クリスマスリースを折り紙で!子どもと一緒に簡単手作り!おしゃれなキットも紹介
近年、クリスマスリースを玄関のドアに飾る家庭が増えてきました。子どもと一緒にオリジナルのリースを手作りしても素敵ですね。ここでは、折り紙で作れるクリスマスリースや、手作りできるおすすめキットを紹介します。クリスマスリースの製作アイデアに挑戦してみましょう。(この記事は2021年11月時点の情報をもとに作成しています)
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目次
クリスマスリースの由来と意味
クリスマスの定番アイテムでもあるクリスマスリースには、どのような由来や意味があるのでしょうか。
形、色、素材の意味
クリスマスリースがクリスマスのシンボルのひとつとして飾られるようになった由来は諸説あります。
まず、リースの丸い形は境目がないことから、一般的に「終わりのない永遠」という意味が込められています。クリスマスリースの場合、一般的なリースの意味に加え、イエス・キリストの愛を讃えて「終わりなく続く神の愛」といわれることも少なくありません。
次に、クリスマスリースに使用される色には、下記のような意味が込められています。
・緑…永遠の命、生命力、神の永遠の愛
・赤…キリストの血、太陽の炎、大きな愛
・白…けがれのない清らかさ、純粋な心、雪の色
・金/銀…希望、富、キリスト生誕を知らせる星の光、豊かさ
リースの素材には、一般的に常緑樹(一年中枯れない植物)であるモミや柊(ひいらぎ)が使用されます。常緑樹を使う理由として、「生命力の象徴」を意味したり「農作物の繁栄」を願ったりするためと説く専門家もいます。リースを彩る柊の赤い実は、キリストの血・太陽・炎といった意味合いがあるそうですよ。
古代ギリシャが起源とされる
クリスマスリースの始まりは、キリスト教が誕生する以前、古代ギリシャの文化が起源という説が有力とされています。古代ギリシャ時代、頭にかぶる花冠のリースは結婚式やお祭りの装飾の他、王者の冠として使われていました。
さらに古代ギリシャから時代が進み、古代ローマの人々は死者を葬る際、石棺(せっかん)にリースを飾る風習があったといわれています。リースの素材により異なる場合がありますが、主に下記のような意味を込めてリースを使用していたようです。
・魔よけ
・豊作祈願
・新年の幸運祈願
結婚式やお祭り・葬式など、特別な日に使われるリースと、クリスマスリースとの密接な関係は明確にはわかっていません。しかし、リースに込められた意味や使われ方・玄関に飾る習慣から、日本でいう新年のしめ縄のような役割があると説く専門家もいます。
クリスマスリースを手作り【折り紙で簡単】
クリスマスの雰囲気を親子で楽しむために、折り紙でクリスマスリースを手作りしてみてはいかがでしょうか。子どもの月齢や年齢・できること・興味のあることなどを考慮しながら、親子で取り組める製作アイデアにチャレンジしてみましょう。
親子で楽しめる折り方のリース
リースのイメージカラー・緑と赤の折り紙を交互につなげると、カラフルなリースが完成します。好みにより折り紙の色や柄のバリエーションを増やし、雰囲気を変えても良いですね。
【材料】
・折り紙 16枚
・リボン
【作り方】
1.折り紙を2色8枚(たとえば緑8枚、赤8枚)用意する
2.折り目を付けながらリースの葉となる部分を1枚ずつ折る
3.16枚折り終えたら、緑と赤の折り紙を挟むように交互につなぐ
4.輪になるように整えて完成
飾る場所に合わせ、リボンや、壁やドアに掛けるための紐などを取り付けても良いでしょう。
豪華なリースを作りたい方におすすめの折り方
見た目にこだわったリースを作りたい方は、少し難易度が高いデザインがおすすめです。8枚のポインセチアを連ねて作る華やかなリースは、豪華な雰囲気に仕上がります。
【材料】
・折り紙 8枚
・のり
・ポインセチアの中央に付けるパールやシール
【作り方】
1.画像を参考に、折り紙の4隅が六角形になるように折り目を付ける
2.折り目に添い、1枚ずつポインセチアを完成させる
3.花の中央部分に、ボンドでパールを取り付けたりシールを貼ったりする
4.1枚ずつ、ポインセチアにのりを付けてつなげ、リースの形を整える
赤と緑、黄色と緑など、2色の折り紙を交互につなげていくと見栄えが良いでしょう。立体的に折る工程があるため、しっかり折り目を付けながら進めるときれいにできます。
1~2歳にもおすすめ・シンプルなクリスマスリース
徐々に手先が器用になってきた1~2歳頃の子どもがチャレンジしたい、クリスマスリースの製作アイデアです。
小さな子どもと折り紙を折る場合、事前にしっかりと折り目を付けてあげる方法がおすすめです。子どもの機嫌を損ねない程度に手を貸してあげても良いでしょう。
【材料】
・折り紙 6枚
・飾り付けのリボンや紐
【作り方】
1.画像を参考に折り紙の表を折った後、裏に返して表と同じように折る
2.1を参考に6枚の折り紙を折る
3.1枚ずつ折った折り紙をポケットになる部分に重ねるように連ね、輪を作る
クリスマスリースの輪ができたらリボンを取り付けたり、折り紙で折ったサンタや鈴を中央に吊るしたりと工夫しても良いでしょう。
葉っぱ模様がかわいいリース
葉っぱの模様が作れる、リースの製作アイデアです。のりやハサミなどを使用しないため、小さな子どもも安心して製作できるのではないでしょうか。
【材料】
・折り紙 8枚
・テープ(必要であれば)
【作り方】
1.画像を参考に、リースの葉の部分を8枚折る
2.隣の折り紙のポケット部分に挟むよう、違う色を交互に重ねて連ねる
3.きれいに輪を作り、好みによりリボンや紐を取り付けて完成
必要に応じて裏をセロテープで止めながらつなげていくと、失敗しにくいでしょう。保育園や幼稚園に通う年齢の子どもでもチャレンジできる難易度のため、親子製作としてもおすすめです。
クリスマスリースを手作り【キットで本格】
本格的なクリスマスリースを作りたい方や、材料を揃えるのが大変だという方には手作りのキットがおすすめです。さまざまな種類のキットがあるため、好みのリースにチャレンジしてみましょう。
1.ナチュラルで飾る場所を選ばないクリスマスリース
サイズ:直径16~18cm
赤と緑のクリスマスカラーのアイテムをそろえたミニサイズのクリスマスリースの手作りキットです。子どもが喜ぶかわいらしいリースになりますよ。作り方はQRコードから動画で確認できるので、はじめてでも安心して取り組めます。
2.おしゃれなホワイトのプリザリースキット
サイズ:直径約22cm
ホワイトを基調とした、おしゃれなプリザーブドフラワーリースの手作りキットです。まつぼっくりやリボン・パールが付属され、エレガントな雰囲気が好みの方にもおすすめです。
花材がたくさん入っているため、ボリュームのあるリースを作りたい方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
クリスマスリースの飾り方
クリスマスリースを手作りした場合、どこに飾るのが良いのでしょうか。リースを飾る前に、飾り方や工夫したいことを知っておくと安心です。
玄関に飾る家庭が多い
クリスマスシーズンが近付くと、外から見えるよう、玄関のドアにクリスマスリースを飾る家庭が増えます。ドアにリースを飾る場合は、穴を開けて外観を傷付けないために、ワンタッチで取り付けられるマグネットフックを利用してはいかがでしょうか。
ドアの種類により、マグネットが使用できなかったり強度不足だったりする場合は、粘着テープ式のフックを使用しても良いでしょう。粘着テープの跡を残さないように、養生テープを貼ってから粘着テープを取り付ける方法もおすすめです。
地域柄、雪や気候の影響を考慮して、リビングや玄関の扉を開けてすぐの場所に飾る家庭も少なくありません。家の中に飾ってもおしゃれな雰囲気を楽しむことができるため、家族の好みにより飾る場所を検討しても良いでしょう。
喪中の場合は飾ってもよい?
喪中の場合、クリスマスリースを飾ってはいけないというきまりはありません。しかし、喪中の期間は祝いごとを避けるケースが多いでしょう。地域や家庭の考えによっては、クリスマスリースやクリスマスツリーの飾りを控える家庭もあります。
子どもにクリスマスの雰囲気を楽しんでもらうためにリースを飾りたい場合、あまり目立たせないようにしてはいかがでしょうか。小さなリースをカウンターに立てかけたり、折り紙などで手作りしたものを部屋に飾ったりと、子どもが楽しめる工夫をしてあげると良いですね。
クリスマスリース作りで親子の思い出を残そう
クリスマスリースの製作アイデアには、子どもでも挑戦できるものがたくさんあります。子どもの年齢や興味のあることに合わせて、ぴったりのアイデアを見つけてみましょう。クリスマスに向けて親子で折り紙やキットを使用してリースを作り、部屋を華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。
しかし、仕事や育児などで製作する時間が限られる方や、手作りが苦手なママも少なくありません。無理のない範囲で市販のリースにまつぼっくりやリボンを飾ったり、綿を使用して雪をあしらったりするだけでも素敵な思い出になりますよ。
子どもと簡単にできる製作アイデアを利用して、思い出に残るクリスマスリース作りができると良いですね。
※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。