生理ではないのに、生理痛のような痛みが起こる原因は?

生理期間以外に生理痛のような痛みが起こったら、何か病気があるのではないかと心配になりますよね。生理ではないときの生理痛のような痛みの症状や原因には、どのようなものがあるのでしょうか。医師監修の記事で解説します。

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記事監修

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目次

  1. 生理痛のような痛みが起こるのはなぜ?
  2. 原因1.排卵痛
  3. 原因2.妊娠超初期症状
  4. 原因3.仙腸関節炎
  5. 原因4.子宮筋腫
  6. 原因5.子宮内膜症
  7. 原因6.卵巣のう腫
  8. 原因7.子宮頸管炎
  9. 原因8.更年期障害
  10. 痛みが続く場合は早めの受診を
  11. あわせて読みたい

生理痛のような痛みが起こるのはなぜ?

生理痛は、腹部や腰に感じることが多いものです。生理期間でないにもかかわらずに生理痛のような痛みがある場合は、子宮・卵巣に何らかの問題があることが考えられます。痛みの原因は、臓器の疾患として特定できる器質的なものと、臓器に異常はないけれど働きに問題があるとされる機能的なものに分類されます。

子宮や卵巣の問題は、腎臓や肝臓に関連しているケースもあります。 臓器の働きが原因であれば、腎臓の場合は肉体疲労や運動不足、冷えが考えられます。肝臓の場合は、刺激物の過剰摂取やストレス過剰が考えられます。

鎮痛剤を服用し、すぐに痛みの症状が改善される程度であれば、慌てずに気持ちを落ち着けて対処し、自身の体調を考えながら受診のタイミングを決めましょう。 生理痛のような痛みには、思わぬ病気が潜んでいる可能性があります。原因が何であるかは、自己判断せずに専門家の判断を仰ぎましょう。 

生理痛のような痛みがある場合に考えられる原因としては、以下のようなものがあります。以下でそれぞれについてご紹介します。

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原因1.排卵痛

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排卵期に、下腹部の張りや痛み・腰痛が起こることがあります。黄体による卵巣の腫れと女性ホルモンの影響と、排卵が原因で起こる卵巣からの微量な出血によって痛みを感じることがあります。

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原因2.妊娠超初期症状

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子宮のあたりのチクチクとした痛みやキュッとした痛み、下腹部が引っ張られるような痛みがある場合は、妊娠の超初期症状の可能性があります。心当たりがある場合は、妊娠検査薬で判定してみましょう。

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原因3.仙腸関節炎

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腰痛やおしりにズキンとした痛みがある場合は、仙腸関節炎の可能性があります。痛みでまっすぐに立てない、横になると痛みが和らぐといったことも特徴です。仙腸関節炎とは、不自然な体勢や出産による骨盤のゆがみによって「仙腸関節」(腰椎の下にある仙骨とその外側にある腸骨をつなぐ関節)が炎症を起こすもので、骨盤や骨盤周辺に痛みが生じます。

原因4.子宮筋腫

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普段から生理期間が10日以上いていて出血量が多く、レバー状の塊が出ることがある場合は、子宮筋腫が疑われることがあります。仰向けに寝て下腹部を触ると、こぶのような異物を感じられることもあるようです。

子宮の筋肉の中や粘膜の下に、コブ状の塊(良性の腫瘍)ができ、この塊が生理痛のような鈍痛の原因となります。子宮筋腫は、思春期前の女性には発症することはほとんどなく、40歳以上の4人に1人が持っているといわれています。そのため、女性ホルモンが関係していると考えられています。

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原因5.子宮内膜症

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子宮内膜症とは、本来子宮の中だけにある子宮内膜組織が、卵巣・腟・腸・膀胱など、子宮以外の場所に発生してしまう病気です。生理痛のような下腹部の痛みが長期間続き、次第に強くなるような場合は、子宮内膜症が疑われます。普段から排便時や性交時に、下腹部に引きつるような痛みがあり、生理中の出血量が多いことが特徴です。

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原因6.卵巣のう腫

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卵巣のう腫はポピュラーな病気で、卵巣の病気の中で80%を占めるといわれています。下腹部にチクチクとした痛みや張りを感じることが多いようです。

卵巣のう腫は自覚症状が出にくく、沈黙の臓器といわれています。ひどい痛みを感じる場合は、卵巣の茎がねじれていることも考えられるので、疑わしい場合は早めに受診しましょう。

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原因7.子宮頸管炎

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下腹部痛や腰痛、発熱、おりものが黄色くなる、おりものの量が増えるといった症状がみられる場合は、子宮頸管炎が疑われます。子宮頸管炎とは、分娩や流産、タンポンの長期使用、性病などで、子宮頸管が細菌に感染し炎症を起こすことが原因で起こるものです。

原因となる性病には、淋菌やクラミジアやトリコモナス、細菌ではブドウ球菌・連鎖球菌・大腸菌などが考えられます。子宮頸管炎に気付かないまま妊娠すると、細菌が子宮の中へ感染し、絨毛膜羊膜炎を起こす可能性があります。子宮に収縮が起こって早産になるおそれもあるので、注意が必要です。

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原因8.更年期障害

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更年期障害の症状のひとつに、下腹部痛があげられます。下腹部痛、頭痛、腹痛、体のふらつき、微熱、めまい、肩こり、慢性疲労、便秘などがある場合は、更年期障害が原因となっていることも考えられます。閉経前に子宮の収縮が起こり、痛みの原因となることもあります。

更年期は、ホルモンバランスの変化によって卵巣の機能が低下し、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣のう腫などを発症することがあります。ひどい下腹部痛が続く場合は、安易に更年期のせいだと判断せずに受診しましょう。

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痛みが続く場合は早めの受診を

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生理痛のような痛みは、我慢すればなんとかなるとついつい後回しにしてしまいがちです。特に、生理痛に関わる話題はデリケートなため、人には相談しにくいこともありますよね。

自己判断で「これぐらいなら耐えられる」と軽視したことで、後に大事を招くおそれもあります。痛みが長期間続いたり、明らかにいつもと違う痛みを感じたりする場合は、我慢せずに早めに受診しましょう。

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