【保育士解説#7】プロが教える自己肯定感を育む2ステップ!自己肯定感とはどんな力?

保育士・子育てアドバイザーとして活躍する河西景翔先生の連載第7弾。今回は「自己肯定感」について解説いただきました。そもそも自己肯定感とはどのようなことなのでしょうか。子どもの自己肯定感を育むたにはどうしたら良いのでしょうか。子育て中のママや現役保育士さん、保育士を目指す方など、ぜひ河西先生のコラムを参考にしてください。

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この記事の監修

河西 景翔
保育士・子育てアドバイザー
河西 景翔

目次

  1. 自己肯定感とは自分自身を評価できる力
  2. 周囲から大切にされていると実感させる
  3. 子どもの頑張りをほめてあげる
  4. 2ステップ!子どもの自己肯定感の育て方
  5. 0.1.2歳の子どもも成功体験を積み上げてあげよう
  6. 河西景翔先生による子育てのアドバイス動画はこちら!
  7. 河西景翔先生のコラム
  8. 著者情報:河西景翔(かわにし けいと)
  9. 妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!
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河西先生

皆さんは、「自己肯定感」という言葉をご存じでしょうか。

今回は自己肯定感について解説します。子どもの自己肯定感を育むきっかけについてもぜひ参考になさってください。

自己肯定感とは自分自身を評価できる力

自己肯定感とは、簡単に言うと「自分自身の価値を自分で評価できる力」のことをいいます。小さなうちにこの力を育てていくと、大人になっても他人の考えや行動に流されず、自分自身が持つ「意思」「意見」をしっかりと主張できるようになります。

また、物ごとに対して失敗を恐れず何度もチャレンジし、意欲を持って集中し取り組めるようにもなるのです。

河西先生

しかし、日本では「自己肯定感」の低い子が多いそうです。では、どのように高めていけば良いのか解説したいと思います。

周囲から大切にされていると実感させる

皆さんは、子どもが泣いたり呼びかけられたりしたらどのように接しますか。「どうしたの?大丈夫?」と温かい声をかけているのではないでしょうか。

一方で、何かに失敗してしまったときはどうですか。たとえ失敗したとしても、成功したときと同じように失敗を認めて温かく受け止めている方も多いでしょう。

どのような結果となっても温かく対応してもらえると気付くことで、子どもの気持ちが安定します。そして、どのようなときも受け入れてもらうという経験を積むことで、大人との信頼感が生まれて「自分はこんなにも愛されている」「このままの自分で良いんだ」という気持ちが生まれます。

実は、他者との信頼関係が「自己肯定感」の始まりの一歩なのです。

河西先生

どのようなことがあっても、自分を受け入れてくれるという安心感が自己肯定感を育むことにつながるのです。

子どもの頑張りをほめてあげる

周囲との信頼と同じく大切なのは、子どもを「ほめる」ことです。

子どもは他者からほめられることで嬉しくなり、素直な気持ちが生まれます。ほめられることで他者が自分を認めてくれると感じて、相手に対する信頼が高まります。

すると、他人に対しても優しくなり、自分の持っている力を最大限に使って誰かを助けたい・人の役に立ちたい・もっと頑張りたいという気持ちが自然と生まれるのです。

2ステップ!子どもの自己肯定感の育て方

河西先生

子どもの自己肯定感を育むために、どのような環境を作っていけば良いのかを2ステップでお伝えします。

ステップ1.子どもの写真を飾って振り返る

たとえば子どもが、粘土やブロックで遊んでいたとします。大人は、子どもが遊んでいるその姿を写真や動画で残します。もちろん、作った物も写真や動画に残しておきましょう。そして、可能な範囲でその写真を印刷して誰もが目に付く場所に飾ります。写真や動画の録画データを「可視化」するのです。

ここで大切なのは、大人や子どもも、誰でも目に付く場所に飾って「可視化」するということです。誰でも簡単に見ることにより、子どもは自分の活動を振り返るようにしましょう。

ステップ2.振り返った行動を抽象的にほめる

周りにいる人は、どのような過程で子どもがその行動を起こしたかを写真を通して知りほめてあげましょう。このとき、ただほめるだけではなくより抽象的にほめることが大切です。

工作の姿を振り返ったならば「すごいね」だけでなく、「○○作ったんだね、すごいね」とほめてあげてください。子どもは、具体的にほめられることで何をほめてもらえたのか学ぶことができます。

それらの過程が自分の行動の自信につながり、もっと頑張ろうという意欲へと向かっていくのです。

0.1.2歳の子どもも成功体験を積み上げてあげよう

子どもの自己肯定感を育むための振り返りやほめる行動は、0・1・2歳からぜひ行いたいことです。成功体験の積み重ねが、子どもの自己肯定感をさらに高めてくれます。

どのようなことにも失敗を恐れず、成功すると強く意識して前向きにチャレンジできるようになります。チャレンジできる人は、壁にぶつかってもそれを乗り越える力が備わっている気がします。

自己肯定感が育まれると個々のコミュニケーション能力も高まります。人と積極的に関わったり、さまざまな環境を受け入れたりと、良好な人間関係を築いていけるようにもなるのではないでしょうか。

※この記事は2020年3月時点の情報をもとに作成しています。

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著者情報:河西景翔(かわにし けいと)

保育士・子育てアドバイザー。
小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。
「子育て中のママやパパと、共に悩みながら最良の道を切り開く」
を念頭において、日々奮闘中。

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