ベビースイミングはいつから?おむつはどうする?効果や持ち物、料金、内容、注意点を紹介!

赤ちゃんの初めての習い事に、ベビースイミングを選ぶママは多いのではないでしょうか。ベビースイミングは赤ちゃんだけでなく、パパやママもいっしょに楽しめる習い事です。ここではベビースイミングを始めるタイミングや効果、持ち物について紹介します。ベビースイミング中のおむつについても、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事の監修

河井 恵美
助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. ベビースイミングとは?
  2. ベビースイミングはいつからできる?
  3. ベビースイミングに期待される効果
  4. ベビースイミングに必要な持ち物
  5. ベビースイミングを行う際の注意点
  6. ベビースイミングを親子で楽しもう
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ベビースイミングとは?

ベビースイミングとは

ベビースイミングでは、赤ちゃんひとりではなく、赤ちゃんとパパやママなどの保護者がいっしょにプールに入って簡単な運動を行います。コーチがパパやママに動きを説明し、パパやママが赤ちゃんと一緒に身体を動かして楽しむことが多いようです。

ベビースイミングでは、泳ぐことよりも親子のスキンシップが重視されています。初めての集団行動の経験としても良い習い事だといえるでしょう。

ベビースイミングの内容

ベビースイミングでは、まず水に入って慣れることからスタートします。コーチの指示にしたがい、水中で簡単な動きを行うレッスンが中心となるでしょう。パパやママに抱っこをしてもらいながら、水の中で揺れる、浮く、ジャンプするなど、さまざまな動きをします。

赤ちゃん向けの遊びやおもちゃを取り入れたり、ベビーマッサージを行ったりするスクールもあるので、楽しみながら水に慣れ親しむことができますよ。

ベビースイミング料金

ベビースイミングの料金は、通うスクールによって異なります。支払い方式は「1回ごとの支払い」「回数券制」「月謝制」など、さまざまです。体験レッスンを実施しているスクールが多いので、まずは実際に見学や体験をしてみてはいかがでしょうか。

月謝制のスクールの場合、1ヶ月あたりの料金は5,000円~8,000円が相場のようです。月謝とは別に、入会金がかかるスクールも多いため、あらかじめ確認しておきましょう。

ベビースイミングはいつからできる?

通うスクールによってベビースイミングの開始月齢は異なります。一般的に生後6ヶ月以降が対象となるところが多いですが、なかには生後4ヶ月頃から受け入れているスクールもありますよ。

ベビースイミングは、赤ちゃんの首がしっかりすわってから始めるのが望ましいので、首すわりを確認してから始めましょう。赤ちゃんの腰がすわっていると着替えがスムーズにできるので、パパやママの負担が軽減されるかもしれませんね。

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ベビースイミングに期待される効果

ベビースイミングを行うことで期待できる効果は以下のとおりです。

親子のスキンシップの機会になる

ベビースイミングでは、パパやママが赤ちゃんを抱っこしながらさまざまな動きをします。そのため、親子のスキンシップの機会となり、親子の絆を深めることができます。親子の顔の距離が近く、お互いの表情を見ながら動けるので、赤ちゃんも安心ですね。

スキンシップを行うことは、赤ちゃんの心の発達にも良い影響をもたらします。スキンシップをとると「オキシトシン」というホルモンが多く分泌されるといわれています。

オキシトシンは別名「幸せホルモン」と呼ばれており、心を安定させたり、好奇心を育てたり、ストレスに強くしたりする効果があるといわれています。赤ちゃんだけでなくママやパパの心の安定にも効果が期待できるのではないでしょうか。

長時間の抱っこは疲れてしまうものですが、水の中なら腕や腰への負担が少なくなるので、1時間ほどのプログラムでも楽しみながらこなすことができるでしょう。

赤ちゃんの水への恐怖心を和らげる

水への恐怖心は、低年齢のほうが払拭しやすいといわれています。広いプールで楽しみながら水に慣れ親しむことで、赤ちゃんの水への恐怖心を和らげることができるでしょう。お風呂で頭を流すのを嫌がる赤ちゃんも、ベビースイミングを続けていれば恐怖心が緩和されてあまり嫌がらなくなるかもしれませんね。

ベビースイミングでは、赤ちゃんのペースに合わせて水に親しんでいきます。ベビースイミングで赤ちゃんが水を怖がった場合、レッスンを無理強いされることはなく、コーチと相談しながら進めていくことができます。

赤ちゃんが同じ年ごろの子どもと触れ合える

ベビースイミングでは、多くの場合0歳~3歳の赤ちゃんを対象にレッスンが行われます。3歳頃になるとキッズスイミングに移行することが多いようです。0~2歳頃はまだ友だちと一緒に遊ぶ時期ではありませんが、同じ年ごろの子どもと触れ合うことは赤ちゃんにとって良い刺激となります。

赤ちゃんの運動機能が発達する

ベビースイミングは、神経の発達にも効果が期待できます。スイミングでは全身の筋肉をバランス良く使うことができるため、子どもの発育過程での体のゆがみが起こりにくくなるといわれています。ほかにも以下のような効果が期待できます。

・心肺機能の向上(気管支ぜんそくの治療として用いられることもあります)
・抵抗力の向上
・血液循環機能の向上
・脳の発達

ママ友やパパ友を作るきっかけになる

ベビースイミングは、同年代の子どもを持つママ同士の交流の場としてもおすすめです。レッスン中やその前後に親同士で交流する機会を持つことができるので、ママ友作りのきっかけとなるでしょう。

育児の悩みを共有できることで、ママの育児ストレスの軽減にもつながるかもしれませんね。ママ友との会話から、育児の情報を得ることもできるでしょう。

土日のレッスンではパパが多く参加するスクールもあるようです。育児に積極的に参加したいと考えているパパは、自分と同じように育児を頑張るパパ友と出会うことができるかもしれません。

ママやパパの運動不足解消やストレス解消、ダイエットになる

赤ちゃんとの生活の中では運動する時間がなかなかとれないため、ママやパパは運動不足に陥ることが多いでしょう。赤ちゃんといっしょに水中で身体を動かすことは、運動不足解消になりますよ。運動をすることは気分転換になり、育児ストレスの解消にもおすすめです。

水の抵抗で消費エネルギーが大きくなるので、産後ダイエットにも効果が期待できます。プールの水温は体温よりも低く、代謝が上がるともいわれています。水中は浮力があり、身体への負担が陸上での運動に比べて軽減されるため、運動に慣れていないママやパパでも手軽に行えます。

赤ちゃんの寝つきが良くなる

赤ちゃんの寝ぐずりや夜泣きは、パパやママにとって大きな負担となってしまいますよね。ベビースイミングでしっかりと身体を動かすことで、赤ちゃんの寝つきが良くなるかもしれません。

午前中のクラスを受けると、疲れてぐっすりお昼寝をしてくれることでしょう。赤ちゃんがぐっすり眠ってくれると、家事がはかどったり、ママのひとりの時間を作れたりするかもしれませんね。

ベビースイミングに必要な持ち物

水着とスイミングキャップ

ベビースイミングを始めるなら、水着やスイミングキャップを用意する必要があります。体験レッスンの場合、レンタルを行っているスクールもあるようです。水着やスイミングキャップは、スクールでの購入が指定されていることもあるため、自分で購入する前に確認するようにしましょう。

赤ちゃんの水着は、ワンピースタイプやグレコタイプ、ロンパースタイプなど、上下がつながったデザインが人気です。水中でたくさん動いてもお腹が出ないので、身体の冷えを防ぐことができるでしょう。着脱しやすい水着を選ぶと準備がスムーズですよ。

ベビースイミングでは赤ちゃんだけでなく、ママもいっしょにプールの中に入るため、ママの水着も必要です。ママの水着はラッシュガードでも大丈夫なので、産後の体形が気になるママや水着の着用に抵抗があるママは、ラッシュガードを着てはいかがでしょうか。

ラッシュガードは水中だけでなく、アウトドアやスポーツにも着用できるため、1枚持っていて損はありません。下半身が気になるママは、ラッシュレギンスやラッシュトレンカを用意しても良いですね。手ごろなお値段でおしゃれな商品が多数販売されているため、ぜひチェックしてみてください。

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タオル

ベビースイミングのレッスンが終わったあと、赤ちゃんやママの身体を拭くためのタオルが必要です。濡れた状態では身体が冷えやすいので、赤ちゃんを包み込める大判のバスタオルを用意しましょう。

フードつきタオルやラップタオルなどは、便利に使えるためおすすめです。赤ちゃん用と大人用の合計2枚を用意しておくと良いでしょう。

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水着用おむつ(水遊びパンツ)

ベビースイミングを始めるころは、赤ちゃんはまだおむつをしていることがほとんどです。通うスクールによってルールは異なりますが、プール内でのおむつはどのようなものを着用するのか確認しておきましょう。一般的には、水着用のおむつを着用することが多いようです。

水着用のおむつには、使い捨ての紙おむつタイプと繰り返し洗濯して使える布性おむつタイプの2種類があります。スクールで指定がない場合は、ママが使いやすいほうを選ぶようにしましょう。プールが終わったあとに赤ちゃんにはかせるおむつも、忘れずに用意してくださいね。

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水分補給のための飲み物

プールでたくさん身体を動かしたあとは、赤ちゃんにしっかりと水分補給させてあげましょう。水やお茶・ミルクなど、赤ちゃんが普段飲み慣れている飲み物を用意してあげると良いですね。赤ちゃんの身体が冷えないよう、常温のものが好ましいでしょう。

授乳で水分補給しても問題ありません。スクールに授乳室がない場合は、授乳ケープなどを用意しておくことをおすすめします。ベビースイミングのあとは、ママの身体の水分も失われているため、ママの分の飲み物の用意も忘れないようにしましょう。

ベビースイミングを行う際の注意点

赤ちゃんが安全にベビースイミングを行うためには、どのようなことに注意すれば良いでしょうか。自分たちだけでなく周りの人も気持ち良くベビースイミングを楽しめるよう、周囲への配慮も忘れないようにしたいですね。

体調がすぐれない場合は行わない

ベビースイミングに行く前に、必ず赤ちゃんの体調を確認しましょう。熱があったり、元気がなかったりする場合は、ベビースイミングはお休みするようにしてくださいね。

鼻水が出ていても、元気がある場合はベビースイミングを行うことができますが、症状が悪化しないか注意する必要があります。プールの消毒剤で鼻水の症状が悪化することもあるため、症状が強ければ途中で切り上げるようにしましょう。鼻水の症状が長引く場合は、耳鼻科の診察を受けることをおすすめします。

ママの化粧は落とす

ベビースイミングを行うときは、ママの化粧は落とすようにしましょう。プールを清潔な状態に保つため、日焼け止めや整髪料の使用も控えるのがマナーです。すっぴんで出歩くことに抵抗があるママもいるかもしれませんが、ベビースイミングに出席するママはみんなすっぴんなので、気にしなくて大丈夫ですよ。

ママの生理がひどいときは入らない

ママが生理中でもプールに入ることはできます。プールに入っているあいだは水圧で血液が流れ出にくいものの、タンポンや月経カップを使うと安心です。

しかし、生理がひどい場合は、ベビースイミングをお休みすることをおすすめします。無理してベビースイミングに参加すると、身体を冷やして生理痛の不調がさらに悪化してしまうかもしれません。生理中にベビースイミングに参加する場合、体調に異変を感じたらすぐにプールから上がり、休憩をとるようにしましょう。

ベビースイミングを親子で楽しもう

ベビースイミングは、比較的早い段階で始めることができる習い事です。水の中でさまざまな動きや遊びが体験でき、赤ちゃんにとって良い刺激になるでしょう。パパやママにとっても、育児中のストレスや孤独感の緩和が期待できます。

親子にとって良いコミュニケーションになり、水慣れできることもベビースイミングのメリットです。まずは体験レッスンから始め、親子の条件に合ったスクールを見つけたいですね。

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