【体験談】「サンタはいるの?」サンタクロースの正体を聞かれたら?子どもは何歳まで信じる?
いつかはやってくる子どものサンタの正体の疑問に、大人はどのように答えてあげるのが良いのでしょう。いずれは必ず通る道だと思って、事前に答えを準備しておく方も多いようですよ。今回は、サンタクロースの正体について、どのように答えたら良いのかをまとめました。
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目次
サンタクロースの正体を知ったのは何歳?
物心ついたときから子どもはサンタクロースを楽しみにしていますよね。自分が何歳までサンタを信じていたか、サンタの正体を知ったのはいつか…遠い昔の記憶で忘れてしまったという人もいるでしょう。子どもは平均で何歳くらいまでサンタさんの存在を信じているのでしょうか。
ある調査では平均8~10歳(小学校3~4年生)で正体を知ってしまうというケースが多いとのことでした。しかし育った環境や子どもの個々の性格にもよるので一概に何歳とは言い切れませんよね。
サンタの正体に気づいてしまった年齢については次のようにかなり年齢にばらつきがるようです。
小3のとき、親が早起きできず起きたときにプレゼントがありませんでした。なんとなくサンタクロースは両親なのではないかと感じていましたが…小3の時に確信しました。
小3か小4のときのことです。親から6歳下の妹への「サンタクロースのプレゼントは何がいいかな」と相談されました。薄々は気付いていたものの、親の口から聞いて衝撃を受けました。
中学1年生のときまでサンタクロースはいると信じていました。友達にいないと指摘されて気づきました。なんとなく残念でした。
小学5年生の息子がいますが、いまだにサンタクロースを信じています。小学校でサンタクロースはいないという話もあるのですが、自分の信念を曲げていないようです。少し心配な面がありつつも、サンタクロースのような夢のあることは信じていて良いかなと思っています。親としてもクリスマスのプレゼント選びが楽しみです。
サンタクロースの正体を聞かれたら?
サンタの由来を理解して、かみ砕いて説明しましょう
子どもに「サンタさんはいるの?」と急に質問されたら、なんと答えたら良いか戸惑ってしまいますよね。サンタの正体を聞かれたら、どのように答えたら良いのでしょうか。
下記のような例を参考にしてみましょう。
サンタクロースはいるけれども、世界中に子どもはたくさんいるよね。ママやパパにプレゼントを預けている場合があるみたいだよ。
サンタさんが直接プレゼントを持ってきてくれないからと言って、残念に思うことはないよ。プレゼントはサンタさんが子どもたちの願いを聞いて、一つひとつ選んでいるのだから。そして、それを枕元に置く人も、子どもたちが幸せな気持ちになりますようにとの願いを込めて置いているのだから。
サンタクロースは実在の人物をモデルとしたとされています。子どもにサンタの正体を質問される前に、パパやママがしっかりと理解できておくと説明しやすいでしょう。
子どもに問いかけてみる
子どもがある程度の年齢に達すると、まわりの子どもから「サンタはいないよ」といわれてしまうこともあります。もしも「サンタさんはいないの?」と聞かれたら、「〇〇ちゃんは、どう思う?」「サンタさんがいるかいないか、自分の気持ちはどう?」と、子どもに問いかけてみましょう。
子どもがどの程度知っていて、どこまで話せば理解できるのかを判断して、その子にあった回答をできると良いですね。
新聞社に問い合わせた子どものお話
発売日:1986年10月
著者/編集:フランシス・P.チャーチ, 中村妙子
出版社:偕成社
1897年、ニューヨークに住むヴァーニジアという8歳の少女が、ニューヨーク・サン新聞社に「サンタは本当に実在するのでしょうか?友人はサンタなんていないと言います」という手紙を投書をしました。そして、後日社説欄に新聞社からの返事が載せられました。
その回答が素晴らしいと称賛され、子どものみならず大人にも大きな感動を与えました。絵本「サンタクロースっているんでしょうか?」は、その一連のエピソードを絵本にしたものです。
サンタの正体をきかれたら、ぜひ、子どもと一緒に読んでみてくださいね。
サンタの存在を「Siri」「OKGoogle」「アレクサ」に聞く人も!
iphoneを持っていればSiri(シリ)に質問することができますよね。アンドロイドを使っていればOk Google に尋ねてみましょう。Amazonが展開するアレクサを利用してる人もいるかもしれません。
何度か質問すると、いくつかのパターンの答えをくれます。今まで知らなかったサンタクロースの由来や新しい説明など、思いもよらない発見があるかもしれませんね。
なんと米軍ではサンタクロースを追跡!
アメリカ軍とカナダ軍が共同で運営する統合防衛組織「北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD:ノーラッド)」では、毎年サンタクロースの追跡を行っており、2025年にはサンタクロース追跡70周年を迎えます。本来、ノーラッドとは、人工衛星や核ミサイルなどの監視をし、北米の防衛を担っている部門です。では、なぜノーラッドがサンタクロースの追跡を始めたのでしょう。
NORADの始まり
事の始まりは、当時大手スーパーのシアーズ・ロックが、「サンタに電話しよう」という広告を出したのがきっかけです。その広告に記載されていた電話番号が、実は間違ったものでした。間違って書かれた電話番号にひとりの少女が電話を掛けました…するとその通話先は、ノーラッドの前身機関であるCONAD(コーナッド)の司令長官ハリー・シャウプ大佐につながる番号だったのです。
なんと、このハリー・シャウプ大佐につながる電話は、旧ソ連から攻撃が合ったときに鳴る極秘のホットラインだったのです。
ハリー・シャウプ大佐は「こちらはハリー・シャウプ大佐です」と言いましたが返事がありません。「もしもし聞こえますか?」…ついに返事があったのですが、それは司令官からではなく小さな女の子のものでした。震える声で「あなた本当にサンタクロース?」と…。
機転を利かせサンタのふりをしたシャウプ大佐
震える少女の声に、シャウプ大佐は機転を利かせサンタのフリをしたそうです。その後も子ども達からの電話が鳴りやまず、シャウプ大佐は部下に子ども達の対応をするように命令しました。それからはシャウプ大佐が部下にサンタが北極から南に向かった形跡がないかレーダーで確認させるというのが伝統となり、その後も世界中のボランティア達の協力でサンタクロースの追跡が続いているそうです。
サンタの正体聞かれたら夢のある回答を
クリスマスは、子どもだけでなく大人にとっても年に一度の楽しみなイベントのひとつです。クリスマスイブには子どもたちはサンタクロースからのプレゼントを待ち望みにし、なかなか夜も寝付けなくなります。大人になっても子ども時代のクリスマスプレゼントは、とっておきの思い出ではないでしょうか。
いつか子どもも、サンタクロースの正体を疑う日が来るかもしれません。しかし、サンタクロースは夢があり、子どもにとって特別であることに違いはありません。サンタクロースの存在の答え方に正解はありません。しかし、子どもの疑問には、どこまでが嘘でどこまでが真実か区切りをつけるのではなく、子どもが思う素直な気持ちに親も対応してあげるのが良いのではないでしょうか。
※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。