【体験談】「叱らない子育て」とは?その結果どうなった?叱られない子どもはどう育つ?

育児をしているとよく耳に入る「叱らない子育て」。子どもを叱るべきところなのではないかという場面に遭遇したときに、このような子育てをしている親が子どもを叱らずに気になることがあります。「叱らない子育て」とはどのようなものなのでしょうか。「叱らない子育て」について詳しくご紹介します。

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この記事の監修

河井 恵美
助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. 「叱らない子育て」とは?
  2. 【体験談】誤った「叱らない子育て」で育った子どもたち
  3. 【ママたちの意見】「叱らない子育て」どう思う?
  4. 「叱らない子育て」は育て方の一例にすぎない
  5. あわせて読みたい

「叱らない子育て」とは?

叱らない子育てとは、むやみやたらと子どもを叱らずにほめて伸ばすという育児法です。しかし、子どもが何をしても叱らないというわけではありません。その育児法を見ていきましょう。

何をしても「叱らない」というわけではない

叱らない子育てとはいえ、単に「何に対しても叱らない」というわけではありません。叱らない子育てをしていて失敗したというママのなかには、叱らない子育ての意味をはき違えている方が多いといわれています。

叱らない子育てには、主に下記のような方法があります。

・叱る場面で大人の感情を抑える
・叱られるような行為をしたときに「なぜそうしたか」を考える
・子どものうちは結果よりも過程を尊重する
・「やめなさい」「ダメ」と頭ごなしに叱らない
・子どもの好奇心や自尊心を尊重する
・なるべく子どもの考えに耳をかたむけ、主体性や意欲を尊重する

叱る場面ではしっかりと叱る

子どもが他人に迷惑になることやお友達に危険をおよぼすようなことをしたときは、しっかりと叱る必要があります。叱らない子育てとは、単に子どもを「叱らない」というよりは「ほめること」を大切にし、子どもに自信を持たせて成長させるとしています。

大人は、子どもに対してメリハリをつけた接し方を心がけることが必要になってくるのではないでしょうか。

【体験談】誤った「叱らない子育て」で育った子どもたち

子育てに正解はないといわれています。しかし、叱らない子育てを誤った認識で行っているケースも少なくないでしょう。他者から見て、叱らない子育てを誤った認識で行っていたと感じた意見をご紹介します。

協調性がないように感じます

私の妹は子どもを叱らない親でした。わがままを受け入れ、悪いことをしても笑っていました。見かねて私が注意すると「余計なお世話」と言われたので黙っていました。

妹の子どもは高校生になりましたが友人関係が上手くいっていないようです。ほとんど友人がいません。わがまま放題に育ってしまったからか、協調性がないように感じています。

勉強についていけず悩んでいるようです

ママ友に子どもを叱らない方がいました。小学生になった今、注意しても授業や宿題になかなか集中できないようです。今まで何事も本人の好きなようにさせていたから勉強についていけないのかもと悩んでいました。

子どもが不登校のようです

私の友人に叱らない子育てをしている方がいました。その子は人に迷惑をかけたりお友達をたたいたりしても叱られないので、やけに得意げだったような印象です。

その子が中学・高校あたりで近況を耳にする機会があったのですが、どうやら不登校で自宅にいるようです。下の子もいたのですが、高校に進学せず自宅で引きこもっていると聞きました。叱られなかったことが原因かはわかりませんが、小さなころからすべてを許されていた子どもがつまずいたように感じています。

【ママたちの意見】「叱らない子育て」どう思う?

ママたちのあいだでも、叱らない育児法についてさまざまな意見があるようです。叱らない子育てについて、ママたちや周囲のさまざまな意見をご紹介します。

叱ることも大切

必要なところでは叱ることも大切

叱らない子育てといっても何をしても良いというものではありません。命に関わること、他人に迷惑のかかることをしたときは、真剣に叱る必要があるでしょう。その点をはき違えている方が多いように思います。

叱ってほしいなと思うママ友がいます

ママ友の中に、何をしても子どもを叱らない方がいます。おもちゃで叩いてきたり息子を付き飛ばしたりしても、その子のママは見ているだけで、ほかのママが止めに入ってくれています。ひどく叱る必要はありませんが、止めたり注意したりはして欲しいです。

叱られた意味を考えたい

叱られるという経験がないと、将来苦労するような気がします。保育園・幼稚園・小学生のころに叱られその意味を考えることも大切なように思います。親は一緒に考えてあげることが大切なのではないでしょうか。

叱らないのは難しい

叱らず子育てをするのは無理があります

2歳差の男の子きょうだいの育児をしていますが、叱らない子育ては無理があります。子どもに悪気はなくても、手を振りほどいて道路に飛び出したり、譲り合いができずお友達とトラブルを起こしたりと、どうしても叱らなければいけない場面がたくさんあります。良いところを見つけてほめようと思うのですが…。

まずは子どもや相手の気持ちを考える

まずは気持ちを考えるよう心がけています

子どもが困ったことをしたら、叱る前に結果相手がどう思うかを子どもと考えるよう心がけています。子どもが良いことをしたときは、ありがとうとまずは感謝を伝えるようにしています。

大人が感情的にならないよう心がけています

子どもは、大人の感情次第で叱られると混乱してしまう気がします。そこで、できるだけ感情的に叱らないよう心がけています。カッとなったときはまずは一呼吸置くようにしています。なかなか難しいですが、できるだけなぜ叱られることをしてしまったのか子どもの気持ちも考えるようにしています。

「叱らない子育て」は育て方の一例にすぎない

ママになると育児法やしつけについて悩むことがありますよね。育児書や周囲の意見など多くの情報が入ってくることで、困惑してしまうママも少なくないでしょう。

「叱らない子育て」はその一例にすぎません。子どもの数だけ育て方はそれぞれです。育て方に困ったり迷ったりした場合は、パパや家族・ママ友や友人、保育士の専門家に相談してみることも大切でしょう。

「叱らない子育て」の本の中でも、子育てにおいて親の愛情がとても重要だと記されています。愛情の伝え方は、声かけ、スキンシップ、見守る、一緒に何かをする、「あなたがとても大事」ということをわかりやすい言葉で伝えるなど、色々な方法があります。どのような育て方であっても、まずは子どもにしっかりと向き合い、愛情を注いであげることを忘れないようにしたいものですね。

※記事中の体験談・ご意見は、ままのて編集部に寄せられたものを紹介しています。

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電子書籍

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