赤ちゃんのお風呂浮き輪の注意点!スイマーバの魅力と安全な使い方
お風呂で使える赤ちゃん用の浮き輪、スイマーバが人気を集めています。赤ちゃんが浮き輪で浮いている姿はかわいいですよね。しかし、スイマーバは使い方を間違えると事故の危険性があります。ここでは、スイマーバの魅力や値段、使用するときの注意点などを解説します。これから使うママも、もう使っているママも参考にしてくださいね。
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目次
赤ちゃんのお風呂に浮き輪が使えるの?
スイマーバがママたちのあいだで人気!
首に小さな浮き輪を付けて、プカプカ浮いている赤ちゃんの画像や動画を見たことがあるママは多いのではないでしょうか。小さな赤ちゃんが浮き輪でニコニコと浮かんでいる姿がかわいらしいですよね。
ベビー用の首浮き輪はいくつかのメーカーから販売されています。なかでも人気が高い商品がスイマーバです。イギリスで発売されて以来、スイマーバは世界中のママから人気を集めています。
スイマーバは本来プレスイミング用
スイマーバは、赤ちゃんがプレスイミングをするために作られた「浮き輪型スポーツ知育用具」です。プレスイミングとは、羊水の中にいた感覚を覚えているうちに水に親しむことをいいます。スイマーバを装着した赤ちゃんは、気持ち良さそうに浮いたり、自分で手足を動かして水の中を動いたりします。日本では、お風呂で赤ちゃんと遊ぶ目的でスイマーバを買うママが多いようです。
お風呂場での事故も多い
お風呂での使用によるスイマーバの事故が発生しています。赤ちゃんとママでお風呂に入り、赤ちゃんをスイマーバに入れたまま目を離したときに事故が発生しているようです。スイマーバは、大人の手がすぐに届く範囲で使用することを前提に作られている商品です。事故を防ぐために、スイマーバを使用しているときは赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
スイマーバはいつからいつまで使える?
スイマーバを装着すると、赤ちゃんは体をひねって回転したり、バタ足や浴槽を蹴って移動したり自由に動くことができます。装着は、首が座っていれば大人ひとりでも楽にできます。良い運動になっているのか、たくさん動いた日はコテっと寝てしまいます。一緒に入る大人は両手が空くので、のんびりと湯船につかりながら、赤ちゃんのかわいい姿を見ていられますよ。
生後1ヶ月頃から使える
スイマーバは、赤ちゃんのあごがきちんと浮き輪の上に乗るようになれば使用できます。何歳、あるいは体重が何kgになってからとは決められていないため、あごがきちんとスイマーバに乗れば生後1ヶ月頃から使っている赤ちゃんもいるようですよ。
あごが浮き輪に乗らない場合は、使用中に赤ちゃんが水を飲んでしまったり、スイマーバから赤ちゃんが落ちてしまったりするかもしれません。確実にあごが浮き輪に乗るようになってから使用するようにしましょう。
体重11kgまで使用可能
スイマーバは、生後18ヶ月かつ体重11kgまでの赤ちゃんを対象に作られています。対象となる月齢や体重を超えて使用すると浮き輪が赤ちゃんを支え切れなくなり、溺れてしまうかもしれません。月齢や体重制限はきちんと守るようにしましょう。
赤ちゃんの首にスイマーバを付けたときには、首とスイマーバのあいだに大人の指が2本入るくらいの余裕があるかをチェックしましょう。もし指が入らないくらい赤ちゃんの首回りが大きくなっている場合は、首が締まり窒息の危険性があるかもしれません。指が入らない場合は、スイマーバの使用をやめましょう。
価格は3,000円程度
スイマーバの価格は、3,000円程度です。赤ちゃん用品店やAmazonなどのネット通販で買うことができます。スイマーバの正規取扱店は、スイマーバジャパンの公式サイトで確認できますよ。
正規取扱店のスイマーバは日本の検査基準をクリアしており、購入後60日以内であれば保証を受けられます。赤ちゃんの安全のためにも、スイマーバは正規取扱店で購入すると良いでしょう。
お風呂でスイマーバを使うメリット
バランス感覚や持久力が育つ
スイマーバは、赤ちゃんの首に装着し手足を自由に動かせるように設計されています。スイマーバを使用すると、まだ歩けない赤ちゃんでも全身運動をすることができるため、バランス感覚や持久力などを養えるといいます。赤ちゃんが慣れてくると、浮かびながら浴槽を蹴ることもあるようですよ。
水に対する恐怖心がなくなる
赤ちゃんのときから水に親しんでいると、水に対する恐怖感を和らげることができます。もともと赤ちゃんは羊水の中にいたため、お腹の中の感覚を覚えているうちに水と親しんでおくことが良いのかもしれません。ただし、スイマーバを付けることや、スイマーバで浮かぶことを嫌がる赤ちゃんもいます。赤ちゃんの様子を見ながらスイマーバを使用すると良いでしょう。
親子のコミュニケーションになる
スイマーバは、必ず大人の手が届く範囲で使用するものなので、スイマーバを使用すると親子の触れ合いが増えます。スイマーバでぷかぷか浮いたり、バタバタ泳いだりする姿はとてもかわいらしいので、赤ちゃんへの愛情がより深まりそうですね。たくさん触れ合って、スイマーバを楽しみましょう。
夜泣きが改善される
赤ちゃんの夜泣き問題に悩まされているママは多いのではないでしょうか。なぜ赤ちゃんが夜泣きをするのかは、今のところわかっていません。夜泣き対策にはさまざまな方法がありますが、スイマーバを使うとぐっすり眠るようになった赤ちゃんもいるようです。
スイマーバでプカプカ浮いて全身運動をすることで適度に疲れたり、リラックスできたりするのかもしれません。すべての赤ちゃんの夜泣きに効果があるわけではありませんが、夜泣きに悩んでいるママは試すと良いかもしれませんね。
赤ちゃんの安全のために注意すること
絶対に目を離さない
スイマーバを使用するときは、絶対に赤ちゃんから目を離さないでください。スイマーバは、プレスイミング用に作られたものです。スイマーバで赤ちゃんを浮かせておいて自分の身体や髪を洗う、といったことは絶対にやめましょう。たった数秒目を離しただけで、赤ちゃんが溺れてしまったという事例もあります。「少しだけなら大丈夫だろう」と考えずに、赤ちゃんの安全に注意して使用しましょう。
空気漏れがないか確認する
スイマーバを使用するときには、空気漏れがないかしっかり確認してから使いましょう。空気栓は、空気が漏れないようにしっかりと差し込みます。浮き輪から空気が漏れて浮き輪内の空気が少なくなると、浮力不足で浮き輪が赤ちゃんを支えられなくなるかもしれません。赤ちゃんに装着する前に本体を水の中に入れ、空気漏れがないか確認することをおすすめします。
使用前に位置やサイズを確認する
スイマーバを使用するときには説明書をよく読み、あごが浮き輪の穴の上に乗るように装着してください。赤ちゃんの首へスイマーバを装着したら、上と下にあるベルトをそれぞれ締めます。ベルトを締めずに使用してしまうと、赤ちゃんが抜け落ちてしまう恐れがあります。必ず両方のベルトを締めるようにしましょう。
浮き輪の穴から首が抜けないようにきつく装着しすぎると、赤ちゃんが呼吸困難になってしまうかもしれません。首周りと浮き輪のあいだは、大人の指が2本ぐらい入るように調節して装着しましょう。
お湯の深さと温度を調節する
●水温
スイマーバを使用する水温の目安は、35℃~41℃です。外気温などに合わせて、水温を調節しましょう。赤ちゃんがのぼせないように、室内を暖めてぬるめのお湯で使用することをおすすめします。
●水深
水深の目安は、赤ちゃんが足を伸ばしてちょうど底に着くくらいです。浅い水深では赤ちゃんがひっくり返って転ぶなどの危険があるため、水の量を調節して使用しましょう。
お風呂で長時間使用しない
水中での運動は、想像以上に体力を使います。小さな赤ちゃんは、体力があまりありません。長時間スイマーバで運動をしていると疲れてしまい、水中で眠って脱力してしまう可能性があります。スイマーバは、まずは5分程度から始めて、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に使用時間を伸ばしていくと良いでしょう。スイマーバを使用するタイミングは、お昼寝前や夜の就寝前の赤ちゃんが機嫌の良いときがおすすめです。水中での運動は赤ちゃんをリラックスさせ、適度な疲れは赤ちゃんの自然な睡眠を促してくれるでしょう。
暖かいお湯を張ったお風呂で長時間スイマーバを使用すると、赤ちゃんがのぼせてしまう危険性があります。赤ちゃんの様子を見ながら適度なタイミングで休憩を挟んだり、早めに切り上げたりしてあげましょう。
使用方法や使用時期を守って楽しいバスタイムを
スイマーバを使ってみると、赤ちゃんが生き生きと手足を動かす様子に驚くママが多いようです。赤ちゃんの時期に適度な運動で手足の筋肉や感覚を刺激してあげることは、心身に良い影響を与えるといいます。親子で一緒に楽しめるのは、スイマーバの大きな魅力ではないでしょうか。スイマーバは、使用方法を守らないと事故のリスクがあります。安全に注意して、親子でスイマーバを楽しんでみてはいかがでしょうか。