履くことで下着のずれを抑える効果があり、経血が漏れるのを防いでくれます。
オーバーパンツもサニタリーショーツと同じように、寝ているときに前や後ろへ伝い漏れをしても安心な防水機能つきのタイプもあります。心配なときはサニタリーショーツと合わせて使うと良いでしょう。
タンポンや月経カップを併用する
ナプキン以外の生理用品として、タンポンや月経カップがあります。これらの生理用品は、どちらも腟内で経血を受け止めてくれる仕組みのため、基本的に体外に漏れることはありません。
量の多い日や運動するときなど、ナプキンから経血が漏れやすい日には、タンポンや月経カップを併用して漏れを最小限に抑えるのも手です。ただし、タンポンや月経カップも入れ方が間違っていたり、長時間使用したりすると、経血が漏れてしまう可能性があるため、正しく使うようにしましょう。
■サイズ:長さ45mm×幅38mm、容量23mL
■素材:シリコンやラテックスをふくまない低アレルギー性医療用TPE
■カラー:ホワイト、ブラック、レッドなど8色
■持ち手の種類:リング、ボール、ステム
メルーナはドイツ製の月経カップです。カップの原料は、ドイツの医療器具や哺乳瓶の乳首にも使われている低アレルギー性の素材を使用。漂白剤や消臭剤は不使用で、安全性にこだわっているのが特長です。
使用シーンに応じて「スポーツ」「クラシック」「ソフト」の3つの柔らかさを用意しています。月経カップを使うのが初めての方には、ほとんどの女性に適した柔らかさに作られた「クラシック」タイプがおすすめ。持ち手のタイプは、握りやすく取り出しやすいため月経カップ初心者向けの「リング」のほか、腟に当たる面積が少ない「ボール」、しっかりと奥まで挿入したい方向けの「ステム」から選べますよ。
絶対に汚したくない日にはパンツ型ナプキンを使う
絶対に失敗したくない日におすすめなのが、パンツ型のナプキンです。通常のナプキンで起こりがちな横漏れだけでなく、前や後ろへの伝い漏れまでしっかり防いでくれるので、旅行やお泊まりなど絶対に汚したくないときにも安心です。
しかし、普通のナプキンに比べて蒸れる、価格が割高といったデメリットがあります。
自分の生理周期や経血量を把握する
生理が漏れるのを防ぐためには、自分の生理周期や経血量を把握することも大切です。基礎体温をつけたり、生理の量を観察したりすることで、「そろそろ生理がくるな」「私は3日目も量が多いから気をつけよう」などと意識しやすく、適切な対策ができます。
生理周期や経血量を知っていれば、生理不順になったときなども気づきやすく、病気やトラブルをすぐに発見できるというメリットがありますよ。
ナプキンから生理が漏れたときにあわてないための対策
どんなにしっかりと漏れ対策をしていても、ナプキンから生理が漏れてしまうことはあります。万が一、漏れてしまったときにあわてないために、生理中に心がけたいことは何でしょうか。
濃い色の服を着る
生理中はどんなに気をつけていても、経血がついてしまう可能性がゼロではありません。万が一、経血がしみて服が汚れても人に気づかれないよう、生理中は経血がついても目立たない濃い色の服を着るようにすると良いでしょう。
逆に、白やパステルカラーなどの淡い色の服は避けたほうが無難です。特にボトムスの色には注意しましょう。
夜寝るときはシーツの上にバスタオルを敷く
布団を汚してしまうと洗濯が大変なので、寝ているときに経血が漏れるのも避けたいですよね。寝ているときに気軽にできる対策として、シーツの上にバスタオルを敷くという方法があります。これなら寝ているときに経血が漏れても、布団が汚れる可能性が低くなるのでおすすめです。
生理中は替えの下着を持ち歩く
生理中はどんなに気をつけていても、下着を汚してしまうことがあります。経血がついた下着を身に着けたままでいると、服にも経血がうつりやすいため、できれば下着を交換したいですね。そのため、生理中は替えの下着をサニタリーポーチなどに入れて持ち歩くようにすると安心です。
汚れた下着を入れるためのビニル袋も準備しておくと、他のものを汚さずに持ち帰ることができるので便利です。
タンポンや月経カップは生理が漏れないの?
タンポンや月経カップは腟内で経血を受け止めるため、体外に漏れる経血を少なくすることが可能です。しかし、タンポンや月経カップを使えば絶対漏れないというわけではありません。たとえば定められた使用時間を超えて使用したり、挿入の仕方を間違えたりすると、経血を受け止めきれず漏れてしまうこともあります。
タンポンや月経カップの効果を高めるためにも、定められた使用方法や使用時間を守って使うことが大切です。誤った使い方は効果がないばかりか、漏れる原因になってしまうので注意しましょう。
生理が漏れない寝方や座り方はある?
経血が漏れない寝方や座り方があれば、女性なら誰でも知りたいかもしれません。しかし残念ながら、どんな寝方や座り方でも漏れる可能性はあります。
したがって、自分の生理の量に合わせて生理用品を選び、こまめに交換するなどして漏れる可能性を最小限にしていくのが一番の対策といえるでしょう。
生理が漏れて血がついた下着・服の洗濯方法
血液汚れは時間が経つほど落ちにくくなり、しみの原因になってしまうため、汚れた下着や服は早めに洗うのがおすすめです。お湯で洗うと血に含まれるたんぱく質が固まり、汚れが落ちにくくなるので、必ず水で洗ってください。
もし水で落ちなかった場合は、経血専用の洗剤など血液汚れに強いアルカリ性の洗剤で洗濯すると、きれいに落とすことが可能です。
しかし、いつでも洗濯ができる状況ではありませんよね。たとえば職場の椅子に経血がついてしまったら、洗濯自体が難しい場合もあります。
もし椅子を汚してしまった場合は、オキシドールまたはアルカリ性の洗剤を含ませたコットンやタオルで、汚れを叩くように押し当ててしみ抜きしましょう。経血専用の洗剤やしみ抜き剤を使うのもおすすめです。
みんなの生理が漏れた失敗談!
タイトなベージュ色のワンピースを着て外出していたときに突然生理が来て漏れてしまい、恥ずかしい思いをしました。自分では生理が来たことにまったく気付いていなかったのですが、デパートで買い物をしていたら知らない女性に「あの、後ろにシミがついていますよ」と声をかけられてびっくり。あわててトイレに駆け込んで確認したところ、ワンピースに赤茶色のシミがうっすら広がっていて、とてもショックでした。
トイレットペーパーで下着についた経血をできるだけふき取り、ワンピースのしみはラッキーなことにカーディガンを持っていたので腰に巻いて隠せました。トイレを出たら下着売り場に直行。サニタリーショーツを買い、ナプキンもサービスでもらえたので、またすぐにトイレに行き着替えました。
「一体いつから漏れていたのだろう」と考えると恥ずかしくてたまりません。あのときに教えてくれた女性には本当に感謝です。
デスクワークをしていて座っている時間が長いのですが、気づかずに経血が漏れてしまっていたことがありました。幸い少量で済んだことと濃い色の服を着ていたことから、しみはそこまで目立ちませんでしたが、周囲に気づかれたらどうしようと落ち着かなかったです。下着はコンビニで買って履き替えました。
それからというもの、生理の2日目など特に経血量が多い日は、なるべく濃い色の服を着ていくようになりました。経血量に合わせてナプキンを使い分けたり、スパッツを重ね履きしたりもしています。
もともと生理の量が多く、寝ているあいだにシーツにまで漏れてしまったことが何度もあります。ショーツとパジャマだけでなく、シーツまで洗濯しないといけないため、非常に面倒で残念な気分になります。
夜用ナプキンでカバーできないことが多かったので、夜だけ「タンポン+夜用ナプキン」にしたら、漏れることはなくなり快適です。
生理が終わりかけのころに彼氏の家にお泊まりして失敗してしまいました。急なお泊まりだったので夜用のナプキンを持っていなかったのですが「もう生理の量は少ないし、昼用でも大丈夫かな」と油断をして寝たら、横からも後ろからも漏れてシーツにも経血がしっかりとついてしまいました。
「しまった!」と焦り、彼氏にバレないようにシーツを洗えないかと考えていたのですが、彼氏には「なにかあったの?」とバレバレ。汚してしまったことを正直に話したところ、「全然気にしないで」と言いながらすぐに洗濯してくれました。
生理が漏れるほど多いと過多月経かも?
過多月経とは、子宮の病気やホルモンバランスの乱れが原因で、経血量が多くなる症状をいいます。過多月経になると、レバーのような血の塊が出たり、ナプキンが1時間と持たず昼間でも夜用のナプキンが必要なほど経血量が増えたりします。生理の日数が通常より長くなる過長月経を伴う場合もあります。
過多月経に気づかず放置していると貧血を起こし、日常生活に影響が出る場合もあるので注意が必要です。適切な対策をしても漏れる場合は、産婦人科を受診して過多月経ではないか確認してみましょう。
自分に合った対策で漏れる悩みを解消しよう
経血の漏れは生理中の女性共通の悩みですが、上手に対策すれば漏れるのを防ぐことは可能です。そのためにもまずは自分の生理について知り、どんな対策が適しているのか考えてみてくださいね。自分の身体や生活スタイルにフィットする方法を見つけて、生理中の悩みを少しでも減らしたいですね。