早期妊娠検査薬は生理予定日前からフライング検査可能?仕組みと注意点!

「妊娠しているかも?」と楽しみにしていたり、不安になっていたりすると、いち早く妊娠検査薬を試してみたくなります。しかし、タイミングが早すぎると正確な結果が得られないことがあります。ここでは、「妊娠検査薬」の結果は、どのタイミングで正しい反応が得られるかを解説します。

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この記事の監修

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産婦人科医
藤東 淳也

目次

  1. 早期妊娠検査薬の仕組み
  2. 早期妊娠検査薬でフライング検査はいつからできる?
  3. 早期妊娠検査薬の判定方法、精度、確率
  4. 通常の妊娠検査薬でフライング検査はできる?
  5. フライング検査で陽性反応が出たときの注意点
  6. 早期妊娠検査薬のメリット
  7. 早期妊娠検査薬のデメリット
  8. どんな妊娠検査薬があるの?
  9. 赤ちゃんの存在を知れるかもしれないフライング検査
  10. 妊活中・妊娠の可能性のある女性におすすめの葉酸サプリはこちら
  11. あわせて読みたい

早期妊娠検査薬の仕組み

通常の妊娠検査薬については、「生理予定日の約1週間後から」検査できると説明されています。妊娠検査薬で有名な株式会社アラクスの「チェックワン」などが通常の妊娠検査薬と呼ばれるもので、検査できる日にちは、「生理予定日の約1週間後から」と、説明書にも記載されています。

しかし、早期妊娠検査薬では、「生理予定日まで待たずに早い時期に検査できます」とされ、通常の妊娠検査薬より、より早い検査が可能となりました。早期妊娠検査薬「EGENS」では、「排卵日の12日~14日後(生理2日前)」と説明に記載されています。

妊娠すると受精卵の一部からhCGというホルモンが分泌されます。尿中のhCGホルモンを検出し、妊娠しているかどうかを検査できるというのが検査薬の仕組みです。早期妊娠検査薬とは、一般の妊娠検査薬よりhCGを検知する精度が高いものを指し、より妊娠した早い段階で妊娠を知ることができるものです。

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早期妊娠検査薬でフライング検査はいつからできる?

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最短でいつから陽性反応が出る?

通常の妊娠検査薬では、妊娠を示すhCGホルモンが50mlu/mLにならなければ反応しません。しかし、早期妊娠検査薬では25mlu/mLで反応するようになっています。一般的に、妊娠3週で20~50mlu/mLになるといわれており、理論的には早期妊娠検査薬では妊娠3週(最終月経初日から21日~27日目)で反応することになります。

高温期にすると、8~14日目です。「高温期の8日目にして陽性ラインが出た」という最短記録を持つ方もいますが、いくら早くても10日目以降が適しています。さらに、12~14日目だと結果の信ぴょう性も高まります。

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通常の検査薬はいつから検査する?

通常の妊娠検査薬は、「生理予定日の1週間後から」という説明があり、早ければ妊娠4週(最終月経初日から28~34日目)から検査が可能となります。妊娠4週では、hCGの数値は50~200mlu/mLとなることがわかっており、通常の妊娠検査薬でも反応することが多くなります。

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早期妊娠検査薬の判定方法、精度、確率

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早期妊娠検査薬の使い方は、妊娠検査薬と同じです。所定の場所に4~5秒程度尿をかけます。紙コップに尿を取って妊娠検査薬を5秒程度つけると、尿がしっかり吸い込まれるので、確実に検査しやすくなることがあります。

キャップがあればしっかりしめ、平らな場所に1分置きます。これが標準的な検査方法です。しかし、フライング検査では5分~30分後にうっすら線が出たという事例も多くあります。

早期妊娠検査薬でも、所定通りの方法で行ってきちんと結果が出れば、99%以上の精度があるといわれています。ただし、フライング検査ではこの限りではありません。フライング検査できちんとした判定が出る確率は、生理予定日3日前で50%、2日前で70%、1日前で85%といわれています。

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通常の妊娠検査薬でフライング検査はできる?

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通常の妊娠検査薬でもフライング検査は可能です。時期は、hCGの数値が50~200mlu/mLになるといわれている最終月経初日から28~34日目からです。

つまり、「生理予定日1週間後から」とうたわれてはいますが、生理予定日にはフライング検査は可能となります。しかし、通常の妊娠検査薬の精度は99%といわれていますが、フライング検査をした場合はこの限りではありません。

フライング検査で陽性反応が出たときの注意点

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必ず既定の時期に再検査する

フライング検査の精度は、既定の方法にしたがって検査したときに比べて精度が落ちます。フライング検査で妊娠が判明した場合も「妊娠したかもしれない」くらいに考え、必ず所定の時期に再度妊娠検査薬で検査してみましょう。

超初期の生化学的妊娠(化学流産)の場合は痛みもなく、次の生理が通常どおり始まったように勘違いされることがあります。フライング検査で妊娠しているとわかったとしても、実際の検査時期には化学流産して妊娠検査薬が反応しないことも考えられます。そういった悲しい事実を知ってしまうのも、フライング検査ならではかもしれません。

病院に行く時期は?

妊娠検査薬の所定の時期に妊娠が判明した場合、いつ病院に行けば良いのでしょうか。基本的には6週目(最終月経初日から42~48日目)くらいがベストといわれています。

それは、胎嚢の確認できる時期が5~6週なので、4週目に行ったとしても胎嚢すら確認できず、また○週間後にと帰される可能性が高いからです。6週目なら胎嚢がしっかり確認できるでしょう。

逆に遅くなりすぎると、異所性妊娠(子宮外妊娠)などを早い段階で知ることができません。妊娠検査薬で妊娠がわかったら6週目のタイミングで一度病院に行き、胎嚢を確認してもらうと安心できます。そのまま赤ちゃんが育った場合は、胎嚢ができた1~2週間後には、心拍の確認もできるでしょう。

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早期妊娠検査薬のメリット

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妊娠をいち早く知ることができる

早期妊娠検査薬の一番のメリットは、なんといっても早い段階で検査ができるという点でしょう。一般的な検査薬を使ってフライング検査を行っても、うっすらとしか出ず分かりづらかったり、陰性だったけど妊娠していたなど、結果がはっきりしなかったりする場合もあります。

しかし、早期妊娠検査薬であれば、早ければ生理予定日数日前から検査でき、一般的な検査薬よりも早期に陽性反応を知ることができます。

精度が高いので、水分を取りすぎたときの尿でも判定可能

水分を取りすぎて尿が薄くなると、妊娠していたとしても陰性と結果が出てしまうこともがあります。しかし、早期妊娠検査薬はより少ない濃度でも判定できるので、反応が出やすいということになります。とはいえ、判定結果に確実さを求めるのであれば、hCGホルモン濃度が最も高くなるといわれている朝一番の尿で検査することをおすすめします。

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早期妊娠検査薬のデメリット

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手に入りづらい

今のところ、薬局などの店頭で気軽に購入できる早期妊娠検査薬は、チェックワンファストのみです。取り扱っていない店舗もあり、総じて手に入りにくいです。このチェックワンファストの他に日本で手に入るものは、ネットなどで購入できる2種類があります。しかし、類似品もあり、購入する際は少し注意が必要なようです。

生化学的妊娠(化学流産)をしてしまう可能性がある

一定の確率で早期に起こってしまう生化学的妊娠(化学流産)とは、受精はしたものの、着床が続かなかった状態のことをいいます。早期妊娠検査薬では、微量のhCGホルモンも感知して陽性反応が出ます。そのため、陽性反応が出たのに生理がきてしまった、出血とともに固まりが出たなどという症状が出る場合もあります。

早期妊娠検査薬で妊娠を知ることがなければ、この生化学的妊娠にも気がつかなかったという場合がほとんどです。しかし、知ってしまったがために、生化学的妊娠に気づいて落ち込むという可能性も出てきてしまうのです。

どんな妊娠検査薬があるの?

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アナログ式とデジタル式がある

妊娠検査薬は2種類に分けられます。ひとつはアナログ式で、よく知られている検査薬のように、判定結果がラインで出るものです。

もうひとつはデジタル式です。判定結果が文字で表示されます。妊娠週数も表示してくれる商品もあるようです。

アナログ式もデジタル式も一般的な妊娠検査薬でも早期妊娠検査薬でもあります。しかし、早期妊娠検査薬は、今のところ日本の薬局などで手に入るのはチェックワンファストのみです。こちらはアナログ式になります。

チェックワンファスト

こちらは日本で唯一ドラッグストアなどで購入できる早期妊娠検査薬です。アナログ式ですが、生理予定日から判定できます。手軽に購入できるので、早く知りたい方にはとても便利ですね。また、判定結果の線が残るタイプなので、時間が経っても線が消えず、パートナーに見せられます。

ワンステップ

こちらはネットで購入可能な早期妊娠検査薬です。見慣れたプラスチックの体温計ようなものではなく、理科で使う試験紙のような形態です。生理予定日から使用可能で、1箱に10回分入っており、1本あたり198円ととてもお得です。

妊活中は特に、何度も何度も検査したくなります。たくさん入っていてお得なのは、とても助かりますね。

クリアブルーデジタル

こちらは米国で販売されているもので、日本では販売されていませんが、ネットで購入可能です。なんと生理予定日4日前から判定できます。さらに、デジタルなので、はっきりとした結果が得られます。陽性反応が出た場合は妊娠週数まで表示してくれる優れものです。

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赤ちゃんの存在を知れるかもしれないフライング検査

妊娠検査薬には、通常のものと早期妊娠検査薬があり、それぞれフライング検査をする方法もあります。フライング検査で正確ではないにしても早く結果がわかることで、赤ちゃんの存在をより早くに知ることができます。どうしても妊娠が気になる場合、心とお財布に余裕があれば、フライング検査をしてみても良いかもしれませんね。

妊娠の可能性がある場合には、念のため飲酒や薬の服用などは控えましょう。

妊活中・妊娠の可能性のある女性におすすめの葉酸サプリはこちら

妊活中の女性は葉酸を摂取するよう心がけましょう。厚生労働省は妊娠を計画している女性や妊娠可能性のある女性に対し、食事からの摂取に加えて1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。

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