子どもの自己肯定感を育む!3歳までの心の育て方の7つのポイントは?
子どもが幸せに育つためには、「自分が価値のある人間だ」という気持ち、つまり自己肯定感が大切です。特に3歳までの時期は、心の土台を作る時期だといわれます。ここでは、イラストとマンガで子育てのコツを解説する人気の育児書「子育てハッピーアドバイス」シリーズから、自己肯定感を育むための3歳までの子育てのポイントを紹介します。
本ページはプロモーションが含まれています
目次
子どもの自己肯定感はなぜ大切なの?
人間が幸せに生きていくためには「自分が生きている価値のある人間だ」という自己肯定感(自己評価)が大切です。まわりから見て成功している人であっても、自己肯定感が低いと苦しい人生となります。一方で、自己肯定感が高い人は、自分の人生を主体的に生きることができるのです。
(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)
(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)
子ども時代は、生きていくうえで必要な知識やルールを身につけていく時期です。自分が大切な存在だと実感できている子どもは、さまざまなことに意欲的に取り組むことができます。子どもが育っていくうえで、自己肯定感はとても重要なのです。
3歳までは自己肯定感を育てる時期
(0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)
生まれてから3歳頃までの期間は、子どもの心の土台を育てる時期です。
(0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)
自己肯定感がしっかりと育まれた子どもは、生活習慣を身につけたり、親にしつけられたことを守ったりすることができます。生活習慣や基本的な行儀作法は3~6歳頃に身につけられると考えられます。
(0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)
さらに、6歳頃からは小学校入学とともに勉強が始まります。自己肯定感が育まれ、ある程度しつけられた子どもには、自然といろいろなことに対する好奇心が生まれます。そのため、勉強したことがよく身につくのです。
自己肯定感はしつけや生活習慣、勉強の土台となるものです。そのため、3歳頃までに、子どもが「自分は大切な存在だ」と実感することが大切なのです。
子どもの自己肯定感を育む3歳までの子育ての7つのポイント
子どもの自己肯定感を育むためには、何をすれば良いのでしょうか。3歳頃までの子どもの接し方のポイントを説明します。
1.抱っこ・スキンシップ
赤ちゃんの時期に、たくさん抱っこしたりスキンシップをとったりしましょう。抱っこやスキンシップは赤ちゃんにとって気持ちの良いものです。抱っこをすることで、子どもは「自分が大切にされている」と実感できますよ。
2.泣いたらよしよしする
(0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)
まだ言葉を話せない赤ちゃんは、泣くことで不快な気持ちや不安な気持ち、寂しい気持ちを表現します。言葉を話せるようになっても、子どもは不安や寂しさから泣いてしまうことがあるでしょう。子どもが泣いたときによしよしと頭をなでることは、子どもの安心感につながり、さらには自己肯定感につながります。
3.赤ちゃんの気持ちを言葉にする
赤ちゃんやまだおしゃべりが上手でない子どもは、自分の気持ちを言葉に表現することができません。そのため、大人が赤ちゃんや子どもの気持ちを言葉にして話しかけましょう。
たとえば、赤ちゃんがうんちをしたら「うんちが出たね、おしりが気持ち悪いね」と声をかけておむつ替えをしてあげたり、ひとりでいた赤ちゃんが泣き出したら「寂びしかったね」と話しかけたりしてみてください。大人が話しかけることで、赤ちゃんは自分の感情を表現する言葉を覚えていきます。
自分の気持ち、特にマイナスの感情を言葉で表現できるようになることは、とても大切なことです。
4.一緒に遊ぶ
大人が子どもと一緒に遊ぶことは、子どもの自己肯定感を育むうえで有効です。大人が自分と一緒になって笑って過ごしてくれるということは、子どもの幸せな気持ちにつながります。
5.ふれあいタイムを楽しむ
子育てをしていると慌しく、なかなか子どもとの時間を作れないことがありますよね。食事やお風呂、寝かしつけの時間をふれあいタイムとすることがおすすめです。ふれあいタイムには子どもとゆっくり楽しむことを意識してみると、忙しい日常の中でも子どもは親の愛情を実感できるのではないでしょうか。
6.子どもの話を聞く
(0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)
まだおしゃべりが上手でない子どもの話では、何を言っているかわからないことがありますよね。しかし、子どもは一生懸命にママやパパに話をしようとします。子どもが上手に話せなくても、真剣に話を聞いてくださいね。しっかりと話を聞いてあげると、子どもは自分が大切にされていると感じられますよ。
7.子どもを丸ごとほめる
子どもの良いところだけでなく、悪いところも含めて子どもを丸ごとほめることが大切です。「大好きだよ」「どんなことがあってもママはあなたの味方だよ」といったメッセージを子どもに伝えてください。自分の良いところも悪いところも全て受け入れてもらえるということは、そのまま自己肯定感につながりますよ。
子どもの自己肯定感を高めるために読みたい本
子どもが幸せな人生を歩むために、自己肯定感が大切だとわかっていても、具体的にどのように子どもに対処すれば良いか悩むことがありますよね。子どもの自己肯定感を育む声かけの方法を知りたい方におすすめなのが、人気の育児書「子育てハッピーアドバイス」シリーズです。
精神科医でありスクールカウンセラーでもある明橋大二先生が、子育てのさまざまなシーンで直面するママやパパの悩みを解消するコツをわかりやすく解説してくれます。太田知子さんのイラストと漫画で、具体的なコツを知ることができますよ。
子育てハッピーアドバイス
著:明橋大二
イラスト:太田知子
これまで否定されがちだった「抱きぐせ」や「甘え」の大切さについて、マンガを交えてわかりやすくアドバイスしている子育て本です。100万部を突破しているベストセラーで、多くのママやパパから支持されています。
0~3歳のこれで安心子育てハッピーアドバイス
著:明橋大二
イラスト:太田知子
3歳までの子育てで大切な自己肯定感を育むポイントを解説した一冊です。年齢に合わせたしつけや泣きやまない赤ちゃんへの対処法、イヤイヤ期への対応など、ママやパパの悩みにも丁寧に答えています。
3~6歳のこれで安心子育てハッピーアドバイス
著:明橋大二
イラスト:太田知子
3~6歳頃の子育てで大切な、「自分は大切にされている」という気持ちを育てながら、他人と上手に関わるためのしつけやルールを身につけるためのポイントをまとめた一冊です。この時期のほめ方、叱り方、注意の仕方、やる気を引き出す言葉かけが解説されています。赤ちゃん返りやきょうだいげんか、登園しぶりへの対処法も見逃せません。
子どもの自己肯定感を育み、心の土台を作ろう
(0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)
子どもの自己肯定感を育むと、子どもは大きくなってから自信を持ってさまざまなことにチャレンジできるようになります。そのためには、まずは周囲の大人がありのままの子どもの姿を受け入れ、心の土台を作ることが大切です。
心の土台を作るためには、難しいことは必要ありません。日々のお世話の中で、ポイントを押さえて子どもに接してみてくださいね。
(※この記事は、1万年堂出版のご協力のもと、許可を得て掲載しています。)