サニタリーショーツのおすすめ10選！ボクサータイプ・ローライズ・子ども用など紹介！

サニタリーショーツとは、生理期間中に着用する生理専用のショーツです。生理用ショーツ、生理用パンツの名前でも販売されています。通常の下着にはない工夫が施されており、クロッチ（マチ=下着の股の部分）がナプキンの着用に適した形状、素材になっています。

たとえば、クロッチ部分に防水布が使用されているタイプでは、経血が漏れにくく多い日でも安心です。ストレッチ素材や立体構造ならずれにくく、アクティブに過ごしたい人でもいつもと変わらず過ごせます。普通のショーツだとこびりついてなかなか剥がれないナプキンの糊も、サニタリーショーツならスムーズに剥がせます。

ほかにも、においが気になる日は消臭素材、お肌が敏感になっているときはシームレスや天然素材など、使い方や生理の悩みに沿ったさまざまなタイプのサニタリーショーツがそろっています。自分の悩みに合ったショーツを選べば、生理期間も快適に過ごせそうです。

羽つきナプキン対応のショーツは、クロッチ部分が二重構造になっているのが特長です。内側の布にナプキンの羽を巻きつけるようにセットして使います。内布と外布のあいだに羽が隠れるので、その上にストッキングやタイツを履いても、外からはナプキンが見えません。身体のラインにもフィットしやすく、ずれを防いでくれますよ。

お腹の冷えが気になる人や、お尻までしっかりカバーしたい人は、ハイウエストタイプやボクサータイプのサニタリーショーツがおすすめです。ハイウエストタイプはおへそまですっぽり覆う深履きタイプのデザインとなっており、腹巻をしているような安心感があります。お腹周りのだぶつきが気になるときは、レースタイプや伸縮性のあるフィットタイプを選ぶと良いでしょう。

ボクサータイプはお尻全体を包み込む構造で、食い込みによるずれの心配が軽減されます。経血量が多く、夜用のナプキンだけでは横漏れや伝い漏れが心配という人の中には、一般的なサニタリーショーツの上から、透湿素材を使ったボクサータイプのサニタリーショーツを重ね履きしているという人もいます。

お腹周りまですっぽりと覆うようなデザインが多いサニタリーショーツですが、ローライズやシームレスのショーツなら、生理期間中もおしゃれを存分に楽しめますよ。ローライズは腰回りが浅くすっきりしているため、ウエスト部分から下着がはみ出てしまう心配もありません。

またシームレスは縫い目がない製法で作られているため、アウターに響きにくいのが特長です。下着のラインが気になるパンツやスーツスタイルが多い人は、何枚かそろえてみてはいかがでしょうか。肌が敏感で「縫い目があたるとかゆくなる」という肌トラブルにもおすすめです。

サニタリーショーツは、ゴムを内蔵したり伸縮素材を使ったりしてナプキンのずれを防いでくれます。しかしその分フィット感が強く、締め付けが苦手だと感じる人もいるようです。ローライズやシームレスタイプのサニタリーショーツはお腹周りの締め付けが緩く、苦しさを感じにくい作りです。腹巻きで冷え対策をしながら、使用してみるのも良いですね。

ポケット付きのサニタリーショーツには、前面にナプキンが1枚入るくらいの小さなポケットが付いています。サニタリーポーチの代わりになる便利な1枚で、人目を気にせずナプキンを持ち運べます。

ナプキン入れとしてではなく、冷え対策にカイロを入れるポケットとして使用することもできます。カイロを直貼りしてお腹がかゆくなってしまったり、どこかに落としてしまったりといった心配がないですよ。

見た目は通常の下着とほとんど変わらない、ジュニアタイプのサニタリーショーツもあります。思春期のころはにおいが気になったり、サニタリーポーチを持ち運ぶのが恥ずかしかったりといった悩みがつきものです。そんな気持ちに寄り添うように、消臭タイプやポケット付きが充実しています。

小中学生の女の子は、経血量がまだ安定していません。そのため羽つき対応のものよりも、股の切込みが深いハイレグタイプが多くそろっているのもポイントです。もしも経血量が多く羽つきナプキンを使用するときは、股の深さも気にしてチェックしてみましょう。

サニタリーショーツは下着を扱っているショップや通販、ナプキンを扱っているコンビニや薬局で購入できます。とはいえ、下着は置いていてもサニタリーショーツがないお店もあります。

ユニクロやGUのショーツは、履き心地や丈夫さが人気です。ユニクロからも吸水サニタリーショーツが発売されています。（2022年5月現在）。無印良品のサニタリーショーツは、オーガニックコットンが混合されています。履き心地が良いと好評で、通販でも購入できます。しまむらのサニタリーショーツはお手頃価格なので、洗い替えをそろえておきたいときにおすすめです。

Amazonや楽天で人気なのはワコール、アツギ、グンゼなどの下着・繊維メーカーのものや、ロリエやソフィといったナプキンブランドから発売されていますよ。

無印のサニタリーショーツは、ストレッチが効いていて履き心地が良いと評価が高いショーツです。クロッチ部分が二重になり、防水機能は無いですがムレを防げるというメリットがあります。サニタリーショーツのゴワゴワした履き心地が苦手な方にもおすすめですよ。

やわらかな履き心地に定評があるsloggi（スロギー）シリーズのサニタリーショーツは、伸縮性がある綿混素材でフィット感も抜群です。ウエストと股口部分がレースになっていて、ゴムが食い込まないのもうれしいポイントです。ナプキンの羽をしまえる二重構造と長めの防水布が漏れやずれを防いでくれますよ。

生理用品メーカーのユニ・チャームが手掛けたサニタリーショーツは、ナプキンを上に引き上げる構造でフィット感をアップさせました。コットンタイプで通気性も良く、ナプキンによるムレを軽減してくれます。クロッチ部分は羽をしまえる二重構造になっているので、おでかけのときも安心です。

ソフィシリーズのサニタリーショーツは「ナチュラルフィット」のほかに、アウターに響かない「エレガントフィット」、ストレッチレースを使用した「ナチュラルフィット」、動きやすいストレッチコットンを採用した「カジュアルフィット」など、全7種類で展開しています。

ナプキンブランド「ロリエ」のサニタリーショーツは、敏感肌に向けた「すはだ快適モード」、生理中のおしゃれの邪魔をしない「おでかけモード」、多い日も安心の「しっかりモード」の3モード、9種類がラインアップされています。

アクティブガードはしっかりモードの夜用商品として設計されており、ボクサータイプのデザインでお尻全体をすっぽり包み込む仕様となっています。クロッチ部分には独自開発の弾力パッドが埋め込まれ、ナプキンのよれやずれを防ぎます。就寝中の伝い漏れ対策におすすめです。

ゴムを使用しない立体構造で、やさしいフィット感を追求しました。伸縮性にすぐれたコットンだから、しめつけ感がないのに漏れやずれを防げる安心感があります。日本製の防水シートはボディヒンツオリジナルの素材で、透湿性にすぐれた消臭機能付きで、カサカサ音がしないのが特長です。

クロッチ（マチ）の部分が、防水布と優しい肌触りのドライメッシュとのハイブリット構造になっている「サラッとマチ」で、ごわつきのない仕上がりです。おりものを吸収する構造のため、おりものが多い日や、生理開始時の微量の経血も吸収します。生理日以外でも毎日履けるようにこだわって設計された商品です。

ドット柄のボクサータイプ以外に、通常デザインでハート柄、無地、ウエストレースなど柄も豊富に展開しています。肌や使い心地があえば、いくつかそろえておくのも良さそうです。

浅めのローライズながら、「トラタニ」ならではの立体製法でお尻の丸みに沿ってフィットし、お尻全体をキュッと引き締めます。ナプキンのよれやずれを防ぎながら、メリハリあるボディメイクができるのも、トラタニのショーツならではといえそうです。

防水布にはあえて伸縮性を持たせていません。そのため、通常のショーツと比較してフィット感が不足していると感じる場合もあるようです。また、太もも周りに張りがある体形の場合、ハイカットタイプのデザインがおすすめです。

肌触りに定評があるシルク製のサニタリーショーツです。サラサラとしていて、むれをのがしてくれるため、生理期間中のデリケートな肌にもやさしいのがポイントです。肌が当たる部分にはできるだけシルクを使用した作りで、裾口はシルク生地にレースをのせています。洗濯はネットに入れて洗濯機の手洗い機能を使用するか、手洗いで行ってください。

天然コットンのナプキンメーカー「ナチュラムーン」が手掛けるオーガニックコットンのサニタリーショーツは、生理日以外でも日常使いをしたくなるような履き心地です。

トルコ産の綿花をつむいだ糸を日本に輸入し、日本国内で製造しています。クロッチ部分の幅は通常のサニタリーショーツよりもやや広めで、縫い目は厚みが出ないようにフラットに仕上げていますよ。

ナチュラムーンはもちろん、布ナプキン着用時にもおすすめです。

ロングナプキンに対応したサニタリーショーツで、サニタリーショーツ専門ショップ「さくらスター」が扱っています。40cmのロングナプキンは、股がみの浅いボクサータイプだとはみ出してしまう心配がありますが、防水シートがウエスト部分までしっかり覆って伝い漏れを防ぎます。

背面にある立体ギャザーと内蔵ゴムがナプキンをキュッと引き寄せ、お尻の谷間にしっかりフィットさせますよ。それでいて身生地には天然繊維の綿を使用しているため、むれも軽減してくれます。羽ナプキン対応で、羽は内側にしまえる構造です。

サニタリーショーツは通常のショーツよりも、汚れが落ちやすい素材を使用しています。それでも、綿が含まれていたり、伝い漏れして防水加工以外の場所が汚れてしまったりすると、1回の洗濯では汚れが落ちないこともあります。

経血がショーツに付着してしまったら、なるべく早く水洗いするようにしましょう。時間が経てばたつほど、血液が固まってしまいシミになりやすくなります。水洗いで落ちない汚れは、酸素系漂白剤やアルカリ系洗剤に2～3時間浸け置きしてから洗うと良いでしょう。アルカリ性の洗浄液は、水にセスキ炭酸ソーダを溶かすと簡単に作れます。

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生理は3～7日間ほど続きます。生理期間中は気持ちの落ち込みに加え、ナプキンによるむれやかぶれ、においなど気になることだらけですね。サニタリーショーツは生地に消臭加工を施していたり、防水加工で汚れが外に漏れにくかったりと機能性が充実しています。

薄手の生地やシームレス加工のショーツを選べば、おしゃれも十分に楽しめますよ。生理期間を少しでも快適に過ごすために、自分にあったショーツをみつけてのびのびと過ごしましょう。