男の子ママ必見！ミニカーのおもちゃの人気ショップ・ブランドとおすすめ20選

ミニカーとはその言葉通り、小さいサイズに作られた車のおもちゃのことを言います。対象は子どもだけではありません。大人のコレクターも大勢いて、ミニカーはいわばオトコのロマンなのです。

一般的に「ミニカー」という場合には、プラモデルやラジコンカーなどは含まず、モデルとして完成したものを言います。さてそんなミニカー、どこにどのような魅力が詰まっているのでしょうか。

基本は実物の1/43スケールで、このくらいの大きさが最も精巧に車体を再現できるようです。トミカなどの子どものおもちゃは、それよりも小さい1/64スケールが基本で、子どもが手に持って動かしやすいサイズ感が支持されています。代表例であるトミカの大きさは約8cm弱です。

ミニカーの素材はさまざまですが、最もメジャーなのは、亜鉛合金やアルミ合金などの金属素材です。この上に塗装をして色付けをしています。他には、レジンやプラスチック、木製などのミニカーもあります。

よく聞く「ダイキャストカー」というのは、亜鉛合金などの金属を型に流し、固めて作った車のことを言います。つまり、これは製法のことを指します。トミカやチョロQなどのミニカーもこのダイキャストカーの仲間というわけです。

手で車体を押したり引いたりして、自分で動かすタイプの車です。このタイプが日本のミニカーとしては最もオーソドックスとなっています。手で動かして遊ぶタイプの車は、坂道やコーナーの角度を利用して滑らせるのが楽しいおもちゃです。

下は1歳前後から上は7、8歳くらいまで、幅広い年齢層に好まれています。細かい部品の無いミニカーであれば、1歳頃から手で押して遊べます。

ミニカー遊びの効果は以下になります。
・手先の器用さアップ
・ごっこ遊びで想像力を養う
・色の名前、車の名前など知識力アップ
・車を走らせるために工夫する力が養われる

電車派の男の子でも、おそらく1台はトミカを持っているのではないでしょうか。それほどまでに有名で一般的なトミカ。何と7歳以下の男の子の86.5％が、トミカを1台は持っているそうです。常時140種類ものラインナップで、いつでもたくさんの車に出会えますよ。

トミカワールドやトミカシステムといった道路セットが充実しているので、何かのおりに徐々に増やしているご家庭も多いのではないでしょうか。

ここ10年で最も売れたトミカがこちらの消防車。男の子が大好きな働く車です。どのトミカから買ってあげれば良いのか迷ったときには、ぜひ候補に入れてみましょう。

お馴染みのキャラクターとコラボして作られたミニカーが「ドリームトミカ」です。ポケモンやスヌーピー、リラックマなどの可愛いキャラクターとのコラボ商品だけでなく、男の子が好きなかっこいいコラボ商品も販売されています。中でも売れ筋は、しまじろうとコラボしたこの商品。こどもちゃれんじEnglishで登場するBeepyも一緒です。

ヨーロッパで非常に有名なミニカーブランド「siku」は、日本ではボーネルンドを通して購入可能です。sikuの特徴は、ベンツやランボルギーニなど世界の名だたる名車がそろうところにあります。

350種類ものミニカーを世界中に届けています。たとえ小さくても細部までリアルに再現されたミニカーです。リアルさを追求するために、sikuのミニカーは、本ものの車の図面から作られています。sikuに夢中になるうちに、世界の有名な車種をあっというまに覚えてしまっているかもしれませんね。

フィアット500はヨーロッパで広く乗られている車種です。丸くコロンとした車体が可愛らしいですね。日本ではこのような形はあまり見かけないので、見た目から目を引くミニカーといえます。

パワフルに働く姿がかっこいいホイールローダーです。可動式のショベル部分が、働く車に憧れる男の子の想像力をかきたてます。sikuには工場関係の働く車、例えばダンプカーやパワーショベルなどが豊富です。低年齢向けのものだけでなく、小学生向けや大人向けのものもあり、どの年齢層のニーズにもバッチリ答えてくれます。

世界を見渡せば、ミニカーブランドは豊富です。日本でいうところのトミカのような王道のブランドが、アメリカにもあります。それが「ホットウィール」です。なんと世界シェアはNo.1で、世界中の子どもたちやミニカーマニアに愛されています。

ホットウィールは、固定の生産車種を持ちません。なぜなら、ホットウィールは、新作やカラー違いを次々に出していくスタイルを特徴としています。ですので、そのときにたまたま出会った商品に数年後に再び会える確証は無いのです。だからこそホットウィールのミニカーには、大人のコレクターが多いのかもしれませんね。

取り扱いは、トイザらスや西友などの限られた店舗のみです。もしも気にいった車種に出会えたら、その場で購入しておくのが得策です。

ホットウィールの出すシリーズの中でも最も基本的なシリーズが、この「ベーシックカー」です。別名「メインライン」とも呼ばれています。トミカと同じ400円前後から購入できるので、まずはこのシリーズが子どもにはおすすめです。

多くの子どもが大好きなアンパンマンのミニカーは、男女関係なく遊べるラインナップが勢ぞろいしています。おもちゃ屋さんの店頭ではあまり見かけないので、アンパンマンミュージアムやネットでの購入がおすすめです。ミニカーと一緒に遊べるレーンやプレイマットなども展開しています。

SLポッポちゃんにメロンパンナちゃんが乗っている可愛らしいミニカー。メロンパンナちゃんは乗せ降ろしできるので、これだけで電車ごっこも楽しめます。シリーズは第4弾まで展開されており、こちらは第4弾の商品。女の子が好みそうなデザインのミニカーです。

こちらはちょっと変わったミニカーです。クロネコヤマトメンバーとして利用ポイントを貯めると、このようにリアルなトラックミニカーと交換ができます。画像のクール宅急便の他にも、小さめの運送車や10tトラックもあります。街で見かけるトラックがそのまま小さくなっているので配達ごっこができますね。男の子の「欲しい」という声が聞こえてきそうです。

プルバック式ミニカーは、車輪に仕込まれたゼンマイバネが駆動装置となって動きます。後ろに引いて手を離すと、バネの力で前にビュンと進みます。

プルバック式で有名なチョロQの対象年齢は6歳以上。手押し式のトミカは3歳以上が対象ですから、少しお兄さん向けのミニカーだと言えます。

バネなどの小さな部品が仕込まれているために対象年齢は上がりますが、パパやママが見守る中なら、2〜3歳頃でも十分遊べるでしょう。

プルバック式ミニカーでの遊びの効果は以下になります。
・先をイメージする力の向上
・ルールやマナーなどの社会性
・遊びを工夫する力

プルバック式のミニカーとして日本でスタンダードなブランドは、チョロQですね。パパが子どものころにも大人気だったので、きっとパパのミニカーがまだ実家に残っているかもしれません。

最近のチョロQはマリオやリラックマ、ミッキーなどとコラボした楽しい商品もたくさん発売されています。男の子だけではなく女の子も欲しくなりそうな商品展開が魅力です。

見た目が可愛いハスラーがチョロQになって登場です。女性の支持も熱い車種ですので、ママが興味を持つきっかけになるかもしれませんね。ハスラーの丸みを帯びたデザインが、チョロQのデザインとよくマッチしています。

チョロQでも働く車は人気です。興味深いのは、チョロQのパトカーがこの1種類だけではないというところ。パトカーコレクションという限定シリーズには、警視庁の他の車種のパトカーや、島根県警、青森県警などのパトカーも存在していますよ。パトカー大好きな男の子が喜ぶレア商品です。

チョロQがディズニーやサンリオなどのキャラクターたちとコラボしました。その名も「チョロQMIX」。その中からご紹介するのは、マリオとのコラボ商品です。ゲームでお馴染みのマリオがプルバック式のチョロQに乗って登場しています。キティやリラックマなど、女の子が好みそうなキャラクターともコラボしており、兄弟で一緒に遊べるのが嬉しい商品です。

なんと100円均一のお店でプルバック式のミニカーをゲットできます。車は全部で10種類で、働く車を中心に展開されています。チョロQに比べてややチープさはありますが、10種類そろえても1000円少々というのはとてもお値打ちです。

人気商品ですので、店頭で見かけたらまずはひとつお試ししてみてはいかがでしょうか。

電池で動くミニカーは、数多く出回っているわけではありませんが、ラジコンカーのような本ものの車を意識した魅力があります。男の子は動くものが大好きですから、自動で動くなんて夢のようなおもちゃに感じるでしょう。

ただし、電池を使っているため、注意が必要です。おもちゃを口に入れたり、勝手に電池部分をいじってしまうような年齢の子にはまだ与えられません。小さな部品には十分注意しながら遊びませるようにしましょう。

電池式のミニカーは、安全面を考慮して最低でも3歳以上が対象となっています。中には5歳以上と記載がある商品もあります。パパやママが見守る中で一緒に遊ぶと安心です。

電池式ミニカーの遊びの効果は以下になります。
・モーターや電池の仕組みに興味が持てるので理科に親しみがわく
・走行イメージを自分で組み立てられる
・工夫しておもちゃをコントロールする力が生まれる

自動走行が可能なミニカー。避けたり止まったりと、本ものの車の最新機能がそのまま手の平サイズに小さくなったような感覚です。センサーで障害物を避けるので、手持ちのレールや身の回りのものを使って走行レーンを自分で作って楽しめます。工夫する力が身につくおもちゃです。

トミカやチョロQよりも少し大きめのミニカーです。増田屋の働く車シリーズは計7種類。パトカーや消防車、救急車、各種建設車がそろいます。ミニカーは、障害物に当たると方向を変えて進む仕組みです。後ろの荷台などの細かい部分が動かせるように作られており、ごっこ遊びにも適したおもちゃです。

黒い線の色に反応して、その上に沿って走るミニカーです。直線や曲線を組み合わせて、好きな走行パターンを作れるのが最大の魅力です。クレーンの部分は思い通りの角度に変えられます。

珍しいのは、プラモではない、作るミニカーです。プラモデルは、プラスチックで作られた部品同士を組み合わせて作る、制作がメインのおもちゃです。完成した作品は主に観賞用で、ミニカーのように走らせて遊ぶことはしません。

一方、組み立て機能のついたミニカーは、プラモとミニカーの良いところ取りしたおもちゃになります。大きな部品を組み合わせたり組み替えたりして、自分好みに作れますよ。

組み立てる要素があるおもちゃは、3歳頃からが適しています。難易度が高い商品は、幼児期後半から小学生くらいの年齢になると楽しく遊べます。

作る系ミニカーの遊びの効果は以下になります。
・創造力が身につく
・思い描いたものを自分で再現する力が身につく
・ものの構造に興味が持てる

3歳前後でも十分に組み立ての楽しさが味わえる商品です。パーツは、車体とタイヤとボンネット部分のみとシンプルな構成ですね。立体パズルのように組み立てて、車を完成させましょう。パトカーの他にも、セメントトラックやゴミ収集車など、面白いパーツを持ったミニカーがたくさんあります。素材も木製で安心して遊ばせられます。

IKEAのおもちゃシリーズにもミニカーがあります。1000円以下で3台のミニカーをそろえられます。台車部分はみな同じですが、上に乗っているパーツでデザインを決められるミニカーです。

少しずつパーツを組み替えれば、好きな形の車が完成しますよ。ブロック感覚で遊べるので、手先が器用になる2歳頃から組み立てにトライができます。

プラモデルに近いタイプの組み立て式ミニカーです。ぜひパパと男の子の2人で仲良くトライしてもらいましょう。タイヤや車体がバラバラになって入っているので、車の中の構造に興味が出てきたお兄ちゃんにぴったり。自分で組み立てたミニカーなら、最初から完成しているものよりも愛着が持てるのではないでしょうか。

ミニカーデビューにぜひおすすめしたいのは、木の素材のおもちゃです。

感受性や感覚が優れた幼少期には、できるだけ自然のものにたくさん触れる機会を持たせてあげたいものです。天然素材である木のおもちゃのメリットは、手触りだけではありません。見た目もコロンとしており、色味も目に優しい着色がほどこされています。

木製のミニカーの長所は以下になります。
・丁寧に手入れをすると世代を超えて長持ちする
・持ったときに冷たさがない
・口に入れても安心

トミカやチョロQはまだ早い、しかし車に興味を持っている、そんな子どもにはぜひ木のミニカーを用意してあげてください。頑丈で見た目にも温かい木の素材は、赤ちゃんが安心できるおもちゃのひとつとなるはずです。

児童館やお医者さんの待合室などで取り合いになる、大人気のおもちゃがこちら。坂道を小さなミニカーがコロコロと転がっていきます。木の温かみが感じられるだけでなく、ミニカーがカタンと落ちるときの心地良い音。値は張りますが、聴覚・視覚・触覚いろいろな感覚を刺激できる良質なおもちゃです。

家具メーカーが子ども向けに展開している木のおもちゃです。丸いタイヤに赤ちゃんは大注目するでしょう。持ってみたりかじってみたりしながら、そのうちコロコロ走らせられることに気づきます。鋭利な角の無い、優しい見た目のミニカーです。

木材そのものの質感を活かした小さなミニカーのセットです。無着色なのにカラフルなのは、世界中のさまざまな種類の木を使っているから。走らせたり並べたりするのが楽しい1歳〜2歳の子どもにぴったりです。大きくなっても使えますから、ひとつのものを大切にする気持ちも教えてくれるおもちゃです。

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男の子の遊びからは縁遠かったママにとっては、もしかするとミニカーは息子さんが生まれて初めて身近になったおもちゃかもしれません。

「ミニカー＝トミカでしょ」と考えていたママにとっては、そのバリエーションの豊富さに驚きがあったのではないでしょうか。手で押す車やプルバック式、電池式、組み立て式…とタイプはさまざま。ミニカー以外のラジコンカーやプラモデルも含めると、車のおもちゃの世界はもっともっと広いはずです。

それだけ、男の子にとっての「車」は、とても魅力的な存在なのです。これだけ豊富ならば年齢や興味に合わせて、たくさんの中からチョイスすることができます。ママもちょっと「ミニカーの世界」に足を踏み入れて、一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。