妊娠中、子宮内を満たす羊水は、お腹の赤ちゃんを外部の衝撃から守ったり、赤ちゃんの肺や筋肉の発達を促したりしています。この羊水は、多すぎても少なすぎても胎児の成長に影響を与えるリスクがあり、妊婦健診のエコー検査では適宜、羊水量を調べることになります。ここでは、「羊水過多症」や「羊水過少症」、胎児の便が羊水に混じる「羊水混濁」など、羊水の異常について取り上げています。