節税にはならない?「ふるさと納税」の本当のメリットとやり方ガイド

使った人たちが声をそろえて「お得でおすすめ」というふるさと納税。実際にどんな仕組みでどうお得なのでしょうか。今回は、ふるさと納税の仕組みと税金控除の上限額、おすすめの返礼品や申請の方法、注意点を解説します。確定申告の体験談も参考にしてみてください。(この記事は2021年10月時点の情報をもとに作成しています)

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目次

  1. 今さら聞けない!ふるさと納税の仕組みとは?
  2. 「節税・減税になる」は間違い?ふるさと納税はどこがお得なの?
  3. 自分の場合はいくら?年収や家族構成でも変わる控除の上限額
  4. どんなものがもらえる?おすすめの返礼品
  5. 初めてでも簡単!ふるさと納税のやり方
  6. ふるさと納税を実際に使ってみた感想・口コミは?
  7. お得に「ふるさと納税」を使おう!
  8. あわせて読みたい

今さら聞けない!ふるさと納税の仕組みとは?

ふるさと納税とは、選んだ自治体に寄附をすることができる制度です。自分の生まれ故郷だけではなく応援したい地域など、自治体は自由に選ぶことができます。なかには、ふるさと納税を行った人が寄附金の使い道を選べるようになっている自治体もあります。多くの自治体では、寄附金へのお礼として地域の名産品や観光券などの「返礼品」を用意しています。

また、ふるさと納税の制度を利用すると、確定申告を行うことで寄附金額の一部が所得税や住民税から控除される仕組みになっています。寄附をした金額から2,000円を除いた金額すべてが控除の対象となるのです。たとえば、10,000円のふるさと納税を行うと、2,000円を超える部分である8,000円分が住民税や所得税から控除されます。

引用元:www.soumu.go.jp

「節税・減税になる」は間違い?ふるさと納税はどこがお得なの?

「ふるさと納税は節税になるからお得」という話をよく聞きますが、実際は支払う額が安くなっているとは言えないでしょう。寄附金として支払っている金額を控除に充てているということは、支払い先が異なるだけで、結局のところ支払う額は変わらないからです。所得税や住民税の還付・控除をしていることにはなりますが、「お得」というわけではありません。

ふるさと納税の本当のメリットは、控除外の「2,000円」の部分です。どんなに寄附金の額を増やしても、実質の負担額は2,000円。しかし、寄附金の額をあげていくと、その分返礼品は豪華になっていきます。つまり、2,000円でその額以上の商品をゲットすることができるのです。還付・控除できる金額には上限がありますが、上限まで払うほどお得に利用できる制度だと言えます。

ちなみに、この2,000円は1回の寄附ごとではなく年間の寄附に対しての負担になります。何度寄附を行っても控除上限額を超えない限り、実質の自己負担は2,000円ですよ。

引用元:item.rakuten.co.jp

写真は楽天ふるさと納税に掲載中(2021年10月現在)の大分県津久見市の返礼品(寄附額30,000円)、おおいた和牛A4ランク以上ヒレステーキ100g×4枚。なんと控除上限額内の寄附ならこれを実質2,000円でゲットできます。

注意するべきなのは、ふるさと納税で控除額される額よりも支払うべき税金の額が低ければ、負担額が2,000円を超えてしまう可能性があること。上限額は所得によって変わりますが、たとえば前年よりも今年の所得が減っている場合、前年の所得を参考に設定した上限額だと高すぎることがあるのです。2,000円以上の出費を避けたい場合は、寄附の限度額を守りましょう。

もちろん、ふるさと納税の魅力は金銭的に損をするか得をするかということ以外に、地域の活性化を願う思いも大切です。上記の点を理解した上で、楽しみながらふるさと納税を利用できると良いですね。

自分の場合はいくら?年収や家族構成でも変わる控除の上限額

ふるさと納税の返礼品を探す前に、まず自分はいくらまでの寄附であれば2,000円の自己負担額を守れるかを調べておくと安心です。受けられる還付・控除の上限額は年収や家族構成によって変わります。

例えば、年収400万円の独身者または共働きの方であれば控除上限額の43,000円まで寄附ができ、41,000円分が所得税や住民税から還付・控除されます。ご夫婦で暮らす年収600万円の方は68,000円、妻と中学生のお子さん1人を扶養している年収700万円の方であれば77,000円が目安です。

引用元:www.furusato-tax.jp

ふるさと納税での還付・控除の限度額を計算するにはシミュレーションツールが簡単です。楽天ふるさと納税では年収や家族構成などの基本情報を入力するだけで計算できる「かんたんシミュレーター」と、社会保険料や医療費控除、住宅ローン控除なども含めて計算できる「詳細版シミュレーター」があって便利ですよ。

どんなものがもらえる?おすすめの返礼品

ふるさと納税の醍醐味といえば、なんといっても「返礼品選び」ですね。その種類は多岐にわたり、お肉・お米・ビール・野菜・スイーツ・伝統工芸品などさまざまな商品が用意されています。食材はもちろん、子育て世帯には子ども服やおもちゃなども人気です。今回は「楽天ふるさと納税」から、人気のお礼品例をご紹介します。

うなぎ蒲焼(2尾・計320g以上・タレ、山椒付)

東串良町のうなぎ蒲焼(2尾・計320g以上・タレ、山椒付)
¥10,000〜(2021/10/28 時点)

内容量:鹿児島県(大隅)産鰻の蒲焼2尾(計320g以上)
※無頭・真空パック
蒲焼のタレ・山椒2個

・鹿児島県東串良町(寄附金10,000円)
うなぎもふるさと納税で楽しむことができます。

鹿児島県は養殖うなぎの生産量日本一です。全国シェアの4割を誇っています。うなぎの加工後は真空パックにしているため、お家でボイルして食べてもふっくらしています。

うなぎは1尾150g~179g程度のお手軽サイズのため、お試しで注文してみてはいかがでしょうか。

いくら醤油漬200g×4パック

いくら醤油漬200g×4パック
¥17,000〜(2021/10/28 時点)

内容量:いくら醤油漬け200g×4パック

・北海道紋別市(寄附金17,000円)
新鮮ないくらだけを厳選してしょうゆ漬けにしています。いくら好きにはたまらない商品ですね。200gごとにパックされているので、普段の食卓で使いやすいこともポイント。

化粧箱でのお届けのため、ご自宅用で購入しても良し、贈り物にしても良しの商品です。

長野県産りんご サンふじ 約3kg

長野県飯綱町産サンふじ3kg
¥7,000〜(2021/10/28 時点)

内容量:りんご3kg

・長野県飯綱町(寄附金7,000円)
数あるりんごの品種の中でも、サンふじは特に甘味と酸味のバランスが良いです。シャキッとした食感で、歯応えがあることも特徴。お届けは3kgと量が多く感じられますが、サンふじは長期保存ができるため安心です。

りんごの名産地自慢の品種をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

【波佐見焼】しのぎ 小付5枚セット

【波佐見焼】しのぎ 小付 人気5colors 5枚セット
¥15,000〜(2021/10/28 時点)

【セット内容】
小付 (瑠璃・キャメル・アメ釉・グレー・緑釉)各1計5点
【サイズ】
小付 径10.2×高4cm
【対応機器】
電子レンジ○/オーブン×/食器洗浄機○

・長崎県波佐見町(寄附金15,000円)
毎日使う食器をお気に入りのものにしたいと思っている方におすすめなのが小付き5枚セットです。

普段の料理が映えるきれいな色の食器で、気分も上がります。電子レンジと食洗機での使用も可能で、使い勝手の良いお皿です。

ギフトラッピングや熨斗(のし)の対応もしているので、贈り物にもぴったりですね。

【0歳から遊べる】人気の木製おもちゃセット

【0歳から遊べる】人気の木製おもちゃセット(バスケット入)
¥62,000〜(2021/10/28 時点)

サイズ
【コロコロわんこ☆犬のプルトイ】
幅16.5cm、高さ14cm、厚み7cm、紐の長さ約55cm
【ひのきの歯固め】
幅・高さ8cm~、厚さ0.7cm
【ひのきのラトル】
幅5.5cm、高さ4.8cm

・高知県佐川町(寄附金62,000円)
子どもが遊べるおもちゃも、ふるさと納税で購入することができます。

国産ヒノキ材で作られた木のおもちゃは、0歳から使用可能です。おもちゃ一つひとつは手作業で作られています。角を丸くした作りで、安全にも配慮されたおもちゃです。

ムーニーマンエアフィット 男の子ビッグ38枚×2袋(76枚)

ムーニーマンエアフィット 男の子ビッグ38枚×2袋(76枚)
¥12,000〜(2021/10/28 時点)

内容量:ムーニーマン男の子ビック38枚×2袋(計76枚)

・ 福島県棚倉町(寄附金12,000円)
毎日使うおむつがふるさと納税でお得に購入できるのは嬉しいですよね。重いおむつを買いに行く手間も省けます。

パンツタイプのおむつの他に、テープタイプのおむつもあります。サイズの選択も可能です。おむつを使用する子どもがいる方は、ぜひチェックしてみてください。

Cheneベビーギフト(スタイ、スワドル、ボディスーツ)

Cheneベビーギフト(スタイ、スワドル、ボディスーツ)
¥40,000〜(2021/10/28 時点)

内容量・サイズ
・スタイ(総丈16.5cm、幅28cm)
・ボディスーツ(身巾24cm、身丈:41cm、袖丈8cm)
・スワドル(縦:85cm、横133cm)
原材料
・スタイ/綿100%
・ボディスーツ/綿100%
・スワドル/綿100%

・秋田県横手市(40,000円)
使用する生地にこだわったベビーギフトセットです。スタイ、スワドル、ボディスーツの3点セットは、使い勝手の良い商品です。

赤ちゃんの肌に触れるものは優しい素材のものが良い、というママたちに人気。カラーは2色展開のため、好きなほうを選択することができますよ。

ふるさと納税は楽天からも申し込める?子育て中のママにおすすめふるさと納…

※居住地の自治体への寄附の場合、お礼品を送らない自治体もあるようです。申請の際に必ずご確認ください。

初めてでも簡単!ふるさと納税のやり方

還付・控除の上限額を確認し、寄附する自治体が決まったら、ふるさと納税の申請を行います。

1.自治体へ寄附を申し込む

納税をしたい自治体が決まったら、寄附を申し込みます。「さとふる」「ANAのふるさと納税」などふるさと納税サイトでは、一般的なネット通販で商品を選ぶ感覚で申請ができます。そのほかに、電話やFAX、メール、直接窓口に行くなどの方法もあります。

支払い方法は、納付書を使う、指定口座に銀行やネットバンクから振り込む、コンビニ支払いをする、現金書留で送るなどの方法がありますが、クレジットカードで支払うことができる自治体も増えていますよ。クレジットカード払いでは申込みと同時に寄附が完了するため便利です。

2.寄附金受領証明書・返礼品を受け取る

自治体から、寄附の証明として寄附金の領収書である「寄附金受領証明書」や「ふるさと納税ワンストップ特例制度」に関する書類と返礼品が届きます。返礼品が届くタイミングは自治体や品ごとに違い、自治体によっては、受領証明書が先に届くところもあるようです。「寄附金受領証明書」は確定申告で必要になるので、大切に保管してくださいね。

3.確定申告をする

控除を受けるためにはふるさと納税を行った翌年に確定申告を行う必要があります。また、ふるさと納税以外では確定申告の不要な給与所得者でふるさと納税先の自治体数が5団体以内である場合に限り、ふるさと納税を行った各自治体に申請することで確定申告が不要になる「ふるさと納税ワンストップ特例制度」という仕組みもあります。

確定申告とは、1月1日から12月31日までに得た所得をもとに納めるべき税金を計算して申告・納税を行うことです。確定申告には、勤務先からの「源泉徴収票」や、寄附先の自治体から送られてきた「寄附金受領証明書」が必要になります。すでに支払った所得税が還付されるので、還付金を受け取る銀行口座や印鑑を用意しておきましょう。期限は寄附をした年の翌年の3月15日です。

ふるさと納税を実際に使ってみた感想・口コミは?

確定申告は意外と簡単。子どものおもちゃももらえました

「お得だから」という両親のすすめでふるさと納税をはじめました。返礼品は、お肉や野菜、子どものおもちゃなどを選んでいます。とくに食材は、普段スーパーなどではなかなか購入できないようなお取り寄せ品を食べられるので、おすすめですよ。返礼品をプレゼントとして利用している友人もいます。

面倒だと思っていた確定申告も、手順を説明通りすすめることできちんと還付金が入ってきました。一度やってみると翌年からは楽に確定申告ができそうです。

お得という意味で、とてもおすすめな制度です。ただ、世の中の流れ的に返礼品目当てになってきているので、本来の趣旨を理解した上で利用してほしいと個人的には思っています。

実質2,000円で半年分の明太子

節税と聞いて始めました。返礼品は、牛肉やうなぎなど自分だと普段は買わないようなものを頼んでいるので楽しいです。明太子3キロは消費に半年くらいかかりました!これが2,000円だなんて、お得でしかないです。

ワンストップ制度だと手間がかかりません

ふるさと納税の返礼品はいつもお肉を頼んでいて、米も少し織り交ぜてます。確定申告の手間が気になっていましたが、ワンストップ制度を用いているので思ったより楽に申告できました。知人や友人とふるさと納税の話題になったときは必ず推奨しています。

返礼品を選ぶわくわく感も楽しい!

CMや広告で見かけ気になっていたときに、友人におすすめされたこともありふるさと納税を始めました。実際に寄附をしてみて、普段自分では買わない少し高級な牛肉や日常的に必要なお米をもらうことができました。確定申告もワンストップ制度を使ったので簡単でしたが、申請に期限があるので申し込みの時期には注意をしていました。お得感はもちろん、返礼品を選ぶわくわく感も含めておすすめです!

お得に「ふるさと納税」を使おう!

ふるさと納税は難しそう、と思われる方も多いですが、意外と簡単に行うことができます。寄附をすることでお得に返礼品をゲットできたり、応援したい地域に支援したりできるふるさと納税を利用してみてはいかがでしょうか。

※この記事は2021年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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