2歳児におすすめの習い事5選!先輩ママはどうやって選んだ?【体験談】
育児も2年経つとママに少し余裕が出てきます。子ども自身のできることがぐんと増え、そろそろ子どもに新しいことをさせてあげたいと思いから習い事を検討する家庭もあるでしょう。ここでは先輩ママの体験談を交え、2歳児におすすめの習い事を紹介します。選び方のポイントなども掲載しているので、迷っている人はぜひ参考にしてみましょう。
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目次
2歳児で習い事をするメリットは?
子どもが小さいうちは習ったことを習得するのが早い
2歳児は感性も身体も柔軟で、何ごとも習得するのが早いのが特徴です。未知のことへ対する苦手意識や恐怖心が薄く、習い事に対しても日常の延長線として習得していきます。
子どもに年齢に合った刺激を与えてあげられる
2歳児は成長が著しい時期です。自立心が芽生えいろいろなことに挑戦したいという気持ちが出てきます。また1歳のころと比べて行動範囲も広がり、運動能力も格段にアップする時期です。子どもに合った習い事を始めることで子どもの心と身体に適切な刺激を与え、さらなる成長が見られるようになるでしょう。
ママやパパが交友関係を広げやすい
習い事を始めることで得られるメリットは子どものことだけではありません。習い事のグループレッスンなどを通してママ友やパパ友を作るきっかけが得られることもあります。育児の悩みや地域の小学校など、さまざまな情報交換ができる子育ての同志の存在はありがたいものですね。
生活にリズムが付きやすい
習い事を始めることで子どもの生活にリズムが付きやすいというメリットがあります。これから保育園や幼稚園に入る前段階として、毎週同じ時間に教室に通うという習慣は、ママや子ども自身の良い練習となるでしょう。
2歳児の習い事はどう選ぶ?【体験談】
送迎のしやすさ
2歳になると早ければ第一次反抗期が訪れる子どもも増えます。いわゆる「イヤイヤ期」ですね。そんな子どもを決まった時間に連れ出すというのは想像以上に大変なことです。イヤイヤが始まってしまうと連れて行くにもひと苦労ですから、送迎のしやすさと自宅から遠すぎない教室というのは習い事を選ぶ上で重要なポイントですよ。
子どもが2歳になり育児に少し余裕が出てきたため何か習わせたいと思い、近所にある幼児教室に通うことにしました。家から距離が近いため通いやすく、長く続けられました。
口コミや評判
教室側が公開しているプログラムや料金形態で比較することは大切ですが、可能であれば利用者の声をチェックしてみましょう。ママ友の子どもがその教室に通っているなら、実際の評判を教えてもらえると安心ですね。またインターネットなどで口コミをチェックできることがあるようです。
体験に行く
習い事によっては見学や体験を受け付けていることもあります。基本的には無料か、もしくは少額の利用料金を支払えば教室の生徒に混ざって教えてもらえることもあるようです。体験をすると子ども自身が楽しんでいるかどうか、嫌がっていないかなど反応を見ることができますよ。
近くの音楽教室で体験教室が開催されていたので、軽い気持ちで娘を連れて行きました。楽しそうにしていたので、そのまま習わせることにしました。
マンツーマンのの英会話教室の体験に参加しました。娘は外国人の先生が苦手だったようで終始泣きっぱなしだっため、そのときは習わせるのをやめました。
経済的に負担にならないか
一度習い事を始めると長期に渡って通う可能性もあるので、経済的に負担にならない月謝であるかはとても重要です。子どもが小さいうちは教育費の絶好の貯めどきでもありますから、家計と相談しながら考えてみましょう。
しかし、ときには予算オーバーでも子ども自身が強くやりたがる場合もあるかもしれませんね。そんなときは最初にゴールを決めるひとつの手です。たとえばスイミングなら「25m泳げるようになるまで」と最終目標を決めてから始めてみましょう。
2歳児におすすめの習い事5選!
リトミック
リトミックとは音楽を通してリズム感や表現力を学び、他者とのふれあいで心の豊かさを身に付ける音楽教育です。小さい子どもでも安全に楽しく取り組めることから、カリキュラムとして導入している保育園があります。
特に1~2歳児は模倣期と呼ばれる人まねが上手な時期です。子どもはママや他のお友達の様子から受けた刺激をぐんぐん吸収していくでしょう。
リトミックでは音楽だけでなく集中力や思考力、記憶力、創造力、積極性など人間が社会生活をしていくために必要な力を養います。早くから始めることで子どものバランスの良い成長を期待できるでしょう。
息子の通う保育園では、2歳児クラスから週に1回リトミックのプログラムが取り入れられています。音楽に合わせて、動物になりきったり身体を動かしたりしているようです。リトミックの日には、息子が「保育園でリトミックだった」と嬉しそうに話してくれ、とても楽しんでいる様子が伝わってきます。
幼児教室
幼児教室とは主に小学校入学前の幼児を対象としてさまざまな教育を行う教室のことです。有名なところだとBaby Kumonやベビーパーク、七田式といった教室があり、パパやママも耳にしたことがあるかもしれませんね。
2歳児が通える幼児教室では、工作や絵画、英語や体操などを総合的に取り入れているケースが多いようです。「フラッシュカード」と呼ばれる映像記憶の能力を引き出す脳のトレーニングを取り入れているところもあります。
早くから幼児教室に通うことでさまざまな学習の礎となる基礎力を養うことができ、先生や友達とのふれあいを通して協調性や聞く力が身に付きます。幼稚園入園前の準備期間に行う習い事としておすすめです。
机に向かってのワークの他に、工作や体操などいろいろな要素のプログラムが組まれていました。さまざまなことをやらせてくれるので、我が子が何に興味があり、何が得意で何が不得意かということを知ることができました。
体操
体操はその名の通り身体を操るスポーツです。運動能力の向上を目指すとともに、2歳児ならこれからの日常生活に役立つ基礎的な運動感覚を身に付けることができます。将来的に子どもがどのスポーツをやることになったとしても身に付けた運動感覚を活かせるので、子どもの可能性を広げることにつながるでしょう。
器械体操など本格的な運動を取り入れるところもありますが、赤ちゃん向けの体操教室の多くは親子で身体を動かすものが多いのが特徴です。親子の絆を深め、濃密なコミュニケーションの時間にもなるでしょう。
スイミング
スイミングは水の特性を利用した全身運動が魅力です。年齢を問わず人気の高い習い事ですが、2歳児だと多くの子どもはまだ水への恐怖心を覚える前ということで、すんなり水に慣れることができるようです。
2歳児から始められるスイミングは、ママやパパも一緒にプールに入って遊ぶベビースイミングが主流です。普段の生活の中では見せない子どもの表情を近くで感じることができ、幸せを感じるママやパパもいるでしょう。また、産後のママのシェイプアップにも役立つという嬉しい効果もありますよ。
0歳でも親子で楽しめて長く続けることもできる習い事ということで、ベビースイミングを始めました。最初の1ヶ月ほどは、水に入ってから終了までずっと泣きどおしで心が折れそうになりましたが、1ヶ月ほど経つと泣かずにレッスンを終えることができるようになり、2歳の今まで続いています。今では土曜日になると「プール行く」と張り切って通っています。
英会話
小学校で英語教育を取り入れたこともあり、英会話は近年人気が高まっている習い事のひとつです。早期から英語教育を行うことで、通常の英語圏の1・2歳児と同じようなプロセスで「言葉」としての英語を身に付けることができるといわれています。英語を英語として意識しないうちにすんなり受け入れることができるのは子どもにとって大きなメリットでしょう。
2歳のうちから始められる英会話教室はヤマハ英語教室「リズムポケット」、子供英会話イーオンキッズ(AEONKIDS)のベビーコース、ECCジュニアの2・3歳コースなどがあります。親子で参加することができるので、ママやパパも英語が好きになるかもしれません。
2歳から習い事は本当に必要?【体験談】
子どもが興味はないものは伸びづらい
多くのママやパパは、子どものためにと思って習い事を始めさせますよね。しかし、子ども自身の興味ややる気が伴わなければ思うように伸びないという意見もあります。周りに影響されず、子どもの普段の様子をよく観察し、興味が持てそうなものは何か考えてみましょう。
早いうちから水に慣れておいたほうが良いだろうと思い、水泳を習わせました。まだ自分自身が何をしているのかよく理解しておらず、先生の指示に上手く応えることができなかったため、頭まで潜れるようになるまでに1年近くかかりました。
苦手意識がついてしまったことや、周囲に同じ年齢の子どもが少なく友達ができにくかったことなどさまざまな要素が重なり、水泳の時間は子どもにとって苦痛な時間になってしまったようです。どうにか年長まで続けましたが、泳げるといえるレベルには達しませんでした。
水泳を習ったこと自体は小学校のプール学習などで役立ったようですが、始める時期はもう少し遅くても良かったのかなと思います。
嫌がるときには無理強いはしない
2歳児ならばちょうどイヤイヤ期が始まる子どももいるでしょう。そんなときは毎週決まった時間に教室に行くのすら難しいことがあります。このときに無理強いをしてしまうと習い事に対して嫌な思いを深めるきっかけになってしまうかもしれません。子どもの気持ちに寄り添い、無理をせずに習い事と付き合っていきましょう。
3歳前に体操を始めると運動神経に良い影響があると耳にしたことがあったため、息子を2歳頃から始められる体操教室に入れました。体験教室のときには楽しそうにしていたのですが、次第に体操教室に行くのを嫌がるようになり、体操教室に入るなり大泣きするということが続きました。こんな小さいうちに本人が嫌がることをさせても良くないと思い、1ヶ月で教室をやめることに。もう少し大きくなったら、改めて習い事を検討してみようと思っています。
共働きなど余裕がないときには先送りもおすすめ
共働き家庭の場合、時間を作ることが難しいこともあるでしょう。そんなときは無理をせず、パパやママの余裕が出てから始めてもよいですね。また保育園に通い始めたばかりのころなどは子どもが体調を崩すことも多く、子ども自身が環境に慣れることに精いっぱいである可能性も。パパやママ、子どものペースを大切にしましょう。
息子は水が大好きで、旅行先の海やプール、保育園のプールで喜んで遊んでいました。本人が興味を持ちそうなら習わせようかと検討しましたが、近所のスイミングスクールの幼児クラスは平日のみ。仕事のスケジュールと合わず、もう少し大きくなるまで待つことにしました。
2歳児は通信教育もおすすめ!
自宅にいながらプロの指導が受けられる通信教育は、気まぐれな2歳児にも忙しいママにおすすめの学習スタイルです。ひらがなや数字、英語といった学習面をサポートするものや、生活習慣や社会性を身に付けるものなど、子どものタイプに合わせて選びましょう。
子どもとの相性を見極め、ふさわしい習い事を!
2歳になると子どもの特性はさらにはっきり分かれてきます。積極的なタイプの子や人見知りで思慮深い子、身体を動かすことが好きな子やじっと集中できることが好きな子など、本当にさまざまです。
周囲の評判も大切ですが、まずは子どもが興味を持っていることに目をかけて、そこから掘り下げて適切な習い事へ導いてあげるのがママやパパのできることでしょう。
また習い事と子どもの相性が微妙でも、一度始めるともったいなくて辞めどきがわからなくなることもあります。なるべく見学や体験に行って、本格的に始める前に子どもとの相性を見極めることも大切です。
子どもの視点に立って考え、可能性を広げる習い事に出合わせてあげましょう。